ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

AUTO-MOD/AUTO-MOD


 窓の外はめっちゃいい天気ですが,自宅の部屋の中は少し寒いのでドテラを羽織っています。まぁ2月だしねと思いつつ,既に2月も半分を過ぎてしまい,ぼやっとしていると,あっという間に3月になってしまいそうな気がしています。
 さて,前回のブログをアップした後のフルカワの日常ですが,日曜日は天気がイマイチだったので,予定どおりこれまで行ったことがない映像系の美術館へ行ってきましたです。開催中のイベントとして山の中の町の映画館の歴史ということで,今は映画館がないのですが,ちょっと前まではあったということで,その関係の展示をやっていました。最初に入ったところで山の中の町に市制ができたときの様子などを撮影した映像が流されていたので,1時間ちょっとでしたが,立ったままで見させてもらいました。山の中の町は戦火で焼かれていないので,建物は変われど,町の雰囲気はあまり変わってないなと思ってしまいました。過去の映像を見終わってからは昔の映画のポスターやら割引券(本当,こんなものよく保管していたなぁと感心してしまいました。)を見たり,映画館に関わった現在生きている方のインタビュー映像を見たら終わりという感じでしたが,まぁ無料で2時間弱楽しめたので良かったのではないかと。月曜日は三連休の最終日ということで天気が良く,最高気温も暖かめということで,これはパナモリで走りに行くしかないでしょう!と思っていたところ,実はアパートの水道の蛇口レバーの動きが渋いので修理依頼をしていたところ,業者からいきなり連絡があり,今日の午後5時ころでどうか?ということで急きょ水道の蛇口レバーの交換が入ってしまい,パナモリで走りに行くのはいいけど,午後5時までにアパートに戻らないといけなくなってしまいました(まぁ,日が暮れ始めると寒いので,午後5時までには帰るようにはしていますけど。)。というわけで,良い天気の中,パナモリで出発し,前回は山間の方を走ったので,今日は海岸方面を走ろうかねということでいい感じで走っていると,天気が良くて暖かいということで,普段は見かけない反対車線のロード乗りの多いこと。お互いに手を上げて挨拶を交わしながら走らせてもらいましたです。そうこうしていると,海岸エリアの工場地帯に入り,前回,走ったときは大型トラックが多くて怖い思いをしましたが,今回は大型トラックも走っておらず,いい感じで走っていたのですが,砂利があるところを踏んだとき,パスっと嫌な音がして,何かがリアタイヤに刺さったらしくパンクしてしまいました。仕方ないなということで,草が生えているところにライトとサイコンを外してパナモリをひっくり返して置いて,リアホイールを外し,タイヤを確認してみると,タイヤに直径2ミリくらいの貫通した穴が開いていたので,ここに何か刺さったんだなということで,工場地帯で何かを拾ってパンクするのは,これで2回目なので,やはり気をつけないといけないなと思いましたです。で,いつものようにチューブを交換する前に,ちょっと穴が大きいかな?ということでツールボトルに入れておいたパークツールのタイヤブートを貼って,新しいチューブを入れて,タイヤを取り付けてCo2インフレーターでタイヤを膨らませたところ,なんかいつもよりきちんとタイヤが膨らまないなぁということで,これはユータンした方が良いと判断し,そこから自転車屋目指して走ったのですが,残り20キロちょっとのところでチューブがダメになってしまい,とはいえ,こんな何もないところでは何ともならないということで,道の駅のようなところまで戻り,自転車屋に電話で自転車を取りに来てもらえないか頼むと,自転車は良いけれど保険の関係で人は載せられないので,タクシーで来てはどうか。」