ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

頭脳警察セカンド/頭脳警察


 自宅に帰る週ではありませんが,今日は自宅マンションの管理組合の理事会があったので,それだけのために自宅に戻っているフルカワです。最初の理事会もつつがなく終わり,昼ご飯を食べたら,プレオに乗ってまた単身赴任先に戻る予定にしていますです。掃除やら,買い物やら,単身赴任先で済ませておかないと行けないことはありますし,一人でマッタリする(というか自由気ままな)週末も,最近はないといけないよねぇと思ったりする単身赴任3年目の冬だったりします。
 さて,先週のブログをアップした後のフルカワの日常なのですが,日曜日はそろそろCDを片付けるケースが半分くらい埋まってきたので,午後からガソリンを注ぎに行くついでにホムセンへ行ってCDを片付けるケースを買おうということで,プレオにガソリンを注いだ後,近所のホムセンへ行ったのですが,なんと上から蓋をして片付けるケースはあるのですが,今使っている前を引き出す形のケースがないではありませんか。いや,ひょっとしたら見落としているのかもしれないというわけで,3回ぐらいホムセンの中をグルグル回ってみましたが,やはりない。う〜ん,やはり最近はCDを買う人も減っているし,買ったとしてもリッピングしてしまえばCDを引っ張り出すこともないからこういうケースの譜尾が需要があるのかなぁと思ったりもしましたが,実はあと2つ前を引き出す形のケースを買えば,スペース的にちょうど良い(その次は上から蓋をするケースにしようと思っていますけど。)ので,何とか探してみよう!ということで,プレオに乗って,ちょっと遠くの大きめのホムセンまで行ってみたところ,嬉しいことにあるじゃないですか。というわけでCDを入れるケースを2つ買い,自宅へ戻り,今あるケースの上へケースを入れようとしたところ,上がちょっとラックにひっかかって入らないではないですか。とはいえ,これは想定内で,早めにケースを買ったのは,ケースが一杯になってから,下のケースを動かしながら上のケースを入れるのは面倒だなぁということでしたので,今使っているケースをいったん出して,新しいケースを入れ,新しいケースと今あるケースを傾けながら入れてみると,ちょうどケースが収まり,しかもちゃんと出し入れもできるということでこれなら問題なしということで,一人でほくそ笑ませてもらいましたです。月曜日もお休みでしたが,嫁さんは妹の所へ行くということでしたし,単身赴任先の山の中の町は日曜日から雪が降るという予報でしたので,早めに帰った方がいいなと思ったのですが,パソコンのスキャンディスクをうっかり実行してしまったため,スキャンディスクが終わるまで出発できないという状態になってしまいましたです。仕方ないので,コンビニで昼ご飯を買って,食べてから帰ろうということで,コンビニへ行くと,久しぶりにカップラーメンが食べたくなったので,カップラーメンとおにぎりを買って自宅へ戻りましたが,まだスキャンディスクは終わる気配はなく,昼ご飯を食べ終わっても終わらず,結局終わったのは午後2時前ということで,いつもの帰宅時間と変わることはなくて,さてどうしたもんかなぁと思いながら自宅を後にしましたです。プレオで帰る途中は雪がなかったので,イイ感じだったのですが,山の中の町方面は積雪・凍結で冬タイヤ必須との道路標示が出ていたので,これは帰るのが遅くなるかなぁと思いながらプレオを走らせたのですが,運良く,雪が溶けてなかったので,順調に帰らせてもらいましたです。とはいえ,その日の夜から雪がバンバン降り始めたので,火曜日はやばいなぁと思いつつ,火曜日の朝を迎えたのですが,案の定,真っ白でしたね。しかも,通勤で外を歩いてみると,既に凍結していましたです。というわけで,そんな寒い状態で残業なんてできるわけはなく,とりあえずその日やっておかないといけない仕事を片付けて,午後7時過ぎにはイソイソと帰宅させてもらいましたです。水曜日は連休があっても定時退勤日なので,飛び込み仕事もなかったので,午後6時には仕事を終わらせて,アパートでまったりさせてもらいましたです。木曜日は,そろそろやっておかないといけない仕事に着手しないといけないので,ルーティンワークをこなしながら,新たな仕事に手を着けていたら,いつの間にか午後8時になってしまい,いい加減寒いので,この辺で!ということで仕事を上がらせてもらいましたです。昨日は,ブロック支店のエライさんが支店の視察にくるということで一日中バタバタでしたが,夜の懇親会にはなぜか声が掛からなかったので,自宅へ戻るのでということで,早めに上がらせてもらい,プレオに乗って戻って来ましたです。
