ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

COVER JUNGLE 1/T字路s


 11月もあっという間に折り返し,曇り空な山の中の町では,さすがに長袖Tシャツ1枚では寒いので,長袖Tシャツの上に半袖Tシャツを重ね着していますが,結構,これだけで違うんだなぁと感じています。こんなことをグダグダ書いている間にあっという間に年末になってしまうんだろうなぁと思っていますです。
 さて,前回のブログをアップした後のフルカワの日常ですが,日曜日は予報どおり雨が降ってしまいましたが,まぁプレオで山の中の町へ帰るだけだから関係ないかということで。午前中は自宅でウダウダしたり,掃除をしたりして,荷物をまとめてプレオに乗り込んだのですが,ぼちぼち冬服を持って行っておこうということで,今回はモッズコートを持っていくことにしたのですが,実は雨が降る予報だったので,土曜日のうちにビニール袋に入れてプレオに詰め込んでいたのですが,正解でしたね。片手に荷物を詰めたバック,片手に傘では,モッズコートを持てる手がないので,2往復するしかないのですが,自宅マンションは立体駐車場なので,自宅まで往復している間に別の人が自動車を出すために移動させて,プレオが立体駐車場の一番上に移動していたら時間が無駄にかかってしまうので,前日のうちにモッズコートをプレオに積んでおいて良かったねぇと思いましたです。プレオに乗り込んで,一路,山の中の町へ向けて出発しましたが,雨のお陰で夜露と土埃でグダグダのプレオが少しはキレイになったのではないでしょうか。1時間ちょっと走ったところで予定どおりに昼ごはんはすき家で豚カバ丼の豚汁おしんこセットを美味しくいただいて,残りは休憩不要だねということで,残り1時間弱のところにある道の駅でカーステレオの音源をCD-R(谷山浩子)からカーナビのSD(Aztec Camera)に切り替え,その後は大型スーパーで食材を買ってから,アパートに戻らせてもらいましたです。
 月曜日からは仕事ということで,ジタバタしているうちにあっという間に週末になってしまいましたが,今週は帰省しない週なので,夜もアパートで晩ごはんを食べた後はのんびりとTverを見ながら一杯やってお休みなさいということで。今日はゆっくり目に起きて,朝ごはんを食べた後はワイシャツにアイロンを掛け,洗濯をして,大型スーパーに買い物に行き,昼ごはんを食べた後,今日は眠気が来ないので,ブログネタを打っています。まぁ,眠たくなったら昼寝をすればいいだけなんですけどね。
 明日は予報ではくもり昼前から晴れで午後の降水確率は0%,最高気温は20度ということなので,パナモリで走りに行けるかな?と思っています。11月も下旬に差し掛かったので,そろそろ半袖ジャージにレーパンでもないだろうということもありますし,いつまでも半袖ジャージにレーパンを着ていると,長袖ジャージにタイツを着るときがなくなってしまうので,遅まきながら衣替えということで。

