ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

SOUNDS OF SUMMER~THE VERY BEST OF MASAYOSHI TAKANAKA Disc1/高中正義


 ふと気づくと,明日で2月が終わってしまいますね。2月は一番寒いという感じがありますが,今年は2月はそんなに寒くなくて,良かったなというのが正直な印象でしょうか。3月からは春に向けて,更に暖かくなるといいなぁと思っていますです。
 さて,前回のブログをアップした後のフルカワの日常ですが,日曜日は天気予報どおり天気も良く,暖かかったので,パナモリで西方面海岸線コースを走りに行きましたです。暖かかったので厳寒仕様ではなく,長袖ジャージにタイツ,インナーグローブなし,靴下用カイロなしで走りに行きましたが,2月だというのに全く問題なしでした。とはいえ,往路は向かい風が結構きつくて,反対車線を走っているロードバイクを横目に見ながら,なかなか進まないなぁと思いつつ,復路は追い風だからと信じて,シコシコと往路を走らせてもらいましたです。暖かいのでもう少し先のコンビニまで走っても大丈夫だろうということで,もう少し先のコンビニで休憩し,この日はクリームパンとプラカップのブラックコーヒーで補給させてもらいましたが,甘いクリームパンと苦味のあるブラックコーヒーがいい感じだねぇと思ってしまいました。往路が向かい風なら復路は追い風!ということで,復路は本当に気持ちよく走らせてもらいましたです。というか,往路のとき反対車線を走っていたロードバイクはこんなに気持ちよく走っていたんだなぁと思いながら,往路のときすれ違ったロードバイクが復路のときも反対車線を走ってきたので,お互いご苦労さんと思ってしまいました。追い風だったこともあり,復路は往路よりも短い時間で自宅まで走ることができたので,暗くなることも寒くなりこともなく,自宅まで走ることができましたです。
 月曜日からは仕事ということで,バタバタしている間にあっという間に終わってしまいましたが,この週は火曜日は休日ということで,午後からパナモリのタイヤ交換をしましたです。長年愛用したSOYOタイヤのトゥルーアンスを取り外し,新たにビットリアのザフィーロプロを取り付けさせてもらましたが,25Cだから少しは取り付けやすいのではないかと思っていましたが甘かったですね。やはり冷えたタイヤは硬く,非常に取り付けるのに苦労しましたが,何とか取り付けることができました。ただ,ザフィーロプロはトゥルーアンスよりもタイヤの向きが分かりやすいので,タイヤの向きを間違えて,やり直し・・・ということがなかったのは良かったのではないかと思っています。sれから,タイヤの太さが23Cから25Cになったので,少しは太く感じるかな?と思っていましたが,まぁ2ミリ程度でそんなに太く感じることもなく,まぁいい感じです。後は走ってみてということですが,個人的には高めの空気圧が好きなので,ザフィーロプロは最高が130psiなのでとりあえず120psiで走ってみようかなと思っています。
 今日はいつもどおりゆっくり起きて,朝ごはんを食べ,ワイシャツにアイロンをかけ,洗濯をしつつ,明日は予定が急に入るかもしれないので掃除もしてから,買い物に行き,昼ごはんを食べた後,ブログネタを打っていますです。明日は天気予報では晴れ時々くもりで午後の降水確率は10%,最高気温は15度なので,パナモリで走りに行くには絶好の天気ですが,予定が入るかもしれないので,予定が入ればそちらを優先したいと思っています。

 フルカワの日常ネタはこの程度にして,今回は高生正義の“SOUNDS OF SUMMER~THE VERY BEST OF MASAYOSHI TAKANAKA”を紹介させていただきます。このアルバムも2枚組なので今回はDisc1を紹介させてもらうということで。高中正義は1972年にサディスティック・ミカ・バンドにギターで参加し,1975年にサディスティック・ミカ・バンドが解散した後は,残ったバンドメンバーの高橋幸宏後藤次利今井裕らとサディスティックスを結成し,1976年にソロアルバムの“SEYCHELLES”を発表した後はサディスティックスとソロ活動を併行していましたが,メンバーのソロ活動等からサディスティックスは自然消滅するように1978年に解散し,その後は主にソロ活動をしています。なぜに急に高中正義なのかということですが,前回まで紹介していた渡辺香津美を聴こうと思ったときに渡辺香津美を聴くのであれば,高中正義も聴いておきたいねという,それだけの理由でございます。
