ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

空の食欲魔人(川原泉傑作集:白泉社文庫版)/川原泉


 今日は先週みたいに寒くなく,長袖Tシャツの上に半袖Tシャツを着ているだけで過ごせていますが,山の中の町ではなく,自宅のある街だからなんでしょうか?まぁ,先週は寒波襲来ということで,めちゃ寒かったということはあるのですが,やっぱりなんだかんだ言って「盆地は寒いよね」につきるのではないかとシミジミ思ってしまいましたです。
 さて,前回のブログをアップした後のフルカワの日常ですが,日曜日は予定どおりプレオを車検に出しに行きましたです。午前9時にアパートを出発するとき,長袖Tシャツに半袖Tシャツを重ね着しただけで大丈夫か若干,不安はありましたが,天気も良いですし,予報では昨日よりは暖かいので,上に何も羽織らずに出発しましたです。いつもの道を走るのですが,いつもは暗くなってから走っている道を明るい時間帯に走るには少し新鮮だなぁと思いつつ,いつものとおり自宅まであと1時間のところにあるコンビニでトイレ休憩を入れつつ,缶コーヒーで一服入れ,あとはディーラーまでひた走りということで。ディーラーに着いてプレオを預け,木曜日に受け取りに来ることになっているので,帰りに往復のJRのチケットを買っておこうと思っているけど,23日で大丈夫か念のため確認したところ,大丈夫ということでしたので,往復のJRのチケットを買うことにしましたです。とはいえ,まだ昼ごはんを食べていなかったので,何か久しぶりにお好み焼きが食べたいなと思い,お好み焼き屋を探したものの,駅に着くまでお好み焼き屋はなく,まぁ,駅の付近に行けばあるだろうということで,駅の付近をぐるりと一周したところ,無事,お好み焼き屋があったので,お好み焼きを美味しく食べてから駅で往復のJRのチケットを買って,在来線に乗って新幹線駅へ行き,新幹線に乗り,また在来線に乗り換えて,やっと山の中の町に到着しましたです。時間的にはプレオで走るよりJRの方が時間はかかっていないのですが,なんかJRの方が疲れてしまうんですよねぇ。多分,同じ格好でジッとしているからではないかと思いますが。在来線の駅を出たところ,少し日が陰り初めて少し肌寒いかな?と思ったりもしましたが,なんとか30分ちょっと歩いてアパートまで戻らせてもらいました。
 月曜日からは仕事ということで,日々ジタバタしている間に勤労感謝の日の木曜日になってしまいましたです。木曜日は朝起きて,弁当を作って,弁当のおかずの残りと前の晩の味噌汁で朝ごはんを食べ,ワイシャツにアイロンをかけ,スプレー缶を捨ててからJRに乗ればちょうどいいかな?という時間にアパートを出発し,歩いて在来線の駅に行く途中でスプレー缶の回収場所へ行き,コンビニによってペットボトルのお茶を買って,そういえばコーヒーを飲んでないなということで,いつもと同じブラックコーヒーを買って,美味しく飲んでから駅は行きましたです。予定したいた汽車(ディーゼル車なもんで・・・)よりも1本早いのに乗れそうなので,そのまま行っちゃえ!ということで,1本早めの在来線で新幹線駅まで行き,新幹線駅で20分程度新幹線を待って,新幹線に乗って,新幹線を降りるともう昼前なので,駅のモバイルコーナーなら机があるので,昼ごはんを食べてから在来線に乗ろうということで,モバイルコーナーでモバイルをすることなく弁当を食べ,食べ終わってから在来線に乗り換えて,目的地に到着しましたが,ここから20分歩いてディーラーに到着なのですが,この日は11月下旬とは思えないくらい暖かくて長袖Tシャツの上に半袖Tシャツを重ね着してちょうどいい感じでした。ディーラーに着き,見積もりどおりの料金を支払って,無事にプレオを受け取り,さて,山の中の町へ向けて出発だと思ったものの,車検に出すのでカーナビを外していましたが,音楽も聴きたいし,先にカーナビを取り付けようということで,ディーラー近くのドラッグストアの駐車場に止め,止めるだけでは申し訳ないので,ドラッグストアで買い物をして,カーナビを復活させ,カーナビのSDカードに入れている音楽を聴きながら山の中のアパートまで走らせてもらいましたです。