ということだったのでスマホでタクシー会社を調べて,タクシーで自転車を運べるか確認したところ,あっさり断られてしまったので,再度,自転車屋に電話をして,タクシー会社に自転車を乗せるのを断られたので,自転車だけでも持って帰って貰えないか頼んだところ,店長から「事故した場合は自己責任で何とかしてくれるなら。」というありがたい言葉をいただき,自転車と一緒に自転車屋まで乗せて行ってもらえることになりました。自転車屋の軽トラで自転車屋まで乗せてもらい,そのままチューブを交換してもらったのですが,店長いわく「チューブを交換するときのチューブの膨らませ方が足りずに,タイヤがチューブを噛んでいたのが原因ではないか。」とのことでしたので,次からは口できっちり膨らませて(Co2インフレーターなので。)からタイヤを取り付けようと思いました。穴の空いたタイヤの方は,「これくらいの穴だったらタイヤブートを貼らなくても大丈夫だと思うけど,きっちり貫通しているので,貼ってあった方がパンクしにくいのでこのまま貼っておきましょう。」ということになり,ついでにリムテープも交換してもらいました。ついでに店長から「ツールボトルには何を入れているの?」と聴かれたので,予備チューブとタイヤブートとCo2インフレーターとタイヤレバーと携帯型マルチツールと念のためのワイヤー錠が入っていることを伝えると,「それだけ入っていれば合格ですね。」とありがたい言葉をいただきましたです。で,チューブ2本とリムテープと工賃とパナモリの運搬代ということで合計7000円ということでしたので,持ち合わせがなかったので,いったんパナモリでアパートまで帰り,着替えて,プレオに乗って自転車屋へ行き,感謝の言葉を伝えながら,きっちり払わせてもらいましたです。そんなこんなで午後5時近くになってしまったので,アパートで業者を待っていると,ほぼ時間どおりに業者が来てくれて,どうも,何年か前にパッキンを交換したんですよねということで,蛇口を本体ごと交換してくれたので,めちゃいい感じで水が使えるようになりましたです。ちなみに,料金なのですが,契約時に修理サービスに入っており,それを利用したので請求はなしということで。
 火曜日からは仕事ということで,ジタバタしている間に週末になってしまいましたが,今週は自宅に戻る週ということで,昨日は仕事が終わるとアパートに帰り,洗濯しながら掃除をして,荷物をまとめ,プレオに乗って自宅へ戻ってきましたです。晩御飯はいつものように丸亀製麺で食べ,期間限定メニューの具たくさん豚ちゃんぽんうどんを食べましたが,これがなかなか美味しかったので,期間終了までにもう1回食べてもいいかな?と思っていると,どうも3月初旬までなので,ちょっと微妙かな?と思ってみたり。晩ごはんを食べた後はプレオで夜の山道をひた走り,いつものように自宅まで残り1時間のコンビニでトイレ休憩をしたのですが,いつものように男性用を使おうと思い,鍵がかかっていないので使えるねということドアを開けると,何と使用中ではありませんか。見たくもないものを見てしまったので急いでドアを締め,男女兼用の方を使わせてもらいましたが,自宅じゃないんだから鍵ぐらいかけろよなと思ってしまいましたです。トイレを済ませた後は缶コーヒーで一服して,あとは自宅までひた走らせてもらいましたです。
 今日は朝はゆっくり目に起きて,スラックスをクリーニングに出しに行き,いったん自宅に戻ってから歯医者に行ってきましたです。今日は型取りということで,とりあえず歯に埋めたものを取って,型を取って,また埋めてといった感じで治療しましたが,今日も局部麻酔を使ったので,当分は麻酔が効いていて口の辺りが変な感じでした。買えるときに歯医者さんから「あまり硬いものを噛むと詰めたものが取れるので,硬いものは詰めていない方で噛んでくださいね。」と言われたので,よっぽど前回詰めたものが取れていたんだなぁと思いましたです。歯医者からの帰る途中にスーパーで昼ご飯を買ってから自宅に戻り,少し麻酔が取れてから昼ご飯を食べ,昼寝をした後,ブログネタを打っています。
