ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

狼少年 wolf boy/森田童子


 今日は梅雨らしいどんよりとした空模様で,雨は降ってはいないのですが,いつ雨が降ってもおかしくはないかな?という感じで午後の降水確率は50%ですが,別に外出する予定もないので,まぁこんなもんでないかいといったところでしょうか。とはいえ,洗濯物を干しているので,夕方までに乾くのかなぁと思ったりもしますが,多分,乾かないのはタオルぐらいでしょうから,タオルは部屋の中で乾燥機を回して乾かしましょうかね。
 さて,前回のブログをアップした後のフルカワの日常ですが,日曜日は天気が良かったので,これで走らないという選択はあるまい!ということで,パナモリで西方面海岸線コースを走りに行きましたです。往路は若干向かい風気味でしたが,まぁ最初から足を使うこともあるまいという感じで,淡々と走らせてもらいましたが,対向車線をソロで走っているロードがポツポツいて,お互いに頭を下げたり,手を上げたりしながら,「お互い頑張ってるねぇ。」という感じで挨拶しながら走らせてもらいましたです。若干の向かい風の中,淡々と走っていると,Uターン地点のコンビニに着いたので,さて前回はアンパンだったから,今回はクリームパンだよねぇと思いつつ,パンの棚へ行ってみたところ,なんとクリームパンがないではありませんか。薄皮ミニパンシリーズならどうだ?と思いながら探しましたが,薄皮ミニパンシリーズのクリームパンもなく,さてどうしたものかと思いながらパンの棚を眺めていると,カスタードホイップと練乳ソースを挟んだパンがあったので,これならイケるのでは?ということで,ブラックコーヒーと一緒に買わせてもらい,補給させてもらいましたです。さすが練乳ソースが入っているだけあって,いい感じで甘くて,少し苦目のブラックコーヒーとぴったりで,選択に間違いなし!ということで食べながらニンマリさせてもらいましたです。
 往路が少し向かい風なら復路は少し追い風ということで,足を使い切らないように楽しく走らせてもらいましたです。途中で後ろに今どきのロードバイクがいたので,さっさと抜いちゃってくれないかなぁと思いながら自分のペースで走っていたのですが,すでに疲れているのか信号待ちの度に追いついてくる感じなので,どうしたもんかなぁと思っていると,途中でいなくなったので,きっと自宅に戻られたのだろうということで。その後も足を使い切らないように自分のペースで走っていましたが,いつも復路でハイスピードアタックをする地点に着いたので,さて,今回も足を回してみましょうかねと思っていると,前にロードバイクがいたので,申し訳ないけど,ちょっと抜かせてもらいますねということで追い抜いたところ,そのロードがムキになって追いかけてきたのですが,こちらもハイスピードアタックということで,気持ちよく足を回したので,追いつかれることなく,ハイスピードアタックのコースを走らさせてもらいましたです。その後は自宅に帰るだけなので,安全運転に気をつけつつ,流す感じで走り,自宅まで無事到着しましたです。
 月曜日からが仕事ということで,今週もバタバタしている間にあっという間に終わってしまい,週末になってしまいましたです。今日はいつもどおりにゆっくり目に起きてから朝ごはんを食べ,ワイシャツにアイロンをかけ,洗濯をしてから,スラックスをクリーニングに出し,買い物に行き,昼ごはんを食べた後,少しウダウダした後,ブログネタを打っています。明日の天気はくもり時々雨,所により昼前から雷を伴うで,午後の降水確率は50%で最高気温が27度という非常に梅雨らしい天気なのですが,明日は午後3時からマンションの管理組合の会合があるので,どうせパナモリで走りに行くことはできませんので,全く問題なしということで。マンションの管理組合の会合も午後3時からという中途半端な時間なので,それまでにパナモリの掃除&整備でもしておこうかな?と思っています。

 フルカワの日常ネタはこの程度にして,今回で森田童子は最後ということで,1983年11月にリリースされたラストアルバムの“狼少年 wolf boy”を紹介したいと思います。このアルバムをリリースした後,森田童子は引退し,その後,テレビドラマで“ぼくたちの失敗”が使われ,引退後にして初のヒットとなりましたが,再度,人前に出てくることはなく,2018年4月にお亡くなりになりました。
