ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

Last Live/E.D.P.S


 今週は梅雨らしく雨が降る日が多かったのですが,今日は朝までは雨でしたが,昼からは雨が上がり,今は少しいい感じの天気になっています。ぼちぼち梅雨が終わってくれるとありがたいのですが,まだまだ終わらないんでしょうねぇ。
 さて,前回のブログをアップした後のフルカワの日常ですが,日曜日は自宅マンションの管理組合の会合が午後3時からという中途半端な時間帯にあることもあり,どこへ出かけるではなく,自分の部屋でウダウダしていました。まぁ,新型コロナウイルスの緊急事態宣言中ということで,外出を自粛するよう指示が出ていることもありますし,まぁそんなもんでしょう。とはいえ,そろそろパナモリの整備&掃除をしておかないとね!ということで,パナモリの整備&掃除をさせてもらいましたです。まずはパーツクリーナーでチェーンオイルを流して,ウェス代わりのボロTシャツでチェーンを拭いた後は,少しチェーンを乾かすのを待つ間にフクピカでフレームとかホイールとかきれいに拭かせてもらって,チェーンが乾いたところでチェーンにオイルを塗り直して完成!ということで,パナモリの整備&掃除もできたので,天気が良ければ走りに行きたいなぁと思いつつ,午後3時からはマンションの管理組合の会合に参加させてもらいましたです。
 月曜日からは仕事でバタバタしているうちにあっという間に週末になってしまったという感じでしょうか。今日はいつものようにゆっくり目に起きて,朝ごはんを食べた後はいつものようにワイシャツにアイロンをかけ,洗濯を済ませてから買い物に行き,昼ごはんを食べてから,ブログネタを打っています。そういえば,仕事用の靴下の予備があと1足しかないので,ブログネタが早めにアップできれば買いに行こうかな?と思っています。明日の天気は予報では晴れで,午後の降水確率は0%,最高気温は29度ということで,これはパナモリで走らせてもらうしかないなぁと思っています。あと嬉しいのは,週間天気予報を見る限り,来週は曇りの日はあるものの雨が降る日は今のところないということでしょうか。徒歩通勤なので,正直,朝から雨に濡れながら通勤するのは,流石に楽しくありませんし,洗濯物を干しても今ひとつ乾きが良くなかったりするので(特にタオルとか。そういうときには自室で除湿機をかけて乾かしていますけどね。),洗濯物がスッキリ乾いているのは精神衛生上,非常に良いですしね。