 昨日は普通に仕事に行ったものの,帰りの道路が午後9時以降,工事の関係で片側交互通行になるということだったので,これは午後9時までに通過しておかないと面倒だなぁということで,休暇を取って,少し早めに仕事を上がらせてもらい,洗濯と掃除をしてからアパートを出発させてもらいましたです。いつもより1時間早く出発したので晩ごはんはいつもの丸亀製麺ではなく1時間走ったらある松屋で食べようということで,1時間,粛々と走り,松屋に到着したので,期間限定の富士山豆腐の本格麻婆コンボ牛めしを食べましたが,これがなかなか美味しかったです。松屋を出発した後はひた走り,午後9時までに片側交互通行が予定されていた区間をパスできたので,いつものように自宅まで残り1時間のところにあるコンビニでいつものようにトイレ休憩を買い物をしたのですが,夜はさすがに長袖Tシャツの上に半袖Tシャツを重ね着しただけだと寒いなぁと思ってしまいましたが,相変わらず寒いと言いつつ,缶コーヒーで一服してからプレオに乗って自宅まで走らせてもらいましたが,これくらい寒ければ,CWU-45Pをそろそろ持って帰らないといけないなぁと思ってしまいましたです。
 今日は,朝ゆっくり起きてから朝ごはんを食べ,スラックスをクリーニングに出しに行き,引き落とし用の銀行口座に入金してから,スーパーへ買い物に行き,自宅に戻ってウダウダした後,午後1時にスタッドレスタイヤの交換を予約しているので,タイヤ館の近所の天下一品で久しぶりにこってりラーメンが食べたいなぁということで,少し早めに出発し,タイヤ館のとなりのホムセンの駐車場にプレオを止めて天下一品へ行き,こってり唐揚げ定食を美味しく食べてからホムセンに戻り,買い物をしてからタイヤ館へ行き,プレオのタイヤをスタッドレスに交換してもらいましたです。今回はタイヤ自体を交換したので,ちょっとお金が出て行ってしまいましたが,冬の山の中の町でスタッドレスなしでプレオを走らせるなんて考えられないということで,しっかり交換してもらいましたです。お金を払うときに店員から,夏用タイヤは来年はまだ大丈夫だけど,再来年は交換しておいた方が良いですねと言われてしまったので,夏用タイヤも?と思ってしまいましたが,タイヤをケチって事故をやっても仕方ないので,再来年は夏用タイヤを交換したいと思いますです。とはいえ,夏用タイヤなので,時期的には車検時期とがずれるので,まぁ金銭的には少し楽なのが救いでしょうか。
 明日は,晴れ,午後の降水確率0%,最高気温16度と,パナモリで走るには絶好の天気ですが,まぁ,プレオで楽しく走らせてもらいます。とりあえず車検も終わったのでこれで当面は天気が良ければパナモリで走れるのですが,あとは天気がどうなるかだよなぁと思っているフルカワです。

 フルカワの日常ネタはこの程度にして,今回からは初期の川原泉が衝動的に読みたくなったので,白泉社文庫版を電子書籍大人買いしてしまいましたので,順次,紹介していきたいと思います。今回は文庫版としては1994年にリリースされた“空の食欲魔神”で,この本は,川原泉の初期ヒット作であった食欲魔神シリーズを1冊にまとめたもので,「魔神」という言葉はありますが,ホラー的な要素は全くありません。なお,掲載誌は基本的には白泉社の“花とゆめ(別冊を含む。)”となっています。
 第1話は1984年に掲載された“空の食欲魔人”という作品で,主人公のみすずの幼馴染である弘文はパイロットですが,いきなり500万貯まったので結婚しようと言われ,しかもその理由が周りにはみすずしかいなかったというもので,これで受け入れられるみすずではなく,プロポーズは何?みたいな日常が流れていくのですが,そうこうしていると弘文の乗った飛行機が故障し,着陸できない状態に。みすずは飛行場に駆けつけますが,会った途端に弘文は腹を鳴らし,みすずが持ってきたおにぎりに飛びつきパクついている姿を見た,弘文に憧れていたスチュワーデス(今のキャビン・アテンダンドですね。)は一気に幻滅し,みすずと弘文の結婚話は着々と進んでいくという話で,少女漫画にありがちな感情的な盛り上がりはなく,淡々とクールにストーリーが進んでいくだけなのですが,それなのになぜか面白いという不思議な漫画です。
