ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

Complete Best 1974-1997 Disc2/憂歌団


 やっと冬らしく寒くなって来たという感じですが,この寒さもあまり続かないようで,個人的には非常にありがたく感じています。これで春が来るのが早まれば,更にありがたいなぁと思ったりもしますが,花粉症を患っている人はそれどころじゃないんでしょうね。特に今年はコロナウイルスの関係でマスクが店頭からなくなっているのでいつもより大変だろうなぁと花粉症とは無関係なフルカワは思ったりもしています。
 さて,前回のブログをアップした後のフルカワの日常ですが,今回は土曜日からで,ブログをアップした後,パナモリのタイヤとサドルの交換をしたのですが,いつもどおりタイヤを交換して,さて今度はサドルを交換しようと思ったら,なんとタイヤの前後間違えて取り付けていることが判明し,仕方ないねぇということで再度タイヤを外し,タイヤを付け直しましたが,その時点でタイヤをホイールに押し込むときに一番力を入れる右手の人差し指の皮が破れてしまいましたです。こんなことなら手袋をして作業をすれば良かったなぁと思いましたが,正直,2回分の作業をするとは思っていなかったので仕方ないかということで。で,タイヤ交換を終わらせて,サドルを交換したところで夕食の時間になってしまったので,そこで中座し,夕食を食べた後,風呂のお湯を入れながら,チェーンオイルを塗ったり,フクピカでフレームをキレイにして無事作業完了ということで風呂に入って,一杯飲んで寝させてもらいました。日曜日は午前中は掃除を済ませた後,パナモリから取り外したサドルをプレトレに付け替え,午後からはパナモリで東方面海岸線コースへ走りに行きましたです。タイヤもサドルも交換したので,いい感じで走っていたのですが,走り出してから30分経過したところで,なんとなくフロントタイヤに違和感が。なんだろうと思いながら若干大きな橋を通っているとき,なぜかフロントホイールのリムに黒いものが出ているではありませんか。パナモリを止めて見てみると,なんとタイヤが少し外れて,そこからチューブがはみ出しているではありませんか。これは早い時期に気がついて良かったということで,フロントタイヤの空気を抜き,作業ができるところまで押し,草が生えているところがあったので,そこで作業をすることにして,フロントホイールを外し,タイヤをきちんとはめておこうとしたのですが,空気を抜いて押し歩いたことで,きちんとタイヤがはまっていました。そうすると,あとはCo2ボンベでCo2を入れてやればいけるなということで,タイヤを使えるようにし,フロントフォークにホイールを取り付け,再スタートしました。フロントのチューブが持つのか不安はありましたが,早い段階で対処できたので大丈夫だろうということで,家へ戻らずに走りに行くことにしました。この日も暖かいせいかロードで走っている人がそこそこいたのですが,途中でアンカーに乗っている人に抜かれたのですが,抜いた割には早くなかったので,いい感じで風よけにさせてもらいましたです。信号待ちからのスタートが遅いので,抜かせてもらったのですが,そうすると今度はアンカーの風よけにされてしまいましたが,まぁ仕方ないですかね。途中でアンカーがいなくなったので,また一人で淡々と走り,休憩ポイントのコンビニに着いたので,トイレを借りて,缶コーヒーを買って,さて今日はクリームパンを食べようかな?と思いながらパンの棚の方へ行くと,なんと棚がスッカスカではありませんか。もちろんクリームパンはなく,何で補給しようかなぁ,クリーム系がいいんだけどなぁと思いながら目についたクリームを使ったツイストドーナツというのが目についたので,それを買わせていただきました。が,冷静に考えれば分かることですが,ツイストドーナツの中にクリームが入っているわけはなく,生地にクリームが使われているというだけなんですよね。まぁ美味しかったからいいんですけど。復路は往路が若干向かい風だったこともあり,いい感じで追い風でしたので,トラブルもなく,サクサクと走らせてもらいましたです。往路で若干時間を使ったので,暗くなる前に自宅に着くかどうか微妙でしたが,何とか暗くなる前に自宅に到着したので,まずはフロントに入れたCo2を抜き,空気をいつもの空気圧まで入れました。正直,いつもの空気圧にしたら破裂するかも?と思いましたが,無事,作業を終え,その後も破裂していないので,さすが,ブリジストンと言いながら実はマキシスのチューブだねぇと思いましたです。
