ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

16 Original Albums & Bonus Tracks Disc4/John Lee Hooker


 12月も2週目(実質は1週目ですけど。)になり,山の中の町は非常に寒いです。しかし,今年違うのは,これまではギリギリまでエアコンを使うのを我慢した結果,「これはもうエアコンを使わないと寒くて無理・・・」という日にエアコンの電源を初めて入れても,動かないという泣きたい事態を2年間も続けてしまいましたが,今年は11月末のもう寒いよねという時期(というか,いつまでも暖かかったので,温度差に体が付いていけない。)からエアコンを動かしていたので,寒さ本番だった今週もエアコンが止まることなく,毎日稼働してくれています。ついでに言えば,冬は夜露がひどいので室内干ししかできないのですが,エアコンを動かすことで洗濯物もよく乾きますよっということで。電気代は掛かりますが,体調を崩しては意味がありませんので,これでいいのだということで。
 さて,前回のブログをアップした後のフルカワの日常ですが,日曜日は自宅でウダウダしているうちにあっという間にお昼になってしまい,昼ご飯を食べて,荷物を整理して,プレオに詰め込んで,単身赴任先へひた走らせてもらいましたです。秋の行楽シーズンも終わりましたので,道路もそんなに混むことはなく,休憩地点の道の駅で缶コーヒーを飲みながら休憩し,大型スーパーで1週間分の食材を買ってからアパートに戻り,嫁さんにもらった晩御飯のオカズでご飯を食べて,一杯飲んで寝させてもらいましたです。月曜日からは仕事ということで,なんかイイ感じで仕事が進むので,今日はイイ感じだなぁと思っていると,勤務時間終了前に営業所からトラブル連絡が。関係部署の上司と調整して,丁度,自分がその営業所に水曜日に行くことになっていたので,そこで片付けることになってしまいましたです。火曜日は翌日が出張でしたので,片付けられる仕事は片付けておかないとねということで,頑張らせてもらいましたので,はい,アパートに帰ったのは午後9時前でございました。水曜日は出張で,本来業務をしたり,トラブル解決をしたりしていると,あっという間に終わってしまったという感じでしょうか。とはいえ,水曜日は定時退勤日ですので,午後6時までには職場を後にし,アパートでノンビリさせてもらいましたです。木曜日はそういえば,月末にあるブロック支店で行われる会議の事前提出報告書に全く着手していないことを思い出し,そろそろやっておかないとねということで,少し頑張ったら,職場を後にしたのは午後9時過ぎになってしまいましたとさ。トホホ・・・昨日はさすがにバタバタすることはないだろうと高をくくっていたのですが,またもや営業所からトラブル連絡が。もういい加減にしてくれよと思いながらも,何とか片付けて,木曜日が遅くなったこともあり,午後7時過ぎには帰らせてもらいましたです。で,週末の朝食用のパンを買いに近所のファミマへ行ったのですが,なんと5枚切りがないではないですか。仕方がないので,更に足を伸ばしてセブンまで行ったところ,5枚切りはあったものの,高いやつしかなくて,ちょっと躊躇したのですが,他に店があるわけでなく,高い食パンを買って帰りましたです(まぁ,値段なりに美味しかったので,文句はないですけどね。)。
 今日は朝ゆっくり起きて,掃除をしながら洗濯をし,いつものように歩いて買い物に行き,昼ご飯を食べた後はプレオに乗って1週間の食材を買い,ブログネタを打っています。とはいえ,今日は夜勤なので,ブログをアップした後,仕事に行ってきますです。明日は天気が良ければパナモリで走りに行きたいところですが,午後の降水確率は90パーセントということなので,パナモリで走りに行くのは諦めて(夜勤明けですしね。),午後からはネカフェに行ってマンガでも読んでいようかなぁと思っていますです。

 さて,フルカワの日常ネタはこの程度にして,今回も,Jhon Lee Hookerの“*16 Original Albums & Bonus Tracks”を紹介したいと思います。今回はDisc4ということで,1曲目から12曲目までは1960年リリースの“HOUSE OF THE BLUES”からで,13曲目から23曲目までは1961年リリースの“BURNIN`”からとなっています。
