ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

東京オオカミ/頭脳警察


 あ~もう3月になってしまったではないか!とはいえ,午前中は雪がチラついたりして,まだまだ春は遠いなぁという感じですが,ドテラを着れば何とかオイルヒーターなしでも過ごせているので,真冬は過ぎたのではないかと思っているフルカワです。
 さて,前回のブログをアップした後のフルカワの日常ですが,日曜日は,朝,起きたときは夜のうちに降った雨が路面を濡らしていて,路面が乾かないとパナモリで走りに行けないなぁと思いながら朝食を食べ,一息入れてというか,あんまり早くから掃除をするのも気が引けるので,少しウダウダした後に部屋の掃除をし,外の様子を見るついでにドラッグストアに買い物に行ったところ,良い天気で路面も乾いており,これはパナモリで走りに行ける,この間のリベンジだ!と思ってしまいましたが,悩ましいのはウェアで,暖かそうなので,CWU-45Pを着ずにドラッグストアに行ったのですが全く問題がなかったんですよね。とはいえ,間違いなく曇りになると寒くなるので,まだ冬仕様の方が良いかな?ということで,昼ご飯を食べてから冬仕様(ユニクロドライメッシュ長袖Tシャツに腹巻きをしてから裏起毛ジャージに裏起毛タイツ。手はインナーグローブにウインターグローブ。足はウインターソックスに足用の使い捨てカイロ)でパナモリで前回のリベンジとして海岸線平地メインコースを走りに行きましたです。冬仕様なので最初は天気も良く暑いかな?と思いましたが,山かげに入るとそんなに暖かくないので,冬仕様で問題なしということで。この日は少し風が強いかな?と思いつつも,往路は追い風っぽいので問題なしということで,楽しく走り,前回,パンクした砂利はきっちり回避させてもらい(というか,砂利の中に赤錆の浮いた金属片がたくさん見えたので,二度と砂利を踏まないことを誓ったフルカワです。),いつもどおり最後の峠を上ったところでUターンし,コンビニがあるところまで戻らせてもらいましたです。コンビニに到着したので,トイレを借りた後,今日はやっぱり紙パックのカフェオレにクリームパンだよねということで,紙パックのカフェオレとクリームデニッシュを買って,この甘さが染みるねぇと思いながら美味しくいただきましたです。復路は少し向かい風気味かな?と思いながら走っていたのですが,海岸線を走っているうちはまだ良かった。山の中の町へ向かって走り始めると,山から吹き下ろしてくる感じでめちゃ強い風が吹いていて,はっきり言って全く走らない状態で,そんな状態なのに峠もあるよということで,泣きたい気持ちになりながら峠を上り,さぁ,下りメインなので少しは足が休めるかな?と思ったら,向かい風で全く足を休めることができなくて,普段は峠を超えて下りメインを走るときは上ハンを握って足を休めながらボチボチ走るのですが,とても上ハンを握ってボチボチなんて無理なので,下ハンを握ってしっかり走らせてもらいましたです。吹きっさらしの山の道から住宅がちらほら建っているところに入ると,風を防ぐものが多少はあるので,少しはいい感じでアパートまで走らせてもらいましたです。復路の向かい風で結構疲れましたが,無事戻って来れましたし,服を着替え,一息入れてから飲んだカフェオレが染みるくらい美味しかったので,まぁ良かったのではないかと。
 月曜日からは仕事ということで,いつもどおりジタバタしていたわけですが,今週はいつもとちょっと違っていて,月曜日は仕事が終わってから,新型コロナウイルスが流行りだして自粛していた職場での会食が再開ということで行ってきましたです。フルカワは新型コロナウイルスが感染法への5類になってからはマスクはほぼ着けていないのですが,職場の中ではまだまだ着けている人が多く,あまり素顔を見ることもないのですが,ビールを飲みながらマスクを外した同僚と楽しく話をさせてもらいましたです。そんなこんなで会食があったり出張があったりジタバタしたりとしているうちに週末になり,昨日は仕事を終えてからアパートに戻り,洗濯と掃除を済ませ,カバンに荷物を詰めて,プレオに乗って自宅に戻ってきましたです。