ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

Classic Album Selection Disc4/THE JAM


 今日からシルバーウィークということで,秋の5連休なので昨晩自宅へ戻っていますです。今週も結構バタバタしたりしましたが,何とか週末を迎え,金曜日は早めに帰宅して,プレオにパナモリを積んで帰りましたので,明日から天気が良ければ(週間天気予報では連休最終日まで20パーセント以下なので,大丈夫だろうとは思っていますけど,フルカワのことなのでどうなるかはその日次第ということで。)最低2日はパナモリで走りたいと思っていますです。連休最終日は秋のお彼岸ですので,墓参りに行ってから,パナモリをプレオに積んで単身赴任先に戻ることにしましょうかね。
 で,昨晩,自宅に戻ってきたのですが,部屋に入るとエビスの箱が置いてあるではありませんか。開けてみるとシルクエビス,エビスロイヤルセレクション,エビス,エビスプレミアムブラックが3本ずつ計12本入っていましたです。う〜ん,エビスのプレゼントなんて応募した覚えはないんだけどなぁと思いつつも,家に戻った時点では嫁さんが寝ていたので,今朝,嫁さんに聴いてみると,叔父にもらったということでした。もらい物だろうと何だろうと美味しくいただきますよということで,家にあった淡麗プラチナダブルがあと2日分なので,それを飲み終えたらエビス三昧だなぁと思っていますです。まぁ,たまには自宅でビールのようなものではなく美味しいビールを飲むのもいいんでないかというわけで。嫁さんからは「あと,いつもの梅味噌をもらったんだけど,誰も食べないので(単身赴任先に)持って帰って食べたら?」と言われたので,こちらは単身赴任先に持って帰ろうと思っています。梅味噌は豆腐に付けて食べると美味しいので,当分は豆腐の梅味噌のせをつまみに酒を飲もうかなぁと思っていますです。

 というわけで,バタバタした1週間でしかも日曜日が休日出勤だったため日常ネタがなくなってきたので,今回も引き続きTHE JAMの“Classic Album Selection”のDisc4を紹介したいと思いますです。Disc4は1979年に発売された“Setting Sons”で,当初はコンセプトアルバムになる予定だったらしいのですが,さてどういう音なんでしょうかね。
 1曲目の“Girl On The Phone”という曲は,電話のベルの音から始まる軽快なロケンロールナンバーでアルバムの1曲目らしい,軽やかな曲になっています。面白いなぁと思ったのが,曲の途中でドラムも含めてブレイクするのですが,ベースだけベースラインを弾いているところなんですが,やっぱりこのバンドはベースとドラムのリズム隊が良いなぁと思ってしまいましたです。ポール・ウェラーがギターを弾きながら唄っているので,どうしてもリズム隊がしっかりしていないと味気ない音になってしまいますしね。
 2曲目の“Thick As Thieves”という曲は,ドラムのフィルインから始まるストレートな8ビートのロケンロールで,この曲もドラムとベースがバンドの音をグイグイ引っ張り,シャラーンという感じで流されるようにカッティングされるギターも良い味を出しています。決してハードな曲ではなくて,どちらかといえばポップな曲なんですが,単にポップというには抵抗がある曲なんですが,まぁともかくなかなかカッコ良いロケンロールナンバーになっていますです。
 3曲目の“Private Hell”という曲は,重ためのベース(多分ダウンピッキングだけで弾いているのではないかと。)で始まり,結構,ハード目な感じの曲になっていますです。タイトルも“Private Hell”ですし,それでハードでないのも違うような気もしますしね。ちょっとパンクよりのシンプルでストレートなロケンロールなんですけど,ギターの音がトゲトゲしていないので,聴きやすい音になっていますです。
 4曲目の“Little Boy Soldiers”という曲は,静かに始まったので,アコギ1本なのかな?と思っていると,バンドの音になり,キーボードの音が入っていたり,ヴォーカルのエフェクトがマイルドな感じなのですが,途中で戦場のようなS.Eが入った後,曲調が変わり,またアコギだけになり,このまま終わるのかと思ったらバンドの音に戻り,テンポアップし,疾走していくような音に変わりと,1曲の中でコロコロと曲の感じが変わる組曲のようなアレンジになっています。
 5曲目の“Wasteland”という曲は,シンプルな8ビートのドラムで始まり,口笛のような笛の音が入り,ポール・ウェラーの唄うメロディーラインも少しウェットな感じで,後のネオアコ系のバンドが好みそうな音なんですが,それをこの時期に既に出しているなんて凄いなぁと思ってしまいましたです。また,THE JAMといえば,そのままライヴでも演奏できるようなシンプルなアレンジが多かったのですが,この曲ではキーボードを取り入れる等,音の変化を感じましたです。
 6曲目の“Burning Sky”という曲は,打って変わって,ギターとドラムとベースの絡みがカッコ良い,シンプルなロケンロールナンバーなんですが,本当,このバンドはドラムとベースの生み出すリズムがカッコイイなぁと思ってしまう曲になっています。シンプルなアレンジだとどうしてもリズム隊が目立つので,リズム隊がしっかりしていないとグダグダになってしまいますもんね。
 7曲目の“Smithers-Jones”という曲は,なんとストリングスで始まり,そのままポール・ウェラーが唄い出し,そのままストリングスだけで唄いきってしまうという賛否両論な音になっていますが,「いつまでも3ピースのロケンロールだけじゃないんだぜ!」ということが言いたいのかなぁと思ってしまいましたです。
 8曲目の“Saturday's Kids”という曲は,打って変わって,ギターのリフで始まり,ドラムとベースがなだれ込んでくるという,これぞバンドの音!っていう感じのゴキゲンなロケンロールナンバーになっていますです。コーラスを決めるところはバシっと決めつつも終始ロケンロールな曲なので,前の曲との落差がありすぎと思いつつも,やっぱりロケンロールはいいよねぇと思ってしまいましたです。
 9曲目の“The Eton Rifles”という曲は,ちょっと重ためのベースラインとかき鳴らされるギターのカッティング,タムを打ち鳴らすドラムとハードな曲になるのかと思っていたら,ポール・ウェラーのヴォーカルが入ると比較的シンプルなロケンロールになってしまうのは,やはりメロディーラインを大事にしているからなのかなぁと思ってしまいましたです。間奏ではエレピのソロが入ったりと,ポップな要素満載のロケンロールナンバーになっていますです。
 ラストナンバーの“Heatwave”という曲はマーサ&ザ・ヴァンデラスが1963年にヒットさせた曲のカヴァーで,ギターのザラッとした音で始まり,ポール・ウェラーがポップなメロディーを唄いまくるゴキゲンなギターバンドによるR&Bになっていてカッコ良いのですが,聴いているうちに「・・・んんん?この曲は?」って思いましたです。というのも,これって,サンハウスの“もしも”じゃないですか。博多はパクリ(インスパイヤともいいますが。)のパラダイス的な言われ方をしていますが,サンハウスは“レモンティー”だけではなく“もしも”もフルパクリだったのか・・・と思いつつも,まぁ元ネタを知らなければ楽しめるしねということで,THE JAMのポップなR&Bのギターバンドアレンジを楽しませてもらいましたです。うっすらとブラスの音が入っているところはギターバンドの意地なのかしら?と思いつつ,ピアノが思いっきり走り回っていたりと,楽しいアレンジになっていますです。
 このアルバムを聴くと,これまでは3人の音だけで勝負していた音から徐々にバンドの音以外の音も取り入れ,いろいろなアレンジを試して音楽性を拡げているのかなぁと思ってしまいましたです。ただ,バンドってこういう展開に進み出すと,どんな音を出すのかで意見が分かれて解散することが多いんですよねぇ。実際,THE JAMもこの後2枚のアルバムを出して解散してしまいますしね。

