ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

ヨクナイモノ/THE MAMMY


 あっという間に12月になってしまった感じで,さすがに日の当たらない部屋の中では長袖Tシャツ1枚で過ごすのは無理になってきたので,フリースのフルジップを羽織って,足はフリースのルームシューズに入れて(フローリングなので,冷えだすとよく冷えるんですよね。)過ごしています。窓の外は良い天気なので,外のほうがそこそこ暖かいのではないかと思ってもみたり。
 さて,前回のブログをアップした後のフルカワの日常ですが,日曜日はパナモリのケーブル交換が終わった連絡が入ったので,午前中のうちにパナモリをショップに受け取りにいきましたです。で,パナモリに乗って自宅まで戻る途中,アウターストッパーをまじまじと見ていると,アスターストッパーって両方ともレバー式でなかったっけ?フロントディレイラー側ってダイヤル式だったっけ?と思うようになってしまい,ショップに戻って店長さんに両方レバー式でなかったでしたっけと聴いたところ,フロントディレイラー側はダイヤル式ですよということでシマノのパーツを見せてもらい,本当,そのとおりでした。毎日見ているようで案外記憶っていい加減だなぁということで,店長さんにすいませんでしたと謝ってから,自宅に戻らせてもらいました。昼ごはんを食べてからはプレオの定期点検に行き,午後2時30分には点検が終わったので,マンションの管理組合の総会は午後4時からなので,まだ時間があるので,パジャマ用のジャージが破れてきたので新しいのを買いに行くことにしたのですが,これが甘かった。なぜかよく分かりませんが,妙に車が混んでいて,なかなかお店にたどり着けず,やっとジャージを買ったら午後3時30分ではありませんか。これは間に合わないかもしれないなと思いつつも安全運転で自宅まで戻り,10分遅れで総会に参加したところまでは良かったのですが,色々議題があったので多少長くなるのは分かっていた(というか,だから午後4時といういつもより早めの時間に設定したのだと思います。)のですが,これがまた甘かった。管理会社の方から管理費節約のための提案がいろいろあったのですが,これに安全ではなく安心の観点で問題視する発言が多々あり,なかなか意見がまとまらず,新型コロナウイルス対策で窓を開けての総会でしたが,なんと総会が終わったのは午後8時。寒かった・・・お腹が空いた・・・というのが正直な感想ですが,何とか一定の方向性が見えて総会が終わってのでとりあえずは良かったということで。
 月曜日からは仕事で,相変わらずバタバタと毎日を過ごしているうちにあっという間に週末になってしまいましたです。今日はいつもどおりゆっくり起きて,朝ごはんを食べ,ワイシャツにアイロンをかけ,洗濯をしてから買い物に行き,午後はプレオのタイヤを冬タイヤに交換しに行ってからブログネタを打っています。プレオのタイヤを交換したので,これで雪が降っても安心だね!と思いつつ,そんなに単身赴任していたところみたいに雪が振らないのですが,まぁ安心料だと思えばいいですかね。明日は天気予報では晴れ,午後の降水確率は0%,最高気温は15度ということなので,パナモリで走りに行けるなぁと思っていますが,北方面峠コースを走る予定ですので,さすがに長袖ジャージ1枚では厳しいだろうということで,長袖ジャージの下に長袖ドライメッシュTシャツに腹巻きで走りに行こうかと思っています。次の次に北方面峠コースを走るのは毎週末の天気が良ければ12月27日ということになるのですが,さすがにこの時期は冬用裏起毛仕様のジャージやタイツでも少し厳しいような気がするので,明日で当分は北方面峠コースは封印かなぁと思っています。まぁどちらにしても日がかなり短くなって午後5時にはかなり暗くなるので,明日から往復70キロ程度にしないといけないかな?と思っています。

