ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

悪たれ小僧/頭脳警察


 今週は単身赴任先のアパートでマッタリしているフルカワでございます。3月も中旬になり,すっかり春めいた感じになってきて,エアコンを入れないでも生活できる日があったりして,本当の助かっています。鼻炎の方もすっかり落ち着いたので,少し痰が絡むようなことはありますが,鼻炎薬を飲むこともなく,イイ感じで日々を過ごしていますです。
 さて,前回のブログをアップした後のフルカワの日常ですが,日曜日は朝はノンビリと起きて,自宅の掃除をし,プレオのガソリンを注ぎに行った後は特にやることもないので,とりあえずウダウダと過ごし,昼ご飯を食べてちょっと一休みしてからプレオに乗って単身赴任先へプレオで戻らせてもらいましたです。月曜日からは仕事ですが,年度末モードの忙しい職場でバタバタと仕事をしていると,あっという間に午後8時になってしまいましたです。火曜日からは各営業所の担当者を集めて,次年度の打ち合わせのための会議があり,あっという間に1日が終わってしまい,しかも送別会を兼ねた懇親会があったので,それに出ないわけにも行かず,とはいえ,出れば出たで楽しく飲ませてもらうんですけどね。しかし,今回,行った店で驚いたのは,いつものようにビールを飲んだ後,焼酎のロックを頼んだのですが,水割りのような大きなコップで出てきたので,これはロックと間違えられちゃたかなぁと思ったのですが,飲んでみてびっくり。なんとロックではありませんか。こんなに大きなコップになみなみと焼酎が注がれているのって初めてでした(家で飲むときは同じようなもんですけど・・・)が,中身に変わりがなければ問題なしということで,美味しく飲酒をしていると,ゴキゲンに酔っ払ってしまいましたです。で,酔っ払っているもんだから,帰りにコンビニに寄って缶チューハイカップラーメンを買って帰り,風呂に入ってから,カップラーメンを食べながら缶チューハイを飲むという,非常に体に良くないことをしてしまいましたが,たまのことですし,まぁ美味しかったしいいか!ということで。水曜日も引き続き会議で,しかも定時退勤日ということで,机の上に山積みにされた仕事をそのままロッカーに片付けさせてもらい,そそくさとアパートへ帰らせてもらいましたです。まぁ,前日のアルコールが朝,少し残っていたようなので,どうせ遅くまで仕事をしても能率が上がらないでしょうから,さっさと帰って正解ということでしょうか。木曜日はその反動で,はい,午後9時までかかって,何とか溜まった仕事を片付けさせてもらいましたです。正直ヘロヘロになってしまいましたが,まぁ溜まっていた仕事が片付いたので,良かった良かったということで。金曜日は特にトラブルが発生することなく,淡々と仕事をさせてもらったので,結構早めに仕事が片付いたのと,前日遅くなったこともありそろそろ目が限界という感じになったので,午後6時30分には職場を後にし,アパートでマッタリしながら過ごさせてもらいましたです。
 今日は朝ごはんを食べた後は,そろそろ暖かくなったし,天気も良いので,部屋の中にかけておいた物干し竿をベランダに出しても良いのでは?ということで,久しぶりに部屋の中から物干し竿を撤去させてもらいましたです。おかげで部屋の中がスッキリした感じになりましたです。で,いつものように掃除をしながら洗濯をし,久しぶりに洗濯物をベランダに干しながら,あぁ春だねぇ・・・とシミジミ感じてしまいましたです。掃除と洗濯を済ませると,いつものように歩いて買い物に行きましたが,そろそろ,単身赴任先の休日の昼ご飯用のレトルトカレーなんかがなくなってきたので,探してみるとカレー以外にもハヤシライスがあるではありませんか。ハヤシライスもいいねぇと思いつつ,スパゲティソースと被るなぁと思いながら,スパゲティソースの棚を見てみると,カルボナーラソースがあるではありませんか。今まで食べたことはないのでどうしようとは思いましたが,ナポリタンソースでスパゲッティを食べた翌日にハヤシライスもなんだかなぁということなので,まぁチャレンジしてみるかということで,カルボナーラソースを買わせてもらいましたです。昼ご飯を食べてから,午後からはプレオに乗って大型スーパーへ1週間分の買い出しへ行き,買って帰ったものの整理した後,ブログネタを打っていますです。
