ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

Dixie Chicken/Little Feat


 あけましておめでとうございますと言うには,既にお正月がとっくに通り過ぎていってますが,まぁ,今年の第一回目のブログということで。年末年始の休暇が終わったというのに,月曜日が成人の日ということでまたもや三連休ということで,何をして過ごそうかなぁと思っています。今日は快晴の良い天気で,CWU-45Pを来て買い物に行ったら少し汗ばんでしまいましたです。
 さて,前回のブログをアップした後のフルカワの日常ですが,土曜日はお正月ということで,朝からキリンのラガービールを飲んで,買っておいた日本酒を飲んで,いい感じになってしまいましたが,子供らも帰ってくるということで,あまりグダグダにならないようにセーブさせてもらいましたです。夕方からは子供らが帰って来たので,久しぶりに元気そうな顔を拝ませてもらいましたです。日曜日はさすがに朝から酒を飲むのはやめたので,さてパナモリの初乗りをしようかな?と思ったのですが,あまり天気が良くなかったので,こういうときにプレオのエンジンを回しておきましょうということで,午後からプレオの初乗りということで方面峠コースを走らせてもらいましたです。年末の寒波の影響がどの程度残っているか少し心配でしたが,それほど積もった雪が残ってはおらず(とはいえ,山影にはまだ雪が残っていましたけどね。),いい感じで走らさせてもらいましたです。この日で100キロ弱は走ったので,今月は天気が悪くないのに無理にプレオのエンジンを回す必要はないなということで。月曜日で年末年始の休暇は終わりということで,天気も良かったのでパナモリの初乗りということで,西方面海岸線コースを走らさせてもらいましたです。さすがにこの日からは冬仕様で,ユニクロの長袖ドライメッシュTシャツは変わらずですが,腹巻きをして裏起毛タイツを履き,裏起毛ジャージを着て,足は新しくかったパールイズミのウインターソックスに靴下用の使い捨てカイロを貼って,冬用手袋にはインナーをして,これでバッチリ!ということで走りに行きました。コースの途中に神社があり,お参りに行く自動車の多さに辟易しながら通り過ぎ,街中を抜けて海岸線に出ましたが,風もそんなに吹いていなかったのでいい感じで走らせてもらいましたです。天気が良かったので反対車線を走っているロード乗りと挨拶を交わしながら走らせてもらいましたが,なぜか自分が走っている車線に相変わらずロードが走っていないのはどうしてなんだろうと思ってしまいましたが,まぁ,同じ車線を走っていようが走ってなかろうが,ぼっちであることには変わりはないので問題なしということで。暗くなる前に帰宅したいので,2時間走ったところにあったコンビニで休憩&補給ということで,今年の1回目だからやはりアンパンでしょうということで,パンの棚を探したのですが,残念ながら薄皮アンパンはなかったのですが,普通のアンパンがあったので,それと缶コーヒーで補給させてもらいましたです。復路も特に風が強いということもなく,自分のペースでボチボチ走らせてもらいましたです。復路の途中で個人的にハイスピードアタックポイント(信号がなく長めに走れる道でしかも路面の状態も良い。)にしているところで,新年一発目だ!と少しペダルを踏み込ませてもらったところ,44キロまで行けたので個人的には満足して,その後は事故のないようにのんびりと走り,暗くなりきらないうちに自宅に到着することができましたです。
 火曜日からは仕事ということで,新年早々バタバタでしたが,まぁ昔と違ってあんまり年末だとか年始だとかの感じがないので,本当,普通に仕事をした感じですかね。というわけで日々バタバタ仕事をしているあっという間に週末になってしまいましたです。今日はいつもどおりゆっくり目に起きて朝ごはんを食べ,いつもどおりにワイシャツにアイロンをかけ,洗濯をしてから,買い物に行き,仕事用の靴下のストックな少なくなってしまったので,昼ごはんを食べてからホムセンに買いに行き,ホムセンから戻ってからブログネタを打っていますです。明日はくもり朝晩は晴,午後の降水確率は0%,最高気温は12度ということで,パナモリで走りに行けなくはないのですが,あまりパッとしない天気なので,12月に行けなかった献血ルームに行って献血(通称「セブンティーン・アイスを食べに行く。」)でもしてこようかなと思っていますです。月曜日は予報では晴れ時々くもりで,降水確率は10%,最高気温は13度ということなので,予報どおりならパナモリで走りに行こうと思っています。