晩御飯はいつものとおり通り道の丸亀製麺で食べてから帰ろうと思っていたのですが,遠目に何か駐車場に自動車が多いなぁと思いつつ,そうだ,今日は1日だから「うどんの日」なので客が多いんだということで,これは丸亀製麺で晩ごはんを食べるのはやめようということで通過し,通過するときにプレオの窓越しに店内を見てみると案の定,並んでいる客でごった返していたので,行かなくて良かったと思いましたです。そうすると,1時間くらい走ったところにある松屋で晩ごはんにしようということでプレオを走らせ,松屋で期間限定のシャリアピンソースハンバーグ定食を美味しくいただきましたです。晩ごはんを食べた後は粛々とプレオを走らせ,山の中で気温が3度とかになっていて,結構寒いねと思いながら平地へ出て,いつものように残り1時間のところにあるコンビニでトイレ休憩&買い物をしてコーヒーで一息入れてから自宅まで戻らせてもらいましたです。
 今日はゆっくり起きてから朝ごはんを食べ,自宅でウダウダした後,歯医者に行き,新しい詰め物を歯に詰めてもらって治療は無事完了ということになりましたが,歯石もどこかのタイミングで取っておいた方がいいねということだったので,こうなれば一気にやっておこうということで,2週間後に予約を入れさせてもらいましたです。しかし不思議なもので,歯の詰め物が取れていたときは,取れていたところに食べた物が詰まるのは分かるのですが,その反対側にも食べた物が詰まっていたのですが,今回の治療で治療したところだけでなく,その反対側も食べた物が詰まらなくなったので不思議だなぁというか,詰めた分だけ全体的に歯が押されているのかなぁと思ってもみたりもしましたが,何にせよ歯に食べ物が詰まらないのは良いことなので問題なしということで。歯医者から自宅に戻る途中にスーパーによって昼ご飯の弁当とかを買って,昼ご飯を食べた後,ブログネタを打っています。散髪屋の予約が取れているので,ブログネタを打った後,髪を切りに行こうと思っています。
 明日は,自宅のある街はくもり,朝晩晴れ,所により明け方から昼前雪か雨で午後の降水確率は20%で最高気温は12度の予報なのですが,山の中の町はくもり,朝一時雪か雨,所により明け方から夜のはじめ頃雷を伴うで午後の降水確率は30%で最高気温が12度の予報なので,多分,雨がの降ったりやんだりする中,プレオで走らせてもらおうかと思っていますです。 

フルカワの日常ネタはこの程度にして,今回も頭脳警察ということで。というか,スタジオ作品としては最後になる2024年2月リリースの“東京オオカミ”を紹介したいと思います。PANTAの体調が良いときにヴォーカルだけは録り終え,パンタが亡くなった2023年7月以降もパーカッションのTOSHI,ギターの澤竜次,ベースの宮田岳,キーボードのおおくぼけい,ドラムの樋口素之助,サックスの竹内理恵,スペシャルゲストとしてマリアンヌ東雲が参加ということで,4400円と今どきのCDとしては非常に高いのですが,PANTAへの最後のお布施だ!ということで買わせてもらいました。
 1曲目の“東京オオカミ”という曲はいきなり1曲目からタイトルナンバーで,ハードなギターカッティングから始まり,バンドな音もハードなまま突っ走り,療養中のPANTAが果たしてこの音に対峙できるのか?と思っていると,全くバンドの音に敗けていないPANTAのシャウトを聴いていると,本当に亡くなってしまったんですか?と思ってしまいました。荒っぽいというかむき出しの音のミックスになっているのですが,初期の頭脳警察の音を思い出してしまいました。
 2曲目の“タンゴ・グラチア”という曲は,サックスで静かに始まり,そこにピアノが静かに入ってきて,いきなりバンドの音になってタイトルどおりタンゴのリズムになるのですが,タンゴのリズムに乗って唄うPANTAがカッコいいです。というか,1曲目のであれだけハードな音を出していたバンドが,こんな音を出せるだなんてとんでもないよねぇと思ってしまいました。この曲では曲の始めからそうですが,サックスが曲のキーパーソンになっていてカッコよいです。ちょっとジャズ歌謡みたいな音のところもありますが,PANTAの世代からすればジャズ歌謡もありじゃんねぇと思ってしまいました。
