ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

甲子園の空に笑え!(川原泉傑作集:白泉社文庫版)/川原泉


 ふと気づけば12月になってしまいましたです。山の中の町のアパートに居ますが,長袖Tシャツに半袖Tシャツを重ね着しただけでは寒いので,その上にフリースジップアップを羽織っていますが,それでも少し寒いので,もう12月だし,無理せずエアコンの暖房を入れることにしましたです。まぁ,少しずつエアコンも使っておけば,メチャ寒くて,我慢できずにエアコンの暖房を入れたらエアコンが動かない・・・という泣きたくなるような経験はもう十分ですしね。通勤はまだパーカーを羽織って通勤していますが,来週くらいからはモッズコートの方が無難かな?と思ってm
もみたり。
 さて,前回のブログをアップした後のフルカワの日常ですが,日曜日は昼ごはんを自分で適当に食べるということもあり,それなら山の中の町までの途中にあるm気になっている安めの寿司屋で昼ごはんを食べてから戻るか!ということで,昼前に自宅をプレオで出発し,いつものセルフのガソリンスタンドで満タンにしてから安めの寿司屋に行って昼ごはんにすることにしました(前日が天下一品でこってり系の昼食だったので,あっさり系の昼食にしたかったというのもありますし。)。プレオを駐車場に停めて,店内に入って,1人なのでカウンターに座って,さて,何を食べようかな?と思っていると赤だしが付いたセットがあったので,それを食べることにして,さて注文しようと思って,店の人に声をかけたところ,「すいませんが,そこの紙に書いて渡してください。」ということで,最近はタブレットでの注文が当たり前になっているのに,逆にこのローテクは新鮮じゃないの?ということで,お店の人が読めるように丁寧に紙に注文を書いて,それを渡して待つこと少しで寿司と赤だしのセットが出てきましたです。予想したとおり,魚のアラで出汁を取った赤だしは非常に美味しいですし,寿司も思ったよりもボリュームがあり,これなら満足!という感じでした。美味しく寿司を食べた後は,また粛々とプレオを走らせ,いつものように道の駅で音源をMP3 CD-RからカーナビのマイクロSDカードに切り替え,アパートに戻る前に大型スーパーで1週間分の買い物をしてからアパートまで戻らせてもらいましたです。
 月曜日からは仕事ということで,相変わらずジタバタしながら過ごしているとあっという間に週末になってしまいましたです。昨日は仕事帰りに朝ごはん用の食パンを買って帰ろうと思っていつものドラッグストアに寄ってみたところ,なんといつも買っている食パンがないではありませんか。さて,どうしたものかと思いつつ,「ふんわり,耳まで美味しい。」と書かれている食パンがあったので,それなら食べてみるかということで,その食パンを買わせていただきましたです。
 今日はゆっくり目に起きて,昨日買った「ふんわり,耳まで美味しい。」食パンを美味しく食べて,乾いたワイシャツにアイロンをかけ,洗濯をした後,大型スーパーに1週間分の食材を買いに行き,昼ごはんを食べた後,少し昼寝をしてからブログネタを打っています。明日は予報ではくもり昼過ぎから時々晴れ,所により朝まで雨というよく分からない天気ですが,午後の降水確率は10%ですし,最高気温も14度と今日よりは温かい(今日の最高気温は12度)ので,久しぶりにパナモリで走りにいけるなぁと思っています。とはいえ,難しいのはウェアで天気が良ければ長袖ジャージに長袖ドライメッシュTシャツに腹巻きをして,タイツでも良いような気がしますが,曇りがちならいっそ裏起毛ジャージ&タイツの方が良いかなぁと思ったりもしますが,とはいえ1シーズンで1回も長袖ジャージにタイツを着ないというのもなんだかなぁという感じがしますので,明日の体感温度を感じながらウェアを決めたいと思っています。

 フルカワの日常ネタはこの程度にして,今回も初期の川原泉ということで,1995年にリリースされた“甲子園の空に笑え!”で,この本は,川原泉が少女漫画の枠を越えて紹介された(確か当時の宝島だったと思います。)画期的な作品である“甲子園の空に笑え!”のほか,短期連載されたスポーツ系(ゲートボールも一応スポーツ系のカテゴリーに入れています。)の漫画がセレクトされています。というか,この本に入っている漫画って,当時はそれぞれ1冊のコミックスで売られていたんですけどね。