 1曲目は“Walkin' the Boogie”という曲で,エレクトリックギター2本でJohn Lee Hookerのヴォーカルもオーバーダビングしてあって,少しコーラスっぽくなっているところが面白いです。多分,ギターもJhon Lee Hookerが弾いているのだと思いますが,ギターが弾かれまくりに弾かれていて気持ち良いですし,靴音の代わりに(多分)バスドラムで「ドドン!」という音を入れていて,それが気持ち良いくらいのアクセントんになっています。 
 2曲目は“Love Blues”という曲で,ギター1本で始まり,靴音だけでリズムを取りながら,アコースティックギターを思うがままに弾きながら唄っているのですが,これまたブルーズという感じでカッコよいです。後半から靴音のリズムが思いっきり前に出てくるのですが,本当,靴音とギターとヴォーカルだけでこんなに聴かせる音にできるのは素晴らしいなぁと思ってしまいました。 
 3曲目は“Union Station Blues”という曲で,エレクトリックギター1本で始まり,ちょっと早口ぎみのヴォーカルでJhon Lee Hookerが唄っているのですが,相変わらずギターを弾きまくりながら,よくこんなに唄えるなぁというか,唄と同じようにギターが唄っているなぁと思いました。相変わらずリズム隊は靴音だけなのですが,それがまた良い感じです。 
 4曲目は“It's My Own Fault”という曲で,バンドの音なのですが,録音が悪すぎるというか,音がバリバリ割れています。せっかくのピアノが入っているのに,音のバランスが悪すぎてちょっと・・・というかんじですが,年代的に一発撮りにオーバーダビング(ヴォーカルはオーバーダビングしてあるます。)を重ねているので,こんな音なのかなぁと。リバーブもかけまくりですし,ちょっとなぁという感じの音なのが残念です。  
 5曲目は“Leave My Wife Alone”という曲で,ギター1本で始まったと思ったら,速いテンポの靴音に合わせて速いテンポで唄もギターも弾かれているのですが,このリズムはブギですよねぇと思いつつ,靴音のリズムとギターのカッティングのリズムのマッチングがメチャカッコいいです。ところどころリードっぽいフレーズを盛り込みながらも,基本的にはコードカッティングで押せ押せな感じの曲になっているので,個人的にはいいねぇと思ってしまいました。 
 6曲目は“Ramblin' by Myself”という曲で,Jhon Lee Hookerの唸りで始まり,エレクトリックギターを弾きまくりながら,トーキングブルースを唄っている(トーキングブルースを唄うというのも変な感じではありますが・・・)のですが,この曲ではテンポが重ためなこともあり,ギターが弾かれまくりなのがカッコよいです。やはり,この時代のレコーディング技術だと変に音を沢山いれるよりも少ない音数で潔く勝負した方が良いのかなぁと思ったりしました。 
 7曲目は“Sugar Mama”という曲で,エレクトリックギタ(多分,フルアコの音だと思いますが。)1本を弾きながら,これでもかと唄いまくっているJhon Lee Hookerがカッコよいです。本当,ギター1本がしょぼいのではなくて,こんなにカッコよいのはギターのテクニックもそうなんですけど,基本的に弾いている音が太いこともあるんだろうなぁと思いました。たしかにギター1本だけでソロまで弾くと,コードカッティングとソロの大きさの差でしょぼく感じますが,全く音の大きさの差を感じないのは,コードカッティングと同じ強さでソロ部分も弾いているんだろうなぁと思いました。 
 8曲目は“Down at the Landing”という曲で,エレクトリックギター1本と靴音とJhon Lee Hookerのヴォーカルだけで突っ走っている曲なのですが,靴音とエレクトリックギターのドライヴ感が凄いです。バンドがあろうとなかろうと,俺のリズムはこれ!っていうのがあるから,こんなに少ない音でドライヴ感が出せるんだろうなぁと思ってしまいましたです。 
