ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

T字路s/T字路s


 やっと良い天気の週末になったなぁという感じで,窓の外は良い天気で晴れ渡っています。ここのところ天気は良いのだけれど風が冷たいので,日が差さないところにいると少し寒いという感じでしたが,まさに日が差さないフルカワの自室は少し肌寒いかなぁという感じですが,まぁ昼間は長袖Tシャツ1枚でも何とかなるのではないかと。
 さて,前回のブログをアップした後のフルカワの日常ですが,日曜日は予定どおり朝から雨で,昼前になっても雨があがる気配がありませんでしたので,これはプレオのエンジンを回しておこうということで,午後からプレオに乗って北方面へ走りに行きましたです。さすがに4月ということもあり,山の中の方も雪が残っていることはありませんでしたが,さすがに山の奥の方へ行くと段々と道端にある気温計の表示が下がっていき,2時間走ってUターンしようかねというところまで走ると12度ということで,やはり山の中は寒いなぁと思ってしまいました。Uターンした後は休憩できるコンビニを探し,コンビニで缶コーヒーと惣菜パンを買って(パナモリで走っているときと違って甘いものが食べたくなるわけではないので,プレオで走るときには惣菜パンをおやつ代わりに食べています。)一息入れた後は,また自宅へ向かってひた走らせてもらいましたです。正直,往復150キロ程度走ればいい感じでないかい?と思って走ったのですが,雨が降っていたことであまり道が混んでいなかったこともあり,200キロ弱走ったのには少し驚いてしまいましたです。これだけ走っておけば,今月はとりあえずプレオのエンジンは回したねぇということで,あとは天気が悪くなければ遠慮なくパナモリで走りに行けるということで。
 月曜日からは仕事ということで,バタバタと過ごしているうちにあっという間に週末を迎えてしまいましたです。今日はいつもどおりゆっくり目に起きて,朝ごはんを食べた後はルーティーンのワイシャツのアイロンがけをして,洗濯をし,買い物に行き,昼ごはんを食べた後,ブログネタを打っています。明日の天気は予報では晴れで午後の降水確率が0%,最高気温が19度ということで,これはパナモリで入りに行くしかない!という天気で非常にいい感じです。あとはウェアをどうするかとルートをどうするかだなぁと思っています。そろそろ北方面峠コースを復活させても良いのではないかと思っていますが,そうすると,長袖ジャージにタイツぐらいでちょうど良いのではないかと思ったりもしますし,そうするとグローブは指切りグローブで靴下も冬用でなくても良いような気もするので,悩ましいなぁと思いつつ,まぁ明日の天気(というか気温)を感じながら決めましょうかね。長袖ジャージにタイツの組み合わせは非常に着る期間が短いので,このシーズンは明日が最後かなぁと思ってもみたり。来週末はもう4月下旬に差し掛かるので,多分,そうなってしまうんだろうなぁと思っていますです。

 フルカワの日常ネタはこの程度にして,今回もT字路sを紹介ということで,2017年3月にリリースされた,フルアルバムにして,オリジナル作品で,バンド名をそのままアルバムタイトルにした“T字路s”を紹介したいと思います。
 1曲目の“はきだめの愛”という曲は,軽やかなギターカッティングで始まり,そこにベースが乗っかり,ピアノも入り,しかもブルージーリードギターまで乗っかってくるという,これまでになかった感じの演奏で始まり,伊東妙子のヴォーカルも少ししゃがれ成分を抑えめにして軽やかにして唄っているのですが,これがまた曲の軽やかさに合っていて,非常にいい感じです。掴みの1曲目の曲としてはいい感じです。
