ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

誕生/頭脳警察


 今週は単身赴任先でマッタリしているフルカワでございます。というよりも,ここ2回,週末が全くマッタリしていなかったので,本当によく考えなくても久しぶりにマッタリしている週末でホッとしていますです。マンションの管理組合の理事会に出るために自宅に戻り,単身赴任先へ戻ったと思ったら,日曜日に急に夜勤をやらなくてはいけなくなったり,自宅へ戻る週だというのに午後8時30分まで残業になったあげく,土曜日は電車に乗って葬儀に参列したりとバタバタの週末が続いたので,単身赴任先のアパートでノンビリとキーボードを打ちながらブログネタを考えていると,あぁ休日だねぇという感じでございます。
 前回のブログをアップした後のフルカワの日常ですが,土曜日はブログをアップした後,電車に乗って葬儀に向かいましたが,葬儀が行われる場所が田舎の方なので,昼ご飯を食べる所もないでしょうし,午後1時に電車が到着したら同僚が自動車で迎えに来てくれるということで,電車を降りてからご飯を食べるのは無理だろうということで,電車に乗る前にコンビニで昼ご飯のサンドウィッチ等を買い込み,電車に乗り,途中で電車野中がガラガラになったころを見計らって昼ご飯を食べ,駅に着いたらタバコでも吸おうかなぁと思っていると,改札で同僚が待っていてくれたので,そのまま自動車で葬儀場所へ行き,葬儀へ出席し,葬儀が終わると同僚が駅まで送ってくれたのですが,なんと駅へ着くまでに帰りの電車が出発してしまいましたです。とはいえ,電車を待つのは慣れているので,トイレに行ったり,タバコを吸ったりしながら時間を30分程度潰し,電車に乗って自宅へ着いたのは午後5時過ぎでした。これなら礼服とかをクリーニングに出してから銀行周りができるなということで,コーヒーを1杯飲んで一息ついてから,礼服とかをクリーニング屋へ持っていき,銀行周りを終えて自宅に戻れば,もう午後6時過ぎでしたので,メールのチェック等を済ませて,晩御飯を食べて,いっぱい飲んでいたら,もう寝る時間になってしまいました。というよりか,前日(というよりも当日ですが・・・)は午後2時過ぎに寝て,いつもどおり午前8時過ぎには起きたので,正直,眠たかったので,サッサと寝させてもらいましたです。日曜日は午前中は自宅の掃除をし,昼ご飯を食べ,午後からはプレオに乗って単身赴任先へまた戻らせてもらいましたです。月曜日は正直,体がしんどかったので,早めに仕事を切り上げて帰りたかったのですが,上司から「フルカワさん,この件がケリが着くまで待機ね。」とニコヤカに言われてしまい,結局,午後8時過ぎまで仕事をさせてもらいましたです。火曜日こそは早く帰るぞということで,黙々と仕事をこなし,その日の仕事がイイ感じで片付いたので,午後6時過ぎには職場を後にさせてもらいましたです。水曜日は定時退勤日ですので,仕事を粛々とこなし,午後6時過ぎには帰宅し,アパートでマッタリとさせてもらいましたです。木曜日は仕事が思ったよりも進まなかったので頑張らせてもらいましたが,午後8時には何とか職場を後にし,アマゾンからCDが届いているので,コンビニで受け取ってから帰らせてもらいましたです。金曜日は,ちょっとイイ感じで仕事が流れたので,これは久しぶりに休暇を取って,今日もアマゾンからCDが届いているので,アパートでリッピングとかしようかなぁと思っていたのですが,急に仕事がなだれ込んできて,結局,職場を後にできたのは午後7時30分でしたが,翌日は休みだからということで,晩御飯を食べてからアマゾンで買ったCD3枚をリッピングさせてもらいましたです。