 1曲目の“ようこそ,夏の王国へ”という曲は,セミの鳴き声に,「暑いなぁ・・・どこかに行きたいなぁ・・・」というつぶやきから始まり,打ち込みっぽいバックに軽快なギターのリフで始まり,女性ヴォーカルが唄うという感じで,正直,戸惑ってしまいました。というのも,私が知っている高中正義はギター弾きまくりのインスト!というイメージでしたので,正直,ギターだけでなく,女性ヴォーカルも軽快に唄うというのはイメージになかったんですよね。とはいえ,もちろんギターも気持ちよく弾かれていますし,女性ヴォーカルもいい感じですし,こういうのもありだなぁと思ってしまいました。
 2曲目の“CUBAN HEELS”という曲は,ラテン系パーカッションから気持ちよく始まり,そこに気持ちよく伸びやかなギターが弾かれるという,個人的にはこのイメージなんだよなぁと思っていると,ホーンに男女コーラスが入るという,まぁラテンっぽい感じの曲だからコーラスもありか?と思いながら聴いていると,途中からホーン中心のアレンジになったりもしますが,主役はやはりギターという感じで気持ちよく弾きまくってくれています。コーラスが入っているところは少しシャカタクっぽいかななんて思ってもみたり。
 3曲目の“渚・モデラート”という曲は,打ち込みっぽいキーボードで始まり,さて,ここからどう展開するのかと思っていたら,少し控えめな感じのトーンでギターが弾かれ始め,女性コーラスが入り,徐々に曲を盛り上げるのかな?と思っていると,やはり少し控えめな感じのトーンのギターが続き,なんかこう,どかーんと盛り上がる感じの曲ではないのかな?と思っていると,終盤でやっと炸裂みたいな曲です。
 4曲目の“SAIL ON FIRE”という曲は,海鳥の鳴き声のようなシンセの音で始まり,バスドラがリズムを刻む中,ギターが静かに弾かれ始め,そこから流れるようにギターがメロディーを奏でるところはさすがだなぁと思ったり。途中から女性ヴォーカルがこれまたいい感じで気持ち良い唄を聴かせてくれた後,またギターが気持ちよく唄っているのですが,すでに4曲目に女性ヴォーカルいいんじゃない?と思ってしまいましたです。
 5曲目の“STRAIGHT FROM YOUR HEART”という曲は,すこし切ないメロディーのギターで始まり,そのままギターが唄いまくるのかと思っていると男性ヴォーカルが入り,少しギターが後ろに下がってしまうのですが,男性ヴォーカルが引っ込むと,またギターが唄い出しという感じで,そうか,ギターと男性ヴォーカルがコール・アンド・レスポンスをしていると思えば良いのか!と気づいてしまいました。
 6曲目の“JUMPING TAKE OFF”という曲は,波のS.Eから始まり,軽やかなシンセのリフで始まり,そこにクールなギターが弾きまくられるという感じで,これこれ!こういうのをイメージしていたのよ!という感じのインストになっています。チョーキングを多用して弾きまくるギターとシンセがコール・アンド・レスポンスのように交互に唄いまくっている感じです。ミックスも音の拡がりを感じさせるようなミックスがされており非常に気持ち良いです。
 7曲目の“A Fair Wind”という曲は,軽やかなパーカッションで始まり,そこに軽やかにギターが入ってくるのですが,このメロディーラインが気持ち良いです。まさしくギターインスト!みたいな曲になっていますが,ギターと交代して弾かれるキーボードの弾くメロディーも気持ち良いです。しかし,やはり,ギターのチョーキングの音を聴くと,やっぱりギターの音はいいなぁと思ってしまいますね。
 8曲目の“Saudade”という曲は,スチールパンの気持ちよい音で始まり,スチールパンの叩くメロディーに合わせてギターが入ってくるのですが,スチールパンが叩いているメロディーをギターが若干崩しながら弾いているという感じでしたが,終盤ではそれだけでは物足りない!という感じでギターが弾きまくられるのですが,この弾きまくられているギターがかっこよすぎです。
 9曲目の“ALONE”という曲は,タイトルどおり少し寂しい感じで始まり,さてどういう感じでギターが入ってくるのかと思っていると,これまた哀愁たっぷりの音で伸びやかにギターを弾いてくれています。というか,こういう曲だと,本当,ギターが唄っているなぁというのを感じますね。さすが高中正義という感じです。きっちりギターインストなのも個人的には良いです。
 10曲目の“THUNDER STORM”という曲は,ドラムのカウントが入っているのでライヴ音源なのですが,ライヴだろうときっちり弾きまくってくれるので問題なしです。逆にダビングがないので,その場にある楽器の組み合わせでどう聴かせるかが勝負なので,各楽器がそれぞれしっかりとした音を出しているなぁと思いました。ギターが途中でセンターからいなくなってしまうのですが,それもご愛嬌ということで。多分,ライヴのときにステージの片方に寄って弾きまくっているのをそのままミキシングで表現したのではないかと。
