ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

5-Live at APIA40-/THE END


 台風の影響を受けて,空もどんよりと曇り,湿度も高いのですが,扇風機もあるし,まぁなんとか過ごせるかという感じです。今週は自宅に戻って来ているのですが,正直,山の中の町と違ってこもったような暑さで少しうんざりしてしまいますが,まぁ仕方ないかと思っています。
 さて,前回のブログをアップした後のフルカワの日常ですが,日曜日はどんよりと曇っていましたが,午前中は,パナモリのタイヤのバリがやっとキレイに取れたので,自転車屋にパナモリを持っていって整備してもらいましたです。ギア周りもキレイにしてもらい,細々と微調整をしてもらって,お代は1500円ということで。こんなに細々と整備してもらって1500円でいいんですか?という気持ちでありがたく支払わせてもらいましたです。パナモリも整備してもらったし,午後は降水確率が10%だし,降水短時間予報でも雨雲が通らないようなので,これは走りに行くしかないだろうということで,パナモリで山の方へ走りに行くことにしました。前回は結構,ロード乗りに会えたので,今回はどうかな?と思いながら走っていると,暑いこともあってか,前回よりは少ないものの,反対車線を走っているロード乗りが居たので,暑いけどお互い元気で!みたいな感じで挨拶を交わしながら,粛々と山道を走らせてもらましたです。走り始めて1時間を過ぎたあたりで,パラパラっと雨に少し降られましたが,この程度の雨は気にしないというか,路面が濡れるような雨ではなかったので問題なしということで。信号のない山道なので,ひたすら走っていると水分不足で体がやられてしまうので,適宜停車して水分補給をしながら走っていると,最後の峠を下れば休憩ポイントの脳残物加工販売所に着いたので,缶コーヒーを自動販売機で買って,ジャージの背中からバランスパワーを取り出して補給させていただきましたです。復路は下った分だけ峠を上るということで,粛々と峠を上り,峠を上りきったところで停車して水分補給をしてから,少し下り気味の道を走らさせてもらいましたです。そうこうしているとボトルに入れていたVAAMがなくなったので,赤くない自動販売機を探していると,無事,青い自動販売機があったので,ミネラルウォーターを買ってボトルに入れ,こまめに水分補給しながら走っていると,峠で結構足を使ってしまったこともあって,ぼちぼち足が売り切れてきたかな?という感じになったものの,こまめに水分補給をしていたので,下りが多いので足を休ませながらアパートまで戻りましょうかねということでチンタラ走っていると山を抜け,広めの道路に出たので,後は信号待ちで足を休めながら,アパートまで走りきらせてもらいましたです。
 月曜日からは仕事ということで,相変わらずジタバタしている間に週末になってしまいましたが,前回,風呂場の窓を開けて換気したら少しはアパートに戻ったとき,少しは室温が下がっているんでないかい?と書きましたが,風呂場の窓しか空いていないので空気が通らないので,あまり変わらないというのが正直なところでしょうか。とはいえ,風呂場の湿気は抜けている感じなので,その点では効果はあったと思っています。で,今週は自宅に帰る週ということで,仕事を終えてアパートに戻り洗濯機を回しながら掃除をし,今回は前回よりも荷物が少ないのでパンツを忘れるような間抜けなことをしないように持って帰るものをきっちり確認してからカバンに詰めて,プレオに乗って自宅まで帰らせてもらいましたです。晩ごはんはいつものように丸亀製麺で食べることにし,夏限定の豚しゃぶぶっかけとおにぎりをおいしく食べてから,本格的に自宅へ向けて出発ということで,プレオを走らせましたが,山の中の町を抜け,市街地に出ると,少し暑いかな?という感じでしたが,また山の中を延々と走ったので,そんなに暑さを感じることなく快適に走っていたのですが,山の中を抜け市街地に出ると,やはりモワッとした暑さを感じてしまい,ちょっと暑いよねということで,残り1時間の距離にあるコンビニで休憩するときに多めに水分補給をしておこうということで,いつもの缶コーヒーではなくボトルタイプで少し容量が多い缶コーヒーを買って,しっかり水分補給をしてから自宅へ帰らせてもらいましたです。
 今日はゆっくり目に起きて,スーパーとかに買い物に行ってからクリーニング屋に行き,昼ごはんを食べた後,少し昼寝をしてからブログネタを打っています。明日はくもり所により明け方雨の予報で,午後の降水確率は10%,最高気温は34度ですが,まぁ午後からはプレオに乗って山の中の町へ戻るだけなので,雨が降ったら降ったでいいんですけどね。というか,1週間,プレオを駐車場に置きっぱなしにしていることもあり,いろいろと汚れているので,雨で汚れを流すのも悪くはないんですけど,あんまり土砂降りだとそれはそれで困るんですけどね。あとは台風の進路が変わらないことを願うだけですかね。

