ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

Wild Gift/X


 あけましておめでとうございます。いつもの年なら今日から仕事始めなのですが,今年はちょうど今日が土曜日ということで,明日までお休みが延びていますが,年末年始なので,特にあれをやったりこれをやったりということもなく,ダラダラと過ごしています。
 さて,前回のブログをアップした後のフルカワの日常ですが,日曜日は予定どおり大掃除をしようと思ったのですが,朝から嫁さんがリビング周りの掃除をしているので,これは今年はリビング周りはしなくてよいということなのかな?ということで,各種フィルターの掃除をまずやって,その後は自分の部屋の大掃除をさせてもらうことにしましたです。照明のカバーを外してカバーの中のホコリをきれいに拭き取って,次に窓をきれいにすることにしました。私の居住スペースの窓は結構風が直接当たるので,雨が降って風も吹けば非常に窓が汚れるので,年に1回はきれいにしておきたいのですが,地上12階のエアコンの室外機を置くためだけの広さしかない名ばかりのバルコニーに降りるのは,正直あまりやりたくないので,年に1回大掃除のときだけにしているのですが,窓がきれいになるのは非常に気持ち良いのですが,正直,腰高窓からバルコニーに降りるとき,バルコニーから腰高窓へ入るときは正直,足が滑ったり,バランスを崩して下に落ちたら死ぬしかないなぁと思いながらの作業なので,本当,冬限定にしたいのが正直なところでしょうか。窓をきれいにした後は,普段は拭き掃除をしないようなところを拭き,掃除機をかけ,フローリングワックスをかけたら大掃除は終了ということで,結構早く終わってしまいました。とはいえ,前日,自転車屋さんからタイヤが入荷したよということで,受け取りに行き(この辺の諸々は“Looking Back to 2019”の最初のところで書いたとおりです。),カレンダーをもらったので,結構大きなカレンダーだったのですが,自転車のカレンダーなので貼っておくかと思いながらも,大きなカレンダーを貼れるようなスペースはなく,どうしたものかと思いつつ,最終的にはオーディオラックがわりのスチールラックにタイラップを使って固定することにしましたです。スチールラックからぶら下がっているものがあるので,少し隠れてしまう部分もありますが,まぁ,カレンダー自体はサンダーバードから毎月の予定表を印刷して貼っているので,全部が見えなくていいかということで。月曜日は大掃除も終わったので,まずは正月に実家へ持っていく日本酒を買いに行き,それから自宅へ戻った後は自転車の整備&掃除をさせてもらいましたです。火曜日は大晦日ということですが,特別なイベントはなく,午前中は墓参りへ行き,午後は時間空いたものの天気はあまり良くなかったので,久しぶりに歩くことにしようということで,ブラブラと街を歩き回らせてもらいましたです。水曜日は正月ということで,バスに乗って実家へ行き,兄弟で酒を飲みながらダラダラと過ごさせてもらいました。どうも昨年,叔父が亡くなったときに遺産分割協議をしないといけないということで,叔父の関係の戸籍を集めたらしく,それに基づいて家系図を作成中だということで見せてもらいましたが,正直,父親も含め,早く亡くなった人が多いので,両親の兄弟の関係がよく分からないところがあったのですが,これでやっとわかったという感じでしょうか。木曜日は前日終日家にいなかったので,終日自宅で大人しくしていましたです。金曜日は午前中は洗濯をし,午後は天気が良かったのですが,パナモリ初乗りは日曜日にしようということで,またブラブラと街を歩き回らせてもらいましたです。
 今日は午前中はいつもどおりに買い物に行き,午後からはブログネタを打ちつつ,午後からは年末に戻ってきていた子供らが順次,それぞれの自宅へ戻るので,とりあえず見送ってあげようと思っていますです。明日は天気予報では晴れ昼過ぎまで時々くもりで午後の降水確率は0%,最高気温は12度ということなので,冷えだしたら体が持たないと思うので,裏起毛ジャージ&タイツのフル装備(ただし,ヒートテックまでは着ないつもりですけど。)で走りに行こうと思っていますです。