 9曲目は“Louise”という曲で,ちょっと重ためのブルーズで,靴音とエレクトリックギターだけで雰囲気たっぷりに演ってくれています。ただ,この曲は途中からエレクトリックギターが2本(ひょっとしたらオーバーダビング?)になっているので,ギターの絡みも気持ち良く楽しめます。 
 10曲目は“Ground Hog Blues”という曲で,靴音とエレクトリックギター1本で始まり,そこにJhon Lee Hookerのヴォーカルが入ると,これでもう十分と思える音になっています。特に変わった展開はないのですが,ブルーズだねぇと思ってしまいました。 
 11曲目は“High Priced Woman”という曲で,早めのリズムでエレクトリックギター2本で演奏されています。1本のギターはベースライン担当でそれだけで楽しい気分になってしまうのですが,個人的にはなぜにベースでないのかな?と思ってしまいましたが,ひょっとしたらJhon Lee Hooker1人で演っているのではないかと。ベースラインとカッティングが絡み合うところはカッコよいの一言です。  
 12曲目は“Women and Money”という曲で,“HOUSE OF THE BLUES”としてはラストナンバーになりますが,バンドの音になっていますが,やはり音が良くないですね。全体的に音が割れていて,雰囲気は出ているのですが,もう少し何とか・・・って思ってしまいますが,一発録りだもんなぁ,仕方ないかなぁと思ってしまいました。とはいえ,リバーブがこってりと掛けられていないので,多少は音の分離は良いかと。 
 “BURNIN`”からの13曲目は“Boom Boom”という曲で,バンドの音で始まりますが,超有名な曲ですよね。タイトなリズム隊に乗って唄うJhon Lee Hookerがカッコよいです。確かこの曲はブルース・ブラザースにJhon Lee Hookerが出演していたとき演奏していた曲だなぁと思ってしまいましたが,タイトなリズムでグイグイ来るブギはカッコよしです。 
 14曲目は“Process“という曲で,スネアの音から始まり,そこにピアノが流れるように弾かれ,ゆったりとしたリズムで曲が始まり,ところどころホーンも入っている上をJhon Lee Hookerが唄っているのですが,これがまたカッコよしです。重ためのブルーズでサックスがアクセント的に吹かれていますが,これがまたいい味を出しています。 
 15曲目は“I Lost a Good Girl”という曲で,ギターから始まり,そこにバンドの音が追いかけてくるのですが,ちょっとゆったり目なのですが,ドラムとベースとギターがイイ感じでビートを感じさせる演奏をしていて,聴いていて気持ち良いです。バンドの音に乗せて弾かれるギターソロもちょっとゆとりがあるように聴こえるのは気のせいではないではないような気がしますが,とにかく全てが整っていてカッコよいです。 
 16曲目は“A New Leaf”という曲で,ギターが重ためのリフを弾き,ドラムとピアノがそれに呼応するようなリズムで弾かれているのですが,これがまた思い入れタップリなブルーズで,もうカッコよいです。サックスがロングトーンで吹かれているのですが,それも曲の雰囲気を出しているなぁと思いました。1つのフレーズをループさせているのですが,全くそんなことを感じさせません。 
 17曲目は“Blues before Sunrise”という曲で,ギター1本で始まり,ここらでギター1本かな?と思っていると,バンドの音が重なり,雰囲気タップリのブルーズナンバーになっています。ヴォーカルには少し厚めのリバーブがかけられていますが,適度な感じですし,ギターにも同様にリバーブがかかっていますが,嫌な感じにならない程度で,非常にイイ感じです。 
 18曲目は“Let's Make It”という曲で,裏打ちのリズム感が気持ち良いブギで,この曲ではホーンの吹くリフがカッコよくて,ホーンのリフと他の楽器の出すリズムがイイ感じで絡み合って,気持ち良いリズムを作っています。バンドがあるので,ギターソロの自由度も上がっていますし,サックスソロもあったりと,バンドの音だねぇと思ってしまいました。 