 フルカワの日常ネタはこの程度にして,今回は,もう出ないだろうと思っていた遠藤ミチロウ(以下,愛を込めて「ミチロウ」と呼ばせていただきます。)関連ですが,なんと,ミチロウ自身が最後のバンドとして2015年に結成したTHE ENDのライヴ音源がリリースされてしまいました。THE ENDはヴォーカル,ギターのミチロウ,ギターのナポレオン山岸,ベースの西村雄介,ドラムの関根真理というある意味,最強のメンバーで,アルバムとしてはThe Doors の日本語カバーアルバムの“0”1枚を遺すのみで活動を終えるという,皮肉にもその名のとおりとなってしまったバンドですが,その軌跡を今に伝えるべく今回,2015年から2017年にAPIA40 で行われたライブから選曲され,この“5-Live at APIA40-”が7月にリリースされました。しかも,初音源化となる THE END のために書き下ろされた新曲2曲も入っているということで,ミチロウファンなら買うしかないでしょうという内容になっています。
 1曲目の“虫”という曲はTHE STALIN時代の曲で,関根麻里のタイトなドラムにノイジーナポレオン山岸のギターで始まり,がカッコいいなぁと思っていると,ミチロウの「1,2,3,4!」のシャウトと同時に西村雄介のベースも入ってきて,音の塊が炸裂している感じで始まり,そこにミチロウの「オマエなんて知らない!」というこの曲で唄いたかったディスコミュニケーションを一言で表す歌詞が暴れまくっています。しかし,これまでこの曲は基本的にはパンク系のドラマーが叩いているバージョンしか聴いたことがなかったので,どちらかといえばシンプルでストレートな8ビートでグイグイ押してくるという感じのドラムでしたが,今回はジャズ系の関根麻里ということで,ストレートな8ビートにところどころ隠し味を入れてくるというドラムなのですが,これがまたカッコいいです。そういう意味ではミチロウがメンバーでいるからこそ,新しい解釈でのアレンジもできるんだろうなと思ってしまいました。というか,この頃ってミチロウの体調もあまり良くなかったころだと思うのですが,それでもミチロウのシャウトがナポレオン山岸のノイジーなギターに負けていないところはさすがだなぁと思ってしまいました。
 2曲目の“オレンジTIME”という曲はSTALIN時代の曲で,この曲ってこんな感じで始まったっけと思うようなハードな演奏で始まり,その後,この感じだよねという演奏になってミチロウの唄が始まるのですが,この曲は割りとメロディアスな曲なんですが,ノイジーで重たい演奏をバンドのメンバーがしていて,それにミチロウが唄うメロディアスなメロディーがいい感じでハマっています。しかし,“虫”の次がこの曲で,「暗い時代,暗い時代,暗い時代がやってくる!」とシャウトされると,このバンドの方向性がよく見えるよねぇという感じでしょうか。
 3曲目の“溺愛”という曲はTHE STALIN時代の曲で,割りと重ためでスローな曲という演奏がこれまでは多かったのですが,まず思ったのが,いつもより少しテンポが早くない?という感じで,その分,ポップな感じに仕上がっているのではないかと思ってしまいました(これはドラムが少し跳ねた感じで叩いていることも影響していると思います。)。しかし,ドラムとベースがしっかりしているから,ギターがこれだけ暴れまくっても問題ないんだろうなぁと思わせてくれる演奏はさすがの一言です。
 4曲目の“カノン”という曲はTHE STALIN時代(厳密にはソロですが。)の曲で,この曲をバンドで(というかこのメンバーで)演るとどうなるんだろうと思っていると,ミチロウの弾くアコースティックギターアルペジオから静かに始まり,そこにナポレオン山岸のギターがフィドルっぽい感じで入ってきて,さてここからどうなるんだろうと思っていると,本当にスッと入ってくる感じでドラムとベースがミチロウの弾くアコースティックギターに寄り添う感じで入ってくるのですが,この自然な入り方が素晴らしいなぁと思ってしまいました。間奏ではナポレオン山岸が柔らかい音で,柔らかいメロディーでソロを聴かせてくれ,こういうギターを弾かせても上手いねぇと思っていると,曲の終盤ではカノンのあのメロディーをギターで弾いてくれているのですが,これがまたいい感じでハマっています。
 5曲目の”マリアンヌ”という曲はJACKSのカバーで,“アーティスト”という曲からこの曲にシームレスになだれ込むTHE STALIN時代の曲で,さて“マリアンヌ”単体でどう聴かせてくれるんだろうと思っていると,アコースティックギターのカッティングから始まったと思ったら,フリーキーなバンドの演奏が入ってくるという,アコースティックギターのカッティングがリズムを刻むJACKSっぽいアレンジかと思いきや,アコースティックギターのカッティングのリズムを支えながらも自由自在な演奏を聴かせてくれるという,まさにこのメンバーならではの壮絶なアレンジになっています。その壮絶なアレンジにミチロウのシャウトが入ってくるもんだから,本当,とんでもない状態になっていますが,ミチロウのJACKSへの愛を感じる曲になっています。