 今日は,朝,早く目が覚めたので,ブログネタを少し打ってから,マンションの管理組合の理事会に出席し,終わってからプレオのガソリンを注いで,またブログネタを打っていますです。ブログをアップしたら,昼ご飯を食べて,早々に単身赴任先へ戻り,必要な買い物を済ませておこうと思っていますです。というのも,明日の山の中の町の天気予報ですが,晴れ,朝晩くもりで降水確率0パーセント,最高気温は10度ということで,パナモリで久しぶりに走れる天気なので,これを逃す手はない!ということで,今日と明日の午前でできることは済ませて,明日の午後はパナモリで走りに行きたいなぁと思っていますです。

 フルカワの日常ネタはこの程度にして,今回からは頭脳警察をまとめて紹介したいと思います。頭脳警察は1970年にパンタ(中村治雄)、トシ(石塚俊明)で結成され,1972年に発売されたファーストアルバム“頭脳警察1”は発売中止(そりゃあ「オマエのマンコに聴いてみな」なんて唄っていればねぇ・・・昔は幻のアルバムとか言われていましたね。)セカンドアルバムの“頭脳警察セカンド”もいろいろとストレートな歌詞が問題になって発売禁止になってしまいましたね。1975年に解散しましたが,1990年に期間限定で再結成し,ライヴアルバムを含む3枚のアルバムを残し,自爆し,そして,2008年に再結成し(この辺りの経緯は“ドキュメンタリー頭上警察”に詳しいですね。),現在も活動を継続しています。頭脳警察はフルカワとしてはいろいろと思い入れのあるバンドですが,これまでは4枚しか持っていなかったので,この際,フルコンプリートしてしまえ!というわけで,アマゾンで大人買いさせてもらいましたので,既に持っていて紹介済みの“頭脳警察1”,“7”,“LIVE IN CAMP DREAK”,“俺たちに明日はない”以外のアルバムを順次,紹介させてもらいますので,今回は1972年5月リリースの“頭脳警察セカンド”を紹介したいと思います。
 1曲目と引き続き2曲目の“銃をとれ!〜マラブンタ・バレー”という曲は,カッコイイベースラインで始まり,そこにトシのドラムとPANTAのエレクトリックギターが重なり,独特のグルーブを出しながら突進していきます。重ためのリズムなのですが,そんなことは関係ないぜ!ということで「銃をとって叫べ!誰が俺たちを裁けるのかと。」とシャウトするPANTAはひたすらカッコイイです。演奏はちょっと荒い感じですが,今,唄いたいんだよ!というPANTAの重いがバシバシ伝わってきます。2曲目はPANTAの「ホワイヨッ!」という謎のシャウトから始まるこれまたカッコイイ曲で,トシのドラムも良いのですが,やはりパーカッションがカッコイイですね。PANTAのギターはカッティングだけなのですが,そのザクザクとしたカッティングがメチャカッコ良しです。 
 3曲目の“さようなら世界夫人よ”という曲は打って変わってスローなナンバーで,静かにアコースティックギターとフルートで始まるのですが,こういうロマンチックなナンバーを同時にできるのが頭脳警察の凄いところだなぁと思ったり。最初の「世界はガラクタの中に横たわり。かつてはとても愛していたのに。」なんて歌詞はPANTAの歌詞ではないのですが,こういう歌詞を引っ張ってくるところにPANTAのセンスの良さを感じてしまいますね。フルート以外はドラムとベースとアコースティックギター(キーボードもうっすらと入っています。)だけなのですが,シンプルが故に歌詞が染みてくる感じで素敵です。 
 4曲目の“コミック雑誌なんか要らない”という曲は,“さようなら世界婦人よ”のロマンチックな感じを吹き飛ばすかのようなザラッとしたロックンロールなエレクトリックギターで始まり,「オレにはコミック雑誌なんか要らない!」とひたすら繰り返し「オレの周りはマンガだから!」と唄い,「いつも笑いが絶えないのも,そこに憩いがないからさ。頭にくるも何もありゃしない。ただ吹き出るのは笑いだけ。」と締めくくるシニカルなナンバーなのですが,今も十分通用する歌詞ですよね。今も「オレの周りはマンガだから」な状況であることに変わりはないですもんね。 
 5曲目の“それでも私は”という曲は,音をどうこうするというよりも歌詞だなぁという曲で,聴き方によれば非常に青臭い唄になるのでしょうが,50歳を過ぎても「それでもオレは求め続ける。何かを。何かを。」という歌詞に共感できるのは私が全く成長していないということなんでしょうかね。曲自体はフォークロックなのですが,駄目な自分を肯定した上で前を向いて,叩きつけるように唄うPANTAの言葉を聴いていると,やっぱロックだよねぇと思ってしまいました。