 第2話も1984年に掲載された“空の食欲魔人:カレーの王子さま”という作品で,タイトルから分かるとおり“空の食欲魔神”の続編で,結婚後のみすずと弘文の話で,いきなり弘文がみかんの一口食いをやって顎を外す話から始まるのですが,サブタイトルに“カレーの王子さま”とあるとおり,カレーを食べたいと所望する弘文にひたすらカレーを作るみすずの話で,弘文とけんかをしたみすずが,めちゃ辛いオリジナルのカレーを作ったということで弘文に食べさせたいということで飛行機に乗り込んだところ,機長が食中毒を起こしてしまい,弘文が運行を任されることになったのですが,弘文は空腹でたまらないのですが,そこにみすずが現れ,無事にアンカレッジに着いたらカレーを食べようと伝え,それを聴いた弘文はカレーを食べるために頑張って無事にカレーを食べることができ,みすずは一足先に日本へ戻り,特製カレーを山のように作って弘文を待っていたら,弘文はカレーの王子さまからきしめんの殿様になっていたというオチで終わります。
 第3話は1984年に掲載された“陸の食欲魔人:アップル・ジャック”という作品で,エリカが隣の式部浩一郎から味噌と醤油を物々交換をするところから始まり,式部が防衛庁に勤務してたことを知ると式部に些細な嫌がらせをするようになってしまいました。しかし,それを弟に咎められ,失敗した極甘のアップルパイを持ってお詫びに行かされたところ,式部は甘いものが大好きでそれを美味しそうに食べてくれたことから,式部に心が惹かれるようになってしまいます。そして崖から落ちたところを式部に助けてもらったことで決定的に好意を持ち,それから毎日アップルパイを式部に届け,式部もエリカをデートに誘うところで話は終わります。
 第4話は1985年に掲載された“海の食欲魔人:不思議なマリナー”という作品で,釣り好きのお嬢様高校生である綾乃が釣り場で加納真之と出会い,綾乃がアイナメが絶好調と喜んでいたら加納はイシダイを釣り上げ,綾乃が落ち込んでいると,加納はアイナメの刺し身を作り,綾乃もおにぎりを分け,美味しく意気投合し,その後,加納が海上保安庁の職員であることを知り,それをきっかけで,なんと加納は綾乃の兄の同級生であったのですが,そんな年齢差でどうこうなる川原作品ではなく,その後も釣り仲間として綾乃と加納は釣りに行き,加納にクリスマスのスズキを釣りに行こうと誘われ,有頂天になる綾乃でしたが,クリスマス・イブに姉と遭っている加納を見かけ,自分はフラレたと思い込み,落ち込んだままクリスマスの約束をすっぽかしてしまいましたが,心配した加納が綾乃の家を訪れ,綾乃の誤解を解き正月にスズキを釣りに行ったところで話は終わります。
 第5話は1985年に掲載された“青い瞳の食欲魔人:ミソ・スープは哲学する”という作品で,主人公は外国ミュージシャンのシドニー・ハワード(多分,モデルは当時流行っていたハワード・ジョーンズと思われます。)と郁で,シドニーは郁の作った味噌汁に救われ,ハードロックバンドのキーボードからソロアーティストになったのですが,世界的なスーパースターとなったシドニーをそこらの外国人と同じように扱う郁ですが,ある日シドニーは鍋いっぱいの味噌汁を飲んでも良いと郁に言われ,喜ぶのですが,郁が出かけてしまうと味がイマイチになって郁が戻ってくると美味しくなることに気づき,自分のインスピレーションの元が味噌汁ではなく,郁であることに気づきます。そしてシドニーが郁に一緒にイギリスへ行かないかと誘ったところ,郁に「曲と味噌汁を物々交換しただけ。だと言われたことからシドニーは傷ついてしまい,そして郁はシドニーを暗喩するような夢を見て,シドニーへの思いに気づいてしまい,シドニーが帰国するところへ味噌汁を持って行き,一緒に味噌汁を飲もうとするところで話は終わります。
 第6話は1985年に掲載された“宇宙の食欲魔人:アンドロイドはミスティー・ブルーの夢を見るか?”という作品で,主人公はキラ・イレブンナインことキラ・ナルセとキラが勤務する会社の社長であるナッシュ・レギオンで,後の傑作“ブレーメンⅡ”の主人公でもありますが,これが初の登場になります。基本的には壊れたアンドロイドのふりをして,宇宙旅行に旅立ったナッシュですが最後の最後でアンドロイドでないことがキラにばれてしまうところで終わります。