 19曲目は“I Got a Letter Hooker”という曲で,バンドのゆったりとしたリズムに乗って,イントロからギターが弾かれまくり,唄が始まるとギターの音は少し引っ込んでしまうのですが,その分,ピアノの音が前に出ていて,カッコよいフレーズがきちんと耳に届きます。本当,この曲ではピアノが弾きまくりなのですが,いつもはギターが弾きまくりなので,たまにはいいかぁと思ってしまいました(もちろん,間奏ではギターが弾かれまくっていますけどね。)。 
 20曲目は“Thelma”という曲で,ホーンセクションの入り方がメチャカッコいいです。Jhon Lee Hookerのヴォーカルに呼応するかのようにコール・アンド・レスポンス的にホーンが吹かれているのですが,これがメチャカッコよいです。 
 21曲目は“Drug Store Woman”という曲で,雰囲気たっぷりのギターのリフから始まり,そこのバンドの音が乗っかり,Jhon Lee Hookerも雰囲気たっぷりに短めの言葉で唄っているのですが,これがメチャカッコよいです。ちょっとベースが1テンポ早い感じで弾かれているのですが,そのリズム感が絶妙だなぁと思ってしまいましたです。1フレーズ1本勝負みたいな曲の構成になっていますが,そこがまたカッコよいです。 
 22曲目は“Keep Your Hands to Yourself”という曲で,マンボ系のリズムでノリノリの曲です。曲のテンポも気持ち良く早いですし,Jhon Lee Hookerも早いリズムで言葉を吐き出していますが,やはりこの曲は後ろを支えるリズム隊がカッコいいですね。というか,こういう曲ができるのもバンドならではだねぇと思ってしまいました。 
 ラストナンバーは“What Do You Say”という曲で,ラストナンバーはしっとりした感じかと思いきや,ドラムとベースのリズム隊が気持ち良い仕事をしているところにピアノとホーンが徐々に入ってきて,徐々に盛り上げていくという曲になっています。Jhon Lee Hookerのヴォーカルもちょっとシャウト気味でカッコよいですし,ギターも少し余裕をもってメロディアスなフレーズを弾いたりして,ロックンロールだねぇと思ってしまいました。
 こうやって聴いてみると,Jhon Lee Hookerのヴォーカルとギターと靴音だけも良いけれど,バンドにするとリズムが立つのでなお良いねぇと思いつつ,1960年録音と1961年録音ではバンドの音の録り方がめちゃ向上しているところに感動してしまいましたです。ただ,当時のラジオでのオンエアとの関係だと思いますが,“BURNIN`”の曲はフェイドアウトが多いので,個人的には最後まで聴かせてもらえれば感動モノだなぁと思ってしまいましたです。

 ところで,前回のブログで隣のバカップルが引っ越さないかなぁと腹黒いことを書きましたが,なんと今日,買い物に行こうと思って玄関を出ると,なんと隣のバカップルの部屋の前に大量のダンボール箱が置いてあるではないですか(共用部分の廊下に置くなよとは思いますけど。)。ということは,ひょっとして引っ越しですか?引っ越ししてくれれば,また静かで平和な日々がやってくるということですねぇ。しかも,1月の引っ越しは基本的には少ないので,上手く行けば4月まで静かな生活ができるかも?と思っていますが,果たしてどうなるんでしょうねぇ。しかし,1月に更に騒がしい奴が引っ越してくるかもしれませんし,こればっかりは分かりませんしね。引っ越しでなくて,不要な荷物を処分するだけかもしれませんしね。思うようにはいかないのが世の中ですので,結果が出るまではあまり期待しないでおこうと思っていますです。とはいえ,今日は妙に隣の部屋からドスンドスンと音がして来るので,ひょっとして・・・と期待してしまうフルカワだったりしています。
 さて,前回のブログでも書きましたが,来週の土曜日は子供の最後の定期演奏会ということで,新幹線に乗って近畿方面へ行くので,ブログをアップする時間がないかもしれません。いい加減伸びた髪も切りに行きたいですし,年賀状の印刷もそろそろしないといけないし・・・ということで,時間がなくなった場合,生存報告だけアップすることになるかもしれませんが,どうせ,生存報告的に確認してくれている人がいる程度なので,こんなマイナーなブログを誰も気にしてないからいいかと思ったりしているフルカワでございます。