 今日は,いつもどおり午前8時過ぎには起き,朝ごはんを食べてからリッピングした曲をプレイヤーに転送し,ワイシャツにアイロンをかけ,掃除と洗濯を済ませてから午前中の買い物へ行き,昼ご飯を食べてからプレオに乗って1週間分の食材を買い込み,アパートに戻って,ブログネタを打っていますです。今日はどんよりとした天気なのですが,明日は予報では晴れ朝晩くもりで降水確率は午後6時まで0パーセントのうえ,最低気温が10度,最高気温は20度というパナモリで走るには絶好の天気なので,天気予報が外れることがなければパナモリで走りに行きたいなぁと思っていますです。前回は急に夜勤が入ってしまったので,2時間ちょっとしか走っていないですしね。明日はのんびり4時間ぐらい走りたいなぁと思っていますが,果たして天気予報は当たるのか?ってとこですね。

 フルカワの日常ネタはこの程度にして,今回も頭脳警察を紹介したいと思います。今回は1973年4月にリリースされた“誕生”を紹介させてもらいます。前作,“頭脳警察3”で曲のバラエティは増えたものの,こんなにリズムが変わってはやってられないということでトシが一時脱退してしまうのですが,ストレートな曲もあれば,そうでない曲もあったりと,PANTAの引き出しの多さと混沌を反映したアルバムになっています。
 1曲目の“無冠の帝王”という曲は,アコースティックギターのカッティングで始まったと思ったら,ドカンとバンドの音になるのですが,ストレートなロックンロールというよりも,ちょっと屈折した印象を受ける音になっていますが,それでもPANTAが「そんな俺を人は無冠の帝王と呼ぶのさ!」とシャウトすれば,やっぱりカッコイイねぇと思ってしまいます。また,各楽器の音がきちんと録音されていて,それがきっちりアレンジされているところ(特にアコースティックギターのカッティングの音を間奏では中心に使っているところ。)はカッコ良いねと思いました。
 2曲目の“悲しみにつつまれて”という曲は,イントロからして非常にフォーキーな感じで,歌詞も非常に叙情的です。PANTAがソロになってからスイート路線を取ったとき,ファンから不買運動が起こりましたが,そもそも,こういう叙情的というか内向的な路線は最初からあったんだよねぇと思ってしまえるような曲です。まぁ,タイトルからして叙情的ですもんねぇ。というか,人間,過激なだけじゃあやってられねえよというか,いつも怒っていられるわけはないですもんね。
 3曲目の“詩人の末路”という曲は,ピアノとアコースティックギターとピアノで始まる静かな曲なのですが,観念的であるながら,映像が見えてくるような歌詞になっています。「さあ唄え,君の唄を。今叫べ,君の末路を。明日は君の狂わせた鳩が飛び立って行くのだから。」なんて歌詞は凄いなぁと思ってしまいました。間奏から入っているストリングスやホーン,それから女性コーラスもイイ感じに盛り上げてくれます。
 4曲目の“あなた方の心の中に黒く色どられていない処があったらすぐ電話をして下さい”という曲は,変拍子っぽいリズムで始まり,不条理演劇っぽい歌詞が時代を感じさせますが,シーンが切り替わるところで,リズムもガラッと変わってしまいますが,それがきちんと1曲に収まっているところが凄いですね。というか,この時代にこんな長いタイトルにするのは凄いなぁと。ラジオだとタイトル紹介に困るんじゃないかなぁと思ったりもしますが,そもそもラジオでかけられることを想定していないんでしょうね。
 5曲目の“もうあきた”という曲は,タイトルからしてハードな曲かと思いきや,どちらかといえばフワフワした感じの曲でアレンジになっています。PANTAが少し投げやりに「どうせこんな奴なんだ」と唄うところは,なんだかよく分かりませんが,妙に説得力があって素敵です。間奏のポワポワしたキーボードの音もフワフワしたアレンジに合っていて面白いなぁと思ってしまいました。
 6曲目の“鹿鳴館のセレナーデ”という曲は,70年代歌謡曲っぽいメロディーラインで夜の鹿鳴館の舞踏会を唄うという,それまでの頭脳警察からすれば許されないと思われるようなブルジョアな歌詞となっています。しかも,しっとりと唄うPANTAのバックではハープシコードも鳴っていたり,間奏ではクラシックがいきなり挟み込まれたりとか,これはこれで面白いのでは?と思わせてくれる構成になっています。