 第7話は1984年に掲載された“進駐軍(GHQ)に言うからねっ!”という作品で,会社員の志貴正和が見合いを断った女性から逃げるためにと唯一の肉親であった祖母が亡くなり,住むところにも困ってしまった女子高生松浦七緒にハウスキーパー兼雇われ婚約者になってもらい,何とか日々を過ごしているところに七緒のクラスメートである佐藤真介が志貴の家に来ては,敗戦後の暗い世相を反映した言葉をつぶやくというカオスな状況の中,志貴の誕生パーティーが佐藤と七緒の主催で行われ,見合いを断った女性も招かれ,志貴の仕事以外の顔を見て幻滅し,志貴に七緒とうまくやってねと言って去っていきます。そして志貴は有機を振り絞って七緒に「当分の間,ここにいてもらえませんか?」と聴き,七緒は「んじゃ,ずっといようかな。」と答え,いい感じのハッピーエンドで終わります。
 第8話は1984年に掲載された“3月革命”という作品で,血の繋がらない姉の早紀子と弟の浩生の話で,早紀子の結婚話が動き出して,話は転がりだし,全寮制高校へ行った後,全く家に戻ってこなかった弟の浩生が,大人の男になって戻ってきて,結婚式当日,桜の木下に小さい浩生と中くらいの浩生と大きい浩生を見て,早紀子はやはり,浩生を拾ってしまうという話です。
 最終話は1984年に掲載された“月夜のドレス”という作品で,主人公は秋吉杏子と江藤英景で,杏子は夜中に踊っている江藤を見つけ,そこから話が始まるのですが,江藤が着ているのはワンピースではなくカーテンであったり,その足元が土足としか言いようがない靴だったりと,ツッコミどころは満載なのですが,そこからは毎晩,杏子は江藤が踊るのを見に行き,そして最後には2人で踊り,月夜のドレスは終わりを告げ,杏子と江藤が何気に付き合い始めるところで話は終わります。
 こうやって,文字にしてみると,いったいどこが面白いの?という感じが自分でもしますが,これが川原泉の少しとぼけたようなキャラたちが演じると,非常に面白いのですよ。そして,恋なんて始まってしまえば,後は腐っていくだけだから,始まったところで切り取るのが一番面白いので,普通ならそこから話が始まるところで終わらせてしまうんだろうなぁと思いましたです。

 山の中の町は自宅のある街と違ってしびれるくらい寒いし,雪も降るのですが,昨年は普通のニットの手袋を使っていたところ,ニットの手袋でもポケットに手を突っ込んでいれば何とかなるのですが,アパートに帰るまでに懐中電灯なしでは帰れないということは,片手は常にポケットの外になってしまい,毎日,手が「冷たい」を通り越して「痛い」なぁと思いながら通勤していたので,今年は何とかしないとなぁと思っていたところ,毎日,朝,仕事に行く途中に買い物をしているコンビニで暖かくて比較的厚ぼったくない手袋を売っていたので,なかなか良さそうでない?と思って値段を見てみると1500円ということだったので,この値段ならホムセンに行けばもう少しいい感じのがあるんでないかい?ということで,土曜日にタイヤ館に行くついでに隣のホムセンで手袋を見てみようということで,ホムセンに行ってきましたが,さすがホムセン!,フルカワ好みの値段と機能の手袋があるじゃないですか。
 というわけで防風仕様の手袋が税込み988円でお買い上げ~!となりました。あんまりモコモコしているとモッズコートのポケットに入らないので,モッズコートのポケットに入る厚みで,ニットの手袋が寒いというか痛いのは,編目が風をいくらでも通してしまうからで,防風仕様であれば風を通さないので,少なくとも手が痛くて我慢できないということはないのではないかと。しかも,ホムセングローブなので作業することが前提になっているので滑る止めもしっかりあるので,傘を持とうが,懐中電灯を持とうが,この滑り止めなら安心だねということで。しかも,指先はきちんとスマホ対応になっているではありませんか。昨年まで使っていたニットの手袋はスマホ対応ではないので,スマホを操作するときは外さないといけなかったので,それも地味に面倒だったんですよね。この手袋にどれだけの効果があるのかはまだ分かりませんが,昨年よりはましになることは間違いないと思っていますので,「痛い」にならず「冷たい」で止まってくれれば非常にありがたいなぁと思っていますです。