 で,話は変わって少しはパナモリネタを。木曜日の晩なんですが,一杯飲んでパナモリのブレーキレバーを握りながらパナモリ最高!と思っていると,リアのブレーキが少し片効きぎみになっていたので,これは調整しておかないといけないなぁと思い,まずはブレーキワイヤーを緩めたのですが,さすが飲んでから作業をしてはいけません。ブレーキアーチが勢いよく解放されて,ワイヤーエンドキャップが吹っ飛んでしまいましたです。しかたないので,再度ワイヤーエンドキャップを付けてみたのですが,ん〜何か緩くてすぐ取れてしまうなぁと思いながら何度か付けてみたのですが,材質がアルミですから案の定ダメになってしまいましたです。まぁ,ワイヤーエンドキャップ程度なら自宅の近所のイオンバイクにもあったはずということで,今日,掃除等を済ませてからイオンバイクまで行ってみたところ,ワイヤーエンドキャップはあるものの,カラーのものしかないではありませんか。う〜ん,どうしたもんかなぁと思いつつも,ワイヤーエンドキャップの交換なんてほとんど時間が掛からないんだから,全部交換すれば問題なし!ということで,フレームの色に合わせて赤のワイヤーエンドキャップを買って,プレオからパナモリを降ろし,自宅まで持って帰ってからワイヤーエンドキャップを交換しましたが,パーツが105のシルバーなので地のアルミのワイヤーエンドキャップも似合っていましたが,差し色で赤が入って少しキュートな感じになったような気がするのは,きっとユーザのひいき目だろうと思いながらも,目に入ると少しにやけてしまうフルカワでした。
 こんなことで幸せな気持ちになれるのは,やはり自転車乗りならではなんでしょうかね。パナモリへ愛情を注ぎ込んでいる分,自宅でほったらかしになっているプレトレですが,今日,タイヤのエアチェックをした後,イオンバイクへ行く時に乗りましたが,台風の影響でいろいろと汚れていたので,この連休中で時間が取れるときにキレイにしておこうかなぁと思っていますです。