ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

夜汽車を貫通するメロディヤ/中川敬


 やっと長かった梅雨が山の中の町でも開けたようで,窓の外は少し曇っているものの,雨は降っていなくていい感じです。雨がずっと降って,アパートの床が湿気でベタベタしていましたが,やっとベタベタしなくなったので,暑いのは暑いのですが,快適に過ごせています。
 さて,前回のブログをアップした後のフルカワの日常ですが,日曜日は久しぶりのいい天気でしたが,自宅なのでパナモリもなく,さて,どうしたもんか?という感じでしたが,それならタイヤ館にプレオを持って行ってタイヤの空気圧を点検してもらっておこうかな?ということで,午前中,少し買い物に行って,昼ごはんを食べた後にタイヤ館まで行ってきましたです。タイヤ館のパドックには既に3台が入っていたので,これは待たないといけないかな?と思いつつ店員の方に「無料タイヤ点検なんですけど,どれくらい待ちそうですかね?」と聴いたところ,「今,3台入っているので,オイルとかバッテリーとかもなら1時間程度ですかね。」ということでしたので,「半年点検を5月に済ませているので,タイヤだけでいいです。」と答えたところ,なんと「では15分程度で大丈夫です。」ということでした。待っている間にホムセンに行って,何か面白いものはないか探してからタイヤ館に戻るとちょうど点検が終わっていて,特に問題なしということと,できれば3か月に1回点検に来て下さいということでした。15分で点検が終わるのであれば,日曜日の午前中に来るのもありだなということで9月か10月にまた点検に行こうかと思っています。
 三連休最終日の月曜日は,本当,久しぶりのいい天気で,どうしてここにパナモリがないの・・・という感じの天気ですが,プレオに乗って山の中の町へ帰らないといけないので仕方ないですね。ウインドウを全開にして,ご機嫌なロックンロールを聴きながらプレオで走っていると,そこかしこをロードが走っているではありませんか。暑いけど,走れるときに走りたいよね,次の休みこそはパナモリで走りたいよ・・・と思いながら山の中の町までプレオを走らさせてもらいましたです。
 火曜日からは仕事ということで,相変わらずジタバタしているとあっという間に週末になってしまいましたです。今週は山の中の町で過ごす週なので,昨日は仕事帰りにドラッグストアに寄って,朝ごはん用のパンを買ってかえることにしたのですが,いつも食べている塩バターフランスがなくて,塩バターパンになっていました。それならホテルくるみパンにしようかな?と思いましたが,値段が同じなので塩バターパンを食べてみて,ダメだったらホテルくるみパンにすればいいんでないかい?ということで塩バターパンを手に取らせてもらいましたです。そういえば,愛用しているドラッグストアから結局はVAAMが消えてしまったので,この店にあったらついでに買おうかな?と思い,塩バターパンを片手に店内をうろついたところ,なんとVAAMが売ってあるではありませんか。残り1本だし買っておくか!ということで塩バターパンと一緒にVAAMも買わせてもらいましたです。
 今日は普段より少しゆっくり目に起きて,朝ごはんを食べた後,ワイシャツにアイロンをかけ,洗濯をしてから大型スーパーに1週間分の食材を買いに行き,昼ごはんを食べてからブログネタを打っています。今日は午後から仕事の関係ではあるものの,仕事ではないweb会議に参加しないといけないので,先週の3連休の空いた時間を利用してネタとか打っておいたので,web会議に参加するまでに何とかアップさせておきたいと思っています。山の中のアパートで使っているパソコンはノートパソコンなので,最初からweb会議用のカメラもマイクも付いているので,Zoomをインストールすればweb会議に参加できるので,山の中の町にいる日がweb会議の日でラッキーだったなと思っていますです。
 明日は,晴れ時々くもり,所により昼過ぎから夜のはじめ頃,雨で午後の降水確率が20%,最高気温が32度の予報なので,久しぶりにパナモリで走りに行けるのではないかと思っています。とはいえ,「所により昼過ぎから夜のはじめ頃,雨」の予報なので,気象庁の今後の雨予報をよく確認して走りに行く方向を考えたいと思っていますです。

 フルカワの日常ネタはこの程度にして,今回は今月リリースされた中川敬の6年ぶりのソロアルバム“夜汽車を貫通するメロディヤ”を紹介したいと思います。藤井一彦のソロアルバムがライヴ先行発売と言いながら,ネット販売が1年以上ほったらかしにされている間に,中川敬のソロアルバムがリリースされるのもなんか因縁のような気がしたりしますが,一日も早く藤井一彦のソロアルバムがネット通販で買えればいいなぁと思ってしまいました。