 明日の予報は晴れ,午後の降水確率0%,最高気温17度とパナモリで走るには(そして,この間のリベンジをするには)絶好の天気なのですが,まぁプレオに乗って山の中の町へ戻るだけですので。とはいえ,これだけ暖かいとプレオのウィンドを気持ちよく全開にして走れるんでないかい?とちょっと楽しみにしています。

 フルカワの日常ネタはこの程度にして,今回もAUTO-MODということで,2023年10月にリリースされた“AUTO-MOD”を紹介したいと思います。ジュネ以外のメンバーは全て代わり,ドラムに元GASTUNKのPAZZ,ベースに元AIONのDEAN,ギターにTAKASHI”Tak”NAKATOとなっています。解散し,その後,再結成という経緯はあったにせと,こんなに長く活動していながら,初めてバンドの名前をアルバムのタイトルにしたって,ある意味凄いなと思ってしまいました。
 1曲目の“ラジオから聞こえた波形”という曲は,タイトルどおりラジオのノイズに乗ってジュネの唄が途切れ途切れに流れ,ラジオのノイズに戻っていくという短めの曲になっています。
 2曲目の“LAST KINGDOM(彷徨いし東方の民に捧ぐ)”という曲は,パーカッシブなギターで始まり,そこにノイズっぽくドラムが入ってきたと思ったら,クリアな音に変わり,タイトなドラムとベースに弾きまくりのギター,しかも,そこに下世話なサックスが絡みと,メンバーは変われどAUTO-MODだなぁと思っていると,ジュネがウネウネした感じで唄い始め,あ~AUTO-MODだねぇと思ってしまいました。しかし,バンドの音はこれまでで一番ハードロック寄りの音で,しかも上手いんだから,ジュネもシャウトするしかないよねぇと思ってしまいました。
 3曲目の“呪い”という曲は,エコーがかかった呪術的なドラムから始まり,そこにギターが絡み,仏教で鳴らされるような金物が鳴らされ,音の後ろの方でジュネがうめき,そのまま終わっていくという短めの曲になっています。
 4曲目の“時の葬列(文明の闇)”という曲は,よりハードになったギターのカッティングにサックスが絡み,叩きまくるドラムにブンブン鳴らされるベースがカッコいいじゃん!と思いながら聴いていると,ジュネも最初から飛ばしまくってシャウトしていて,ロックだねぇと思ってしまいました。間奏では思いっきり弾かれるハードロックなギターソロに負けじとドラムが叩かれているのですが,これがまたカッコいいです。
 5曲目の“in the matrix”という曲は,ハードでハイテンポなギターのリフから始まり,そこにドラムとベースが乗っかり,更にキーボードが鳴らされ,さて,どうやってこの曲にジュネがヴォーカルを入れるのかと思ってるいると,ブレイクの後,テンポが落とされ,ジュネのヴォーカルが入ってきます。ジュネお得意の語っているのか唄っているのか分からないメロディーラインの後,ウネウネと唄いだし,それに合わせてドラムとベースもドロドロとしたリズムを叩き出し,ギターはこれでもかとばかりにハードなソロを聴かせてくれます。途中でベースだけをバックにジュネが唄っているのですが,それはそれでカッコいいのですが,その後,バンドが怒涛の演奏を始め,このままどうするの?と思っていると,そのままジュネがシャウトで入ってきたので,やるじゃんジュネ!と思ってしまいました。終盤ではサックスも入り乱れて,これは何なのか?みたいな音になったりしますが,それがまたカッコよいです。
 6曲目の“この手に刻まれし時の記憶(Out of the darkness)”という曲は,スピーディーなギターのリフから始まり,そこにドラムとベースが複雑なリズムで入ってきて,さて,ここからどうなる?と思っていると,ギターがメロディーを弾き始めたと思ったら,ジュネのヴォーカルが入ってきて,めちゃタイトな音をバックにシャウトしてくれるのですが,これがメチャカッコいいんですよ。これまでと異なり,打ち込み系の音は入っていなくて,シンプルにバンドの音だけなのですが,バンドの音がパワフルなので,この音だけで十分ですという感じに仕上がっています。
