ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

Eight Classic Albums Disc1/B.B.King


 9月も今日で終わりになってしまいましたです。この間,1月だと思っていたのに,ことしもあと3か月だねぇとシミジミしながら,健康って大事だねぇと思っているフルカワでございます。というわけで,今週は久しぶりに仕事が入っていない単身赴任先でマッタリとした週末を過ごしていますが,先週から最低だった体調も何とか回復し,明日は降水確率が0パーセントなので,パナモリで山の方へ走りに行こうかなぁと思っているフルカワでございます。
 さて,前回のブログをアップした後のフルカワの日常ですが,まずは土曜日の夜のことから。薬を飲んで体調が良くなったので,これは一杯飲んで寝てもいいかなぁというわけで薬を飲まずに酒を飲んだところ,夜,頭が痛くて眠れなくなってしまい,体調が悪いこともあって自分の部屋で寝ていたので,酒を飲んで薬を飲むのはどうかと思いましたが,とにかく頭が痛くて眠れないので薬を飲んだのですが,やはり酒の影響か薬がなかなか効かなくて,結構長い間,頭が痛くて悶絶していましたです。日曜日は朝からきちんと薬を飲み,薬を飲んでも眠気がないのでプレオで帰り(というよりも,金曜日に頭が痛い中,プレオを運転したのに比べれば全く問題なしです。),夜は酒を飲まずに水を飲んで寝させてもらいましたです。月曜日は朝は薬を飲んだものの,少し体調が良いので,昼は薬を飲まず,そのまま仕事をしていたので,少し体調が良くなったかな?と思い,夜はビールを飲んだのですが,ビールを飲んだ途端,頭が重くなったので,これはヤバイというわけで,それ以上は飲まず,薬は飲まないで大人しく寝させてもらいました。火曜日は朝から薬を飲まず,1日持ったので,満を持してビールを飲んでみたら,頭が痛くなることもなかったので,これはいい感じだねぇということで,更に寝る前に焼酎を飲みましたが,頭が痛くなることもなかったので,ようやく治ったかなぁと。水曜日は体調も良いし,定時退勤日ですので,普通に仕事をしてからサクッと帰り,久しぶりに筋トレを復活させ,普通に飲んで寝させてもらいましたです。木曜日は送別会があったので,夕方はそちらに参加しましたが,あまり調子に乗らずに一次会で帰り,帰る途中にモーニングを買ったのですが,少し酔いが回ってしまったので,少しだけ読んで寝てしまいました。金曜日は普通に起きることができたので,いつものように弁当を作り,朝ごはんを食べてから出勤し,急ぎの仕事もなかったので,週末なので早めに帰って,アパートでウダウダしようかなぁと思いつつ帰ると,アパートのポストに中川敬の新譜が届いていましたので,サクッとリッピングして,Zen X-fi3に転送させてもらいましたです。
 今日は早く寝たこともあり,早めに目が覚めたのですが,少しゴロゴロした後,掃除をしながら洗濯をし,午前中の買い物に行き,昼ご飯を食べ,午後の買い物を済ませてからブログネタを打っていますです。ブログをアップした後は,洗濯物を取り込んで,米を研いで炊飯器にセットしてから少し散歩に出ようかなぁと思っていますです。

 さて,今回からはB.B.Kingの“Eight Classic Album”を紹介したいと思います。B.B.Kingについては私が語るまでもないのですが,サッと略歴だけ紹介すると,アメリカのブルース会の巨人で,デビューは1945年で数々のヒットを飛ばしましたが,2015年に89歳でお亡くなりになっています。このアルバムはB.B.Kingの8枚のアルバムを4枚にまとめて2000円という,非常に嬉しいお値段でしたので,サクッとカートにインさせてもらいましたです。今回はDisc1ということで,1曲目から12曲目までは1957年にリリースされた“Singin'The Blues”,13曲目からラストナンバーまでは1958年にリリースされた“The Blues”からになっています。