 3曲目の“RUNNING IN 6DAYS”という曲は,荒っぽいハイハットの音から始まって,そのままバンドの音になるのですが,PANTAのボーカル録りが間に合わずリハーサル音源を利用した一発録りの音になっていますが,それがまた雰囲気を出しているというか頭脳警察らしいというか。なんかバンドの音を聴きながら,体を揺らしてシャウトしているPANTAが目に浮かんでしまいまいした。スタジオで一発録りした音なので,もちろん音の分離は良くないのですが,それでもおおくぼけいのキーボードがハードな演奏をしているなぁとか,竹内理恵のサックスがいい感じで入っているなぁと思いながら聴かせてもらいました。
 4曲目の“雨ざらしの文明”という曲は,ちょっとフォーク・ロックっぽい感じで始まり,PANTAがゆったりと唄い始めるのですが,あぁフォーキーなPANTAのメロディーだねぇと思わせてくれる曲になっています。間奏でギターがソロを弾くのですが,これが何となく“雨ざらしの文明”をイメージさせる(私にとって)感じのメロディーラインでめちゃいい感じです。最後にPANTAが「紙切れは焼いてしまえばいいのにさ。幸せはあなたの心の中に。」と唄うのですが,なんか沁みるねぇと思ってしまいました。
 5曲目の“ソンムの原に”という曲は,ベースで始まり,そこに軽やかなバンドの音が乗っかっていて,これまたフォーキーな感じで,初期頭脳警察っぽい曲だなぁと思ってしまいました。曲自体は第一次世界大戦の最大の会戦である“ソンムの戦い”からインスパイアされているのだと思いますが,それをこんな軽やかに唄ってしまえるのはPANTAならではだと思ってしまいました。最後に「ソンムの原に咲く花は,虹を背にして虫の羽音にそっと雨露を落とす。」という歌詞には詩人としてのPANTAの深さを感じてしまいました。
 6曲目の“ドライブ”という曲は,ミドルテンポのロックなのですが,車好きのPANTAらしい曲になるのかな?と思っていると,ちょっと投げやりにPANTAが唄いだし,サビでは「走る,走り続けるドライブ。走る,走り続けるドライブ。壊れぬように,はぐれぬように,どこかで転んでおけば良かったのさ。」と唄っているので,これまでの平坦でなかった人生をドライブに見立ててるんだなと思いました。曲の終盤でToshiがパーカッションを叩きまくり,澤竜次がギターを弾きまくっているのですが,これがまたカッコいいです。
 7曲目の“風の向こうに”という曲は,ファンクっぽいリフのギターで始まり,でも決してファンクにはならず,PANTAがちょっとクールに唄を聴かせてくれ,アコースティックギターがハードなカッティングを聴かせてくれるとギターは思いっきりソロを弾きまくり,その後にPANTAのクールな唄を聴いていると,これまた何となく初期の頭脳警察を思い出してしまったフルカワでございます。
 8曲目の“宝石箱”という曲は,静かな曲かと思いきや,PANTAお得意のスローなテンポの曲で,シンプルな8ビートに乗って「泥にまみれた宝石箱を,時空を超えた宝石箱を人はただのクズという。歴史に傷を負わせても,俺の宝は守り抜く。」と唄い,「本当は分かりきってるくせに,まやかしの価値を認めてる。とりあえず満足してるフリしてる。」と唄い,そして最後に「オマエの宝は何なんだ。」と問いかけるのですが,多分,PANTAと同時代を生きた全く総括できない全共闘世代に対して投げかけてるんじゃないかと思ってしまいました(PANTA重信房子のシンパであることは有名ですし。)。PANTAは唄を通じてあの時代を総括し,自分の生き様を「俺の宝」と明言しているのに対し,あんたはどうなんだと。しかし,それに打ち返そうにもPANTAが亡くなってしまったので,自問自答するしかないですよね。