 7曲目の“デストピア(Deathtopia)”という曲は,ベースから始まり,ドラムがタイトなリズムを刻み,ギターはロングトーンを鳴らし,さてここからどうするのかな?と思いながら聴いていると,ヴォーカルが入りやすいようにコードが鳴らされ,ジュネが唄い出したと思ったら,ベースが早いパッセージで弾きまくり,そんなことは関係ないとばかりにジュネが唄っていると,徐々にバンドの音がロックバンドの音に鳴っていくところはカッコよいです。途中でギターだけになりジュネがポツリポツリと唄うところがあるのですが,布袋色はなくいい感じで今のAUTO-MODの音になっているなぁと思いました。
 8曲目の“静寂”という曲は,ギターとジュネのうめき声だけの短い曲となっています。
 9曲目の“滅びゆく世界へ(requiem)”という曲は,ズンドコしたドラムで始まり,それに合わせるように鐘が鳴らされ,ギターとベースもズンドコしたメロディーラインを弾き,果たしてここからどうなる?と思っていると,はい,レクイエムのリフをキーボードが弾きだすとバンドの音がまとまるのですが,ジュネが唄い始めると,また自由自在な演奏になり,そしてジュネのシャウトが強まるに連れ,徐々にバンドの音がまとまり,いい感じになっていきます。そうしていると,ギターが弾むようなリフを弾き始めるとリズム隊も弾むようなリズムを叩き始めるのですが,ジュネが唄い始めるとストレートなリズムになってみたりと,バンドの方はジャジーなハードロックというありそうでなかった音を鳴らしてくれていますが,その音に負けじとジュネがシャウトしまくっているところがカッコいいです。
 ラストナンバーの“世界が崩れ始めた其の日 若しくは君の死と共に”という曲は,ピアノで静かに始まり,さて,この音にバンドがどう絡んでくるのかと思っていると,ピアノだけをバックにジュネが唄い始め,バスドラとサックスだけが終盤で入ってきて,そのまま終わっていきます。
 このアルバムはノンクリックでレコーディングしたということなのですが,そのせいもあってか結構ライヴな音になっているなぁと思いました。特に終わり方はかなりライヴっぽくドラムが乱打してくれていてカッコいいなと思いました。それから,これまでAUTO-MODの音にSeliaのカウンターテナーは必須だと思っていたのですが,今回のアルバムではSeliaのカウンターテナーは入っていないのですが,それでも個々の楽器の音が太いので問題ないと思いました。もちろん,Seliaのカウンターテナーが入っていれば,華がある音になるとは思いますが,かなりゴリゴリの音なので,華はなくてもいいかな?と思ってもみたり。

 最初に書きましたが,パナモリで走っていて,トラブルが発生して,どうやって帰れば?と思うようなことがこれまではラッキーなことになかったのですが,今回,正直,途方にくれてしまったので,これは何か手を打っておかないといけないなと思いました。そもそも,今回だって,20キロ程度だったから自転車屋も軽トラで来てくれましたが,それ以上の距離だと果たして来てくれるのか?と思いますし,そもそも山の中の町の自転車屋でパナモリを買ったので,自宅のある街だと来てくれるような自転車屋もないですし,これはちょっと本気で考えないといけないのでは?と思ってしまいました。
 実はスマートフォンauなのですが,auには自転車保険があるものの,損害保険は別に入っているのでカバーできることもあり,これまであまり気にしていなかったのですが,実はauの自転車保険にはロードサービスがあるようで,調べてみていい感じであればこの際保険として(いや保険ですって。)入ってもよいのでは?ということで調べてみたところ,保険料は月額300円ちょっとで,年4回のロードサービス付き,しかもロードサービスは50キロまでなら無料なので,大体片道50キロから40キロ走っていることもありちょうど良いのではないかと。というわけで,明日,ネットで申し込みをしてみようかなと考えているフルカワでございます。