ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

The Electric Prunes/The Electric Prunes


 ゴールデン・ウィークが始まりましたが,今年は前半と後半に分かれてしまったので,とりあえず前半は自宅に戻って,後半は山の中の町で過ごすことにしているフルカワです。職場でゴールデン・ウィークが前半と後半で分かれてしまったので,どこかで休暇を1日取って,ちょっと休暇を長めに取りましょうということで,来週の火曜日に休暇を取ったので,前半も4連休にしたこともあり,いつおより少し長めに自宅に滞在することにしましたです。
 さて,前回のブログをアップした後のフルカワの日常ですが,日曜日は結局,雨ということで,パナモリで走りに行くのはあっさり諦めて,昼ご飯を食べた後,傘をさしていつものネカフェに行きましたです。とりあえず,楠みちはるの“湾岸ミッドナイト”がもう少しで最終巻まで読み終わるので,最終巻まで読み,現在,連載中でコミックDAYSで読んでいるしげの秀一の“MFゴースト”を,コミックDAYSで読み始めたところまで読み,さて,次は何を読もうかな?と思っていると,今は亡きイブニングで連載していた森恒二の“創世のタイガ”が目に入り,移籍先でも連載しているようだしということで,読ませてもらいましたが,最初から読み直してみると,結構,面白かったので,まだ最後まで読み終えていないので,また雨の週末になったときにでも続きを読もうと思っています。
 月曜日からは仕事ということで,相変わらずジタバタしている間に週末になり,昨日は仕事が終わってから掃除と洗濯を済ませ,プレオに乗って出発しましたです。いつものように丸亀製麺で晩ごはんを食べることにしたのですが,期間限定メニューが新しくなってトマたまカレーうどんになっていたので,それを食べようかと思っていたら,店員さんから「豚汁うどんはなくなり次第終了なのでどうですか?」と勧められ,なくなり次第終了なら食べておくかということで豚汁うどんとおにぎりを美味しくいただきましたです。豚汁うどんは具材が豚汁というよりもちゃんぽんぽかったのですが,それはそれで美味しかったので問題なしということで。丸亀製麺を出た後は粛々とプレオを走らせ,いつものように自宅まで1時間のところにあるコンビニでトイレを借りて,いつものようにつまみとおやつと缶コーヒーを買って,缶コーヒーで一息入れた後,自宅までプレオを走らせましたです。
 今日はゆっくり目に起きて,朝ご飯を食べた後は,せっかく少し長めに自宅にいるんだから,冬の間,お世話になったドテラを洗濯して片付けようということで,ドテラを洗濯しつつ,ついでに愛用しているキャップも洗濯してから,スラックスをクリーニングに出しに行こうと思い,着替えて靴下を履こうと思ったら,なんてこったい!靴下を持って買えるのを忘れているではないですか。今回は,少し長めに自宅に居るので,タオルを1枚余分に持って帰ることには注意していたのですが,タオルの方に気を取られて,靴下を忘れてしまうなんて・・・と思いつつ,まぁなければ買うしかないかということで,取り急ぎコンビニへ行き,靴下2足お買い上げということで。自宅に戻り,靴下を履き,再度,スラックスをクリーニングに出しに行き,出していたスラックスとモッズコートを受け取り,引き落とし用の銀行口座に入金し,郵便局の通帳に未記入が多いので通帳記帳をするよう明細書に書かれていたので郵便局のATMで通帳記帳をしたところ,通帳記帳どころか通帳の更新までされてしまいましたです。通帳の更新が終わってからスーパーへ行き,昼ご飯の弁当とサラダを買って,晩酌用の発泡酒と焼酎と朝食用の野菜ジュースを買ったら,結構な量になってしまいましたが,更に帰り道でドラッグストアへ行き,トイレットペーパーを買ったところ,自分で買ったとはいえ,あまりの荷物の多さにうんざりしながら自宅まで戻らせてもらいましたです。
 自宅に戻り,カフェオレを飲みながら一息入れていると,昼になってしまったので,買って帰った弁当とサラダを美味しくいただき,いい加減,髪の毛が伸びて限界担っていたので,予約していた散髪屋へ髪を切りに行き,自宅に戻ってからブログネタを打っています。というか,本当に髪の毛が伸びて限界・・・という感じだったので,切ってもらってスッキリ!というのが正直な感想でしょうか。
