ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

VIBRA IS BACK/VIBRASTONE


 今日は雨は降っていないものの,曇り空でまだまだ梅雨だねぇという感じです。まぁとりあえず雨が振らなければ洗濯もできるので,文句を言っちゃあいけないんでしょうけどね。
 さて,前回のブログをアップした後のフルカワの日常ですが,日曜日は天気が良かったので,予定どおりパナモリで東方面海岸線コースを走らせてもらいましたです。往路は若干向かい風気味でしたが,心が折れるような風ではなかったので,まあまあいい感じで足を回して走らせてもらいましたです。ただ,少し残念だったのは,前の週にパナモリをせっかくキレイにしたのに,土砂を積んでいるところから雨水が道路に流れ出ていたので,それを巻き上げてしまったので,少しフレームが汚れてしまいましたが,自宅に帰ってからキレイにすればいいかということで。天気が良かったせいか,なぜかいつものように反対車線を走っているロード乗りと挨拶を交わしながら走らせてもらいましたが,自分が走っている車線にはロード乗りがいないのはどうしてなんだろうと思いつつ,まぁいいかと気負わず走っていると,Uターン地点のコンビニに到着したので,いつものように自転車ラックにパナモリを止めたのですが,どうみても,運転手以外は酒を飲んでいる雰囲気のマイルドヤンキーっぽい皆さんがいたので,昼から飲んでるような奴に絡まれると面倒だなぁと思いつつ,コンビニでアンパンと紙パック入りのカフェオレを買って,パナモリのそばで補給していると,なんか,マイルドヤンキーの中の1人がこっちをジロジロ見ているので,何か嫌な感じだなぁと思いつつ,ゴミを捨てに行き,戻ろうとするとパナモリに触れようとしているので,ちょっと待った!と思い,早足でパナモリの所へ戻ると,触れようとするのは止めたものの,今度はいきなり,「これって物凄く高いの?」とか,「これって指1本で持ち上げられるの?」とか「これってカーボン?」とか聴いてくるので,「物凄くは高くないけど,まあまあ高いです。買ったときは25万円。指1本で持ち上げるのは無理です。フレームはカーボンでなくて鉄(クロモリとか言っても分からないだろうから。)です。」と堪えると,今度は「タイヤも特別なの?」と聴いてくるので,「タイヤはゴム製なので細いけれど,特別というものではないです。」と答えると,「そうか~買ってみようかなぁ。」と言っていたので,まぁお好きなようにということで,その場を離れ,復路を走らせてもらいましたが,往路が若干向かい風気味なら,復路は若干追い風気味ということで,気持ちよく走っていると,いつの間にか後ろにロードが1台。どうみても速い感じなので,さっさと抜いてくれればいいのにと思いながら走っていましたが,なかなか追い抜いてくれず,途中,左折レーンのある交差点で私は直進レーンの左端に停車したところ,後ろのロードが左折レーンの左端に止まったので,さてどんなロードかな?と思って見てみると,デ・ローザのカーボンロードでした。というわけで,信号が青になると,デ・ローザはあっという間にパナモリを置いて行ってしまいましたが,そんなことなら最初から抜いてくれよななんて思ったり。そこからは思いっきり自分のペースで走らせてもらったので,楽しく走らせてもらいましたです。やはり,赤の他人に後ろに付かれると,その人がどの程度走る人なのか分からないので,少し自分のペースを乱されてしまうので,あまり好きではないなぁと思ってしまいました。で,後は自宅まで安全運転でねという感じで,若干流し目で走らせてもらいましたが,若干,追い風ということもあり,気持ちよく走らせてもらいましたです。
 月曜日からは仕事で,相変わらずバタバタしている間にあっという間に週末を迎えてしまいました。今日はいつもどおり少しゆっくり目に起きて,朝ごはんを食べ,いつもどおり洗濯したワイシャツにアイロンをかけ,洗濯をしてからスラックスをクリーニングに出し,買い物へ行き,昼ごはんを食べた後,今日は眠たくなったので少し昼寝をしてからブログネタを打っています。明日は天気予報ではくもり所により昼過ぎから雨で雷を伴うという訳の分からない天気で,午後の降水確率は30%,最高気温は29度とどうしたもんかなぁという感じの天気なので,降水確率が下がればパナモリで走りに行くもよし,降水確率が下がらなければ髪の毛が伸びてきたので散髪に行くもよしという感じでしょうか。しかし,いい加減髪の毛が伸びてきたので,天気はどうあれ,本格的に暑くなる前に切っておかないといけないかなぁと思ったりもしていますので,どうせなら下手に降水確率が下がらない方が心置きなく散髪に行けるかなぁと思ってもみたり。