 月曜日からは仕事ですので金曜日まで淡々とこなし,今日は目が覚めたら,なんか家の中が静かなので,どうしたのかな?と思いつつダイニングへ行ってみると,メモが置いてあって,どうも嫁さんが子供のところへ1泊で行くということで。ということは,この週末は一人かぁ・・・とはいえ,そんなに変わったことはなく,いつものように朝ごはんを食べた後はワイシャツにアイロンをかけたり,洗濯をしたり,買い物に行ったりと雑用を済ませ,昼ごはんは久しぶりに外食したいなといういことでプレトレに乗って近所のかつやへ行き,なんとなくおいしそうに見えたので赤辛カツ丼と豚汁を注文したのまでは良いのですが,赤辛カツ丼が非常に辛く,最初は食べながら少し咳き込んでしまいましたです。というか,あまりの辛さに豚汁を飲んでも味が飛んでいたので,本当に辛かったんだろうと思います。とはいえ,食べ進むうちに辛さにも慣れ,最後の方は美味しくいただきましたです。夕食は,家の調理器具を下手に使うと嫁さんに怒られるので,御飯は炊いて,おかずは何か買おうかなぁと思っています。明日は天気予報では朝晩くもり所により未明雪か雨で午後の降水確率は0%最高気温は10度なので,パナモリで走りに行けるのではないかと思いますが,未明雪か雨ということなので,路面の状況によっては無理せずプレオで走りに行こうかなぁと思っています。

 フルカワの日常ネタはこの程度にして,今回は2002年にリリースされた憂歌団の“Complete Best 1974-1997”を引き続き紹介させていただきます。今回はDisc2ということで行ってみましょうか。
 1曲目の“大阪ビッグ・リバー・ブルース (Album Mix)”という曲は,女性コーラスも入って,木村充揮のヴォーカルもちょっとおとなしいぞ。というか,音がゴージャスになった分だけ歌謡曲臭がするというのはどういうことですか?という感じです。内田勘太郎が弾くギターもエレクトリック・ギターになり,なんとなくおしゃれな音になっていますし。まぁ歌謡曲というか,“悲しい色やね”を唄っていたころの上田正樹っぽい音と言った方が正しいのだと思いますが。
 2曲目の“胸が痛い (Original Version)”という曲は,ブルース・ハープのソロから始まり,バンドの音になるのですが,いきなりのスライド・ギターがカッコよいです。バンド以外にオルガンやキーボードも入っているのですが,憂歌団らしさはきちんと出ているというか,木村充揮がつぶやくように唄っているところも,サビでシャウトするところもカッコよいですし,内田勘太郎のスライド・ギターも弾きまくりでいい感じです。曲の終盤では女性コーラスが入ったりしますが,憂歌団らしさは残したまま,いい感じでゴージャスな音になっています。
 3曲目の“かぞえきれない雨”という曲は,打ち込みっぽいシンセの音で始まり,そこにギターがソロで絡み,バンドの音になるのですが,音としては,あの頃,こういう音が流行っていたよねという感じですが,それを憂歌団がするか?という感じですし,内田勘太郎のギターソロも短いし。全体的にかけられているリバーブもかけすぎな感じで,憂歌団ならもっとシャープで楽器の音が聴こえるような感じの方が良いのでは?と思ってしまいました。
 4曲目の“心はいつも上天気”という曲は,ハワイアンっぽい雰囲気の始まりをして,木村充揮もゆったりとやさしく唄っているのですが,ストリングスも入ったりして,バンド以外の音が憂歌団らしさを消しているなぁという感じですか。内田勘太郎アコースティックギターを弾いているのですが,なんか上品に弾いているなぁという感じです。まぁ,デビュー当時の荒っぽい音をいつまでも求めるというのも無理な話だということは分かってはいますが。