 フルカワの日常ネタはこの程度にして,今回はよく知らないうちに10月にリリースされたTHE MAMMYの“ヨクナイモノ”を紹介したいと思います。THE MAMMYと言ってもなんですか,それは?という方が多いと思うのですが,私もいぬん堂で見つけて,とっととカートにインさせてもらましたが,メンバーはTHE STALINのオリジナル・ドラマーであるイヌイジュンと,THE RABBITS解散から沈黙を破り大復活した鬼才・宮沢正一のデュオということで,ヴォーカルとギターを宮沢正一が,ヴォーカルとドラムをイヌイジュンが担当しています。宮沢正一もイヌイジュンも80年代,音楽シーンから姿を消してから沈黙していましたが,ここに来ていきなりの復活となりました。
 1曲目の“ケモノ”という曲は,ディストーションをかけたギターがゆっくりとコードを刻み,そこにイヌイジュンのドラムが重なり,つぶやくように宮沢正一が唄いだせば,あぁ宮沢正一だねぇという感じです。というか,このヌメッとした感触は凄いなぁと思ってしまいました。“人中間”ほどハードな音にはなっていない分,聴きやすくはなっています。
 2曲目の“全部ウソだ”という曲は,いきなり「全部ウソよ!」と宮沢正一とイヌイジュンがシャウトしながら始まるのですが,感じ的にはラビッツに近いかな?という感じですが,ギター1本とドラムだけなので,声のパワーがグイグイ迫って来る感じです。
 3曲目の“あいとへいわ”という曲は,ギターの激しいカッティングで始まり,ドラムが連打される中,ひたすら早いスピードで言葉を連射しているのですが,これが言葉のリズム感なんて全く無視してひたすら言葉を連射しているので,言葉が聴き取れないところもありますが,遠藤ミチロウとは違った意味でアコースティック・パンクだなぁと思ってしまいました。
 4曲目の“ヤサイ”という曲は,シンプルなドラムから始まり,そこにこれまたシンプルなギターのカッティングが重なり,そこに宮沢正一のシャウトが入ってくるのですが,ロックでもあり,ポップでもあり,カッコよいです。サビのところではイヌイジュンのドラムがこれでもか!とばかりに叩かれたり,間奏ではノイジーなギターのカッティングを聴かせてくれるのですが,カッコよいです。
 5曲目の“OYASUMI”という曲は,軽やかなギターカッティングから始まり,そこに軽やかなドラムが入り,更に宮沢正一も軽やかに唄ってくれています。ローマ字のタイトルどおりポップでカワイイ曲になっています。こういう曲ができるようになったのも,やはり歳を重ねて「こうあらねばならない」という縛りから自由になってきたんでしょうかね。
 6曲目の“殺す前”という曲は,ギターでしんみりと始まり,ドラムはシンバルをパーカッション的に入れるだけで,宮沢正一が唄い出し,少しずつシャウトを始めると,ドラムもシンプルな8ビートを刻み始め,非常にフォーキーな感じなのですが,歌詞は何か不穏な感じを醸し出していて(タイトルが“殺す前”ですからね。),徐々に壊れていくように宮沢正一がシャウトをし始め,ギターを叩きつけるように弾きだすとそれに呼応する形でドラムも激しく叩かれ,ドラムソロになり,いったいこの曲はどうなっていくんだろうと思っていると,美しいコーラスが聴こえ始め,ギターも再びカッティングを弾きだし,そのままカットアウトで終わってしまうという不思議な曲です。
 7曲目の“からから”という曲は,ギターのカッティングから始まり,そこにハイハットが入り,宮沢正一が唄い出すのですが,サイケデリックな日本語をつぶやくように唄い,聴いている方はグイグイ引き込まれていきます。宮沢正一のギターをイヌイジュンのドラムがしっかり支え,その上で宮沢正一の声が転がっていくというような感じの音が素晴らしいです。
 8曲目の“夏”という曲は,タイトルどおりポップな感じで始まり,このままポップな感じで行くのかと思いきや,メロディーはポップなんですけどね,歌詞はねぇ,エログロ路線で,こう来たか!という感じです。というか,この曲のヴォーカルはイヌイジュンでないかい?と思ってもみたり。しかし,このエログロな歌詞のタイトルがどうして“夏”になったのかは最後まで聴いても分かりません。