 11曲目の“SOON”という曲は,これまたライヴ音源でハンドクラップから始まり,そこにヴォコーダーが静かに入り,ベースとドラムがヴォコーダーに寄り添うように音を支え,ドラムがシンプルな8ビートを刻み始めると,ギターが入ってきて,ちょっとクールな感じのギターを聴かせてくれます。曲の中盤からは徐々にギターが盛り上がりだし,それに合わせるようにバックの音にも熱が入ってきます。バックの音が盛り上がれば,ギターも弾きまくりになるのは当たり前!という感じで,終盤では本当,気持ちよくギターを弾きまくってくれています。
 12曲目の“FINGER DANCIN'”という曲は,いきなりスラップしているベースがカッコよいです。こうなるともちろんギターも最初から唄いまくりという感じで入ってきて,非常に気持ち良いです。タイトルどおりといえばタイトルどおりなんですけどね,これだけ気持ちよく弾きまくってくれていれば文句なしです。
 13曲目の“EARLY BIRD”という曲は,目覚し時計のベルの音から始まり,そこに速いテンポのピアノが絡みつき,そこに乾いたトーンのギターが伸びやかにギターを弾いてくれれば,もう文句なしという感じです。この乾いたギターのトーンが夏を感じさせるというか,高中正義だなぁと思ってしまいました。曲の途中でドラムとホーンのブレイクの合間に各楽器が短いソロを繰り出したその後で,ホーンも短いソロを聴かせてくれたりと,いろいろと楽しめる曲になっています。
 14曲目の“空ド白ソ”という曲は,いきなりのギターから始まったと思ったら,その後は気持ち良いギターカッティングといわゆるヴァイオリン奏法の組み合わせで聴かせてくれたと思ったら,普通に伸びやかなギターを気持ちよく聴かせてくれるところは少し反則かな?と思ってもみなり。中盤ではサックスが入ってきて,これまた気持ちよく吹きまくってくれているのですが,このサックスの後ろでシャキシャキに弾かれているギターカッティングもカッコよいです。
 15曲目の“BAMBOO VENDER”という曲は,気持ち良いリズムで始まり,ヴォコーダーをかけたボーカルが「竹屋,竿竹」だの,「金魚え~金魚」だの唄っているのはギャグですか?と思いつつも,ヴォーコーダーをかけた声とスティールパンがコール・アンド・レスポンスをしているのが微笑ましいなぁと思ったり。ギターの音は控えめになっていますが,まぁそういう感じの曲にしたかったのではないかと。
 ラストナンバーの“RAINY DAY BLUE”という曲は,裏打ちのリズムが気持ち良いなぁと思っていると,そこに気持ちよくギターが入ってきて,これまた気持ちよく唄ってくれているところがさすが高中正義だなぁと思ってしまいました。途中でピアノが結構ジャジーなソロを弾いてくれるのですが,これがまたカッコよいです。よく聴くと,ベースのラインも踊りまくりというか,弾きまくりで,これもカッコいいなぁと思ってしまいました。
 昔はギターインストなんて(というかインストなんて),唄がないんだから,どれを聴いても同じようなもんでしょ?と思っていたこともありましたが,こうやって渡辺香津美高中正義の音源を続けて聴くと,それはとんでもな間違いだということに気づきますね。渡辺香津美はやっぱりジャズギタリストだなぁと思ってしまいますが,高中正義はやっぱりロックギタリストだなぁと思ってしまいますもんね。ただ,やはりいろいろな音楽を聴いて,自分自身のレンジが広くなっていることも大きいんだと思いますけどね。

 長年ドイターのストラーセ25というデイパックを仕事のときのカバンとして愛用しているのですが,よく見るといろんなところがボロボロだし,色もあせてきているし,考えてみると(考えなくても)5年は使っているしで,そろそろ買い替え時だろうと思い,アマゾンで同じモデルを見てみると,なんと40%オフで販売しているではありませんか。これは買うしかないねということで,後は色をどうしようかということで,今と同じ紫系の色は止めておくことにして,青系は仕事に使うにはちょっとねという感じですし,黒は悪くはないけど無難すぎるかな?ということで,グラファイトという,黒っぽい色にしてみましたが,果たして吉と出るか,凶と出るか。まぁ,凶と出ても粛々と使うだけなんですけどね。仕事用のカバンですのでそんなに思い入れたっぷりではないので。
 デイパックを買ったついでに,デイパックを手で持つとき,結構,手に食い込むので,持ち手用カバーを買って,そういえば,パールイズミのマスクの予備も買っておきましょうかねということで,パールイズミのマスクを2枚買って,後は届くのを待つだけという感じです。しかし,パールイズミのマスクは当初は限定品だったと思っていたのですが,いつの間にか通常販売になっていたんですね。個人的には好きなマスク(というか,新型コロナウイルスでマスクを着けないといけなくなってからずっと愛用していますし。)なので,通常販売で買えるのは非常にありがたいので,引き続きお願いしますよ,パールイズミさんということで。でも,一番いいのは,ワクチンが行き渡って,マスクの着用も含め,いろいろな自粛なんかが一つ一つなくなっていくことが一番いいんでしょうけどね。まだ先でしょうけど。