 今日は本当に良い天気で,部屋の中でブログネタを打っているのがもったいないくらいなのですが,とはいえ,1週間(きちんとした掃除は2週間)ぶりの家事をしたり,そもそも冷蔵庫の中が空っぽなので,食材の買い出しにも行っておかないと食べるものもないですしね。で,明日の天気なのですが,今のところの予報では晴れ夕方からくもりで,午後6時までの降水確率は0パーセントで最高気温は18度となっており,これはパナモリで走りに行けるじゃないですかぁ!というわけで,ゴキゲンなフルカワでございます。最高気温が18度ならもう指切りグローブでもいいかなぁとか,靴下は冬用でなくて良いかなぁ,長袖ジャージとタイツでいけるかなぁなどと思っていますが,明日の天気と気温次第ということで。しかし,本当,花粉症でなくて良かったなぁとこの季節には思いますよね。花粉症だと一番走りやすい季節が一番辛い季節になってしまいますもんねぇ。そういう意味では本当,自分の体に感謝でございます。

 フルカワの日常ネタはこの程度にして,今回も頭脳警察を紹介したいと思います。今回は1974年11月にリリースされた“悪たれ小僧”を紹介させてもらいます。このアルバムではトシは復活したのですが,残念ながら第1期頭脳警察のラストアルバムとなってしまいますが,頭脳警察らしいアルバムになっています。
 1曲目の“戦慄のプレリュード”という曲は,不安定なギターのリフから始まったと思ったらテンポアップし,パワフルなドラムに最初からシャウトしまくるPANTAと,やっと帰って来たか頭脳警察!という感じの曲になっています。ハードながらも,前作までのようなハードロック風味ではなく,なんて言うんだろう,頭脳警察らしいハードさとでも言えばいいんでしょうか。やっぱりトシのドラムの影響が大きいというか,いわゆるキレイなドラムではないのですが,とにかくパワフルでグイグイ引っ張って行く感じが最高にカッコ良いです。
 2曲目の“夜明けまで離さない”という曲は,タイトルどおり少しフォーキーな曲なのですが,PANTAの唄が凄く力強くてカッコ良いです。そうか,フォーキーな曲なんだけど,リズムがメチャ立っていてカッコ良いから,単なるフォーキーな曲ではないんだなと思ってしまいました。しかし,「愛してなんていないけど,君を抱きたい。夜明けまで,夜明けまで離しゃしない。」なんて歌詞はPANTAにしか書けないよなぁとシミジミ思ってしまいました。
 3曲目の“ひとつぶの種になって”という曲は,アコースティックギターのカッティングから始まり,そこにバンドの音が重なってくるという定番な音作りなのですが,PANTAがちょっと投げやりに唄っているところがカッコ良いです。これならPANTAのギターとトシのパーカッションだけでも成立する曲だなぁと思いながら,泣きのソロを気持ち良く聴かせてくれるギターもいいねぇとか,シンプルながらもきっちりリズムをキープしているベースもいいなぁと思ってしまいました。
 4曲目の“悪たれ小僧”という曲は,イントロのギターのカッティングからしてカッコ良いのですが,そこにパーカッシブなドラムが入ると,一気にテンションが上がっていきますねぇ。PANTAからずればトシが悪たれ小僧でしょうし,トシからすればPANTAが悪たれ小僧なんだろうなぁと思いつつ,まぁ頭脳警察自体が悪たれ小僧なのでいいんですけどね。やはりそれを表しているのは「悪たれ小僧,悪たれ小僧,そっぽを向いて舌出して。悪たれ小僧,悪たれ小僧,あっかんべーのべろべろばー!」という歌詞に表れているんだろうなぁと。
 5曲目の“真夜中のマリア(転換のためのテーマ)”という曲は,ちょっとダウナーなギターから始まるインストなのですが,これがまたカッコ良い。ギターはそんなに難しいソロを弾いているのではないのですが,ものすごくメロディアスで聴きながら思わず引き込まれてしまいました。というか,頭脳警察でインスト?という感じですが,これがまたいいんですよね。
 6曲目の“落葉のささやき”という曲は,5曲目のサブタイトルが「転換のためのテーマ」だったことからも分かるように,ガラッと曲調が変わり,めちゃフォーキーな曲で,PANTAもしっとりとした感じで唄っています。ところどころにブルースハープが入っていて,これまたフォーキーな成分をアップさせているのですが,唄われているテーマが「街で生きているまがい物の俺」という,その後,「東京ローカルバンド」というイカした名言を放つことになる基礎になっているのかなぁということで,この時代のそこら辺のフォークソングとは一線を画しているところが頭脳警察だなぁと。