 明日の天気は晴れで午後の降水確率は0%,最高気温は26度ということで,長袖Tシャツしか持って帰ってないんだけどなと思いつつ,ないものは仕方ないので何とか長袖Tシャツで過ごそうと思っています。夜は飲み会が入っていますしね。月曜日からは天気は悪いものの,まぁ,パナモリを持って帰っていないので雨が降っても問題なしということで,自宅でウダウダするか,プレオに乗るか,ネカフェに行ってマンガでも読むかの三択かなぁと思っています。

 フルカワの日常ネタはこの程度にして,今回からはThe Electric Prunesということで,1967年にリリースされたファーストアルバム“The Electric Prunes”を紹介したいと思います。ところで,The Electric Prunesというバンドですが,1965年に結成されたアメリカのガレージ,サイケデリック・ロック・バンドということで,1968年ころに解散したにも関わらず,レコード・プロデューサーが権利を所有するバンド名でリリースされるという訳のわからないことになったものの,なぜか1999年にオリジナル・メンバーの何人かが再結集し、レコーディングを再開し,現在はオリジナルメンバーはヴォーカルだけになったものの,バンドとしては時々演奏しているということで,やはり訳が分からないバンドだったりしますが,ガレージ,サイケデリック界隈はそんなもんなんですかねぇ。ちなみにこのアルバムの邦題ですが,なぜか“今夜は眠れない”となっています。多分,1曲目のタイトルから取ったのだと思いますが,なんでやねん!って感じですよね。
 1曲目の“I Had Too Much To Dream(Last Night)(Album Version)”という曲は,逆回転のようなグニョグニョした音で始まり,そこにつぶやくように唄うヴォーカルと,「サイケデリックといえばこれ!」みたいな音ですが,サイケデリックなのでこれでいいのだということで。でも唄われているメロディー自体は結構,ポップなんですよね。普通に演奏すればかなりポップだとは思うのですが,そうはならないところがサイケデリックなんでしょうね。
 2曲目の“Bangles”という曲は,(多分,コーラスで揺らしまくった)グニョグニョしたギターとファズを効かせまくったブーミーなギターが鳴る中,ヴォーカルが唄い始めるのですが,これまたポップなメロディーで,こういうスカスカかつブーミーかつグニョグニョした音でなければポップなのに,やはり,こういう音でなければいけないのね?と思ってしまいましたです。
 3曲目の“Onie”という曲は,やはりグニョグニョしたギターとつぶやくように唄いボーカルが奇跡的にマッチしています。ドラムとかベースも入ってはいるのですが,ギターとヴォーカルしか聴こえないようなミックスをしているものの,既に「これでいいのだ!」と思ってしまうフルカワだったりします。というか,ヴォーカルが唄っているメロディーラインは本当,いい感じなんですよね。
 4曲目の“Are You Lovin' Me More(But Enjoying It Less)”という曲は,ベースとドラムがしっかりとビートを刻み,それに乗ってヴォーカルが唄っているのですが,あれ?ほかの楽器は?と思っていると,チープなオルガンが鳴らされ,このチープな音がいいじゃないと思っていると,出番は少ないもののエンディングでもちょっとだけ弾かれていい味を出しています。
 5曲目の“Train for Tomorrow”という曲は,ドラムで始まり,そこにほんのりとギターが鳴らされ,深めのエコーがかけられたヴォーカルが唄い始めるですが,バンドの音よりも「チェッ!」というコーラスなのか何なのか分からないものが目立っていますが,あえてこういうミックスをしているんでしょうね。ヴォーカルが唄わなくなると,結構,いい感じの演奏をしているのですが,片チャンからしか音が出ていないのが残念です。まぁ1967年リリースなので,マルチトラックのチャンネル数も多くはないでしょうしね。
 6曲目の“Sold to the Highest Bidder”という曲は,硬めの音のトレモロ奏法をしているギターが印象的です。ヴォーカルはセンターでトレモロ奏法をしているギターが片チャンで,それ以外のバンドの音が反対側の片チャンから音が出ているので,これはもう録音機材の限界なんだなぁと思ってしまいました。