 1曲目の“愛情練習 (ロシアン・ルーレット)”という曲は,いきなりポップなイントロに「えぇ~これが森田童子?」と思ってしまいましたが,唄が始まれば森田童子なのですが,森田童子に「あなたと踊ろうよステップ!」なんて前向きな歌詞を唄われるとなんだかなぁという感じになったりも。前作同様,バックはフルにバンドの音で,そのバンドの音に負けないように森田童子が少しかすれた声ながらも前向きに唄っているのですが,これが何となく痛々しさを感じたり。間奏ではフィドルが弾かれているのですが,タンゴのリズムでパワフルに弾かれるので,あのフィドルの音の隙間から漏れ聴こえてくる森田童子の唄・・・という感じは全くありませんし,森田童子の曲にスラップベースは要らないだろうと思ってしまいました。
 2曲目の“ぼくを見つけてくれないかなァ”という曲は,しっとりかつポップな感じの曲ですが,これならまだ進化版の森田童子という感じです。ドラムとベースが入っていない薄めの音の隙間から「ぼくを見つけてくれないかなァ」とつぶやくように唄われると,そうだよねぇと思ってしまいました。しかし,歌詞には死を意識させる言葉はなく,ヒリヒリとした感じはなく,普通というか穏やかな曲という感じでしょうか。
 3曲目の“ぼくは流星になる”という曲は,ストリングスで始まり,さて,ここからどういう展開になるのかと思っていると,アコースティックギターとドラムが入ってきて,いきあり「キラキラキラララ,お星さまキラララ」なんて歌詞を森田童子が唄い始めるので,いきなり「これじゃないだろ?」感を感じていると,ヴォコーダーをかけたヴォイスが入ってきたりとアレンジを含め,挑戦するのは悪くないと思うけど,あまりにも変えすぎじゃない?と思ってしまいました。
 4曲目の“151680時間の夢”という曲は,リズムマシンアコースティックギターという私の好みとしては悪くない構成と思っていると,伸びやかな声で森田童子が唄っているのですが,これなら進化版の森田童子ということで許容できるかな?という感じでしょうか。森田童子のキャラクターを活かしながら,ポップに振ってみようとしている感じを受けました。いったん曲が終わったと思ったら,また音が入ってきて森田童子の朗読が入るのですが,そこで「僕は夢を151680時間も,長い間,見続けてるんです。もう,やり直せないほど,いつの間にかぼくは夢の中で生きてきてしまったのです。」と語られているのですが,151680時間は約17年ですので,17歳になったときのことに囚われ続けているということなのかな?と思ってしまいました。
 5曲目の“球根栽培の歌 (ときわ荘にて録音)”という曲は,コーラスをかけたアコースティックギターの音があの頃の音だねぇと思いつつ,森田童子に「孤立無援のお前のように,机の隅で咲きました。」とか「死んでしまえばいいと思い,酒を飲む。」という歌詞は森田童子だねぇと思いつつも,朗読部分の「ぼくはどこまでもぼくであろうとし,ぼくはぼくがぼくであろうとし,ぼくはどこまでもぼくであろうとし,ぼくはぼくで,ぼくであろうとし。」という言葉は,ぼくであろうとするぼくを,誰かがぼくでないようにしているのかなぁと,このアコースティックギター1本で唄っている曲を聴いて思ってしまいました。曲の終盤で「ガリ版刷りのアジビラが風に舞う」だの「赤ヘルメットのおまえが」とか「球根栽培の本を知っていますか?」と歌われていることから,球根栽培の意味を全く別のものにしてしまうところはさすが森田童子だと思ってしまいました。
 6曲目の“ぼくのせいですか”という曲は,なかなかポップなイントロで,これに上手く森田童子が入ってこれるのだろうか?と思っていると,ポップではあるものの,あまり音圧が強いアレンジではないので,スッと溶け込むように森田童子の唄が入ってきましたが,少し居心地が悪そうな感じもしたりして。しかし,ところどころ入ってくるドラムのタム回しは不要では?と思ってもみたり。「あなたが海で死んでしまったのはぼくのせいですか?」という内容の唄なのですが,あまりにも淡々と唄っているので,死について唄っているのですが,これまでの森田童子の死のイメージとはちょっと違うのかなぁと思ってもみたり。最後の長めの波のS.Eも要らないかな?という感じでしょうか。
 7曲目の“憂鬱デス”という曲は,パワフルな感じのバンドの音に深めのリバーブをかけたアコースティックギターのリードがいい感じです。ドラムとベースも入っていますが,音圧が弱めなので,楽器の前で森田童子が唄っている感じですが,そんなに嫌な感じありません。というか,息を抜くように森田童子が唄っているのですが,これがいい感じでバンドの音に合っています。これぞ,進化版森田童子という感じの曲に仕上がっているのではないかと。