 1曲目の“Please Love Me”という曲は,イントロからB.B.Kingが気持ち良くギターを弾きまくっていて,ビアノが弾いているベースラインもいいねぇと思っていると,少ししゃがれた声でヴォーカルが入るのですが,これがまたいい味を出しています。ホーンも入っていますが,リフに徹しているところは後のソウルにつながる音だねぇと思いました。
 2曲目の“You Upset Me Baby”という曲は,これまたギターがバリバリソロを弾きながら,それをホーンが裏打ちのリズムで気持ち良く奏で(少しホーンの感じはビッグバンドジャズに近いかな。),この曲ではギターソロの後にサックスソロが入っているのですが,これがまたカッコよいです。50年代のブルースっていうともっと泥臭い印象があったのですが,かなりモダンな音だなぁと思いました。
 3曲目の“Everyday I Have the Blues”という曲は,イントロからホーンがバリバリと吹く中をB.B.Kingのギターが隙間を埋め尽くすという感じで弾きまくっていてカッコいいです。ソロではタメの効いたソロを弾きまくっているのですが,これがまたカッコよいです。ギター自体はノンディストーションなのですが,そんなことは関係なくカッチョイイ音はカッチョイイねぇと思ってしまいましたです。
 4曲目の“Bad Luck”という曲は,ちょっと引っ込んだバックの音に思いっきり前に出ているギターとヴォーカルがレコーディングトラックの少なさを感じさせますが,音楽の良さはレコーディングトラックの数ではないということがこの曲を聴くと本当良く分かります。多分,「せーの!」でレコーディングしているのだと思いますが,それが故にバックの演奏に身を委ねるようなギターソロが物凄くカッコよいです。やっぱり本物は違うねぇと思ってしまいましたです。
 5曲目の“Three O'Clock Blues”という曲は,思いっきりブルージーなギターソロで始まり,少し重ためのリズムなんですけど,それが心地よいですね。間奏では語りかけるかのようなギターソロを聴かせてくれるのですが,これがまたカッコいいです。こういう演奏を聴くと,やはり染み付いているリズム感が違うのかなぁと思ってしまいました。
 6曲目の“Blind Love”という曲は,小気味良いチョーキングを多用したギターソロから始まり,ピアノが3連でリズムを刻んで居るのですが,このリズム感がまた気持ち良いです。間奏ではこれまたギター弾きまくりでどうやったらこういうフレーズを思いつくんだろう?って思うようなソロを聴かせてくれます。
 7曲目の“Woke Up This Morning (My Baby's Gone)”という曲は,ポップなリズム(マンボですか?)に思わずこっちも気持ちが盛り上がってくるのですが,これでホーンがダンサブルなリフを聴かせまくってくれるので,盛り上がるなという方が無理でしょう。間奏ではギターではなくサックスがソロを吹きまくっているのですが,これがまた心地よいです。
 8曲目の“You Know I Love You”という曲は,ヴォーカルから始まるバラードなんですが,B.B.Kingが唄いまくっている分,ピアノが弾かれまくっています。で,ピアノがリフを弾きまくっている分,いわゆる通奏低音部分はサックスが担っていて,これがまた面白いなぁと思いましたです。ベースが入っていないわけではないのですが,録音の関係でベースがどうしても前に出て来にくいので,仕方ないかなということで。
 9曲目の“Sweet Little Angel”という曲は,8曲目ではほぼギターが弾かれていなかったこともあり,この曲では最初からギターが弾かれまくっていて,気持ち良いです。もちろんB.B,Kingが唄いまくっているのですが,ヴォーカルとギターで唄いまくっている感じがとても素敵です。
 10曲目の“Ten Long Years”という曲は,思いっきりブルースな感じで,唄いまくりながら弾きまくるという曲になっていてカッコよいです。間奏のソロでは気持ち良くチョーキングを効かせながら,弾きまくってくれています。