 1曲目の“いのちの落書きで壁を包囲しよう”という曲は,アコースティックギターのざっくりとしたカッティングとフォーキーなコード進行がいい感じだねぇと思いながら聴いていると,中川敬が柔らかい声で唄ってくれるのですが,それがアコースティックギターの音と合っているなぁと思ってしまいました。歌詩の方ですが,ここのところ,どちらかといえば直接的で政治的な歌詩が多かったと思うのですが,割りと抽象的で亡くなった人を懐かしむような唄になっています。
 2曲目の“イチヌケタの声が聞こえる”という曲は,結構,8ビートなカッティングでいきなりグイグイくる曲になっています。若さがほとばしる歌詩とシンプルなアコースティックギターのカッティングがいい感じです。バンドで演ってもいい感じなんでしょうけど,Soul Flower Unionというよりも若手のバンドに熱さを振りまきながら演ってもらった方が似合うかもしれません。もちろん,バンドでなくサラッとした弾き語りであれば,中川敬でも良いと思いますけど。
 3曲目の“石畳の下には砂浜がある”という曲は,アコースティックギターと金子鉄心のイーリアン・パイプ&ホイッスルがいい感じで鳴っていて,そこにちょっと壮士演歌っぽい中川敬の得意なメロディーで唄が唄われるのですが,基本的には優しい眼差しで誰かを見ている感じの歌詩で,わりとこれまでのこういう感じの歌詩って感情移入がしにくかったのですが,この曲は感情移入しやすい歌詩になっています。しかし「石畳の下には地面がある。」ではなく「石畳の下には砂浜がある。」と唄ってしまうところが中川敬らしいなと思いました。
 4曲目の“栄光は少年を知らない”という曲は,けっこうポップなコード感のイントロで始まり,そこに優しい声で中川敬が唄い始めるのですが,「実弾は銃身に装填された。でも栄光は少年を知らない。」とあるので,少年兵の唄なんだろうなと思うのですが,「少年は栄光を知らない。」ではなく,「栄光は少年を知らない。」としているのは,「少年は栄光を知らない。」では少年が負けて亡くなったことになるけれど,「栄光は少年を知らない。」だと,少年は結果として勝ったものの亡くなってしまったことになるんだろうなぁと読ませてもらいました。
 5曲目の“荒れ狂う波ごしの唄”という曲は,ザックリとしたアコースティックギターと少し物悲しいイーリアン・パイプ&ホイッスルの音がいい感じです。タイトルからするとハードな感じなのかと思いきや,割りと穏やかというか,淡々とした感じの唄になっています。「戦火をくぐり抜けて」みたいな歌詩があるので,難民のことを唄っているのだろうと思いますが,最近,マスコミが間違った認識を植え付けようとしている難民問題な内容になっていなかったのですんなりと聴くことができました。
 6曲目の“夜汽車(insturumental)”という曲は,アコースティックギター2本(カッティングとリード)によるインスト曲ですが,凝ったコード進行でもなければ,難しいメロディーラインでもないのですが,だからこそ,ホッと一息つけるようなインスト曲になっています。奥野真哉が「インストあるといいね。」と言ったことを受けて,この曲が入ったということですが,ナイス!奥野真哉!という感じでしょうか。
 7曲目の“不屈のワイルド・チャイルド”という曲は,これまたハードな曲かと思うようなタイトルですが,優しいカッティングとリフで始まり,中川敬の唄が始まると,これがまた優しく包むように唄ってくれていて,1本心の通ったフォーキーな曲なのですが,サビのメロディーラインはバンドで演ったら盛り上がるだろうなぁと思ってしまうメロディーラインになっています。
 8曲目の“半世紀の地図”という曲は,Soul Flower Unionの名曲“ひぐらし”のイントロのようなベースラインで始まるのですが,ちょっとマイナーコードのダウナーな曲になっていますが,こういう感じの曲はバンドでなく,やっぱりアコースティックソロの方が似合うかなぁと思いました。“半世紀の地図”というタイトルですが,これは50を過ぎた我々世代の比喩なのかなと思いながら聴かせてもらいました。そうなんだよね,50過ぎたということは半世紀を生きてきたってことですもんねぇ。
 9曲目の“半端な月のブルース”という曲は,タイトルどおりブルーズなギターカッティングから始まり,ザックリとしたギターカッティングに少しザラッとした中川敬の声がいい感じです。基本的にはアコースsティックギター2本とヴォーカルという構成なのですが,音の薄さを感じることなく,しっかり聴けるのはミックスもそうですが,ヴォーカルも含め,1つ1つの音がしっかりしているからだと思いました。