 フルカワの日常ネタはこの程度にして,今回もLittle Featということで,今回は1973年リリースの3枚目のアルバム“Dixie Chicken”を紹介します。今回のジャケットのイラストは,白いドレスを着た女性と蛇腹がめちゃ長いアコーディオンという,これまたよく分からないイラストになっていますが,このジャケットのイラストに合わせてどのような音になっているのかも楽しみなところです。
 1曲目の“Dixie Chicken”はいきなりのタイトルナンバーで,ドクター・ジョンのようなノリで始まり,そういえばヴォーカルの声も少しドクター・ジョンに似ているなぁと思いながら聴かせてもらいました。まぁタイトルが“Dixie Chicken”ということなので,ニューオーリンズ風味も入ってきているのかと。というか,個人的にはニューオーリンズ風味は大好きなので全く問題なしということで。曲の終盤からはスライド・ギターが弾かれまくっているのですが,スライド・ギターとブルースハープがコール・アンド・レスポンス的に演奏されていてカッコよいです。
 2曲目の“Two Trains”という曲は,強めのワウを効かせたギターのカッティングが気持ち良いなぁと思っていると,軽快なリズムで始まっているものの,このノリはファンクだよなぁと思いながら聴かせてもらいました。しかし,Little Featとにあってファンクバンドにないのはスライド・ギター!とばかりにスライド・ギターも弾かれまくっているのですが,この曲で驚いたのは女性コーラスが入っていることでしょうか。とはいえ,ファンクを意識すれば女性コーラスも必要だよねということで。
 3曲目の“Roll Um Easy”という曲は,静かにアコースティックギターのフィンガリングで始まり,そこにつぶやくように唄が始まり,そこにやはりスライド・ギターが絡まり,シンプルな演奏だからつぶやくようなヴォーカルがいい感じにハマっているなぁと思いました。本当,ヴォーカルとコーラスとアコースティックギターとスライド・ギターだけの演奏ですが,全く物足りなさは感じられません。
 4曲目の“On Your Way Down”という曲は,ピアノで始まり,さてどう転がっていくいくのかな?と思っていると,ドラムとベースが入ってきて,重ためのルーズなビートで演奏が進んでいきます。ブルーズというほどブルーズではないですし,ロックと言うにはロックではない不思議な感じの曲なのですが,決して気持ち悪いわけではなく,いい感じで淡々とした音を聴かせてくれています。間奏のコーラス系のエフェクターをかけて,音を分厚くしたギターがニョロニョロとしたギターソロを弾き,それに被せる感じでスライド・ギターが弾かれるところは,さすがLittle Featと思ってしまいました。
 5曲目の“Kiss It Off”という曲は,アコースティックギターのカッティングとパーカションで始まり,そこにヴォーカルが絡んできて,この曲もシンプルな演奏にするのかな?と思っていると,うねうねした音のシンセサイザーや流れ星の効果音のようなシンセサイザーの音が入り,どうなるのかと思いきや,ドラムとベースが入り,比較的シンプルな音になったものの,うねうねした音のシンセサイザーは引き続き弾かれ,結局は,淡々と終わってしまう不思議な曲になっています。
 6曲目の“Fool Yourself”という曲は,気持ち良いドラムから始まり,そこにキーボードがいい感じで絡みつき,アコースティックギターが心地よいカッティングを聴かせているところにヴォーカルが入ってきて,そのまんま自然な感じでスライド・ギターが入ってくるという,物凄く普通の感じの演奏なんだけど,それがめちゃ心地よくて,自然な感じで演奏されているところがすごいなぁと思ってしまいました。
 7曲目の“Walkin' All Night”という曲は,軽やかなスライド・ギターから始まり,そこに少しルーズなリズム隊が絡み,いい感じで曲が進んでいきます。シンプルなロックで,「これで,どうだ!」みたいな演奏の対局にあるような演奏なのですが,そのさりげない演奏が非常に心地よいなぁと思いました。しかし,間奏ではスライド・ギターが弾かれまくりで,ここはさすがに「これで,どうだ!」感はありましたけどね。