 フルカワの日常ネタはこの程度にして,今回もXを紹介しますということで,今回は1981年リリースの“Wild Gift”を紹介したいと思います。
 1曲目の“The Once Over Twice”という曲は,アルバムの1曲目にふさわしい勢いのあるパンキッシュな演奏で始まるのですが,Exene Cervenkaのヴォーカルがやけにだるい感じで,ストレートなパンクになっていないというか,ひねくれた音になっているというか,一筋縄ではいかない感じです。もちろんExene Cervenkaがだるそうに唄rっっているので,John Doeもだるそうに唄っているのですが,間奏のロカビリーっぽいギターソロだけは頑張ってくれています。
 2曲目の“We're Desperate”という曲は,歪んだギターに性急なビートとまさにパンクな感じなのですが,スカスカな音に乗ってExene CervenkaもJohn Doeもシャウトしまくっているのがいい感じです。このまま勢いで突っ走ってくれるのかしら?と思っていると,気持ち良いくらい性急なビートで最後まで突っ走ってくれました。
 3曲目の“Adult Books”という曲は,ちょっとポップな感じのミディアムテンポのロックで,なんとギターはあまりディストーションをかけずに弾いていてビックリ!という感じですが,メインヴォーカルのJohn Doeは淡々と唄っているという感じですが,そこにExene Cervenkaがエキセントリックに絡みついてくるもんだから,一気に混沌とした感じなってしまうのはどうよ?と思いながらも,まぁパンクだしいいんでない?とも思ってみたり。
 4曲目の“Universal Corner”という曲は,イントロのギターのカッティングからしてロックンロールな曲に仕上がっています。John Doeのヴォーカルもちょっとタイトな唄い方でロックンロールだねぇという感じですが,Exene Cervenkaの不協和音なコーラスが入ることによって,タイトなロックンロールが不穏なロックンロールになるんですけど。これはあれだなぁ,Siouxsie And The BansheesのSiouxsie Siouxみたいな感じか?と思ってしまいましたが,Siouxsie And The Bansheesの方がデビューは先なので,影響を受けたのか,それとも同時多発的にこういう女性ヴォーカルが出てきたのか分かりませんけど。
 5曲目の“I'm Coming Over”という曲は,思いっきりスピィーディーなギターカッティングで始まり,Exene Cervenkaが気だるそうにシャウトしているのですが,このアンバランスがカッコよいです。こんなにバンドの音は縦ノリなのに,メインヴォーカルが気だるそうに唄っていて良いのか?と思っているうちに曲の方が先に終わってしまいましたです。
 6曲目の“It's Who You Know”という曲は,これまたハイスピードなギターカッティングにドラムとベースもハイスピードで走り続ける曲になっています。この曲のヴォーカルはJohn Doeで,パンクな音に負けないパワフルなヴォーカルを聴かせてくれています。しかも,Exene Cervenkaのコーラスも控えめで,全体的にパワフルな感じで最後まで突っ走ってくれます。
 7曲目の“In This House That I Call Come”という曲は,ロックンロールなギターにのんびりしたベースが印象的な曲で,John Doeがメインヴォーカルですが,けっこうカッコいい感じで唄ってくれています。やはりこの曲は,ロックンロールなギターが鍵かなぁと思ったり。サビで一気に畳み掛ける感じになるのですが,そこでもナイスなフレーズを弾きまくってくれてカッコよいです。 
 8曲目の“Some Other Time”という曲は,タイトなリズムをドラムとベースとギターが打ち出す中をExene Cervenkaがメインヴォーカルで唄っているのですが,気だるい感じは少し抑えて,タイトなリズムに乗っかって,ところどころ不思議なメロディーはあるもののしっかりシャウトしてくれています。間奏ではこれまたギターがロックンロールなフレーズを引き倒してくれますし,なにより飾り気なしの演奏が気持ち良いです。
 9曲目の“White Girl”という曲は,ギターがカッティングオンリーではなく,リフを弾きながら始まり,パンクというよりもニューウェイヴか?と思ったりもしますが,ヴォーカルの2人が唄いだせば,あの不思議なメロディーラインが炸裂!という感じで,ある意味Xらしいと言えばXらしい曲なのかなぁと思ったり。でもサビは微妙にポップだったりもします。
 10曲目の“Beyond And Back”という曲は,ロカビリーですよ,ロカビリー。そうか,パンクの革を被ったロカビリーバンドだったの?と思ってしまうくらい,ロカビリーな音になっていますが,Exene Cervenkaが唄いだせば,どんな音でもXはXだよなぁと思ってしまいましたです。とはいえ,Exene Cervenkaもしっかりシャウトしていますし,これはこれでありなのでは?と思ってしまいましたです。
 11曲目の“Back 2 The Base”という曲は,後にパンカビリーって呼ばれるようになるパンク系ロカビリーの音ですね。というか,パンカビリーはひよっとしてXが源流なのかなぁと思いつつ,パンカビリーな曲の感じとExene Cervenkaのヴォーカルが合うねぇと思っていると終わってしまう短い曲になっています。
 12曲目の“When Our Love Passed Out On The Couch”という曲は,ミンミンした音のギターのカッティングがカッコいい曲で,John Doeのクールなヴォーカルがミンミンした音のギターにも合っています。これはパンクのXなりの解釈に曲かなぁと思ってもみたり。
 ラストナンバーの“Year 1”という曲は,珍しくドラムから始まり,いかにもパンクっていう感じの音にExene Cervenkaのバカっぽい唄い方がピッタリ合っています。途中で弾かれるロックンロールを茶化したようなギターリフもカッコよいですし,斜めに見ているところが,パンクというよりもニューウェイヴな感じがするなぁとも思ったり。
 2枚目にしてストレートなパンクというよりも,ニューウェイヴだったり,パンカビリーだったりと,なかなか一筋縄ではいかない音を聴かせてくれていますが,やはり,Exene Cervenkaのヴォーカルがギミック満載なのが大きいのかなぁと思ってもみたり。まぁ,少なくとも直球ストレートなヴォーカルではないことは,このアルバムを聴く限り間違いないと思います。

 話は変わって,年末年始の休みが長くなったのは嬉しいのですが,仕事始めから1週間フルに働くのは正直ちょっときついなぁと思っていますです。仕事始めが週の途中だと,ちょっと疲れたなぁと思う頃にちょうど週末の休みが入るので,そこで立て直し!という感じでしたが,今年はそれがなく一気に1週間働くので,さてどうしたものかと思っています。とはいえ,結局,この年末年始の間も基本的には午前7時30分には起きるようにはしていた(とはいえ,普段よりも2時間遅い時間ですが・・・)ので,来週いきなり朝早く起きるというわけではないことから,少しはソフトランディングできるのではないかと思っていますが,果たしてどうなることやら。
 まぁ,仕事ですから,途中で体が多少きつくなっても,週末目指して頑張ろう!ということになるんだろうと思っていますです。まぁ,結局はなし崩し的に通常営業に戻っていくんだろうなぁとは思っていますが,年末に駄目になったプリンターの大型ごみ回収の予約を火曜日にしているので,プリンターを捨てるのだけは忘れないようにしないといけないなぁ(もちろん,当日,捨てるのを忘れないようにすることが一番ですが。)と思っていますです。