ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

Complete Best 1974-1997 Disc1/憂歌団


 年が明けたと思っていたら,もう2月ですか・・・とはいえ,2月といえばしびれるような寒さが当たり前なのに,今年はしびれるような寒さがなくて,非常にありがたいなぁと思っています。雪も降りませんし,このまま春になってもらえれば非常にありがたいのですが,週間天気予報では来週は最低気温が1度,最高気温が9度の予報の日もあるので,2月なりに寒くなるんでしょうかね。
 さて,前回のブログをアップした後のフルカワの日常ですが,日曜日は天気が良かったので,パナモリで西方面海岸線コースを走らせてもらいましたです。いつもどおりドライメッシュTシャツに腹巻きをして裏起毛ジャージに裏起毛タイツで走りに行きましたが,寒さを感じることもなく,楽しく走らせてもらいましたです。往路はそこそこ向かい風でしたが,往路が向かい風なら復路は追い風ということで,粛々と走り,コンビニを反対車線に見つけたので,そこでUターンし,コンビニで補給&休憩させてもらいましたです。最近はあまり水分を取るとよろしくないので,缶コーヒーとアンパンで補給し,追い風の復路を楽しく走らせてもらいましたです。復路は追い風だろうからということで,往路で少し時間配分を多く取って走りましたが,追い風でしたので予定どおり暗くなる前に自宅へ到着しましたです。この日は往復で78キロ走りましたが,まぁ4時間で休憩込みなのでこんなもんでしょう。
 月曜日からは仕事ですので,特に書くこともなく,バタバタしている間にあっという間に金曜日が終わってしまい,今日はいつもより少し早めに目が覚めたので,そのまま起きて,グダグダしつつも用事は済ませないとねということで,朝ごはんを食べた後はワイシャツにアイロンをかけたり,洗濯をしたり,スラックスをクリーニングに出しに行ったり,買い物に行ったりした後,ブログネタを打っています。今日はブログネタをアップした後,まとまった時間が取れれば,パナモリのタイヤとサドルの交換をして,チェーンのオイルを塗り直して,フレーム掃除をしたいなぁと思っています。
 明日は,天気予報では晴れ夕方からくもりで午後の降水確率が0%,最高気温が12度とパナモリで走りに行くしかない天気ですので,今日のうちにパナモリの整備を終わらせたいなぁと思っていますです。

 フルカワの日常ネタはこの程度にして,今回は2002年にリリースされた憂歌団の“Complete Best 1974-1997”を紹介させていただきます。ちなみにこのアルバムは2枚組なので,今回はDisc1からということで。憂歌団はヴォーカルとギターの木村充揮,ギターとヴォーカルの内田勘太郎,ベースとヴォーカルの花岡献治,ドラムの島田和夫の4人で1975年にデビューし,1998年にバンドの冬眠を宣言しましたが,2013年から亡くなった島田和夫の代わりに新井田耕造が参加して活動再開,現在に至っています。まぁ,細かいことはググってもらうということで,曲の方に入っていきましょうか。
 1曲目の“嫌んなった”という曲は,アコースィックギターでジャランと弾かれた後,木村充揮が「嫌んなった,もうだめさ」と唄いだせば,もう思いっきり憂歌団だなぁという感じで,内田勘太郎のギターも素晴らしく,アコースティックギターらしい音が素晴らしいです。しかし,木村充揮の声は素晴らしいですねぇ。天使のだみ声と呼ばれるのも分かるような気がします。唄の内容は女に降られて嫌んなったけど,まぁ腐らずにやっていこうみたいな内容です。
 2曲目の“キー・トゥ・ザ・ハイウェイ”という曲は,アコースティックギターブルースハープとこれをブルーズと言わずして何をブルーズという感じの曲です。カバーですが,雰囲気たっぷりの演奏になっています。
 3曲目の“おそうじオバチャン”という曲は,憂歌団のデビュー曲にして,放送禁止唄になってしまった名曲ですね。軽快なリズムに乗って,木村充揮も軽快にが唄始めるのですが,やはりサビの木村充揮のシャウトは強烈だなぁと思っていると,いきなり内田勘太郎のギターソロになるのですが,このソロがまた素晴らしい。これ本当にアコースティックギター?ってくらい弾きまくっています。終盤のメンバーのドゥワップのところも素晴らしいです。本当「今日も唄って仕事する!」ですよね。なぜ,こんな素敵な唄が放送禁止になるのか分かりませんが,メディアの腰が引けまくっているのだけはよく分かるということでしょうか。
 4曲目の“はんか街のはんぱ女”という曲は,これも軽快なリズムに乗って木村充揮が軽やかに唄っているのですが,結構えげつない内容なのですが,繁華街ではなくはんか街にしているのは,きっと半可と半端をかけているのだろうと思いますが,そこが憂歌団らしいなぁと。音的にはデキシーランドジャズっぽい感じなのですが,曲の終盤で酒場の感じを出しているのは素敵だなぁと思いましたです
