せっかく夏季休暇を取ったっていうのに，雨がよく降って腐っているフルカワでございます。本来であれば毎週土曜日にアップしているこのブログですが，水曜日と今日が雨，昨日は人間ドックということでパナモリに乗れなかったため，なんとか土日にパナモリに乗る時間を捻出するため，今週は金曜日にアップさせていただきますです。
というわけで，今週（＋来週の月曜日）は夏季休暇を取ったのでパナモリは自宅へ持ち帰り，自宅方面のコースを走りましたので，その感想を。まず，日曜日は西方面海岸線コースを８４．７キロほど走らせてもらいましたです。しかし，暑くて集中力が欠けていたせいで，往路で既に馬鹿なことをしてしまいました。往路には長い登りの橋があるのですが，さすがに危ないので歩道を走るのですが，橋を渡り終わり，さてそろそろ車道に戻ろうかなと思っていたところ，横断歩道が青になったので，これはＵターンをして横断歩道を渡り車道に出ようと思い，徐行して右のクリートを外して左にハンドルを切りました。そう，左にハンドルを切れば，車体は左に倒れこむのは当たり前で，そのまま歩道上で左に立ちゴケしてしまいましたです。しまったなぁと思いつつ、パナモリを確認すると，ハンドルのエンドキャップとサドルとクイックレリースに傷が付いただけでしたので，こんなものは家に帰ってからタッチアップペン等で補修すればＯＫでございますということで，また，再出発させてもらいましたです。で，その後は何もなくいつも休憩しているコンビニまで走り，アンパンとミルクティー（この時期はフルカワ的には定番です。）で補給し，復路を走らせてもらいましたです。パナモリで走るのは久しぶりの西方面海岸線コースですが，正直，単身赴任先との往復路なので，あとは東海岸海岸線コースと北方面峠コースを走ろうかなぁと思ったフルカワでした。
で，月曜日は朝から雨でしたので，終日家で腐っていましたが，火曜日は天気が良かったですし，子供は弁当持参で塾へ行ってしまったので，昼ご飯の準備をする必要がないので，午前１０時スタートで東方面海岸線コースを６時間走ることにしましたです。往路はまず２時間走ったところで，いつもの峠のコンビニで昼食＆休憩ということで，豚キムチ弁当に妙に心が惹かれてしまい，ガッツリとたべさせてもらいましたです。久しぶりにこのコンビニに来てびっくりしたのは，なんとコンビニにバイクラックがあるではありませんか。さすが○○海道への入口付近だよねぇと思いつつ，潮風でバイクラックが錆びているので，ゆっくりとバイクラックにパナモリを載させてもらいましたです。よく考えたら，バイクラックを使うのって初めてでしたが，立てかけておくのよりも安心感が違うので，やっぱりいいなと思ってしまいましたです。全国のコンビニに普及すればいいのになぁと思いましたが，そんなことを考えるのは自転車乗りだけでしょうから，そんな無理な要求はしませんです。で，今回は６時間ライドですから，あと１時間走ってからＵターンだよねということで，久しぶりに○○海道を走るかということで，○○海道へ向かいしましたです。ここで，試したかったのは，以前，プレトレで○○海道へ行ったとき，島と島を渡る橋への上り坂でローディーが押して登っている横をプレトレをインナー・ローにして乗ったまま走りきったのですが，果たして自分自身が前２枚でパナモリに乗ったまま登れるのかということなんですよねぇ。で，島から島を橋を渡りながら走るので，結構アップダウンが繰り返されるのですが，片道１時間走り，さて復路は気になっていた上り坂があるのですが，なんのことはない，インナーでローは１枚残して登ってしまいましたです。そりゃあそうだよねぇ，どこへ行くにも山を越えないといけない単身赴任先で走ってるんだもん，これくらいの距離の上り坂は登れないと困るよねぇ。とはいえ，正直，大分体がヘタってきたのも正直なところなので，復路は海を眺めながら流す感じで海岸線を走っていたのですが，後ろからロードの集団が。おぉ，高校生か大学生が練習しているのかなぁと思いながら，あっさりと抜かれましたです。しかし，複数台でトレインを組んでいるのは良いのですが，島の狭い片側１車線の道路で雁行状態でトレイン組んで，自動車が来たらどうするんだろうか？と思っていると，自動車が後ろから来たので，フルカワは当然可能な限り左に寄って，さあさあ抜いてくださいなという感じでやり過ごしたのですが，ロードの集団はトレインを崩さないもんだから自動車が抜けなくて，最後はクラクションを鳴らしながら抜いていきましたです。練習したいのは分かるけど一般道路だからね，自動車の怨みを買うようなことはやめておいた方が良いのではないかと思ってしまいましたです。で，この日は足が吊ることもなく，気持ち良く１２０キロ走らせてもらいましたです。