 10曲目の“風待ちの港”という曲は,ポップな感じのコード進行でギターがカッティングされ,そのままポップなメロディーを中川敬が唄っていてちょっとビックリしました。タイトルからしてもう少し憂鬱な感じの曲かと思っていたら「風待ちの港を立つ。帆を上げてドラを鳴らす。行き先はお前の胸にある。」という非常に前向きな唄になっていましたです。難しいことは考えなくて,とりあえず一歩踏み出せというメッセージなのかな?と受け止めさせてもらいましたです。
 ラストナンバーの“生きる”という曲は,タイトルからして重いのかと思いきや,アルペジオで始まり,語りかけるようなメロディーで中川敬が唄っているのですが,「痛みは遠ざかる。でも記憶は打ち寄せる。変わらない月が笑う。明日を追いかけてる。」とあるので,“満月の夕”の続編的な唄なのかな?と受け止めさせてもらいました。中川敬が「死亡率100%。生きるとはそういうこと。」と“死ぬまで生きろ!”と唄っていましたが,中川敬の死生観はそういうことなんだろうなと思いますし,フルカワとしてもそうなんだろうなと思っています。
 しかし,これまでの中川敬のアコースティックソロは必ず何曲かはカバーが入っていたのですが,このアルバムはカバーはなしで,全曲書き下ろしの新曲ばかりとなっています。SOUL FLOWER UNIONでは演りにくい(どちらかといえば,ノリにくい)曲をアコースティックソロに持ってきているのかな?と思ったりもしますが,いつもバンドのための曲を作ってるんじゃ,それはそれで仕事感がでてしまうので,アコースティックソロではバンドで演りにくい曲をどんどん演ってくれればいいんでないかい?と思ったフルカワでした。

 前回のブログで自宅のパソコンのマウスとキーボードの調子が悪いと書きましたが,原因が分かりましたです。というのも,再起動させてログインするときに,キーボードでパスワードの入力ができなくなったので,スクリーンキーボードで入力して,ログインしたものの,マウスやキーボードの動作がおかしいので,再度,スクリーンキーボードを起動させてみると,なんとCtrlキーが押されっぱなしになっているではありませんか。これでは,マウスの挙動や,キーボードでの入力がまともにできるわけはないということで,キーボードとスクリーンキーボードでCtrlキーを解除したのですが,すぐにCtrlキーが復活し,というようなことを繰り返していました。キーボードとマウスのドライバーを再インストールしたら直るかな?と思い,試してみましたが,やはり直ることはなく,土曜日の時点で,これはキーボードそのものが壊れたのでは?という結論に達しましたです。
 日曜日の朝に,そういえばウイルススキャンをしないで寝ちゃったなということで,ウイルススキャンをかけたところ,ウイルススキャンを中止する画面とその取消が激しく繰り返され,これはどういうことなんだ?ということでスクリーンキーボードを起動させてみると,なんと昨日はCtrlキーでしたが,今度はEscキーが押されっぱなしの状態になっていて,スクリーンキーボードとキーボードで何とか解除して,ウイルススキャンを終えることができたのですが,radikoを聴いていたFirefoxの挙動がおかしくなったので今度は何だ?と思ってスクリーンキーボードを起動させてみると,今度はWindowsキーが押されっぱなしになっているではありませんか。押されっぱなしのキーが変わるのはソフトウェアの問題ではなく,間違いなくハードウェアの問題だろうということで,それならキーボードを外してしまえ!ということで,キーボードを取り外し,スクリーンキーボードを立ち上げてみると,どのキーも押されていない状態だったので,やはりキーボードが壊れた説は確定しましたです。そうすると久しぶりにキーボードを買うかねということで,近所のビックカメラへ行き,一番安いBUFFALOの有線キーボードを買って(マウスは無線の方が便利なので無線を愛用していますが,キーボードは有線でも問題がないので。),自宅に戻ってからキーボードを取り付けたところ,土曜日のあの調子の悪さはなんだったの?というくらい,サクサクと入力ができましたです。また,マウスの右クリックの調子が悪かったのですが,キーボードが新しくなったら,なぜかマウスの調子もよくなりましたです。まぁ,どちらも入力系デバイスなので,相互に影響しているんだろうなぁと思ってもみたり。
 今回,調子が悪くなったのが,ちょうどWindows Updateをした後だったので,Windows Updateの相性が悪かったのかな?と最初は考えていたのですが,まさかのハードウェアトラブルとは。とはいえ,ハードウェアなんだから物理的に壊れることは十分あり得ることなので,今後は調子が悪いときはハードウェアを疑うことも視野に入れておこうと思ったフルカワでした。