 5曲目の“サマータイム”という曲は,これまたジャズの名曲ですが,これを思いっきりブルージーにスライド・ギターで弾きまくっています。これ,唄が入ったらどうなるんだろう?と思っていると,木村充揮がこれまた雰囲気たっぷりに唄ってくれています。曲が曲なのでシャウトすることはないのですが,シャウトがなくても素晴らしいことをこの曲では実感できます。本当,この曲は内田勘太郎のスライド・ギターを聴け!という感じの曲と言っても良いくらい,内田勘太郎のスライド・ギターが素晴らしいです。
 6曲目の“イフ・アイ・ディドゥント・ラブ・ユー”という曲はカバーですが,語るように唄う木村充揮のヴォーカルも素晴らしいのですが,唄に寄り添うように弾かれている内田勘太郎の変幻自在なギターも素晴らしいのですが,それを支える花岡献治のベースと島田和夫のドラムも地味ながら素晴らしいなぁと思いながら聴かせてもらましたです。
 7曲目の“10$の恋”という曲は,内田勘太郎のスライド・ギターから始まり,木村充揮が商売女に恋した切ない男のことを唄っているのですが,「全ての男が親戚みたいなものだから」なんて歌詞はリアリティの中にユーモアも感じる素晴らしい歌詞だなぁと思ってしまいました。切ない歌詞なので,木村充揮のヴォーカルもかなり切な目に唄っているですが,非常にいい感じに切ないです。
 8曲目の“パチンコ~ランラン・ブルース”という曲は,「単に仕事が終わってパチンコに行く」というだけの唄なのですが,この唄が素晴らしいのは,やはりサビの木村充揮のシャウトの爆発具合が半端ないといったところでしょうか。本当,サビの爆発するようなシャウトは本当にカッコよいです。そして軽快なリズムに乗って,内田勘太郎は相変わらず変幻自在にギターを弾きまくっていますし,木村充揮のヴォーカルに従ってバンドの音が動いていくのですが,そこの一体感が素晴らしいです。
 9曲目の”当たれ!宝くじ”という曲は,エレクトリックギターにホーンセクションを従えて,軽快な音は変わらずという感じで,そこに木村充揮の天使のだみ声が乗っかれば憂歌団だなぁという感じですが,サビでもう少しシャウトしてもいいのでは?と思っていると,曲の終盤でシャウトしまくってくれていますし,エレクトリックギターでも相変わらず弾きまくっているギターもカッコよいです。
 10曲目の”All Of Me”という曲は,ギターはアコースティックギターがいい感じでなっているのですが,ヴォーカルのリバーブが少し深いかな?という感じはあるものの,木村充揮が切々と唄って,ギターソロのリバーブも深めなので,そういう音にしているんだなというのは分かるのですが,加減っていうのもあるんじゃない?と思ってしまいましたが,きっとこの曲がリリースされたときはそういう音が流行っていた時代だったんだろうということで。まぁ,確かに歌詞も含めムーディーな曲ですし,ムーディーな感じは深めのリバーブで高まっているんですけどね。
 11曲目の”Stealin'”という曲は,カズーの音がいい感じに収まっている曲で,いきなりのメンバーのコーラスがいい感じで木村充揮のヴォーカルに乗っかっています。メインヴォーカルはなんとメンバーが順番で唄っているのですが,これがまたいい感じです。カズーがソロを吹いた後,それを受け継ぐようにスライド・ギターがソロを弾いているのですが,この辺のさじ加減も素晴らしいです。
 12曲目の”渚のボード・ウォーク”という曲は,ベースとドラムから始まり,そこにヴォーカルが入り,ギターが後から入ってくるという感じの曲になっていますが,この曲もヴォーカルとギターへかけられているリバーブが深くて,もう少し浅くかけても良いのでは?と思ってしまいました。確かにリバーブを深めにかけるとムーディーな感じはアップするのですが,その分音がぼやけてしまうんですよねぇ。やはり,憂歌団はしゃきっとした音でバンドの音を聴きたいなぁと思ってしまいました。
 13曲目の”嘘は罪”という曲は,ドラムとベースはそうでもないのですが,この曲もいきなりギターのリバーブの深さが目立っていて,憂歌団はブルーズバンドであって,ムード歌謡じゃないんだよ!と言いたい気分になってしまいました。確かにタイトルからしてそういう曲ですし,木村充揮もシャウトすることなくムーディーに唄っていますが,だからといって,こんなにリバーブをかけることはないじゃないの?という感じです。ドラムとベースの音がタイトなだけにリバーブのかけすぎが悪目立ちしているなぁと思ってしまいました。