 フルカワの日常ネタはこの程度にして,今回は2005年10月にリリースされたE.D.P.Sの“Last Live”を紹介したいと思います。このアルバムは,E.D.P.Sの1984年12月21日に渋谷ライブ・インで行われたラスト・ライブを収録したライブ・アルバムで知らない曲が入っていないので,どうしたもんかなぁと思っていると,新品がなくなってしまい中古盤しかなくなったので,これは買っておかないとなくなってしまうということで,中古盤を買わせてもらいましたが,よく考えなくても唯一のE.D.P.SのCDになってしまいました(あとは全部レコードなので。)。ライヴということで,メンバーのツネマツマサトシ(ヴォーカル,ギター),ヴァニラ(ベース),ボーイ(ドラム)以外にゲストミュージシャンとしてフィドルに山岸麒之助,キーボードに古沢タカヒロ,ギターに伊藤マキも加わっています。
 1曲目の“Sphinx”という曲は,静かにそして重たく始まり,録音された音だとは分かっているのですが,その後ろでメンバーがセッティングしているような音が聴こえて来ているので,それはそれでオープニングとしては良いのではないかと。
 2曲目の“It's Your Kingdom”という曲は,重ためのドラムから始まり,そこにギターとベースが絡みつき,始まっていくのですが,この曲ではベースがかなり,リード的なフレーズを弾いていて,ギターはツネマツマサトシが唄っていることもあって,カッティング中心なのですが,もちろんツネマツマサトシが唄っていないところでは,ベースが造るリズムやメロディーの上で自由自在にギターを走らせています。そして曲の中盤から一気にテンポアップして畳み掛けるような演奏になるのですが,これがまたカッコよいです。ベースはベーシックなメロディを聴かせながら,ギターはあくまでもノイジーなソロを聴かせ,そしてドラムは力の限り叩きつけ,それが終わると,また元のテンポに戻るのですが,そこのパワフルな演奏とタメにタメた演奏の落差がカッコよいです。曲の終盤ではもちろんツネマツマサトシがギターを弾きまくりなのですが,この弾きまくりのギターがこれまたカッコよいです。
 3曲目の“Maware”という曲は,これまたゆったりとしたダークな曲なのですが,ゲストミュージシャンとして参加しているフィドルの山岸麒之助が非常に良い仕事をしています。というか,この曲はやっぱりフィドルが入っていないとねぇとシミジミ思ってしまいました。ドラムとベースがゆったりとしたリズムを刻む中,言葉を放り投げるように歌うヴォーカル,そして放り投げられた言葉と言葉を繋ぐかのように弾かれるフィドルが最高です。ちなみによく聴くと所々でピアノの音も聴こえるので,キーボードの古沢タカヒロも参加しています。
 4曲目の“Tell A Lie”という曲は,もちろんオリジナルどおりドラムから始まり,そこにピアノが絡み,ベースとギターが入ってくるという感じですが,ギターの音が2本するので伊藤マキも加わっています。途中で一旦終わってしまうのですが,そこからまたドラムとピアノが絡み合い,そこにノイジーなツネマツマサトシのギターが絡み,いきなりでうれしいギターソロ弾きまくりになっています。しかも,こっそり山岸麒之助のフィドルソロもあったりと,これはたまらないなぁという展開になっています。曲の終盤のピアノとフィドルの絡みのところなんて,もうカッコいい!としか言いようがないくらいカッコいいです。
 5曲目の“Be Your Slave”という曲は,ここに来てやっとハードな曲なのですが,ドラムから始まったところにギターとベースが加わり,そこにフィドルが加わり,最後にヴォーカルが入ってくるのですが,フィドルの次にツネマツマサトシのヴォーカルが入ってきた時点で,もうカッコよいです。途中からはピアノも自己主張を初め,アルバムでは聴けない,ピアノの力強いコードプレイに乗って,ノイジーなギターとフィドルが弾きまくれているのですが,これがまたカッコよいです。もちろん,この曲ではチュお度曲の真ん中でブレイクをカマしながら,ノイジーなギターが炸裂し,それをフィドルが追いかけていくところがあるのですが,たまらなく高揚感があります。
 6曲目の“Grinning In Your Face”という曲は,元々はツネマツマサトシソロの曲で,打ち込みでノイジーな音が,バンドサウンドの非常にダイナミックな音,しかも少しファンク風味になっていてびっくりしました。古沢タカヒロがピアノを弾きまくっているのも素敵なのですが,ツネマツマサトシがフリーキーにギターを弾きまくっているのもカッコよいです。
 7曲目の“Sentimental Boy”という曲は,バンドの音にピアノの音が加わっているのも少し新鮮な感じがしますが,これはこれでありだよなぁと思いながら聴かせてもらいました。基本はドラムとベースとギターのカッティングでグイグイ引っ張っていく感じの音なので,ピアノが入ろうがなんだろうがE.D.P.Sの音になっています。唄がないところではツネマツマサトシがノイジーなカッティングをする中,伊藤マキがソロを弾いtりしていますが,やはりツネマツマサトシがソロを弾くと空気感が変わるなぁと思ってしまいました。。
 8曲目の“Death Composition”という曲は,ここでこの曲が来るか?というくらいノイジーでカッコよい曲なのですが,ノイジーなツネマツマサトシのギターとあまりノイジーでない伊藤マキのギターの音の対比が面白いなぁと思ってしまいました。というか,アルバムではノイジーなギターの音でカッティングもリフもこなしているので,リフの音がノイジーでないのは少し新鮮な感じがします。伊藤マキのギターの音はどちらかというとベースの音に似た感じになっていますので,ベースラインとギターのリフはユニゾンっぽい感じなので,あえてそういう音にしているのかもしれないなぁと思ってみたり。
 ラストナンバーの“Day Break”という曲は,ドラムがリズムを刻む中,ツネマツマサトシが「ラストソング」とだけ言って,ギターとベースが入り,フィドルがく加わり,そしてツネマツマサトシのヴォーカルが入る,ラスト・ライヴのラストナンバーな唄になっています。特に「踊りながら流れていく,回りながら消えていく。」なんて歌詞はラストライヴのラストナンバーで唄われると,本当に終わってしまうんだ・・・と思ってしまいますねぇ。そこに染み入るようなフィドルの音が絡みついてきて,ギターが弾きまくられた日には,本当,これで終わってしまうんですか?と思わざるを得ないですね。そして,演奏が終わり,観客はアンコールを求めるのですが,アンコールこの曲が演奏されることはなく,終わってしまうところは,ある意味,E.D.P.Sらしいなぁと思ったり。
 しかし,E.D.P.Sが解散してから約20年経って,この音源がリリースされ,リリースされてから15年以上経って,私がこの音源を入手し・・・ということは解散してから35年以上経って,この音源を手にしたということで,なんか凄いことだなぁと思ってもみたり。でも,時間は経っても良いものは良いといことで。

 しかし,この間,自宅の残りの(新たに買ったものもありますが・・・)レコードをCD-R化したので,当分,新たにCDを買うことはないんだろうなぁと思っていましたが,なんだかんだと理由を付けてはCDを買ってしまうのは,もはや性なのでしょうか。まぁ,今回のE.D.P.SのCDは現在はすでに新品を買うのが難しいようなので,そういう意味では変に高騰する前に(とはいえ高騰するとはあまり思えないのも本当のところですが・・・)買ってしまえというか,正直,なぜか好きな音楽はマイナーなので,あるときに買っておかないと,正直,なくなってしまうということもありますしね。
 とはいえ,CDではなくダウンロード販売やサブスクの方が一般的になってしまうと,メジャーの方も「一時的にはCDも売らせてもらいますけど・・・」みたいな感じになってくるのではないかと思っていますので,メジャーだからといって安心はできないのでしょうけどね。まぁ,それならそれでダウンロード販売に移行するしかないのかなぁと思ったりもしています。正直,すでにCDの入手が困難でアマゾンMP3のダウンロード販売で入手したという音源もありますしね。
 正直,ダウンロード販売の方が,物がないのでスッキリはするのは,マンガの単行本のダウンロード販売で実証済なのですが,マンガの単行本は当然に画像データなので,表紙とかのデザインも当然に楽しめますが,音楽のダウンロード販売だと,ジャケットやインナースリーブのデザインを楽しむなんてことができないので,かさばっても可能であればCDを買いたいなぁと思ってしまうフルカワでございます。ちなみに,森田童子の“GOOD BYE”のインナースリーブなんて,普通の歌詞カードには書かれない「アー」とか「ウー」といったスキャットも歌詞カードに「ウフフフ~ ウフフフ~」とか「アーア アーア」ときっちり書かれているのですが,これがまたなんとも言えず(良い意味で)気持ち悪くて素晴らしいというか,森田童子だねぇと思わせてくれるのですが,これって音データだけのダウンロード販売では味わえない(というか分からない。)ので,聴いてみたい音源があれば躊躇なくカートにインするしかないよなぁと無理やり理由を付けているフルカワでございます。