 6曲目の“軍靴の響き”という曲は,深いエコーのかかったギターカッティングから始まり,ファズで歪んだベースが鳴らされ,そこにパーカッションが順に入ってくるのですが,これがメチャカッコイイんですよ。特にファズをかけたベースラインが素敵です。しかもPANTAは言葉が分からないなるくらいシャウトしまくってくれるし,決してリズムが早い曲ではなく,どちらかと重ためのリズムで,歌詞も抽象的な歌詞なのですが,そこに知性やそれに反するロックンロールを感じてしまいましたです。 
 7曲目の“いとこの結婚式”という曲は,足踏みオルガンで結婚行進曲が弾かれたと思ったら,パーカッシブなドラムにアコーステッィクギター,リード楽器がリコーダーとコミカルな構成なのですが,これは世間に対する嫌みの塊になっています。要はPANTAがいとこの結婚式に凡人づらさらして出席して感じたことをそのまま唄にしているのですが,妙なリアリティがあって,コミカルな音の裏側の毒を思いっきり感じてしまいました。 
 8曲目の“暗闇の人生”という曲は,スピード感のあるPANTAのギターと軽やかなトシのドラムにベースラインと曲は軽やかなのに,歌詞は重いです。タイトルからして重いのですが,やはり「頭からつま先まで汚れきってしまった。」と唄っているように,誤解を恐れずに言えば,生きていくことは汚れを身につけていくことなんだろうと思ったりもしました。 
 9曲目の“ふりかえってみたら”という曲は,ここでこういう曲が来るか!という感じの爽やかな感じの曲で,しかし,ハードな面とソフトな面が共存しているところは頭脳警察の素晴らしいところだと思っていますので。とはいえ,曲は爽やかなのですが,コーラスが投げやりだったり,決して爽やかではない歌詞は素敵です,ハッキリ言って。「涙を拭いたら見知らぬ人が,涙を拭いたら僕の首に縄を。」なんて歌詞や「気がついてみたら僕には何も,気がついてみたら残ってはいなかった。」なんてどうしようもない歌詞がやはり素晴らしいなぁと思ってしまいました。 
 ラストナンバーの“お前と別れたい”という曲は,アコースティックギターのメチャカッコイイリフで始まり,歌詞はもろにセックス描写で,多分,この歌詞なら放送禁止になるだろうなぁと思えるのですが,そんなことは関係ないくらい,演奏とメロディーラインはカッコイイのですが,出ましたね「だけどマリファナだけが慰める。いつか旅に出たい。」という歌詞が。これで多分,放送禁止になったんだろうなぁと思いますが,しかし,この程度のフレーズで放送禁止なんて本当,馬鹿馬鹿しいなぁと思ってしまいましたが,それでも唄わざるを得ないPANTAの意志を感じましたです。
 “頭脳警察1”がPANTAアコースティックギターとトシのパーカッションだけのライヴ音源でしたので,頭脳警察をロックと思えない人もいるのではないかと思いますが,このアルバムでは,しっかりとしたバンド編成の音になっているので,頭脳警察がロックバンドであることを認めざるを得ないのではないかと。しかし,やはり,バンドの音になっても,根っこの部分はPANTAのギターとトシのパーカッションだなぁと思ってしまいました。もちろん,このアルバムで弾かれるファズを効かせたベースの音もフレーズも大好きなんですけどね。

 というわけで,4月以降も山の中の町で単身赴任生活続行が決まったフルカワですが,1月に引っ越していった隣のバカップルの部屋ですが,いまだ入居者がいないです。いや〜隣が静かなのって本当いいですよね。夜寝るときに音楽を流しっぱなしにせず,静かに寝られるのって,本当,よく寝られますです(朝の変な時間にギシアン聞こえてこないものありがたい。)。もう2月中旬ですので,多分,隣が入ってくるとしても4月からだろうなぁと思っていますが,今度は普通に生活してくれる人が入ってくれる人ならいいなぁと思っています。まぁ,以前も書きましたが,大学が近くにないので,学生が住むには不便な場所なので,多分,サラリーマンだろうなぁと思いますし,若い人が住みたくなるようなきれいな外観でもないので,多分,単身赴任者が住むのだろうと思いますが,ひょっとして4月以降も空き部屋の可能性があるのではないかと。というのも,念のため,賃貸物件のサイトを見てみたのですが,隣の部屋がまだサイトに掲載されていたので,まだ借り手がいないということなので,少なくとも4月までは安泰ではないかと思っています。しかも,私が借りたときよりも賃料が更に安くなっているではありませんか。まぁ,経年劣化もありますし,賃料が下がるのはやむを得ないのですが,賃料が下がれば,逆に若い人はあまり借りない(要するに安いのは安いだけの理由があるので。)ので,仮に4月以降に入居者がいたとしても,隣のバカップルがいたときのような状態にはならないのではないかと思っていますが,まぁ,そこは4月になってみれば分かるよねということで。