 7曲目の“やけっぱちのルンバ”という曲は,はい,タイトルどおりやけっぱちなロックンロールです。やっと,7曲目でロックンロールが来たねぇと思いつつ,ここまでしっとりした曲が多かったから,こんなにカッコイイのかなぁと。しかし,ロックンロールとはいえ,バンド以外の音を取り入れ,アレンジは結構凝っています。しかし,『やけっぱちやけルンバ!」って歌詞は最高だね!と思ってしまったフルカワです。
 8曲目の“メカニカル・ドールの悲劇”という曲は,静かな曲かと思ったら,これまたストレートなロックンロールで,しかも非常に短い。個人的にはこの曲の発展系がPANTA&HALのときにリリースされた“ルイーズ”になるのかなぁと思ってもみたり。
 9曲目の“心の落ちつき失せて”という曲は,ストリングスとPANTAのヴォーカルだけで静かに始まり,歌詞は非常に叙情的というか内向的というか,言い回しも敢えて古い言い回しを使っているんじゃないかなぁと思ったりもしますが,それが非常に曲の感じに合っているなぁと思いましたです。というか,やっぱりこの曲は音の中心として鳴っているストリングスが素晴らしいです。というか,PANTAの声とメロディーがこんなにストリングスと相性が良いとは思いませんでしたです。
 ラストナンバーの“破滅への招待”という曲は,タイトルはおどろおどろしいのですが,曲はポップでフンワカしたアレンジに乗って,パンタが軽やかに唄っています。というか,この曲がラストナンバーで良いのか?という感じの軽い曲なのですが,次のアルバムへの布石ということなんでしょうかね。
 前作の“頭脳警察3”も全体的な音の雰囲気を変えて来たなぁと思いましたが,このアルバムでは1曲1曲の雰囲気を変えてきているねぇという感じで,だからそこアルバムタイトルが“誕生”なのかと。これまでの頭脳警察のパブリックイメージをいったん捨てて,こういう頭脳警察もありまっせということなんでしょうかねと思いましたが,これのアルバムをリアルタイムで聴いた人はかなりの落差に驚いたというか,当時の言葉で言うなら「頭脳警察が転向してしまった。」と感じてしまったのではないかと思ったりもしましたです。

 ところで3月になってしまい,今日は3月3日ということで,ひな祭りということですが,単身赴任中のフルカワには関係ないねという感じではあるものの,そうは言っても日々暖かくなっていくのは助かりますね。冬の間はユニクロのフリースルームシューズがなければ過ごすことができませんでしたし,エアコンの温度設定は25度にしていましたが,今週からユニクロのフリースルームシューズがなくても裸足でアパートで過ごせるので非常に楽ですし,エアコンの温度設定も20度で大丈夫なので,電気代も少し安くなるのではないかと思ってしますです。あとは部屋の中で存在感を主張している物干し竿をベランダに出せればなぁと思っていますが,それは多分,4月にならないと無理かなぁと思っていますです。とはいえ,日々暖かくなっているとはいえ三寒四温な時期ですので,体調を崩さないようにしないとねとは思っていますです。
 4月が近づくということは,そろそろ空き部屋になっている隣の部屋にも誰かが入ってくるのかなぁと思いつつ,ネットで不動産情報を調べてみたところ,まだ空室のままになっているので,ひょっとしたら4月になっても空室のままかも?と少し期待してみたり。しかも,なんと私の部屋の下の部屋も賃貸可能になっていたので,そうすると,4月からはうまくいけば,隣も下も空室ということですか?だからといって,無茶苦茶な生活をする予定はないのですが(単身赴任のオッサンですので。),あまり音に神経質にならなくても生活できるのは楽ですしねぇ。今は下の部屋に人が住んでいるので,洗濯にしても掃除にしても午前10時を過ぎるまでは待っていますし,洗濯も午後10時までには終わらせるようにしていますが,下の部屋に人がいなければ,もう少し早かったり遅かったりしても問題なしだよねぇと思っていますので,アパートのオーナーには悪いのですが,個人的には非常にありがたかったりするんですけどね。