 フルカワの日常ネタはこの程度にして,今回は1989年12月にリリースされたVIBRASTONEの“VIBRA IS BACK”を紹介したいと思います。VIBRASTONEは近田春夫を中心とした人力ラップビッグバンドで,近田春夫がラッパーとしてPresident BPM名義で活動した後,1987年に結成し,1996年に活動停止となっています。メジャーデビュー時はVIVRASTONEでしたが,当初はCHIKADA HARUO & VIBRASTONEを名乗っていました。今回紹介する“VIBRA IS BACK”が最初の音源なのですが,インディーズからリリースされたライヴ盤で欲しいなと思ったときには既になく,なぜかいつのまにか再発されていたので,今回買わせてもらいましたが,このアルバムはCHIKADA HARUO & VIBRASTONE名義でのリリースとなっています。
 1曲目の“VIBRA IS BACK”という曲は,ギターの心地よいリフから始まり,そこにタイトなリズムのドラムとベースとパーカッションが心地よく絡む,インストナンバーなのですが,ちょっとじゃがたらチックなのは,ギターがOTOだからなんでしょうかね。そこにホーンセクションとキーボードが入ってくるのですが,これがまた非常に心地よいです。さすが,人力ラップビッグバンドだけあるよなぁと思わせてくれる演奏になっています。アルバムではクールに弾かれているギターも弾かれまくりになっているところはライヴアルバムならではだなぁと思ってもみたり。
 2曲目の“NINGEN BARBECUE”という曲は,後に“人間バーベキュー”というタイトルでリリース(“ENTROPY PRODUCTION”収録)されていますが,スタジオ盤ではクールな感じで演奏されていますが,さすがライヴ盤,ラフでラウドな演奏がたまりません。特にいきなりギターが弾きまくる中,ストップ・アンド・ゴーが繰り返されるところはめちゃカッコよいです。そこからアルバムと同じアレンジながらもやはりラフでライドな感じで,ラッパーの2人もライヴらしく自由にやってくれているところがカッコよいです。この曲は,スタジオ盤ではピー音で自主規制されているのですが,インディーズ盤なので自主規制もなくしっかり唄われています(ちなみに自主規制されたのは「シャブだってコークだってヘロインだって」というところと「ほんとは奴隷がほしい,ほんとは差別していたい,ほんとはあいつころしたい」というところと「フジだって朝日だってガスだって,歌手だって,医者だって,坊主だって,神様だって」というところです。)。間奏ではバリバリのサックスソロもあったりと,もう,踊るしかないじゃない?っていう感じの演奏になっています。
 3曲目の“Hoo!Ei!Ho!”という曲は,いきなりの「だけどさ そんなことを云ったってさ!」のところでいきなり客をいじってるのですが,近田春夫らしいいじり方だなぁと思っても見たり。歌詞の方は「さ」で無理やり韻を踏みながら進んでいくのですが,これがまたカッコよいです。ギターの軽やかなカッティングがヘヴィな歌詞と相まって爽やかさ倍増になっています。しかし,この歌詞は緊急自体宣言で飲み屋に休業要請が出されたことに重なるなぁと思ってもみたり。
 4曲目の“YADA”という曲は,後に“やだ”というタイトルでリリース(“Smile!!It's not the end of the world”収録)されていますが,めちゃヘヴィなベースで始まり,そこにホーンが絡んでくるというスタジオ盤とは全く違うアレンジになっています。スタジオ盤では割と軽めのアレンジで軽やかに演奏をしていますが,さすがライヴ盤というか,かなりロックなアレンジでギターも弾きまくりという感じですし,ホーンも吹きまくりという感じです。スタジオ盤ではギターにディストーションをかけていない感じなのですが,ライヴだからなのか,ギターに気持ち良いくらいディストーションがかけられていています。またベースもタイトな演奏ではなく気持ち良いくらいスラップしまくってくれています。