 11曲目の“Did You Ever Love a Women”という曲は,サックスから始まり,ピアノとホーンがブルースというよりも少しジャジーな感じで音を作り,その上でB.B.Kingが気持ち良く唄っているという感じです。この曲では本当,ピアノが弾きまくりという感じになっています。
 “Singin'The Blues”としてはラストナンバーになる,12曲目の“Crying Won't Help You”という曲は,前の曲がピアノ弾きまくりだった分,今度はギターねという感じでイントロからギターが気持ち良く弾かれまくっています。バックの演奏もシンプルにリズムを刻むという感じなのですが,シンプルだからこそ,ヴォーカルとギターが引き立つということで。に弾きまくりのギターソロは圧巻としか言いようがないです。
 ここからは“The Blues”からのナンバーで13曲目の“Why Do Things Happen To Me”という曲は,前作よりもドラムの音が前に出ているなぁと思いながら,いきなりギター弾きまくりのブルースナンバーになっています。ホーンも入っていますが,どちらかと言えば後ろに引っ込んだ音になっていて,ドラム,ベース,ピアノがメインの音作りになっています。
 14曲目の“Ruby Lee”という曲は,ドラムがタムを回しながら始まり,そこにその他の楽器が絡みつくアレンジになっているのですが,こういう音ってドラムの音が前に出てこないと面白くないので,そういう意味では今回の音作りがドラム音をしっかりと聴かせるということにあるのかなぁと思ってもみたり。サックスがソロを吹いているところで聴こえるザックリとしたギターのカッティングもカッコよいです。
 15曲目の“When My Heart Beats Like a Hammer”という曲は,スローなテンポのブルースなのですが,ドラムがフロアタムをずっと叩いているのですが,それがきちんと音に入っていて,ちょっと嬉しくなってしまいました。もちろんB.B.Kingはギターを弾きまくりで,ピアノもイイ感じで弾きまくりなのですが,ドラムがこれでもかって叩いている感じが録音されていてニヤリとしてしまいましたです。
 16曲目の“Past Day”という曲は,これまたスローなテンポのブルースなのですが,この曲ではピアノが前に出て,ドラムは少し引っ込んでいる感じの音になっていますが,あまり強いリズムを求めるという音ではないので,これはこれでありかと。むしろホーンが強弱の波のある演奏をしているのですが,それが曲の全体的な印象を作っていて,面白いなぁと思いました。
 17曲目の“Boogie Woogie Women”という曲は,タイトルどおりピアノがこれぞブギウギ!っていう感じの演奏をしていて聴いているこっちも楽しくなってしまう曲です。間奏もピアノとサックスがソロを弾いているのですが,この曲ならギター抜きでも良いかもと思ってしまいましたです。
 18曲目の“Early Every Morning”という曲は,スネアの連打から始まり,ドラムのシンプルな8ビートに合わせてギターが弾かれているのですが,これが気持ち良いです。ドラムのと叩き出すビートがきちんと気持ち良く聴こえ,そのリズムに合わせてギターとサックスがソロを弾き,ヴォーカルは軽やかに唄うという感じで,ドラムが作るグルーヴの心地よさを改めて感じました。
 19曲目の“I Want To Get Married”という曲は,ギターから始まり,B.B.Kingが唄っている後ろでは,ドラムとピアノが粛々とリズムを刻むという感じなのですが,これがまたイイ感じです。バックがシンプルだからこそ,ギターとヴォーカルが映えるんだよねぇと思ってしまいましたです。
 20曲目の“That Ain't the Way To Do It”という曲は,ロックンロールなギターで始まり,この曲ではベースの音もきちんと前に出てきているではありませんか。これまで音の塊に埋もれていたのに,やっとベースのしっかりとしたベースラインが聴こえて,ベース好きなフルカワとしては嬉しい限りです。ギターもリフよりはカッティング中心でドラムとベースとギターが作り出すリズムが心地よいです。