 5曲目の“Good Time's Rollin', Bad Time's Rollin'”という曲は,ピアノにアコースティックギターが絡む感じで始まるのですが,全体の音がいい感じでエフェクトがかけられくて,ここの楽器の音も聴こえますし,木村充揮のヴォーカルもシャープに聴こえます。こういう音なら素直に大人になった憂歌団として楽しむことができます。というか,全体的にモヤッとしたリバーブをかけずにここの楽器の音をきちんと聴かせてくれれば,バンドとして聴けるんだなぁとミックスの大切さを感じてしまいましたです。間奏ではピアノがソロを弾いているのでライヴではどうするんだろうと思ってしまいましたが,ライヴでは内田勘太郎がギターで弾くんだろうなぁと思いましたです。
 6曲目の“キスに願いを”という曲は,いきなり女性コーラスとストリングを従えて始まり,おぉ,この感じ歌謡曲っぽいって思ってしまいましたが,木村充揮の唄だけになると歌謡曲っぽさは低減されるのですが,女性コーラスが入ると駄目ですね。コーラスアレンジがR&Bではなくてどうにも歌謡曲臭がするんですよね。憂歌団というよりも木村充揮のソロって言われてもそうだね思える音ですが,救いは間奏でリバーブまみれではありますが内田勘太郎のスライドギターのソロが聴けるところでしょうか。
 7曲目の“You Are My Angel”という曲は,ストリングスから始まり,木村充揮が唄い始めるのですが,ストリングスの音が前に出すぎていて,憂歌団というよりも木村充揮のソロですか?みたいな音にまたもやなっているのですが,これまた唯一の救いは終盤での内田勘太郎の弾きまくりのギターソロが憂歌団らしさを感じさせてくれるところでしょうか。
 8曲目の“夢”という曲は,女性コーラスから始まったので嫌な予感しかしないんですけどと思いながら聴いていると,薄っすらとストリングスは入っているものの,ドラムとベースが組み立てるりズムにギターとヴォーカルがきちんと乗っかっているので,いい感じです。最初,これでもかと入っていた女性コーラスも木村充揮が唄い始めるとボリュームが下げられ,ストリングスも添え物的に入っているだけで,きちんとバンドの音を聴かせてくれているので,ちょっとおしゃれな憂歌団という感じですが,こういうアレンジをしてほしいなぁと思ってしまいました。
 9曲目の“Slow Boat To China”という曲は,このギターカッティングを待っていたんだよという感じで,ご機嫌なギターのカッティングで始まり,木村充揮のヴォーカルも優しいけれどシャウトもしていてカッコよいです。この曲では内田勘太郎のギターソロが非常に長めに取ってあって,弾きまくりのソロを堪能できます。途中でストリングスが入っては来るのですが,バンドの音の邪魔にならずアクセント程度になっているので,ストリングスアレンジはこの程度にしてほしいなぁと思ってしまいました。
 10曲目の“オンリー・ロンリー・ジャマイカ”という曲は,タイトルどおりレゲエで来るかと思いきや,そんなことはないのが憂歌団の良いところで,少しおしゃれな憂歌団の音になっています。木村充揮のヴォーカルもつぶやき系で言葉がきちんと聴こえるように唄ってくれています。リバーブが少し深いような気がしないではないのですが,バンドの音がきちんと聴こえるのでまぁいいかと。またこの曲でも内田勘太郎が弾きまくりのソロを気持ちよく聴かせてくれています。
11曲目の“君といつまでも (ステイ・ウィズ・ユー・フォーエバー)”という曲は,原曲はもちろん加山雄三ですが,イントロのギターソロから憂歌団らしいというか,基本的に加山雄三の原曲の感じは残しつつも木村充揮が唄い始めると,一気に憂歌団の色になってしまうのはさすがだなぁと思ってしまいました。アルペジオのギターとリフを弾くギターの音ばかりが目立って,ドラムとベースは薄っすらと聴こえる感じなので,個人的にはもう少しバンド感を出しても良かったのではないかと思ったりもしました。
 12曲目の“家に帰ろう”という曲は,木村充揮のイヨゥ!というシャウトから始まり,待っていました純粋にバンドだけの音を。ドラムが,ベースが,ギターが,ヴォーカルがしっかり聴こえます。リズム隊が作るシンプルなリズムに絡みつくギターのリフ,しっとりと唄いあげるヴォーカルと,こういう音が聴きたかったんだよ!と思ってしまいました。カッコいいバンドなんだから過剰なアレンジは不要なんですよねというのを実感しました。