 5曲目の“HEAVY”という曲は,近田春夫の「HEAVY!」というシャウトの後,重ためのベースから始まり,そこにタイトなドラムが入り,ラウドなギターが鳴り響く中,近田春夫も少し暗めのトーンでラップをしまくってくれています。しかし,繰り返しシャウトされる「いつだってひとりだと思うんだ。でも平気だと思うんだ。」という歌詞はしみるなぁとシミジミ思ってしまいました。
 6曲目の“WABI SABI”という曲は,はっきり言っていわゆる「侘び寂び」とは全く関係なく,「詫びしさからの逃避は君の住んでる部屋じゃ無理だ」という歌詞の詫びしさから取っています。いきなり派手なイントロから始まり,ファンキーなギターのカッティングとホーンの絡みがめちゃかっこよくて,そこに近田春夫とDr.Tommyが2人でシャウトして始まり,途中から掛け合いになるのですが,2人でシャウトしているところも掛け合いのところもカッコよいです。というか,“ENTROPY PRODUCTION”に収録された“金っきゃねぇ”にも繋がる,「金持ちじゃなきゃなんにもなんない」という歌詞に時代を感じさせるなぁと思ってもみたり。
 ラストナンバーの“NASU-KYURI”という曲は,何がナス,きゅうりなんだろうと思っていると,「街 行く女がみんなナスやキューリに見えちゃう」という歌詞で,やたらファンキーでカッコいいバックの演奏にのって「ナスやキューリに見えちゃうんだもん」というシュールな歌詞をシャウトしているところはさすが近田春夫だねぇと思ってもみたり。
 ところで,VIBRASTONEのアルバムには,自主規制との関係か歌詞カードが一切付いていないのですが,やはり歌詞の内容は知りたいよねと思っていると,なんとVIBRASTONEの歌詞を集めた詩集が“VIBE RHYME”というタイトルでAmazon Kindleで売っているということで買っていたのですが,今回のブログネタで利用させてもらいました。こうやって使うこともたまにはあるので,買っておいて良かったなぁと思っています。

 話は変わって音楽系のマンガとして,石塚真一のジャズマンガのBLUE GIANTシリーズが好きなので,そのうちレビューしようと思っていますが。とりあえずシリーズが完結してからかなぁと思ってもみたり。多分,今,連載している“BLUE GIANT EXPLORER”がアメリカ編なので,多分,このシリーズで完結するのではないかと思っていますが,正直,国内編の“BLUE GIANT”が10巻,ヨーロッパ編の“BLUE GIANT SUPREME”が11巻なので,多分“BLUE GIANT EXPLORER”も10巻前後になるのではないかと思っていますが,今度,3巻が出るところなので,まだ先は長いなぁと思っています。まぁ,そもそも掲載されているビックコミックが月2回の発行なので,時間がかかるのはやむをえないかなぁと思っています。
 気軽に買えるのは電子書籍の良いところだったりしますが,少し失敗した話を。先日,酒を飲んでからGoogle Play Booksでマンガを読んでいると,おすすめのところに山本直樹の“フラグメンツ”が表示されるので,全4巻だし,買ってしまえ!ということで買ったわけですが,読んでみると,内容がほぼ“明日また電話するよ”,“夕方のおともだち”,“世界最後の日々”と重なっているではありませんか。なんてこったい。しかし,前向きに考えるなら,“明日また電話するよ”と“世界最後の日々”はGoogle Play Booksで,“夕方のおともだち”はAmazon Kindleで買っているので,まとめ読みができないのですが,“フラグメンツ”はGoogle Play Booksでまとめて読めるので,それはそれで良いのではないかと思ってもみたり。まぁ,“フラグメンツ”に入っていない作品も“明日また電話するよ”,“夕方のおともだち”,“世界最後の日々”には入っていますしね。と自分の失敗を正当化するフルカワだったりしますが,まぁ,そういうときもあるさ!ということで。