 第1話は1984年に掲載された“甲子園の空に笑え! ”という作品で,私立豆の木高校の新任教員として採用された広岡真理子が主人公で,真理子は生物の教師なのですが,教師全員がクラブの顧問になるということで,野球部の監督を拝命されるのですが,当初は野球部に顔は出すものの,特にやることはなく,どうしたもんかなぁと思っていたところ,生徒からノックをお願いされ,試しにやってみたところ,パワーヒッターだったようで,ここから野球の面白さに目覚め,ノックで生徒を鍛えているうちに夏の甲子園地方予選が始まり,なぜかシード制が廃止されたため,なぜかいい感じで豆の木高校は勝ち進み,甲子園に行くことになったのですが,田舎の小さな高校なので甲子園に行く金が無いということで一時は出場辞退か?という話になったものの,なんとか寄付金で参加できることになりました。とはいえ,生徒の移動費用削減のため,真理子がマイクロバスを延々運転していくという泣けるような展開を経て,無事に宿に着いたのですが,そこは昨年の優勝校である北斗高校と同じ宿で,北斗高校の高柳監督が生徒に活を入れるところを見て,嫌な気持ちになったりしながら初戦を迎え,その後もなぜか豆の木高校は勝ち進み,なんと決勝戦へ進出し,北斗高校と戦うことになるのですが,メンバーが9人しかいない豆の木高校は満身創痍の中,真理子は「わしらは栄冠とか,優勝とかそんなもんに輝かなくてもいいんだな。人間,妙な欲をだしちゃいかんのだな。豆の木の豆たち,それいい。あ~きょうも運が良いといいね,楽しいといいね,幸せだといいね。」と思いながら生徒を送り出すのですが,ここが,今も昔も甲子園至上主義な高校野球へのアンチテーゼとなっていて,実はサブカル系だったころの宝島にも取り上げられたりしたのですが,きっと私が川原泉にシンパシーを感じるのは,体育会系になじめないオタクだからなんでしょうね。
 とはいえ,野球への思い入れの強い北斗高校が優勝してしまうのですが,そんなことは気にしないのさと終わるのが,最後の「甲子園まで何マイル?マイクロ・バスで行ったんだ!きゃっきゃきゃっきゃとみんなでさ!・・・ああ楽しかったね・・・」というモノローグに現れていると思いました。
 第2話は1985年に掲載された“ゲートボール殺人事件”という作品で,その頃,ご老人の間でゲートボールが非常に流行っていたんですね(今はグランドゴルフらしいですが。)。しかし,ご老人の間で流行っているからといって,少女漫画に盛り込むのはどうなの?と思いながら,これがしっかり面白いんですよね。話しは主人公である若林鈴菜グランドゴルフに行く途中で3人の男性を踏んでしまいます。それは,あとからヤクザの貴船達也と竜仁会のヒットマン一色雅人と県警四課の富田林警部補であることが分かるのですが,それはさておき,達也があまりにも疲れているので鈴菜はゲートボールに達也を誘ったところ,貴船組の組長が達也がゲートボールをやっているのを見てしまい,鈴菜達がゲートボールをしていた土地が貴船組のものだったので立入禁止にしてしまい,鈴菜達が直接組長に陳情に行ったところ,組長が死んでいて話が転がりだします。
 組長を殺し,ゲートボールのメンバーである組長のお手伝いさんであるお小夜さんを連れ去ったのは竜仁会だと考えたゲートボールのメンバーは,鈴菜たちに一色雅人の後をつけたのですが,逆に坊主町の百地蔵寺で竜仁会に捕まってしまいます。しかし,竜仁会が百地蔵寺覚醒剤の密売をしていたことから,一網打尽で逮捕されてしまいました。しかし,お小夜さんは見つからず,では,どこに?ということで組長の部屋に戻り,組長の部屋を探していたところ,大きな姿見の後ろに隠し部屋があり,そこはゲートボール場になっていました。そして,そこでお小夜さんが発見され,お小夜さんの証言によると,組長が純金のゲートボールのスティックを隠したものの,それが組長の頭に落ちてしまい,そのまま組長が亡くなったことが判明し,事件は解決するのですが,そこで話は終わることはなく,天国に行った組長が天国でゲートボールをしているという話になるのですが,それがまたいい話なんですよね。
 最終話は1986年に掲載された“銀のロマンティック…わはは”という作品で,今みたいにアイススケートの人気がそんなに高くなかった時代にアイススケートに目をつけたのは凄いなというか,あのよく分からないルールのスポーツで描いてみようと思ったなと尊敬したというのが正直なところでしょうか。話は主人公の1人である影浦忍が試合中の事故で怪我をしてしまい,再起不能になるところから始まり,次にもう一人の主人公である由良更紗が世界的に有名なダンサーである父親からバレーの指導を受けながらも上手くできないことから,別の道はないかと思いながら,アイススケートをしに行ったところ,影浦と出会い,更紗は初めて3回転ジャンプをするので影浦に見ているように言い,3回転ジャンプを成功させ,更紗にやってみなと言われた景浦もムキになって3回転ジャンプを見せたところで,フィギュアスケートのコーチである烏山コーチと出会い,スピードスケート時代の山田コーチの後押しもあり,二人はペアとしてフィギュアスケートを始めます。