 8曲目の“Fat Man In The Bathtub”という曲は,軽快なドラムとパーカッションで始まり,そこにアコースティックギターのざっくりとしたカッティングが入り,更にスライド・ギターが入って,さて,タイトルからすると,コミカルな曲になるのかと思っていると,結構,真面目な感じで始まり,シャープなギターのリフが気持ち良いなあと思いながら聴かせてもらいました。スライド・ギターがフィドルみたいに弾かれているところはめちゃカッコよいです。そんなに音数を重ねていないのですが,楽器で出したい音がしっかりと出せているので,各楽器の音が立っていて,気持ち良く鳴っている音を聴いていると,スピーカーの前のこちらまで気持ち良くなってしまいました。
 9曲目の“Juliette”という曲は,エレピでしっとりと始まり,そこにフルートとベースが入ってきて,静かな曲かな?と思いながら聴いていると,ヴォーカルが入ってくれば,結構,しっかりしたロックになっていて驚いていると,フルートがきれいなメロディーを吹きながらも,ギターが結構,弾きまくりという感じで,かなりパワフルな演奏になっています。タイトルからしてしっとりした感じの曲かなぁと思っていたので,いい意味で肩透かしをくらってしまったという感じでしょうか。
 ラストナンバーの“Lafayette Railroad”という曲は,エレピとパーカっションのちょっとファンクっぽい感じの絡みで始まり,そこにゆったりとスライド・ギターがいい感じで絡みついてきて,音全体はベースがしっかりと支えているところにドラムが入ってきて,さて,ここからどうなる?と思っていると,そのまま最後までいい感じでスライド・ギターが弾かれまくって終わるインストナンバーになっています。リズム的にはファンクをかなり意識しているんだろうと思いますが,とはいえ,ファンクにはスライド・ギターはほぼ出番はありませんので,やはりLittle Featらしい曲だなぁと思ってしまいました。
 アルバムタイトルやタイトルナンバーからニューオーリンズ系の音になるのかなぁと思っていましたが,確かにそれらしい音に向かって行こうとしているところもありましたが,スライド・ギターなしではやってられないので,ゴリゴリのファンクサウンドにはならないところがLittle Featらしいなぁと思ってしまいました。ベースになる音は変えずに,いろいろな音を加えながら,結局はあまり変わっていないという感じが素晴らしいなぁと思いました。

 ところで,フルカワが自宅で使っているYAMAHAのプリメインアンプは確か17歳の頃に買ったと思うので,既に30年以上は使っているということになるのですが,最近,右側の音が出なくなったり,ボリュームが重くなったりしたので,そろそろ限界かなぁと思いつつ,念の為,ボリュームの隙間から接点復活剤を注入してみたところ,右側の音が出なくなることがなくなったり,ボリュームも少し軽くなったので,これはまだ使えるのでは?ということで,もう少し頑張ってもらうことにしましたです。正直,昔はプリメインアンプにいろいろなものを繋いでいましたが,今はデスクトップパソコンとレコードプレイヤーだけ(Bluetoothトランスミッターも繋いでいますが,これはヘッドフォンを接続するためだけ。)ですし,レコードプレイヤーもほとんど使うことがない(CD-R化するレコードは軒並みCD-R化したので。)ので,ほとんどデスクトップパソコンから出す音を剥がすためだけなので,プリメインアンプがいるかというとそうでもないのかなぁと思ってもみたり。
 そうすると,アンプの付いたスピーカーでもいいんでないかい?と思ったりもしますが,でもねぇ,やっぱりプリメインアンプにスピーカーを繋いでっていう,そういう様式行為に弱いフルコンポ世代なんですよね。多分,私よりも若いミニコンポ世代とかならこんな変なこだわりはなかったりするんだろうなぁと思ったりもしますが,これはもうどうしようもないんだろうなぁと思っています。と言いながら,単身赴任先ではCREATIVEのMuvo Miniだけで問題なかったので,なぁ,なければないでどうにでもなるんだろうとは思うんですけどね。まぁ,それくらいのこだわりがあったっていいじゃないかということで。