 フルカワの日常ネタはこの程度にして,今回はT字路sの“COVER JUNGLE 1”を紹介したいと思います。実はこのアルバムは2022年6月のリリースということで,今年リリースされていたものなのですが,アマゾンからのメールにも入っていないので知らなかったのですが,radikoJ-WAVEを聴いているのですが,RADIO DONUTSでT字路sがカバーアルバムを出したということを言っていたので,なんとアマゾンで検索をかけてみると,既に1枚目はリリースされていて,近々2枚目もリリースされるということなので,速攻で2枚ともカートにインさせてもらいましたです。
 1曲目の“三百六十五歩のマーチ”という曲は水前寺清子のカバーで,伊東妙子の「1,2,1,2,1,2,1,2」のシャウトから始まり,元気いっぱいな唄を聴かせてくれます。なんとなく,レトロちっくな音の組み立て方もあって,ラジオ体操の唄みたいな感じもありますが,それもまた味になっています。無理にだみ声にすることなく,ストレートに唄ってくれているのですが,それが唄のパワーを高めてくれているのではないかと思いました。
 2曲目の“星影の小径”という曲は小畑実のカバーで,ペラペラのフルアコの音が気持ちよく鳴る中,伊東妙子が伸びやかに唄ってくれています。基本的にはフルアコとベースとヴォーカルとトランペットという構成なのですが,シンプルなのに薄っぺらくないのは伊東妙子のヴォーカルの圧のおかげかな?と思ってしまいました。
 3曲目の“これさえあれば”という曲は2013年にリリースされた“これさえあれば”のタイトルナンバーのセルフカバーで,伸びやかなトランペットの音で始まったと思ったら,フルアコとベースが鳴り始め,ヴォーカルが入ると,T字路sだねぇという感じですが,前回のレコーディングでは無理やりだみ声にしていた感じがありましたが,今回は,もう地の声でいいんじゃない?という感じで,伸びやかに唄ってくれているのですが,こっちの方がヴォーカルにパワーがあって良いのでは?と思ってしまいました。
 4曲目の“熱き心に”という曲は小林旭のカバーで,果たして小林旭の唄をどう唄うのか?と思っていると,軽やかなフルアコのカッティングにトランペットの音で始まり,そこから唄が入ってくるのですが,ドスが効いて少ししゃがれた小林旭の声に対して,割りと爽やかな感じで唄ってくれています。これはこれでありというか,バックの音が少ない分,あまり重たい演奏にしないほうがやりやすいんだろうなと思いましたし,軽やかな感じでもしっかりとシャウトするところはシャウトしてくれていますので,気持ちよく聴くことができます。
 5曲目の“そばにいたい”という曲はTheピーズのカバーで,元の曲を意識した感じで,8ビートを感じさせてくれるギターのカッティングが気持ち良く,ヴォーカルも気持ちよくのびのびと唄っています。しかも,この曲ではTheピーズをリスペクトというか,きちんとギターソロも弾いてくれているのですが,そこも愛を感じました。
 6曲目の“スローバラード”という曲はRCサクセションのカバーで,原曲を意識してアルペジオでくるか?と思っていたらカッティングできましたが,管楽器がいい味を出してくれています。唄が始まると,清志郎とは違うのですが,これはこれでいいんじゃない?みたいな感じで仕上がっています。特に「悪い予感のかけらもないさ。」のところのシャウトと「あの娘の寝言を聴いたよ。本当さ,確かに聴いたんだ。」と明るく優しく唄いかけるところは素晴らしいなぁと思いましたし,エンディングのサックスのソロも力が入っていて気持ち良いと思いました。
 7曲目の“愛のメモリー”という曲は松崎しげるのカバーで,フルアコジャランで唄が始まり,後は伊東妙子のヴォーカルでグイグイ押してきます。原曲は歌謡曲らしいぶ厚めな音になっていましたが,ギターとベースを基本にしつつ,後はホーンだけで音の厚みを付けているのですが,伊東妙子のパワフルなヴォーカルのおかげでそれだけで十分という感じで,最後まで楽しませてもらいました。
 ラストナンバーの“ユウマヅメ”という曲はザ・クロマニヨンズのカバーで,ギターとベースとピアニカでチープな感じで始まり,そこにはつらつとした感じで伊東妙子が唄い始めるのですが,ほんわかした歌詞に曲が合っているなぁと思いました。というか,この曲の元がザ・クロマニヨンズ甲本ヒロトが唄っているなんて,私のザ・クロマニヨンズのイメージからはかなり遠い曲なのですが,まぁT字路sに合った曲に曲に仕上がっているので別にいいんですけど。
 しかし,T字路sってギターとベースのデュオなんですけど,普通,この構成ならアコギを選択するのではないかと思ったりするのですが,そこをあえてフルアコで,しかもどうも聴いている限り,ノン・エフェクトで弾いているのは凄いなぁと思います。正直,フルアコでノン・エフェクトだとかなりペラペラした音になるのですが(実際そうですし。),その音だからこそ伊東妙子のパワフルなヴォーカルにぶつからないのかな?とも思ってもみたり。確かに,あのパワフルなヴォーカルの後ろで,オーバードライヴをかけまくったギターがガシャガシャ鳴っていると,ちょっと(かなり?)邪魔になってしまうだろうなと思いました。

 ところで,THE GROOVERS藤井一彦が今年の2月に3枚目のソロアルバム“月を見ろよ”をリリースしたのですが,当分の間はツアー先での販売に限定するということだったのですが,まぁ半年もすればネット通販もできるようになるのではないかと思っていたのですが,未だにネット通販が始まっていません。弾き語りツアーは身軽ではあるものの,さすがに山の中の町まで来てくれるはずはなく,かといって,遠征できるような場所もなく,さて,一体いつになったら手に入れることができるんだろうと思っていますです。
 弾き語りツアーに行くとしても,弾き語りツアーで演っている店はこじんまりとした店が多く,新型コロナウイルスが2類から動かない状況で,こじんまりとした店でのライヴに参加するのは仕事上の立場もあり,少しリスキーかなぁと思っていますので,どうしたもんかなぁと思っています。
 まぁ,一番いいのは,来年の2月でリリースから1年の節目なので,ネット通販を開始するっていうのはどうでしょうか,藤井一彦様。本当,聴きたいんですよぉ,新しいアルバム。正直,弾き語りツアーの参加したくても,自分の住んでいる町に来ないというファンも多いのではないかと思いますので,できるだけ前向きにネット通販を考えてほしいと山の中の町で心底願っているフルカワでございます。