 2曲目の“交差点”という曲は,フルアコらしいザラッとした音のギターにベースにピアノというシンプルな構成ながら,しっとりと唄う伊東妙子をしっかりと支えているなぁと思いました。間奏ではブラスが入るのですが,前に前にみたいな音ではなく,さらっと後ろで支える感じで入ってくるので,あくまでも伊東妙子のヴォーカルが主役なんだなぁとシミジミ思ってしまいました。あと,ブラスの音がモノラル録音みたいな音で録音されているのも面白いなぁと思ってしまいました。
 3曲目の“最後の手紙”という曲は,ギターのカッティングにフルートで始まり,サラッとした感じで伊東妙子が唄い始めるのですが,この曲ではしゃがれ成分がかなり薄まり,シミジミとした感じで唄われています。途中からうっすらとキーボードも入ってくるのですが,その控えめな音量が非常にいい感じです。控えめといえば,ベースも弾かれているのですが,本当,控えめに弾かれているので,ギターと同化してしまっている感じですが,逆にそれが地味だけど支えている感じでベースらしいなぁと。スラップとか目立つだけがベースではないということで。
 4曲目の“今朝の目覚めは悪かった”という曲は,いかにもブルーズ!みたいなタイトルでどうなるのか?と思って聴いていると,しっとりとしたギターのカッティングにピアノ,そこにミュートトランペットというブルーズというよりもジャズっぽいアレンジになっています。間奏で弾かれるピアノやフルートのソロがジャジーな感じでいい感じです。曲はタイトルとは違った感じでしたが,歌詞の方はタイトルどおり目覚めが悪いことを淡々と唄ってくれていますが,サビのラストのシャウトはさすが伊東妙子という感じのシャウトになっています。
 5曲目の“あの野郎”という曲は,ザクッとしたギターのカッティングとブルージーなピアノとシンプルなベースラインが気持ち良い曲です。伊東妙子が吐き捨てるように「あの野郎」と唄う時の吐き捨てるような唄い方がカッコよいです。伊東妙子のヴォーカルの後ろでそっと絡み合っているベースとピアノの絡みがなかなかカッコよいです。間奏ではピアノが弾きまくってくれているのですが,これがまたカッコよいです。
 6曲目の“月明かりの夜”という曲は,軽やか(というかフォーキーか?)なギターのカッティングにブルースハープが気持ちよく吹かれ,そこに伊東妙子が明るい声で歌い始めると,なんかほっこりするねぇという感じです。シャウトはしているのですが,どちらかといえばフォーキーな感じが強いかなぁと。この曲でも控えめに,けれどしっかりとギターのカッティングをベースが支えているのですが,これがまたいい感じです。
 7曲目の“小さき世界”という曲は,ベースが少し前に出た音になっていて,そこにギターが軽やかなカッティングを聴かせてくれるのですが,これがまたいい感じです。曲はフォーキーな感じなのですが,ギターがフルアコなので,チャキチャキした感じの気持ち良い音を聴かせてくれ,そこに伊東妙子がストレートに唄をぶつけてくるという感じで,一発録りだと思うのですが,一発録りならではの躍動感が素晴らしいなぁと思いました。それと,ヴォーカルとギターとベースだけで,あえて何も音を足していない潔さもカッコよいです。
 8曲目の“流れ者”という曲は,少し裏打ちのギターカッティングにそれを支えるベース,そして少し昭和歌謡っぽいメロディー(タイトルも“流れ者”と昭和k歌謡っぽいですしね。)を唄う伊東妙子と,これをT字路sらしいと言わなければ,何をT字路sらしいと言うのかという感じの曲になっています。この曲もボーカルとギターとベース以外に何も足していないのですが,これだけで十分じゃない?と思わせてくれるところが凄いですね。やはり,伊東妙子のヴォーカルの存在感が大きいんだろうと思いました。
 9曲目の“おうちに帰りたい”という曲は,ロックンロールなギターにベース,軽やかなピアノにホーンセクションとドラムが入っていないのに,どうしてこんなにドライヴ感があるんだろう?というくらい曲が転がっています。タイトルだけ見ているとしっとりした曲なのかなぁと思ってしまいましたが,良い意味で思いっきり裏切ってくれています。バックの軽やかな演奏に負けず,伊東妙子も軽やかにロックンロールを唄ってくれていて心地よいです。