 9曲目の“ザ・マミイのテーマ”という曲は,ギターとドラムだけでロックンロールな感じを思いっきり醸しだしています。カッコいいです。宮沢正一とイヌイジュンがいきなりデュエットしているのですが,これまたカッコいいです。で,この曲がなぜ“ザ・マミイのテーマなのかは不明です。
 10曲目の“るるる”という曲は,重たいギターのカッティングから始まり,宮沢正一の重たい声でサイケデリックな歌詞を唄っているのですが,サビは「るるる」のハミングだけなので,タイトルが“るるる”になったのねという感じですが,タイトルにしても歌詞にしても唄い方にしても唯一無二だなぁということで,宮沢正一だなぁと思ってしまいました。
 11曲目の“口から肛門までの管じゃん”という曲は,ドラムから始まり,ドラムだけをバックに宮沢正一の言葉が入ってくるのですが,これはトーキング・ブルース?いやトーキング・パンクと言った方が良いのかも。ギターは少し弾かれているのですが,言葉を連射しているときにはなぜか弾いていませんが,正直,ドラムと言葉だけの方が言葉が立っていてカッコよいです。最後に念仏みたいな唄になったりしますが,言葉を連射しているところは少し友部正人の“乾杯”っぽい感じがするところも好みだったりします。
 ラストナンバーの“今夜は踊ろ”という曲は,タイトルもポップですが,ブルースハープが吹かれ,ギターとドラムはシンプルな8ビートを奏で,宮沢正一が唄っているメロディーはポップで,唄われている歌詞は若干シュールなところはあるものの,これまたポップな歌詞で,最後の最後にこんなに普通の音を持ってくる?と思いつつ,壊れたものも普通のものもそのまんま演りたいことをやっているという清々しさを感じました。
 タイトルは“ヨクナイモノ”ですが,ちっともヨクナイモノではなく,フルカワ的には非常にヨイモノだなぁと思ってしまいました。というか,令和の時代になって,まさか宮沢正一の新譜が聴けるなんて思っていなかったので,本当,感謝です。ブランクを感じさせない宮沢正一の唄とイヌイジュンのドラムに驚きを感じながら,最後までしっかり聴かせてもらいましたです。二人とも若くはないので,次の音源が出るのかどうかは分かりませんが,いぬん堂さんのところをチェックしながら,新しい音源が出れば速攻で買わせてもらおうと思っています。

 暇つぶしマシンとしてCHUWI Hi8 SEというアンドロイドタブレットを愛用しているのですが,アンドロイドのバージョンが古くてセキュリティ的に使えなくなるまで使ってやろうと思っていたのですが,どうもバッテリーの持ちが非常に悪くなってしまいました。asusのMeMOPadのときはそんなにバッテリーが持たなくてどうしようもないということはなかった(というか,だからこそ,アンドロイドのバージョンが古くてセキュリティ的に使えなくなるまで使えたのですが。)のですが,さすが中華クオリティということなんでしょうか,アンドロイドのバージョン的にはまだ全く問題はないのに,バッテリーの劣化が早くて使えなくなるだなんてね。
 ケーブルを指していれば問題なく使えるのですが,アンドロイドタブレットなんてモバイル端末ですから持って動いてなんぼのマシンなので,ケーブルを指して使うというのはあまりイメージしていないんですよね。で,最近は2時間程度使えればいい感じだったのですが,とうとう1時間でバッテリーの残容量が50%になると,バッテリーがなくなりましたということで強制終了になってしまうようになり,これは買い換えないと仕方ないかということで,アマゾンに7インチタブレットでRAM2GBがROM32GBのモデルがあったので,サクッとカートにインさせてもらいましたです。値段的にはどう見ても中華パッドなので,これも割と早めにバッテリーが駄目になるかもしれませんが,そのときはそのときで,また買うしかないかなぁと思っています。というか,アンドロイドタブレットって中華メーカーしかないようなので仕方ないかなぁ。