ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

NEWTON'S OBLIGE/杉山晋太郎


 新型コロナウイルスが全国的には第三波っぽくなってきていて,今日から三連休ですが大人しくしておいてねなんていうアナウンスがされたりしてるものの,地方都市ではそんなにバカスカ患者が出ているわけでもなく,それなりにという感じです。果たしてこれから冬を迎えるに当たってどうなるのかなぁと思いつつも,春のときみたいに全国一律で外出自粛とかいうことではなくて,地域の状況に応じた対応になるんだろうなぁとは思っていますが。
 さて,前回のブログをアップした後のフルカワの日常ですが,日曜日は予定どおり天気が良かったので,午後からパナモリで走りに行きましたです。今回は西方面海岸線コースということで,長袖ジャージにタイツで十分だろうとは思ったのですが,さてVAAMはどうしたもんかなぁと思いつつ,念の為持って行っておくかということでVAAMをボトルに入れて走りに行ったのですが,これが正解でしたね。というのも,思ったよりも暖かかったというか,少し暑いくらいで,往路もそんなに向かい風ではなかった(風向き的には少し向かい風程度の横風)ので,いい感じで足が回って楽しく走らせてもらいましたです。というか,いい感じで日が照っていて,風も向かい風ではないということになると,結構,体が温まって,少しずつ体温が上がってきているなぁという感じになってきたので,美味しくVAAMを飲みながら(サーモスのボトルは走りながらだと飲みにくい構造なので,もちろん信号待ちでですけど。)往路を走らせてもらいましたです。で,Uターン地点のコンビニに着いたので,紙パックのカフェオレがなかったので缶コーヒーを買って,前の週はアンパンだったからクリームパンだよね!ということで,クリームパンを探したのですが,なんとクリームパンがないではありませんか。仕方ない,他に何かないかな?と思いつつ探してみると,メロンパンの生地でクリームを挟んでいるパンがあったので,それを買わせてもらいましたです。メロンパンは久しぶりだよなぁと思いながら食べたのですが,口の中に生地がくっつく感じを楽しみながら,生地の味に負けずにクリームの味も感じることができ,なかなか美味しかったです。クリームパンは食べられなかったけれど,メロンパンの生地でクリームを挟んでいるパン(ネットで調べたところヤマザキのメロクリという商品だそう。)で満足して,復路を出発しましたが,往路もそんなに向かい風でなかったのですが,復路は少し追い風っぽい感じだったのでいい感じで走らせてもらいましたです。とはいえ,いい感じで走っていると,汗も少しかいたので,これは日が暮れて気温が下がったら汗冷えしそうだなぁということで,日が暮れきらないうちに帰るべく,少しペースアップして走らせてもらいましたです。何とか汗冷えするような時間にならずに自宅に到着しましたが,その分,汗をかいたこともあり,久しぶりにグローブとタイツが少し塩を吹いていたので,グローブは洗濯することにし,ヘルメットも少し水につけて汗を抜くようにしましたです。
 月曜日からは仕事で,日々,バタバタしているうちにあっという間に週末という印象ですが,今週はやけに暖かくて,最高気温が25度と11月とは思えない気温で,徒歩通勤なこともあり,少し暑いなぁと思ってしまいましたです。今日から三連休ですが,今日はいつもどおり朝ゆっくり起きた後,いい加減髪の毛が伸びてバサバサしているので,切りに行こうということで,散髪屋に予約の電話を入れたのですが,話し中だったり,話し中でなくても出てもらえなかったりで,やっと電話が繋がったと思ったら,今日の予約はもう一杯で,明日の午後の予約になってしまいましたとさ。まぁ,明日予約できただけ良いと思いましょうかね。で,散髪の予約ができたので,後は毎度おなじみの土曜日のルーティンワークということで,ワイシャツにアイロンをかけ,洗濯をし,買い物へ行き,午後からはブログネタを打っていますです。明日は散髪の予約もしましたし,天気も予報では晴れ昼過ぎからくもり所により夜のはじめ頃雨ということなので,プレオで少し走ってから散髪に行こうかなぁと思っています。月曜日は今のところの予報では晴れ時々くもりで降水確率が10%,最高気温は19度ということなので,今週もパナモリで走りに行けるなぁと思っています。

