ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

仮面劇のヒーローを告訴しろ/頭脳警察


 今週は久しぶりに自宅でマッタリしているフルカワでございます。今日は天気は良いものの,自宅なのでパナモリはありませんし,少し寒いので,自宅でウダウダしながら過ごすのも悪くないかなぁと思っています。暖かくなったり,寒くなったりと,三寒四温を実感しているフルカワですが,まぁ,まだ3月上旬ですもんねぇ。こんなもんでしょう。むしろ,急に暖かくなったせいで今週は久しぶりに鼻炎が出てしまい,愛用している鼻炎薬のお世話になってしまったので,暖かくなるのは嬉しいけれど,少しずつでないと体が少ししんどいかなぁと思ったりもしています。
 前回のブログをアップした後のフルカワの日常ですが,日曜日は予報どおり降水確率が0パーセントで,最高気温が20度ということでしたので,これはパナモリで走りに行くしかないよねということで,昼ご飯を早めに食べ,晩ご飯のご飯を仕込み,久しぶりにパナモリでノンビリ走りに行くことにしましたです。最高気温が20度という予報ですが,3月上旬なので,どうしようかなぁと悩みつつ,結局は,下は裏起毛タイツ,上はユニクロのドライメッシュ長袖Tシャツ,足は冬用靴下だけ,手はインナーグローブは使わないということにしましたです。さて,どこに走りに行こうかなぁと少し考えましたが,前回,急に夜勤が入ってしまい,キチンと走れなかったコースを走ることにしましたです。パナモリで走り出せば非常に暖かく,正直,ジャージの中は少し汗ばんでしまう感じで,これはジャージのファスナーをきっちり閉めていると逆に汗冷えするかもしれないので,結構,ファスナーを下げて走りましたが,それでも寒さを感じることはありませんでしたです。目的地までは片道35キロ程度ですので,これではちょっと走り足りないなぁということで,休憩前に追加で5キロ程度走ってから休憩ポイントの道の駅で持参したカロリーメイトをかじりながら缶コーヒーを飲んで,補給させてもらいましたです。休憩が終わると復路ですが,これがきつかった。というのも,往路は風が強いなぁと思いながらも結構追い風だったところが多かったですし,山の中を走っているので,向かい風でもそんなに受けている感じはなかったのですが,復路は海岸線で吹きっさらしで強い向かい風が続いたので,足を回しても回しても進まないという状況で心が折れそうになりましたが,心が折れてもアパートまでは帰らないとどうしようもないので,足が売り切れないように温存しつつ,風向きが変わるのをじっと我慢させてもらいましたです。そうこうしていると何とか海沿いから山の中にたどり着いたので,風向きは変わらないものの,少しは風が弱くなったので,峠を越え,山の中の町まで帰ってくると,さすがに吹きっさらしではないので,気持ちにも余裕が出て来ましたです。気持ちに余裕が出てくると,欲もでるもので,せっかく80キロ走るんだから,天気も良いし,ご飯もセットしていると,まだ時間的に早いし,もう5キロ走ってしまえ!ということで,向かい風に晒された疲れた足で,もう5キロほど,グルッと回ってからアパートまで戻らせてもらいましたです。おかげさまで出発前の目標であった80キロではなく,85キロとなり,気分的には大満足でしたが,体の方はトホホ・・・な状態でしたので,片付けをした後は,晩ご飯を作るまで少し横になっていましたです。
 月曜日からは仕事ということで,はい,今週も年度末モードでございました。月曜日もシコシコと仕事をしていると,既に午後8時30分。月曜日からこれではマズイということで,仕事を片付けて帰らせてもらいましたです。とはいえ,ちょっと欲しくなったCDがあったので,アマゾンでカートにインしてから寝させてもらいましたです。火曜日の朝,メールチェックをしていると,なんとアマゾンからクレジットカードが使えないというメールが届いていて,なんてこったいと思いながらも,コンビニ払いに変更し,出勤前にコンビニで支払いを済まさせてもらいましたです。朝からそんな感じでしたが,更に日曜日にやたらと暖かかったことと月曜日から疲れてしまったこともあり,最近は出ていなかった鼻炎が久しぶりに出てしまったので,愛用の漢方鼻炎薬を朝から飲み,念のため昼ご飯後に飲む薬も弁当箱を入れる袋に忍び込ませ,出勤しましたです。バタバタと仕事をこなしながら,鼻水が出て来たので,昼に飲んだ薬が切れてきたかな?とふと時計を見ると,またもや既に午後8時を回っているではありませんか。このまま仕事を続けても鼻水で集中力が落ちるだけなので,この日も午後8時30分に職場を後にさせてもらいましたです。水曜日は定時退勤日なので,今日は早く帰って,アパートでマッタリTverでも見ながら一杯やろうと思いつつ,出勤すると,営業所から朝一番でトラブル発生の連絡があり,これは今日は帰れないかなぁと思いつつ,クレジットカードが使えなかったので昼休みに念のためカード会社に確認したところ,サーバの更新作業をしている関係で一部使えないカードが発生しているということだったので,安心しつつ,今月でカードの有効期限が切れるので確認すると,近日中に届きますということだったので,少し安心しましたです。