ここ２日走って思ったのは，プレトレに乗っているときは結構シャカリキにペダルを回していましたが，パナモリではあんまりシャカリキにペダルを回さないなぁということでしょうか。プレトレはやっぱりシャカリキにペダルを回さないと速度が上がらないのですが，パナモリはシャカリキにペダルを回さなくても速度が上がるので，結構，走りながら足を止めて休憩できるなぁと思ってしまいました。それから，これは単身赴任先で必然的に山を登らないと行けないので，私自身もパワーアップしているのかもしれないのですが，プレトレだとアウターでは厳しいなぁということで，ミドルに落として走っていた上り坂を，パナモリではアウターのままで速度を落とさず走れるなぁということでしょうか。これはパナモリのパーツがプレトレよりも段違いに良いこともあるでしょうが，やはり山を越えないとどこにもいけない単身赴任先で走っている効果も現れているのではないかと思っていますです。あと，決定的だったのは，パナモリは当然室内保管（もちろん自宅でも。）にしていますから，ちょっと自転車でお出かけというときはプレトレに乗るのですが，正直，違和感が半端なくありましたね。プレトレに乗っていたときは気付きませんでした，自分の体に合わせて組んでもらったパナモリに乗り慣れてから久しぶりにプレトレに乗ると，非常にバランスが悪い感じがしました。まぁ，元々体に合っていないフレームをなんちゃってアヘッド化やサドルの交換で誤魔化して乗っていたので，それは仕方がないんだろうなぁと思ってしまいましたです。のりりん（鬼頭莫宏のマンガですね。）の中で輪ママが「自分の体に合った大きさのロードは本当快適だけど，ちょっとサイズが合わないとびっくりするくらい不快になるから。」と言っていましたが，当時，プレトレに乗っていたフルカワとしては「そんなもんかなぁ？」と思っていましたが，正直，自分の体に合った大きさのパナモリに乗ってみて，正直，そのとおりだなぁと思いつつも，サドルの位置をパナモリと同じくらい上げたら，もう少しなんとかなるんでないかい？ということで，約２センチ上げてみたところ，そんなに違和感がなくなったので，ひとまず安心ということで。
で，昨日は人間ドックということで，雨の中，歩いて病院へ行き，スケジュールの説明を受けていると，なんと胃カメラの後に眼底検査になっているではありませんか・・・これはまずい，鎮静剤を打ちまくって，最近は昔ほど辛くはないけれど，できれば避けたいということで，看護師さんに「以前，胃カメラを飲んでから眼底検査を受けたら，結果がボロボロで再検査を受けたら何もなかったので，何とかなりませんか？」とすがるような思いでお願いしたところ，あっさり「それはいけませんねぇ。じゃあ，胃カメラのところへ行ったとき，事情を話して先に眼底検査を受けるようにしてください。」と言われ，よし！これで今年の人間ドックは大丈夫だと確認しましたです。で，諸々の検査を終え，胃カメラを飲む前に眼底検査を済ませ，鎮静剤を打ちまくって胃カメラを飲み，最後の問診を受けたのですが，体重が増えた以外は特に問題はなく（というか，これ以上増やさないでくださいねとドクターに言われてしまった。単身赴任先では晩ご飯の半分のメイン食材をこんにゃくにしていますので，あとは天気だけなんですよえねぇ。やはり，自転車に乗って楽しくカロリーを消費しないとねぇ。），病院でもらった駅ビルの食事券でカツ丼セットに生ビールという幸せな昼食をとってから家に帰り，更に缶酎ハイを飲んで夕方まで昼寝させてもらいましたです（というか，鎮静剤を飲んでいるのに酒を飲んで良いのか？という感じはないではないが，人間ドック前日はアルコールもタバコも嗜んでいないので，まぁいいんでないかいと。）。
今日も残念ながら雨ですので，土日にパナモリで走りたいのでブログをアップしてから，嫁さんに頼まれていたベランダの掃除を済ませ，久しぶりに眼科の定期検診（視神経の端っこが壊れていると言われているので。楽しく自転車に乗るためには，きちんと検査もしておかないとね。）に行って，プレオの車検前３か月点検にも行っておこうかなぁと思っていますです。こうやって書いてみると，パナモリに乗れなくてもやらないといけないことが結構あるのね，なんて思ったりして。
夏季休暇中の話がすっかり長くなってしまいましたが，以前，The Style Councilの全アルバムが入ったClassic Album Selection をアマゾンMP3で買ったことを書きましたが，The Style Councilのことを書くなら，やっぱりその前身のTHE JAMからだよなぁということで，ええい！とばかりにアマゾンMP3でTHE JAMの全アルバムが入ったClassic Album Selectionも買ってしまいましたので，まずはTHE JAMからということで。今回はDisc1の“In The City”から紹介させてもらますが，まず，THE JAMなんですが，ポール・ウェラーを中心にしてロンドンで1977年デビューし，1982年解散し，メンバーはポール・ウェラー (Vo，G)，ブルース・フォクストン (Vo，B)，リック・バックラー (Ds)の3人のバンドで，今回紹介する“In The City”は１９７７年５月にリリースされたデビューアルバムになります。レビューといってもMP3音源で買ったため，歌詞カードもなく，フルカワに英語を理解する能力はありませんので，音を聴いた感想程度ということでご了解くださいませ。