 そこからはシンプルにフィギュアスケートの練習の様子が描かれるのですが,烏山コーチの元の教え子であった佐藤・鈴木ペアに影浦の足がフィギュア向きでないという指摘をしたばかりに,影浦は更紗の父親のところへ修行に行き,1か月の辛い修行の成果としてバレリーナの足を得ることができました。バレリーナの足を得て関東選手権に出場した二人はいい感じで演技をしたものの,佐藤・鈴木ペアは影浦の足を見て動揺してしまい,ガタガタに崩れ,なんと二人は初めての選手権で優勝するという快挙を成し遂げました。そして,たまたま日本最強(というか,あと1組しかいなかった・・・)のペアが受験を理由に出場を辞退したので,二人は2戦目にして国際大会という快挙を成し遂げますが,そこで日本の壁はめちゃ薄かったけれど,世界の壁はめちゃ厚かったことを知ることになります。そして,更紗は4回転ジャンプを目指すことにして,二人は自主的に練習するのですが,やはり4回転は難しく,更紗の自宅の庭で練習しているとき,更紗の家で飼っているポチが二人のジャンプのタイミングがおかしいことに気づき,ポチが身を挺して4回転ジャンプを見せてくれたことによって,二人は4回転ジャンプを極めていきます。
 そして,世界選手権に向けて練習しているときに,影浦の怪我が悪化し,選手としてのスケートはもうできないことを医者から告げられます。それでも影浦は世界選手権に出たいと言い,更紗も他のパートナーも探さないし,シングルにも転向しないので,二人で世界選手権に出ようと告げ,二人は一生に一度の世界選手権に出場します。ショートプログラムで2位となった二人はフリーで4回転ジャンプをキメ,優勝するのですが,そのまま引退してしまいます。ラストは子供らのコーチとなった二人が穏やかに暮らしているシーンで終わります。
 3作品とも少女マンガなので男女の主人公(真理子と高柳監督,鈴菜と達也,更紗と影浦)はいるのですが,ふわっとした好意は感じるものの,それ以上の描写はなく,だからこそ,男の私が読んでも面白く読めるのではないかと思っています。正直,“甲子園の空に笑え!”は今読んでも十分共感できますし,“ゲートボール殺人事件”は面白いですし,“銀のロマンティック…わはは”では思わず涙ぐんでしまったりと,今でも色んな意味で楽しく読ませてもらいましたです。

 一応,冬の準備ということで,モッズコートとCWU-45Pについては,山の中の町の方へは持ってきているので,寒くなればいつでも着れるよ!という態勢なのですが,先日,ちょっと着てみようということで,まずはCWU-45Pを着てみて,いつもどおりの暖かさだねということで問題なしということで,次にモッズコートを着てみたのですが,暖かさは問題ないのですが,何か足りないなぁと思っていると,フードの紐のコードストッパーが片方ないではありませんか。きっとクリーニングに出した際,なくしたんだなと思ったものの,クリーニングに取りに行ってから早8か月,今更,言ったところで「何を言っているのですか?」という感じなので,これは買うしかないだろうということで,仕事帰りに大型スーパーに入っている手芸店に行って探してみたのですが,革製で2穴のコードストッパー(どうも形から「ブタ鼻」というらしい。)は見当たらず,諦めて店員さんに聴いてみたところ,「革製のコードストッパーはないですねぇ。」と一言で終わってしまいましたです。それならアマゾンならあるだろうと思い,アマゾンでコードストッパーで検索しても金属性や樹脂製でスプリングを使っているコードストッパーはいくらでも引っかかるのですが,そんなものなら手芸店にもあったので,せめて革製でなくても2穴のコードストッパーはないかと探してみたところ,さすがアマゾン,シリコン製の2穴のコードストッパーが見つかりましたです。
 これを買うしかあるまいということで,クリアとブラックの2種類あったのですが,ブラックの方をカートにインして,無事に昨日,予定どおりに届いたのですが,思ったよりも小さいなというのが第一印象でしたが,まぁモッズコートのフードの紐が無事に通ったので良しとしましょう。シリコン製で少し小さいこともあり,紐にしっかり固定されているので,ずれ落ちてなくなるようなことはないのではないかと思いますし,色が革製の茶色からシリコン製の黒になりましたが,そんなに違和感はないので,これでOK!ということで。
 金属製や樹脂製のコードストッパーでも悪くはないんだけど,やはり,元々のイメージをあまり変えたくないということがありましたし,樹脂製のコードストッパーは持っているのですが,やはり,それなりの大きさですし,樹脂製(金属製もでしょうけど。)は硬いので,フードの紐なので,顔とかに当たって痛い思いをするのも嫌なので,シリコン製とはいえ,2穴のコードストッパーが入手できてよかったと思っています。
 ちなみにアマゾン以外であれば革製の2穴のコードストッパーを手に入れることができるサイトはあったのですが,やっぱりネット通販を利用するポイントって「なんとなく信頼できるかどうか」が大事だと思うんですよね(そういう意味ではアマゾンであってもマーケットプレイスだと困った業者がいたりもしますが・・・)。これまでアマゾンをこれだけ利用して,ひどい目にあったのは1回(運送業者のトラブルは除く。)だけなので,そういう意味ではアマゾンであればマーケットプレイスであっても他の通販サイトよりも信頼できるかな?と思っていますし,実際,きちんと商品が届くので,よほどのことがない限り,アマゾンを利用しようと思っていますです。