 6曲目の“誰だ!”という曲はSTALIN時代の曲で,きちんと元アレンジのイントロで始まり,これはオリジナルに忠実に演るのかな?と思いながら聴いていると,元アレンジよりもハードかつ速いテンポで始まり,ドラムとベースがバンドをきちんと支え,ギターのカッティングが色を添えるという感じですが,そこに乗っかってくるミチロウのシャウトも全くバンドの音に負けていなくて素晴らしいです。間奏ではナポレオン山岸がお得意のノイジーなギターソロを思いっきりキメてくれているのですが,これがまたカッコよいです。
 7曲目の“タイトル不明”という曲は新曲で,暴れまくるドラムにヘヴィなギター,うねりまくりのベースと,これでかっこ悪い訳はないじゃないという感じで始まり,ギターのリフと同じメロディーをミチロウが唄うという感じで,ロックバンドな感じの曲で少し珍しいパターンだなぁと思いながら,いやいやこれだけバンドをやっていて,ここにきてロックバンドな感じの演奏って,実はとんでもないことでは?と思ってみたり。
 8曲目の“楠木”という曲は新曲で,ナポレオン山岸の弾くエレクトリックギターのアルペジオで静かに始まり,静かにミチロウが唄い始めるのですが,これが染みるんですよね。ミチロウがソロで演ってきたことがそのまま発展形担っている感じでしょうか。そこにそっと寄り添うように入ってくるドラムとベースが素晴らしいです。「何をどうしたらいいか訳が分からない。今はやれることしかやるしかないんだ。」という言葉は,体調がよくない中,まさに,今のメンバーで,今の自分の体調でやれることをやるしかないというミチロウの決意が伝わってくるような曲になっています。タイトルの意味は曲を聴いてもらったほうが良いと思いますので,あえて書かないことにしますが,重ためのフォーキーな曲ですが,これはこれである意味ミチロウらしい曲だと思いました。
 9曲目の“インディアン・ムーン”という曲はSTALIN時代の曲で,ヘヴィなナポレオン山岸のギターカッティングから始まり,そこに関根麻里の軽やかなドラムと西村雄介のメロディアスなベースが入ると,いっきにバンドの音になり,そこにミチロウの唄が入ってくると,THE ENDの“インディアン・ムーン”だなぁと思ってしまいました。しかし,「最後はここにもう一度帰ろう。」という言葉をシミジミと聴きながら,やっぱりどのような形であれ,最後は音楽に戻っていくんだなぁと思ってしまいました。
 ラストナンバーの“原発ブルース”という曲はソロ時代の曲で,ミチロウがブルース?という感じがしないでもないのですが,本当,きっちりブルースナンバーになっていて,ナポレオン山岸もスライド・ギターを弾きまくっています。しかし,いきなり「俺の原発メルトダウン!」だなんて,さすがミチロウだなぁと思ってしまいました。ところどころ“渚の天ぷらロック”な感じもあったりして,ニヤリとさせてもらいました。
 しかし,最後までこのパワフルさは凄すぎだよなぁと思いつつも,どちらかと言えば“原発ブルース”を除いて,どちらかと言えば叙情的な曲が多いような気がしますが,それがミチロウが演りたかったサイケデリック・ロックということであれば,そして,多分,これで本当にミチロウの作品は最後になるのではないかと思っていますので(とはいえ,それが裏切られたとしても非常に嬉しいのですが・・・)最後までカッコいい音を聴かせてくれてありがとうと言いたいですね。

 7月も明日で終わりということで,次に自宅に帰る時は夏休みを取って帰るので,そうするとパナモリを持って帰って,自宅のある街をパナモリで走ろうかなぁということで,今日,買い物に行くときにドラッグストアにも寄ってVAAMを買っておくことにしたのですが,ドラッグストアに寄って,飲料コーナーに行ってみたのですが,いつもの棚にVAAMがないではありませんか。近くに店員さんが居たので「VAAMってなくなったんですか?」と聴いてみたところ,店員さんにあっさりと「なくなりました。」と言われてしまいましたです。
 取り扱わなくなったものは仕方ないよなぁと思いつつ,それでは何を飲むか?ということなのですが,塩分も補給しないといけないし,スポーツドリンクの人工甘味料の甘みはあまり好みでないし,かといって,買えるところが限定されると面倒なので,最終的に出した結論は「ソルティライチでいいんでない?」ということでした。
 ソルティライチなら普通にコンビニで売っていますし,もちろんスーパーやドラッグストアでも売っているので,手に入れるのに苦労することはないですし,ソルティライチはライチの味がメインなのでスッキリした味ですし,「ソルティ」の名前どおり塩分もきっちり入っているので,パナモリで走っているときに飲むのにちょうどいいだろうということで。あとはサーモスのボトルを使っているのでボトルの中身が煮えないということも大きいでしょうか。さすがにソルティライチが煮えても美味しく飲めるか?ということには疑問が残りますが,サーモスのボトルなので冷えたものは冷えたままで飲み切ることができるようになったのも大きいかなと思っています。
 まぁ,いろいろ書きましたが,もし山の中の町のドラッグストアにもVAAMがなくなったら本格的にソルティライチに切り替えようと思っています。そういえば,山の中の町にあるドラッグストアでも普通に飲料コーナーには置いていなくて,冷蔵庫で冷やして売っているだけなので,ひょっとして今ある在庫を売り切ったら取り扱うのをやめることの伏線では?と考えてしまったフルカワでした。