で,夕方,今日は営業所のトラブルが解決するまで待機だなぁと憂うつになっていたのですが,何と午後6時30分にトラブル解決の連絡が。よしよしということで,仕事を終わらせ,アパートに帰ると,郵便物の不在連絡票が入っていたので,見てみるとカード会社からでしたので,翌日,受け取りにいくことにして,その日はアパートでマッタリさせてもらいましたです。木曜日は水曜日仕事ができなかった分,頑張らせてもらいましたが,郵便局へクレジットカードを受け取りに行かないといけないので,なんとか午後8時に仕事を終わらせ,郵便局へ行き,クレジットカードを無事に受け取り,アパートに戻ってみると,アマゾンで買ったCDも無事に届いていましたです(マーケットプレイスだったので,アパート配送なので。)。バタバタだった今週も明日で終わりだということで,届いたCDは自宅でリッピングすればいいやということで,少しホッとしながら一杯飲んで寝させてもらいましたです。金曜日は午後は会議でバタバタしましたが,何とか仕事が片付いたので,久しぶりに午後5時30分には職場を後にし,アパートで洗濯をしながらアイロンをかけ,部屋の中を少し掃除してからプレオに乗って自宅まで戻りましたです。
 今日は,朝,ノンビリと起きて,朝ご飯を食べ,持って帰ったCDをリッピングして,ポータブルプレイヤーに転送し,ウダウダしていると昼になったので昼ご飯を食べ,そろそろプレオのタイヤ交換の予約をしておかないといけないので,予約をし(希望どおりに予約が取れてラッキーでしたです。)クリーニング屋へクリーニングを出しに行った後,ノンビリとブログネタを打っています。明日の午後はまた山の中の町に戻らないといけませんが,まぁ,いつものことですしね。 

 フルカワの日常ネタはこの程度にして,今回も頭脳警察を紹介したいと思います。今回は1973年8月にリリースされた“仮面劇のヒーローを告訴しろ”を紹介させてもらいます。このアルバムでもトシは不参加ですが,前作とも違った頭脳警察を聴かせてくれています。
 1曲目の“ウイスキー・ハイウェイ”という曲は,エンジンのS.Eから始まり,重ためのリフでグイグイ引っ張る感じのちょっとハードロック風味の曲になっています。PANTAのヴォーカルも少し前作とは違う感じなっています。しかし,この曲はPANTAの車やバイク好きな面が反映されている曲になっていて,BB(フェラーリ・ベルリネッタ・ボクサー),ポルシェ,ミウラ(ランボルギーニミウラ),シムカ(確かPANTAの愛車でしたよね。),Z(もちろん日産フェアレディZ)が歌詞に出てきています。 
 2曲目の“まるでランボー”という曲は,1曲目と打って変わって軽めのギターカッティングで始まり,1コーラス目は詩人,2コーラス目は作家,3コーラス目は画家,4コーラス目は作曲家,5コーラス目は名高い女性,6コーラス目は元ネタを原詩で唄っています。しかし,1コーラス目の締めの歌詞の「でもね君にゃ詩なんて分からない。」なんていう歌詞は皮肉が非常に効いているなぁと思ってしまいましたです。
 3曲目の“ハイエナ”という曲は,重ためのドラムで始まり,そこにホーンとバンドの音が入り,ちょっとファンク風味なアレンジになっていて,頭脳警察といえばストレートなロックっていうイメージがあったので,まさかここでファンクが来るとは思いませんでしたが,トシがいないことで逆に自由にいろいろなアレンジにPANTAがチャレンジしているのかのなぁと思ってしまいました。ファンクのリズムに乗って「ハイエナ,ハイエナ,オマエの笑い声はまるでハイエナ。」と吐き捨てるように唄うPANTAもカッコよしです。
 4曲目の“恋のいらだち”という曲は,タイトルからするとしっとりした曲かと思いきや,ノイジーなギターで始まって意表を疲れてしまいましたが,メロディーはメチャポップで,ある意味思いっきり振り切っているなぁと思ってしまいました。歌詞の方はちょっと屈折しつつも比較的ストレートなラヴソングなのですが,それをPANTAが唄っているのは不思議な感じがしなくもないのですが,ポップなPANTAも悪くないねぇと思ってしまいましたです。
 5曲目の“ホ短調の間奏曲”という曲は,アコースティク・ギターのカッティングだけのインストになっています。ところどころでスパッと決められるミュートに自分もこういうカッティングをしていたねぇと思ってしまったフルカワでした。
 6曲目の“仮面劇のヒーローを告訴しろ”という曲は,打って変わってワウとファズをかけまくったギターで重ために始まる曲で,ホーンが入ることによって演劇チックというか,劇中挿入歌っぽい曲になっています。メロディーラインも割りと抑揚がなく話すように唄っているのですが,セリフっぽい歌詞と相まって,この曲そのものが演劇っぽくなっています。