 9曲目の“海を渡る蝶”という曲は,ジャジーっぽいドラムから始まったと思ったら,まさにジャズ歌謡なアレンジに乗ってPANTAが唄い出すのですが,こういう音にもPANTAの声は合うねぇと思ってしまいました。途中でマリアンヌ東雲の語りが入るのですが,これがめちゃいい感じです。いわゆる小劇場系好きなPANTAの趣味が溢れているような曲だなぁと思ってしまいました。
 10曲目の“時代はサーカスの象に乗って”という曲は,小劇場系の流れというか,寺山修司作品なのですが,結構,前にリリースされたフォーキーなこの曲を改めてこのアルバムに入れることの意味を考えてみたのですが,多分,最初の「どこからでもやり直しはできるだろう。オマエはオマエ自身が作り出した一遍の物語の主人公だから。」という言葉に尽きるのではないかと思ってしまいました。PANTAも私も「オマエはオマエが作り出した一遍の物語」の中で生きていくしかないんだろうなぁと思ってしまいました。 
 11曲目の“冬の七夕”という曲は,ピアノで静かに始まり,ピアノだけをバックにPANTAが唄うのですが,唄とピアノが寄り添い合っていて,めちゃいい感じだなぁと思いました。そこにサックスとアコースティックギターが入ってくるのですが,これもまたPANTAの唄にそっと寄り添う感じの演奏をしてくれ,1コーラス目が終わるとドラムとベースが入ってくるのですが,これまでの雰囲気を全く壊さない感じで素晴らしい演奏になっています。というか,ハードな唄だけでなく,こんなに思いっきり叙情的な唄もどうしてPANTAには似合うんでしょうかねぇとシミジミ思ってしまいました。
 ラストナンバーの“絶景かな”という曲は,エレクトリックギターのザックリとしたカッティングから始まり,そこにバンドの音がなだれ込み,PANTAが静かに「今,君といる。ただそれだけ。いつのまにかここにいる。疑うものは何もない。嘘だって今は笑えるさ。」唄い始めると,あぁ,PANTAとお別れなんだと思ってしまいました。「ただ,君と見ている未来,絶景かな。」とサビで唄うのですが,私とすれば,ここまでの人生を振り返ったPANTAは「絶景かな。」と思ったのではないかと。そういう意味では,私もこれまでの人生を振り返って,少しは絶景かなと言えるようにならなきゃねと思ってしまいましたです。
 でも,なんだかんだ言って,頭脳警察のアルバムってほとんど揃えてしまったなぁと。正直,私が音楽を聴き出したときには,既に自称「東京ローカルバンド」PANTA&HALで頭脳警察なんて手に入れることはできませんでしたし,その後の再発でも頭脳警察1はなかなか再発されませんでしたし。時代が流れ,自分も歳を取り,ある程度,お金が自由になるようになって,ここで買わなきゃもう買えないかも?と思って,勢いで買っってしまったことも懐かしい思い出だったりします。

 愛用しているツールボトルなのですが,ファスナーの動きも硬いし,ぼちぼち買い替えた方がいいかなぁと思いつつ,気に入ったデザイン(基本的には黒を基調としつつ,差し色でパナモリと同じ赤が入っているもの。)がないしなぁと思っていると,R250という国内ブランドがカーボン柄でファスナーのところが赤のラインになっているツールボトルを出していて,しかも2000円程度ということで,これは買うしかないということでカートにインしましたです。届いたのでこれまで使っていたツールボトルから中身を取り出して入れ替えたところ,少し余裕を持って収まったので良かったです。しかも,これまで使っていたツールボトルはファスナーの紐がブラブラしていて,ちょっと邪魔だなと思っていたのですが,新しいツールボトルはファスナーの紐を固定できるのもポイントが高いです。使わないに越したことはないグッズではありますが,とはいえちょっと便利になれば,それはそれでいい感じですよねということで。
 そういえば,ヘルメットももう3年目だよねということで,Amazonの購入履歴で確認してみると3年前の4月に買っていたので,それなら来月,新しいのを買わないといけないなぁと思っています。またGIROのヘルメットを買おうと思っていますので,Amazonで調べて,気に入ったデザインの奴を買おうと思っていますです。