 ラストナンバーの“狼少年・ウルフボーイ”という曲は,シンセの音で始まり,これは一体どういう曲になるのかと思っていると,タイトルは“狼少年・ウルフボーイ”となっているのですが,「地平線の向こうには~」と森田童子が唄い出すので,これは単に“地平線”ではないの?と思ってしまいました。“地平線”のテクノバージョンなので“狼少年・ウルフボーイ”になるの?と混乱しながら聴き続けていると,途中で「狼に育てられたぼくは涙も笑うことも知りません。」と唄い出し,たったこれだけで“狼少年・ウルフボーイ”という曲にしてしまうんですか?と思ってしまいました。
 こうやって,ラストアルバムの“狼少年・ウルフボーイ”を聴いてみると,ラストアルバムになったのが分かるような気がします。最後に”地平線”を単にタイトルを変えて唄ったように,森田童子に唄いたいことがなくなってしまったのではないかと。そもそも,高校生全学連をやっていた友達(さよなら ぼくの ともだち)が亡くなってしまったことが唄い始めるきっかけとされていますが,そうすると,“151680時間の夢”の「17歳からずっと夢を見ていた」という言葉や,“球根栽培の歌 (ときわ荘にて録音)”の「ぼくはどこまでもぼくであろうと」するためには,唄いたいことがなくなれば去っていくだけなんだろうなぁと思いました。そうすると,その後,二度と表舞台に立つことがなかったのは,「唄いたいことがないのに唄いたくはない」ということだったのではないかと思ってしまいました。

 話は代わり,はてなブログではアクセス解析ができるので,ときどきどんな記事が読まれているのか見ているのですが,これが非常に面白いです。今日はGoogleが68%,Yahoo検索が18%,リンクが貼られている個人ブログが5%,Bingが3%,Duckduckgoが1%,Twitterが1%ということで,Googleが圧倒的に多いのは納得という感じですが,そのGoogleで一番検索されているのが,いずれも6%ということでGAUZEの“限界は何処だ”,友部正人の“どうして旅に出なかったんだ”,非常階段の“非常階段 A STORY OF THE KING OF NOISE”ということで,ハードコアパンクとフォークとノイズが同率首位ということで,全くどういうブログなの?と思ってみたりして。ちなみに,Googleでは吉田聡の“湘南爆走族完全版全14巻”だったり,矢野健太郎の“ネコじゃないモン!”が入っているなど,漫画ネタもしっかり引っかかっているところが嬉しいところでしょうか。
 Yahoo検索ではトップは非常階段の“非常階段 A STORY OF THE KING OF NOISE”が7%で,2位は友部正人の“どうして旅に出なかったんだ”が6%ということで,ここまではGoogleと変わらないのですが,3位に大泉康雄の“「あさま山荘」籠城 無期懲役囚吉野雅邦ノート”が入っており,共産趣味連合赤軍派としてはうれしい限りでございます。
 Bingでは同率首位の10%なのですが,GAUZEの“限界は何処だ”,LAUGHIN'NOSEの“NEVER TRUST WOMEN”ということでパンク系なのは分かるのですが,そこに渡辺香津美の“ゴールデン☆ベスト 渡辺香津美 Better Days”が入ってくるのは不思議な感じがしないでもないのですが,まぁこんなブログでごめんなさいということで。Bingで面白いのは矢野健太郎の“バストショット”が入っているところでしょうか。こんなマイナーな漫画を検索する人もいるんだなぁということで。
Duckduckgoでは,VIBRASTONEの“ENTROPY PRODUCTIONS”がぶっちぎりの第1一位で50%,あとは同率2位の16%でTHE TIMERSの“THE TIMERS”,角松敏生の“Touch And Go”,原田知世の“撫子純情”というラインアップになっていますが,ラップにロックにポップにアイドルと,これまた混沌としていますねぇ。
 Twitterはダントツ首位の66%ということでSKINの“SKINLESS”で,2位は同率16%でLIZARDの“GIMNOPEDIA”ZELDAの“ZELDA”ということで,いわゆる日本のパンク・ニューウェイヴ系ですが,SKINがダントツ首位なのはどういうことよ?と思いつつ,多分,取り上げている人が少ないんだろうなぁと思ってもみたり。
 しかし,こうやってアクセス解析を眺めてみると,別にパンク・ニューウエイヴ系を中心にネタにしているわけではないのですが,やはり日本のパンク・ニューウェイヴを取り上げることが多いので,まぁ見てもらえることも多いのかな?と思ったりもしています。正直なところ,日本のパンク・ニューウェイヴについては,当時の自主制作盤は地方ではとても手に入れることができなかったり,メジャー盤でもそんなに聴きたいレコードをバンバン買えるような金があるわけでもないので,買えないうちに廃盤になってしまったものが,再発されて大人買いをすることも影響しているのではないかと思ったりします。