 21曲目の“Troubles, Troubles, Troubles”という曲は,いきなりホーンがバリバリと吹かれ,それに合わせるかのようにB.B.Kingが思い入れたっぷりに唄い,ギターのリフを挟み込むのですが,これがカッコいいです。というか,唄われるメロディーラインは思いっきりブルースな節回しで,弾かれるギターソロもブルージーで文句なしという感じです。
 22曲目の“Don't You Want a Man Like Me”という曲は,軽やかなギターのメロディーラインにパーカッションとピアノが作り出すリズムが気持ち良いです。この曲ではドラムの音はあまり前に出てこず,パーカッションが前面に出てリズムを刻んでいるなぁと思っていると,サビの部分でドラムが入りリズムが厚くなるのですが,そことの落差が気持ち良いです。
 23曲目の“You Know I Go For You”という曲は,ホーンがジャジーな演奏をする中をギターソロが弾かれまくるという形で始まり,こういう音を聴くとブルースとビッグバンドジャスの境界線ってどこなんだろう?って思ってしまいますが,まぁカッコよくて気持ちよければいいかぁと思ってしまういい加減なフルカワでございます。
 ラストナンバーの“What Can I Do”という曲は,これまたゴージャスなホーンの音をバックにギターが弾かれているのですが,イントロでギターの音が消え入りそうになるところの緊張感は凄いなぁと思ってしまいました。基本的にB.B.Kingが唄いまくりの弾きまくりな曲なのですが,ここまで気持ち良く唄いまくられ弾きまくられると,聴いているこっちも気持ち良くなるよねという感じでございます。流石王様でございます。
 しかし,多分,時代からするとレコーディングは4チャンネル(というかマイク4本?)で,2チャンネルはバックの音,1チャンネルはギター,残りの1チャンネルをヴォーカルに当てているのだろうと思いますが,音の分離が良くない分,音の塊という感じで聴こえてくるのですが,それがまた味だよねぇと思えるのは,元々の演奏レベルが高いからなんだろうなぁと思ってしまいましたです。

 ところで,フルカワはあまりテレビを見ることがないので,もっぱらTVerで見たいものだけ見るという感じなのですが,現在,ワカコ酒Season2が全話一挙配信しているので,1つの話が30分と短いこともあり,結構,見ています(とはいえ,Season3がリアルタイムで始まる10月4日(水)までなので,全て見るのは少し難しいかもしれませんです。)。原作漫画は読んだことがあるのですが,結構,酒飲みの視線で書かれていて面白かったですし,原作の内容なら原作レイプなドラマになることはないだろうということで見てみたのですが,原作の雰囲気を主役の女優がイイ感じで「ぷしゅ〜。」と演じていて,楽しく見ています。が,この番組を見て思ったことですが,主役が本当に美味しそうに酒を飲んでいるので,シラフで見ると結構辛かったということでしょうか。特に日曜日と月曜日は体調の関係で酒を飲まずに見たのですが,美味しそうに飲んでいるのを見ているだけで,こっちもおいしく飲みたく鳴って困ってしまいましたですね。まぁ,火曜日からは飲めるようになったので,こっちも一杯飲みながら見ていますが,本当,一緒に飲みながら見るのが正解だねぇと思ってしまいましたです。
 フルカワは基本的にはドラマって見ないのですが,Season2を見て,ワカコ酒なら見てもいいかなぁと思っているので,Season3がTVerで配信されるのであれば,Season3はディスプレイの前で一緒に一杯飲みながらTVerで見るのもいいかなぁと思っていますです。やはり,決して美食ではなく,そこら辺にある居酒屋でただ飲んでいるところもイイ感じですし,飲んだり食べたりしながら主人公が心の中の独り言をつぶやいているだけのドラマなんですが,そこここに酒飲みあるあるが沢山散りばめられていて,うんうん分かるよという感じで見られるところがいいのかなぁと思っていますです。