 14曲目の”Boy, My Boy”という曲は,ギターから始まるのですが,これまたリバーブが深い。木村充揮のうたが始まると,これまたリバーブが深い。もうそういう時代だったのかなぁと思わざるを得ないのかなぁ。確かに歌詞も含めて木村充揮の唄い方もムーディーな感じではあるけれど,こんなカラオケスナックな音にしなくても良いのではないかと思ってしまいました(歌詞の内容もスナックっぽい感じはあるとはいえ。)。
 15曲目の”ザ・エン歌”という曲は,やっと深いリバーブがなくなったぞ!と言う感じで喜ばしい感じです。憂歌団流の演歌という感じの曲に仕上がっています。演歌なのである木村充揮のヴォーカルにも程度リバーブがかけられていますが,きちんと抑制の効いているので問題なしです。演歌なので内田勘太郎のギターソロが少し短い感じがしないでもないのですが,まぁ,そこは演歌なのでということで。
 16曲目の”ア・イ・シ・テ・ル”という曲は,ちょっとハワイアンのような感じがしないでもない,非常に無国籍な感じの曲になっています。多分,パーカッションが入っているのでそんな感じになっているのかなぁと思いながら聴いていると,ギターのリフやソロもなんとなくハワイアンというか,憂歌団流ハワイアンということなんでしょうかね。そういう意味では前の曲は演歌ですし,まぁアリではないかと。とはいえ,木村充揮のパワフルなシャウトが聴けないのは少し寂しいなぁと思ってもみたり。
 17曲目の”Midnight Drinker”という曲は,これまた可愛い感じのブルーズで,まぁタイトルからして“真夜中の飲兵衛(意訳)”なので,こんな雰囲気が非常に合っています。少しコミカルな歌詞に間奏のカズーがよく合っていますし,カズーの後に弾かれるギターも軽やかにソロを取っていて気持ち良いです。木村充揮のヴォーカルも少し(かなり?)酔っ払った感じが出ていて素晴らしいです。
 ラストナンバーの“シカゴ バウンド”という曲は,内田勘太郎のスライド・ギターから始まり,そこにドラムとベースがゆっくりと寄り添い,木村充揮のヴォーカルがこれまたゆったりと入ってくるのですが,これが雰囲気たっぷりという感じで素晴らしいです。この曲はめちゃブルージー木村充揮のヴォーカルと,内田勘太郎の弾きっぱなしのスライド・ギターを思いっきり堪能する曲ですね。間奏でのギターソロなんて本当,めちゃブルージーでカッコよいです。ただし,この曲で残念なのは「盲のレモンも死んじまった」と唄っているのに,編集で「盲」という言葉をカットしているんですよね。本当,吉田拓郎の“ペニー・レインでバーボンを”の「つんぼさじき」にしろ,友部正人の“びっこのポーの最後”の「びっこ」にしろ,そんな言葉にビビットに反応して言葉狩りをするのはやめてほしいなぁと本当思ってしまいました。
 Disc1は生聞59分からのセレクトが多く,ライヴ音源が結構入っているのですが,レコーディングの音も良いのですが,やはり躍動感のあるライヴ録音の音がカッコいいなぁと思いました。特にボトルネックを使うと,どうしてもボトルネックがギターに当たるノイズが出てしまうのですが,それすらもカッコよいです。

 しかし,コロナウイルスの関係か,インフルエンザの関係か,それともこれらの相乗効果なのか分かりませんが,通勤で乗っている新幹線の中でもマスクをしている人が増えてきましたね。個人の感想ですが,昔ながらのガーゼの平型マスクをしている人は少なくて,不織布のプリーツ型のマスクか,色付きの立体マスクしている人が多くなったなぁと思っています。座席に座るのであれば,横に座っている人がどんな人なのかが分からないのでマスクをした方が良いと思うのですが,デッキに立っているので,近くに人がいないこともあり,まぁいいかということでマスクはしていませんです。
 花粉症もないので,本当,マスクを着けることがないのですが,そういえばマスクを付けたのって,病院へお見舞いへ行ったときに感染症予防の関係で,マスクをしていないと病室へ入れなかったときにしたぐらいかなぁと思ったり。感染症予防の関係でマスクをしてくれは理解できるのですが,それならマスクを配ってくれるのなら分かるのですが,病院内の売店で買うよう指示がされていたときは,素直に売店まで買いに買いに行ったものの,1袋5枚入りのものしかなかったとき,正直,普段マスクを着けることがないので余ったマスクをどうしろというんだ?と思いましたが,マスクがなければお見舞いはできませんし,まぁ腐るものでもないし,そのうち使い切るだろうということで,買わせてもらいましたが,結局その時買ったマスクは2年間,職場の机の引き出しに入ったままでしたけどね。
 とはいえ,世間では中国の方がマスクを得意の爆買をして,高価転売しまくっているようですね。本当,自分の国でやってくれればいいので,わざわざ日本に来て,そういうことをするのは勘弁してほしいという感じなんですけどね。まぁ,それだけ日本製品の品質が良いということなんでしょうけどね。