 10曲目の“花束”という曲は,シャランと弾かれたギターの後に伊東妙子が唄い始め,カッティングを始めると,ベースとピアノがギターとヴォーカルを支え,バンドの音に厚みを付けるようにフルートが吹かれるのですが,フルートがブルースハープっぽく吹かれているところもあって,面白いアレンジだなぁと思ってしまいました。この曲では伊東妙子が本当にサラッと唄っていて,あの初期のしゃがれ声はなんだったんだ?と思わせるような声で唄っています。
 11曲目の“鐘は鳴る”という曲は,軽やかなギターカッティングとベースで始まり,少し気だるい感じで伊東妙子が唄い始めると,その唄を支えるようにトランペットが吹かれるのですが,このトランペットがいい味を出しています。しかも間奏ではなかなかブルージーなギターソロを聴かせてくれて,ブルージーな曲にさらにブルージーさを加えてくれています。
 ラストナンバーの“T字路sのテーマ”という曲は,ベースから始まり,そこのギターのカッティングが加わり,これでもか!という感じで伊東妙子が最初からシャウトしてくれているのですが,これがカッコよいです。道なりの光景を唄いつつ,最後に「その先のT字路で待っているからさ!」で締めるのですが,なかなかカッコよいです。最初の間奏ではベースのソロで始まり,次にピアノが,次の間奏ではトランペットのソロで始まり,次にサックスが,最後にギターとソロを順番に聴かせてくれるのですが,このソロのリレーもカッコよいです。
 しかし,伊東妙子のヴォーカルは段々無理やりなしゃがれ声から,しゃがれ成分が少し減りつつも,いい感じの声になっているなぁと思ってしまうのは私だけでしょうか。初期の音源では木村充揮憂歌団)みたいな声だなぁと思ってしまいましたが,このアルバムではきちんと伊東妙子の声になっているなぁと思いました。だからこそ,アルバムタイトルがバンド名になっているんでしょうけどね。それから,ドラムレスの演奏でこれだけ気持ちよくグルーヴを感じさせてくれるのも素晴らしいなぁと思いました。そこはベースの篠田智仁がギターカッティング(場合によっては伊東妙子の唄っているメロディー)にどういうベースラインを絡めればが良いのかということを考えて弾いていることも大きいのではないかと思います。

 話は全く変わって,自転車のヘルメットはGIROのヘルメットをずっと愛用していて,今はSavantというモデルを使っているのですが,使い始めてそろそろ3年ということでヘルメットの寿命が近づいていることから買い替えを考えないといけないのですが,既にSavantは生産終了しているので,別のモデルを探さないといけないのですが,GIROは取り扱っている店が少ない(というか近隣では取り扱っている店がない。)ことから通販で買うしかなく,サイクルベースあさひでも取り扱っていないことから,Amazon一択ということになってしまうんですよね。
 で,Amazonで調べてみると,色の好みや値段からするとAGILIS MIPSかなぁと思ったのですが,気になったのは「通常1~2か月以内に発送します。」という記載。これはどういう意味なんだろうと思い,調べてみると「Amazonが卸売業者から取り寄せて販売する商品で,注文日から通常1~2か月以内に商品の発送準備を開始する。」ということでした。Amazonが販売者になっているので,間違いなく発送してくれると思いますし,今から1~2か月なら早くて5月,遅くても6月には発送されるのであれば,今のSavantを使い始めて丸3年か3年少しなのでちょうど良いのではないかい?ということで,早速カートにインさせてもらいましたです。
 さぁ,果たしていつ届くのか楽しみに待っていようと思っていますが,まぁ今のSavantも3年経ったから使えないというわけではなく,大体3年が寿命ということなので,新しいヘルメットが届くまでSavantを使っても別に問題はないんですけどね。