 フルカワの日常ネタはこの程度にして,今回は1986年にアルケミーレコードからリリースされた“杉山晋太郎”の“NEWTON'S OBLIGE”を紹介したいと思います。“杉山晋太郎”と書くよりも,“杉山シンタロウ”だったり,“シンタロウ”の方が有名なんでしょうね。THE STALINのベーシストでしたから。THE STALINから脱退した後は,非常階段だったり,吉野大作&プロスティテュートなどでベースを弾いていたということですが,非常階段繋がりでアルケミーレコードからソロアルバムを出したとき,買おうかなぁ,でも7曲しか入っていないしなぁと思っているうちに買いそびれてしまっていたのですが,いぬん堂さんのところで買わせてもらいましたです。レコードリリースのときは,Side Aがヴォーカルの入った曲(1曲目から4曲目),Side Bはインスト曲(5曲目と6曲目。正確には5曲目からラストナンバーですが。)という感じです。
 1曲目の“Lose one's sense”という曲は,重ための打ち込みの音で始まり,若干,ノイジーな感じもあり,シンタロウ(あえてこの表記にさせてもらいます。)のヴォーカルは初めて聴きましたが,こういう感じなんだと思うというよりも,THE STALINがストレートなパンクだったから,こういう打ち込みの音だと凄く新鮮な感じがしますね。ただし,1986年の作品なので,打ち込みの音自体は少し古い感じはしますけどね。ずっと何かの演説が流れているところは少しAUTO-MODっぽさを感じたりして。
 2曲目の“オレンジ”という曲は,ノイズで始まり,少しパンクっぽい感じのドラムとピアノがカッコ良いです。ドラムの音が前に出すぎていて,他の楽器の音があまり聴こえないのが少し残念な感じですが,パンクなので,これでいいじゃん?ということで。シンタロウは淡々と言葉を投げつけるように唄っているのですが,なかなかカッコよいです。サビのところは淡々とした感じからドラマチックに唄い上げたり,語りがあったりと,なかなかカッコよいです。
 3曲目の“I.C's”という曲は,これまた打ち込みをバックにノイジーなギターがなる中,ベースが弾かれていて,さて,どういう曲になるんだろうと思っていると,いきなり変拍子になって,シンタロウが淡々と唄い始めるのですが,この淡々とした感じがカッコよいです。というかこの曲ではベースが結構弾かれまくっていて,音もしっかり前に出ていて,シンタロウのベースが堪能できます。
 4曲目の“睫(まつげ)"という曲は,ドラムが少し早めのビートを刻み,そこにベースとノイジーなギターが乗っかり,そこにピアノが入ってくるのですが,ベースの音がきちんと前に出ている,というか,ほぼベースのラインしかメロディーらしいものを感じない感じです。一応,ヴォーカル曲になっていますが,ほぼヴォーカルらしいヴォーカルは入っておらず,若干,シャウトが入っている程度です。ベースがメインの曲という感じですね,シンタロウはベーシストですので。
 5曲目の“Newton's oblige - Qui vous I'a dit?”という曲は,ゆったりとした感じでベースとギターから始まり,そこにヒンヤリとした感じのピアノが入ってくるという感じで,とても元パンクバンドのベーシストのソロ作品とは思えないキレイな曲になっています。ドラムの音がないので,ループするベースが基本的にリズムを作っているのですが,これが妙な浮遊感があって気持ち良いです。後半ではピアノが暴れまくっているのがカッコよいです。
 ラストナンバーの“シーツ”という曲は,叫び声が流れる中,不安定な打ち込みの音が流れ,そこに逆回転っぽい処理をしたベースが弾かれているという,どちらかというとノイズに近いのかな?と思えるような曲になっています。まぁ,シンタロウは非常階段でベースも弾いていましたし,配偶者も非常階段のメンバーでしたし,そもそもアルケミーレコードからのリリースだもんなぁ。
 THE STALINのシンタロウをイメージしてこのアルバムを聴くと,きっと肩透かしを感じるくらいパンク的な要素はほぼありません。ドラムは中村貞祐(JAGATARA),ピアノは三柴江戸蔵(ナゴム系列),ギターは林直人(アルケミー),ノイズはT.Mikawa(アルケミー),マニュピュレーターは佐々木貴ナゴム系列)と中村貞祐を除けば,ナゴム系列とアルケミーというなんかよく分からないものが生まれるのは必然というような感じもしないではないのですが,それでもシンタロウの最後の作品としては一聴の価値はあるのではないかと思いました。

 そういえばパナモリのことですが,これまでチェーンは交換したものの,ワイヤー類はまだ一度も交換したことがないんですよね。ネットで調べると,チェーン交換をするくらいのタイミングでワイヤーも交換した方が良いということですが,正直,シフトチェンジを頻繁にしないし,ブレーキもそんなに急ブレーキをかけないし,室内保管でワイヤーが錆びることもないので,何となくそのまま使っていますが,5年を既に過ぎているわけで,そろそろやばいかなぁと思ってみたり。
 明日の午前中は特に予定もないので,近所のショップに相談に行ってみようかな?と思っています。プレトレのときは自分でワイヤー交換もしましたが,何となくロードはなぁ,お店に任せた方が良いのかなぁとも思ってみたり。まぁ,悩むときはショップにお願いするのが一番なんでしょうね。まぁ,何にせよ,出先でワイヤーが切れるのも困るし,近所のショップでパナモリを買っているわけではないので,たまにはショップにパナモリを持って行って作業をお願いしておかないと悪いかなぁとも思ってみたり。