 7曲目の“Get Me to the World on Time”という曲は,ノイズっぽく始まり,そこに結構,シャウトするヴォーカルが入ってくるので,これはなんだろうと思いつつ,モコモコした音の塊の中でヴォーカルだけは結構クリアに唄っていて,時折,ベースと思われる音がセンターから出てきたりして,いったいどういうレコーディングをしているの?と思ってしまいました。
 8曲目の“About a Quarter to Nine”という曲は,エレクトリックギターをバックにヴォーカルが唄い始めるのですが,ダブリングをしているので,チャンネルを使っているから鳴っているのはギターだけなのかな?と思ったり。とはいえ,反対側のチャンネルにはバンドの音らしきものは入っていますし,時折,トランペットも吹かれていたりと,不思議な音になっています。
 9曲目の“The King Is in the Counting House”という曲は,ヴォーカルとハープシコードのようなキーボードで始まり,可愛らしいメロディーを唄っているなぁと思っていると,そこにストリングスが入ってくるので,気分はクラシックだなぁと思いながら,朗々と唄っているヴォーカルの唄を楽しませてもらいました。
 10曲目の“Luvin'”という曲は,ベースで始まり,そこにドラムとギターが入ってきて,初めてまともなバンドらしい音の曲になっているじゃないの!と思っていると,深めのエコーを掛けたヴォーカルが唄ってくれるのですが,深めのエコー加減がサイケデリックだねぇと思ったり。
 11曲目の“Try Me on for Size”という曲は,ドラムがしっかりとビートを刻みながら,ファズとエコーで壁のような音を出しているギターにヴォーカルはシャウトしまくりでここまで来て,やっとロックバンドらしい音を聴かせてくれるじゃないのと思いつつ,シロフォンが途中からリフを叩き出したりと,一筋縄ではいかないのが,このバンドの良いところなんでしょうね。
 ラストナンバーの“The Toonerville Trolley”という曲は,ミュートトランペットで始まり,どう考えてもジャズなリズムでドラムがリズムを作り,そこにデキシーランドジャズだよねぇといった感じのピアノが弾かれ,何でもありだなぁと思いつつ,最後にこういう曲を入れてくるところは戦略的なのか単に無邪気なのか分かりませんが,個人的にはこの何でもありな感じがいいねぇと思ってしまいました。
 アルバム1枚を通して聴いてみて,アイディアはあるんだろうけど,1967年ということで録音機材がまだまだなところもあって,音的には今ひとつなところもあるのですが,それでもアイディアは全部詰め込んでやるという心意気がやっぱりファーストアルバムだなぁと思ってしまいました。特にラストナンバーでデキシーランドジャズっぽい曲を入れてくるところなんて,本当に凄いなぁと思ってしまいました。

 前回,連休を待たずして,山の中の町で使っているノートパソコンのリセット作業をしたと書きましたが,なぜかまた調子が悪くなり,デバイスエラーは出るわ,いきなりBoot画面が立ち上がるわで,これはどうしようもないということで,火曜日に早めに山の中の町に戻るので,再度のリセット作業をしようと思っています。これでもデバイスエラーを繰り返すようであれば,SSDの故障も視野に入れたほうがいいんでしょうけど,できればそれは避けたいなぁと思っているフルカワです。
 しかし,よく分からないのは,デバイスエラーが出て,再起動をするのですが,うまく起動した後はデバイスエラーが出ることはなく,比較的安定して使えているんですよね。要は安定していないのは起動した直後だけということなので,多分,うまくOSを読み込めていない(もしくはOSの一部が破損している。)のだろうと思うので,リセットすればある程度は修復されるのではないかと思うんですけどね。それでもだめなら修理に出すのを視野に入れることになりますが,修理に出したら,アンドロイドタブレットで当面は凌ぐしかないかな?と思っています。とはいえ,山の中の町でのフルカワの日常生活用品なので,リセットをして,安定してくれるといいなぁと思っています。