１曲目の“Art School”という曲は，ジャキーンとしたギターのコードカッティングから始まり，ポール・ウェラーの「１，２，３，４！」のカウントからハイテンションで始まるロッケンロールナンバーですね。時代もパンクな時代ですので，パワフルにコードカッティングだけで進んでいくのですが，ドラムとベースがタイトなリズムを刻みまくるのが非常に気持ち良いです。
２曲目の“I've Changed My Address”という曲は，ギターがいかにもロケンロールなリフを刻みながら，ドラムとベースがこれまたタイトなリズムを刻みまくるのですが，メロディーが少し甘めなので，当時の他のバンドとはちょっと違うなぁと思ってしまいましたです。というか，結構なハイスピードなのにタイトにリズムを刻みまくるドラムがメチャカッコヨシです。あんまりダビングしていない，一発録りみたいな音も非常にフルカワ好みでございます。
３曲目の“Slow Down”という曲は，ちょっとＲ＆Ｂっぽいリフをギターとベースが鳴らしながら，それでもストレートに突き進む感じの曲になっています。途中でブレイクを入れるところもフルカワ好みでカッコヨシです。パンクというよりもテンポアップしたＲ＆Ｂという感じで個人的には文句なしですね。
４曲目の“Got By In Time”という曲は，コードダウンしながら進んで行くイントロが好みよねぇと思いながら，少しシャッフルの入ったリズムに乗ってポール・ウェラーが結構甘めのメロディーを唄うと，モータウン系の影響を受けているのがよく分かるなぁという感じですが，ところどころスネアのドタバタとしたオカズが入るのも良いねぇと思ってしまいましたです。
５曲目の“Away From The Numbers”という曲は，ちょっとタメの効いたテンポに訴えるようにシャウトするポール・ウェラーがカッコヨシだなぁと思ってしまいましたです。８ビートのギターカッティングも，タムを回しまくるドラムのオカズも，全てがロッケンロールよねぇと思ってしまいましたです。サビのちょっと切ないメロディーラインも，間奏のちょっと切ないアルペジオもただのパンクではないところを醸し出しているなぁと思いましたです。
６曲目の“Batman Theme”という曲は，えぇ読んで字のとおりバットマンのテーマなんですが，これはシーナ＆ロケッツもやっていたよね（というか，シナロケがこれをパクったのか？まあ，パクリ（とリスペクトは紙一重ですけど。）は博多の伝統ですけどね。），というか，シンプルにグイグイ押してくるところや，いったん終わったのかと思いきや，再度，リフでグイグイ押しながら最後まで突っ走るところがカッコヨシです。
７曲目の“In The City”という曲は，THE JAMのデビュー曲で，アルバムタイトル曲ですが，この曲は，ギターのジャキジャキしたコードカッティングとギターのコードとユニゾンで走り回るベースラインとシンプルながらタイトに突っ走るドラムに乗って，一直線に唄う感じのポール・ウェラーのヴォーカルがメチャカッコヨシです。途中でスクラッチノイズを入れるのはパンクを意識してる？なんて思いながらも，ひたすら一直線に突き進んでいくのを聴いていると，ライヴで汗を飛び散らせながら演奏しているのが目に浮かんでしまいましたです。
８曲目の“Sounds From The Street”という曲は，これもコードカッティング一発の曲なんですが，ちょっとビートルズを思わせるような甘めのコーラスワークが，時代のせいでひとくくりにパンクバンドと呼ばれていたけれど，「我々はパンクバンドではない！」というTHE JAMからのメッセージに聴こえるような気がします。
９曲目の“Non-Stop Dancing”という曲は，ギターのシンプルなリフにシンプルなドラムの８ビートの曲なんですが，ベースの跳ねまくったベースラインがこの曲を普通の８ビートの曲ではない感じにしています。コード展開もＲ＆Ｂ系かなぁと思いながら，終盤ではジャリジャリとしたギターの音でちょっとソロが弾かれる等，ちょっとギターカッティング１本ではないアレンジになっていたりします。