 13曲目の“ちっちゃなダイヤモンド”という曲は,スネアから始まり,バンドの音以外にピアノも入っているのですが,これがいい感じで入っています。このスネアの音はゲートリバーブだなぁと思いつつ,まぁ流行ったからね,ゲートリバーブ憂歌団の音にゲートリバーブが合うかどうかですか,この曲がブルーズというよりもロックっぽいので,ゲートリバーブで思いっきり前に出たスネアの音でも問題なしというか,内田勘太郎のギターソロがオーバードライブをかけたエレクトリックギターだもん,問題なしでしょ。
 14曲目の“ファンキー・モンキー・ベイビー”という曲は,原曲はもちろんあのキャロルですが,これは凄い,全然ロックンロールしていない“ファンキー・モンキー・ベイビー”になっています。まさに憂歌団のザ・ブルーズな“ファンキー・モンキー・ベイビー”になっています。ピアノが控えめに入っていますが,バンドの音を邪魔していませんし,内田勘太郎アコースティックギターでソロを弾きまくってくれているのですが,それもめちゃカッコよいです。
 15曲目の“WOO CHILD”という曲は,アコースティックギターでしっとりと始まり,ピアノが絡んでくるのでどうしたもんかなぁと思っていると木村充揮が唄い始め,ドラムとベースはどうするんだよ!と思っているとドラムとベースも入ってきてバンドの音になったので一安心といった感じでしょうか。ブルーズというよりもフォーキーな感じなので,リズム隊のシンプルなリズムとギターのアルペジオがよく合っているなぁと思っていると,間奏でいきなり内田勘太郎がスライド・ギターを弾いてくれるんですよ。正直,反則!って思うくらいカッコよいです。
 16曲目の“あれからゾンビ”という曲は,ギターで始まる思いっきりブルースな曲でイントロから内田勘太郎のスライド・ギターが全開です。木村充揮のヴォーカルもこれぞ「天使のだみ声」という感じの唄い方でカッコよいです。内田勘太郎は多分,曲の感じからあえてアコースティックギターを弾いているんだと思いますが,本当,アコースティックギターでこんなにかっこいいソロを弾けるのは内田勘太郎ぐらいではないかと思ったりもして。ちなみにタイトルの意味ですが「ブルースに殺された。ずっとずっとオイラはゾンビ」ということだそうです。
 ラストナンバーの“風のうわさに”という曲は,アコースティックギターから始まり,大人の憂歌団の音になっていますが,ピアノが薄っすらと入っている程度で,バンドとしての音を壊していないところがいい感じです。間奏の内田勘太郎のギターソロも優しい感じでいい感じです。ベストアルバムではありますが,まさにラストナンバーにふさわしい曲だなぁと思ってしまいましたです。
 Disc2を聴いてみると,バンドとして迷走していたのか,それともそういう時代だったのか,木村充揮のソロという感じでバンドの音を感じない音になったりもしましたが,後半戦は大人な感じは出しつつも,きちんとバンドの音に戻ってきてくれているのでホッとしました。もともとアコースティックブルーズなので,一つ一つの楽器の音がそんなに派手な音ではないので,ストリングスだの女性コーラスだの入れすぎてしまうとバンドの音が聴こえなくなってしまうんですよねぇ。アレンジって足すばかりではなく,引くことも大事なんだなぁと思ってしまいました。

 ところで,禁煙し始めたときの異常な食欲(もちろん,今は収まっていますが・・・)のおかげで少し太ってしまい,人間ドックの結果,特定保険指導の動機づけ支援を受けなさいということになっていたのですが,予約をしようと思って病院に電話をしても特定保健指導はやっていませんとか,休診の時間帯だったりで予約が取れていなかったのですが,病院の受付時間をホームページで確認するとなんと午後6時までやっていたので,仕事が終わってから速攻で病院に電話をかけてみるとあっさり予約が取れてしまいましたです。
 まぁ,特定保険指導を受けるのも正直3回目なので,何をするか分かっていますし,別にどうということはないのですが,特定保健指導を無視していると,健康保険の保険料がアップするので,やはりきちんと受けておいた方がいいんですよねぇ。とはいえ,禁煙し始めたときの異常な食欲が収まって,少しずつ体重は減ってきているような気がするので,暖かくなってパナモリでいい汗をかくようになれば,もう少し体重が減る速度が加速するのではないかと思っています。