 7曲目の“イエス・マン”という曲は,女性コーラスにストリングスで始まるという,これまたこれまでの頭脳警察にはない始まり方で,しかもリズムは変拍子といった感じで,若干PANTAも唄いにくそうな感じもしますが,これもチャレンジということで。歌詞は「ゴマすり野郎のイエスマン」を罵倒している内容で,頭脳警察らしいといえば頭脳警察らしいかもしれません。
 8曲目の“奴は帰らない”という曲は,ロックンロールですね。ちょっとフックの効いたリズムにシンプルなギターカッティングとベースラインが小気味良いです。メロディーラインはちょっと不思議なメロディーラインなのですが,「信用なんでできゃしない。善人面したあいつらなんか。」と吐き捨てるちょっとハードボイルドな歌詞に合っているいえば合っているのではないかと思ってしまいました。
 9曲目の“麗しのジェット・ダンサー”という曲は,スネアの連打から始まったと思ったら,PANTAのハードなスキャットで始まる曲で,アレンジ的にはハードロックっぽいかなぁと思いつつ,タイトルと曲の感じに相違なしだなぁと思ってしまいました。
 10曲目の“愛なき日々”という曲は,アコースティック・ギターのカッティングを音のメインにしたフォーキーな曲で,PANTAの唄もどちらかといえばサラッと唄っていますが,1曲前がハードだったので,アルバム的にはこういう展開も良いのではないかと。
 11曲目の“プリドナンナ”という曲は,ロックンロールな曲になっています。ドラムだけで唄い始めるPANTAにノイジーに弾きまくるギターとカッコよいです。歌詞の内容はあまりないのですが,要はPANTAはロックンロールが演りたかったのではないかと。
 ラストナンバーの“間違いだらけの歌”という曲は,これぞ新世代の頭脳警察のテーマというストレートで熱くて,そのくせポップで,頭脳警察に求める全ての要素が詰まっている曲ではないかと思ってしまいました。「聴かせて新しい歌を。教えて作り方を。飾らないで自然なままで,間違いだらけの歌を。」なんて歌詞はPANTAからの宣言のように受け止められますし,「がむしゃらに突き進む。俺たちゃ反逆の天使。馬鹿と恥知らずは承知の上さ。俺たちゃ反逆の天使。」なんて歌詞はPANTAの覚悟を感じさせてくれます。ラストナンバーにこんなに思いっきり頭脳警察な曲を持ってくるのはずるいなぁと思ってしまいましたが,その反面,やられたなぁと思ってしまいましたです。
 前作の“誕生”といい,このアルバムといい,PANTAの音楽的な懐の深さを感じるとともに,レコーディングを重ねるごとにいろいろなアレンジにチャレンジしているので,アルバムごとに違う面が見られて面白いなぁと思ったりしますが,頭脳警察の初期のパブリックイメージを引きずったままだとこの2枚はあまり評価は高くないのではないかと思ったりしますが,個人的にはPANTAは元々何でもありな人だと思っていますので,こういう形で聴かせてくれたか!というのが素直なフルカワの感想でございます。

 前回のブログで単身赴任先のアパートの隣の部屋がまだ空室になっていて嬉しいなどと書きましたが,昨日の夕方,自宅に帰る前の洗濯を済ませ,洗濯物を干していると,廊下の方でガヤガヤ話し声がしたと思ったら,今度はどうも隣の部屋の方から話し声がし始めましたです。う〜ん,こんな時間に不動産屋が物件を見せに来ることもないしなぁと思いながら,洗濯を干し終わったので,さて,ファミマでお弁当を食べてから自宅に戻ろうかねということで,アパートの部屋を出て,プレオに着替え等が入ったバッグを乗せに行ったところ,隣の部屋の灯りが消え,駐車場には不動産屋の自動車が。ということは,誰か隣の部屋を見に来たのねということで,どういう人が見に来たのかなぁと思っていると,アパートの階段を不動産会社の人とあまり若くない男性が降りてきたので,あぁ,若い人ではないんだなぁと少しホッとしてしまいました。仮に隣の部屋が埋まったとしても,同年代に近い単身者であれば,前のバカップルのように変な時間にギシアン響かせたり,友達を呼んで朝まで大騒ぎをしたりということはないでしょうから,別に問題はないですしね。それに響くのは人の声ですので(昨日も不動産屋の大きな声がよく響いていましたが・・・),テレビとかの音はそんなに響きませんしね。というか,機械音っていうのは慣れるものなので(踏切の警報音にもすっかり慣れてしまいましたし・・・),多少聞こえてきても問題ないですし,普通に働いている人であれば,そんなに遅くまで起きていることもないでしょうしね。
 まぁ,このまま4月以降も隣の部屋が空室ということはなくなるかもしれませんが,少なくともバカップルのときよりも生活環境が悪く(というか,最悪,劣悪でしたもんねぇ。)なることはないのではないかと思っていますです。正直,今は音楽を流しっぱなしにすることなく,静かに寝させてもらっていますので,4月以降も維持できればなぁと思っていますです。