１０曲目の“Time For Truth”という曲は，シンプルなリズムなんですけど，ドラムのスネアのオカズにドタバタ感があって，メロディーをぶった切る感じになっていてカッコ良いです。唄の方も随所にシャウトがちりばめられ，よく聴いていると「Fuck Off!」なんてシャウトも入っていて，ポール・ウェラーも若いよねぇというか，パンクの時代よねぇと思ってしまいましたです。
１１曲目の“Takin' My Love”という曲は，ハイスピードのロケンロールなんですが，ギターのコードカッティングもベースのラインもドラムの一直線な８ビートも全てが疾走していてカッコ良いです。ギターもコードカッティングばかるりではなく，リフでグイグイ押し込んでくるところもカッコエエなぁと思いましたです。
ラストナンバーの“Bricks And Mortar”という曲は，ちょっと思わせぶりにタメを効かせつつ，ブレイクを入れまくり，そこにドラムがオカズを入れまくるという，非常にフルカワ好みのアレンジになっていますです。間奏でギターがカッティングで暴れまくるところなんて，本当，カッコ良いというか，ラストナンバーに相応しい曲になっていますです。
やっぱり時代でしょうかね，ジャリジャリしたギターのカッティングでゴリゴリ押すアレンジや“Batman Theme”と“Bricks And Mortar”以外はフェイドアウトしないアレンジはパンクっぽいなぁと思うのですが，ドラムはメチャタイトですし，ベースはいわゆるルート音中心ではなく，気持ち良いグルーヴが出るラインを弾いているので，単なるパンクでは終わらないという感じがこのアルバムからは伝わってきますね。それは別にしても，ギターバンドが大好きで，踊りまくるベースラインが大好きなフルカワとしては，手放しでカッコ良い音だなぁと思ってしまいましたです。
ところで，THE JAMとThe Style Councilで１２週分のネタができましたので，岡村ちゃんの新曲も９月には出ますし，とりあえず年内はネタに困ることはないかなぁと少しほくそ笑んでいるフルカワでございます（結構，ネタに困ったりするんですよね。）。
ところで，前回，Windows10へのアップグレードがどうにもこうにも上手くいかないということを書きましたが，今週の水曜日は降水確率６０パーセントでしたので，パナモリの整備をしながら，Windows10のインストールメディアを作成し，再度アップデートに挑戦することにしてみましたです。Windows Updateがダメならインストールメディアでやればいいんでないかいということで，パナモリの整備をしながらインストールメディアを作成し，さてアップデート出来るか？という感じでDVD-Rをパソコンにマウントし，作業を開始し，前回まで到達できなかったところまで進んだ！っと思ったら，シャットダウンされ，ブートの関係でインストールできないという訳の分からないメッセージが表示され，これまでも何度も見た，以前のWindowsに修復していますのメッセージが表示され，えぇ，またWindows7が起動しましたとさ。
ここまで来ると正直打つ手がないので，これ以上やっても時間の無駄ですので，えぇ，決めました。自宅デスクトップはこのままWindows7で延長サポート期限が終了するまで使わせてもらいましょう。調べて見たら２０２０年までが延長サポート期間ですので，あと５年はWindows7でも問題ないじゃありませんか。それなら，あと５年間，Windows7を使って，延長サポートが終わる段階で，マシン自体を新しくした方が賢い使い方ではないかい？ということで，タスクバーにWindows10アップデート通知アイコンが出っぱなしになるのはうざったいので，タスクバーのプロパティで非表示にし，Windows Updateも非常に使いづらいので，Windows10へのアップデートは非表示にして，Windows7関連のアップデートだけ表示するようにして，非常にスッキリしたなぁとおもっていたのですが，Windows Updateだけはアップデートを非表示にしたにも関わらず，ときどきアップデートが失敗しましたという腹の立つメッセージが赤で表示されるので，「そんなに言うならきちんとインストールされろよ！」とちょっと腹が立っているフルカワでございます。こっちだってインストールしたいのに，なぜかどうやってもインストールできないだけなので，文句言ってんじゃないよマイクロソフト！と思ってしまいましたです。
まぁ，タスクバーに不要なアイコンが表示がされるのが一番目に付くのでWindows10にしようかなぁと思うのであって，とりあえずタスクバーからアイコンがなくなれば全く気にならないし問題なしということで，非常に精神衛生上よろしいでございます。まぁ，これまでアップデートのために無駄に費やした時間も、自分を納得させるためには必要な時間だったということで，無駄ではなかったと思いたいフルカワでございます。