 7曲目の“サラブ・レッド”という曲は,馬の唄ではありません。爆発音のS.Eで始まり,ハードなギターが鳴り響く中,ツェッペリンのような軽快なカッコイイロックンロールを聴かせてくれるのですが,「砂漠は今,気の向くままサラブ・レッド」と唄われているとおり,暗に日本赤軍のことを唄っているのではと。まぁ,PANTA赤軍派の関係は,そもそもPANTA赤軍派の世界革命戦争宣言を唄にしたときから始まっていますしね。とはいえ,直接的に日本赤軍のことを唄っているわけではないのですが,やっぱり分かってしまうというか。しかし,それをこんなノリの良いロックンロールでやってしまうところがカッコイイねと。
 8曲目の“スホーイの後に”という曲は,エレクトリックギターのカッティングから始まり,軽やかなリズムに乗ってPANTAが唄い出すのですが,バックの音は軽やかなのに,唄うPANTAはつぶやくように唄っているという非常にアンバランスな曲になっています。バンドの音は凄くまとまっていて,緩急自在な演奏はカッコよく,つぶやくように唄っていたPANTAも徐々にヒートアップするかのようにシャウトし始め,最後はギターソロでフェイド・アウトしていくという,これまた頭脳警察らしからぬ終わり方をしているのですが,それがまたカッコ良かったりします。ちなみに,スホーイとは多分,旧ソ連の航空機(というか軍用機)メーカーのことだと思うのですが,歌詞の中では言及されていません。
 ラストナンバーの“あばよ東京”という曲は,ベートーベンの運命のようなアコースティック・ギターカッティングから始まり,アルペジオになるとシミジミとPANTAが唄い出すのですが,これが正にラストナンバーという風情で素敵です。少し重ためではありますが,第1期頭脳警察としてのラストナンバーであるならば,それはそうであろうと。頭脳警察から東京という街へのアンサーソングとしての「あばよ東京」なんだろうなぁと思ってしまいました。特に曲の終盤の壊れていきそうな感じでギターソロが延々と続けられるところは,これまでの頭脳警察では考えられない構成ですが,ラストアルバムのラストナンバーだからこそなんでしょうね
 “頭脳警察セカンド”でバンドとしての頭脳警察らしさが出され,“頭脳警察3”でトシが一時脱退するほどいろいろなアイディアを盛り込み,“誕生”でちょっと一休み的な音になり,“仮面劇のヒーローを告訴しろ”では演劇性を取り入れ,そしてラストナンバーで新たな頭脳警察を感じさせる曲(間違いだらけの歌)をラストナンバーに持ってきて,このアルバムで第1期頭脳警察は燃え尽きたということなのかなぁと思ってしまいました。あっという間に聴き終えてしまうような感覚になってしまうのですが,アルバム自体はこれまでの集大成として曲のバラエティは飛んでいるものの,どの曲を聴いても頭脳警察の唄になっているのはさすがだなぁと思ってしまいました。

 来月は実は誕生月だったりするのですが,山の中の町の公安委員会から免許更新の通知が届きましたです。う〜ん,自宅のある街で免許更新をしたかったのですが,単身赴任継続の身なので,単身赴任先で免許更新するしかないかなぁと思っているフルカワです。来週の水曜日は春のお彼岸なのですが,1日で自宅のある街と山の中の町を往復して墓参りに行くのも面倒なので,今のところ天気予報では降水確率70パーセントなので,パナモリで走りにはいけないなということで,じゃあ免許の更新にでも行くか!ということで,免許更新の通知をまじまじと見てみたところ,なんてこったい!祝日,土曜日は免許センターが休みになっているではありませんか。ということは,仕事を休んで行くか,パナモリで走れない日曜日に行くかの2択しかないな・・・と思ったのですが,パナモリで走れない日曜日は予定が立たないので,こうなると仕事を休んで更新に行った方がいいんだろうなぁと。ということで,最近,休暇を取っていないことに気づいたので,来週は丁度自宅に帰る週なので,金曜日に休暇を取って,免許の更新に行って,アパートの片付けをして,早めに自宅に帰ろうかなぁと目論んでいますです。まぁ,仕事がどうなるか分からないのですが,そこは開き直って,早めに休暇の申請をしておけば,休むしかなくなるしね。午後から休むとか言っていて,結局は飛び込みで仕事が入って休めていなかったので,そろそろ開き直って,1日休ませてもらうことにしましょうかね。
 正直,山の中の町にいる間はプレオに乗れないと非常に不便なので,免許の更新を忘れると大変なので,早めに更新しておけば安心ですしね。4月になったら,またバタバタして休みが取れるかどうか分かりませんし,3月中に休みを取っておくのが正解だろうということで。