ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

ORIGINAL ALBUM SERIES Disc1/The Meters


 今週は自宅に戻ってブログをアップしています。とはいえ,昨日の昼休み,嫁さんに「今日は帰るけど,仕事が終わってから帰るので夕食は不要です。」メールを送信した後に返信があり,どうも大阪に居る下の子供がマイコプラズマ肺炎に罹患したということで,土曜日の夜まで大阪に泊まるので,代引きで商品が届くので受領しておいてほしいということで。自宅に戻って一人なのは気楽で良いのですが,問題は代引きの金額で何と2万3000円とのこと。果たしてこの代金は返してもらえるんだろうか?これまで立て替えて支払って払ってもらったことがないからなぁと不安になりつつ,最悪,今月の給料から生活費を渡すとき,2万円引いて渡した方が良いのかなぁと思いつつ,そんなことをすると機嫌が悪くなるのは間違いないので,日曜日に自宅に戻ってきたときに2万円でいいから返してもらえると嬉しいんだけどなぁと思っていますが,さて,どうなることやら。というか,そもそも私が単身赴任先に戻るまでに自宅に戻ってくるのかも分からないですしね。まぁ,そうなったら,予想どおりということで諦めるしかないですかね。
 しかし,早いもので,もう10月になってしまいましたですよ。9月は休日出勤と天候が悪かったのが重なって,一度もパナモリで走ることができなかったので,10月はパナモリで走れるといいなぁと思っていますが,なんかまた台風が接近中で来週末の天気はどうなってしまうんでしょうかね。とはいえ,来週末は3連休なのですが,またもや中日の日曜日が休日夜勤なので,どうしたもんかなぁと思っていますですが,日曜日が天気が良ければ朝から走りにいこうかなぁとは思っていますけど,果たしてどうなることやら。
 で,今週のフルカワですが,日曜日は休日出勤でしたが,天気が悪かったので,まぁフルカワ的には満足というか,仕事をしているのに天気が良かったら機嫌が悪いですからね。仕事は相変わらずバタバタで月曜日も午後9時前まで仕事をさせてもらいましたが,火曜日は何とか午後8時で帰らせてもらいましたです。で,水曜日は残っていた夏休みの消化ということで休ませてもらったのですが,案の定,雨が降ったので,どうしようかなぁと思いつつ,弁当の食材が1日分余ると面倒なので,いつもどおり弁当を作り,朝ご飯を食べ,さて,どうしようかなぁと思ったのですが,これはこの際,職場の人に一度は言っておいた方が良いと言われていた島へ行くことにしましたです。雨が降っているのに行ってどうするのかという意見もないではないですが,雨が降らなければパナモリで走りたいので,往復で180キロぐらいあるところへは雨が降った日にプレオで行くしかないですからね。で,雨の降る中,プレオでその島へ行ったのですが,一度は行って見ておいた方が良いというのは本当で,島から真っ直ぐ伸びる橋が非常にイイ感じでしたね。特に島から戻るときの景色が良いねぇと思いましたです。少し残念だったのは弁当を食べるところがないことでしょうか。仕方がないので,そこから5キロ程度走ったところに道の駅があったので,そこのテーブルに自分で作った弁当を出して食べさせてもらいましたです。弁当を食べ,タバコを1本吸ったら,あとはアパートへひた走り,夕方前に帰ったので,少し昼寝をしてから晩ご飯の準備をさせてもらいましたです。で,木曜日は当然仕事が溜まっているわけで,えぇ,午後9時まで仕事をさせてもらいましたです。昨日は自宅に帰る週ですので,そこそこに仕事を片付けて,洗濯を済ませてからプレオで戻ってきましたです。

 フルカワの日常ネタはこの程度にして,今回からはThe MetersのORIGINAL ALBUM SERIESを紹介していきたいと思いますです。今回は1972年にリリースされた“Cabbage Alley”を紹介しますです。The Metersは1968年にデビューしたニューオーリンズのR&Bバンドで,ニューオーリンズ・ファンク・サウンドを生み出した第一人者的存在ということで。1977年には解散してしまいましたが,個人的にはNewest Modelがメジャーデビューアルバムでカバーしていたくらいしか認識していなかったのですが,聴いてみたら,カッコヨサにのけぞってしまいましたです。
 1曲目の“You've Got To Change (You've Got To Reform)”という曲は,コンガの乱打で始まり,ギターとベースがユニゾンでリフを弾き,ドラムはシンプルだけど力の入ったリズムを叩き出し,これでもくらえ!っていう感じが音の向こうから伝わってくる感じの音になっています。正直,自分で多重録音をしていたとき,ギターとベースがあまりユニゾンにならないようなアレンジを考えていたのですが,ギターとベースをユニゾンにすることで,こんなにグイグイ来る感じになるのであれば,こういう感じのアレンジをやってみても良かったかなぁと思うくらいカッコ良い曲になっています。終盤でベースが暴れまくるところは本当,ベース好きのフルカワとしては聴き入ってしまいましたです。
 2曲目の“Stay Away”という曲は,またもやギターとベースがユニゾンでリフを弾きながら始まり,このリフがまたカッコいいんですよね。唄が始まるとこれぞファンク!っていう感じの腰に来るリズムでグイグイ押してくるわ,ブレイクを入れまくって,そこにベースが,ギターが,ドラムが,キーボードがそれぞれ暴れまくるわでメチャカッコ良いです。特にワウをかけたギターのカッティングがいいねぇと思ってしまいましたです。
 3曲目の“Birds”という曲は,ゆったりとしたリズムで,ワウの効いたギターが弾かれているのですが,ワウって,早めのリズムのカッティングだけでなく,こんなゆっくり目のリズムの曲で弾き流すようなカッティングにかけてもかっこいいんだなぁと目から鱗の音で始まります。唄の方もしっとりとした唄い方が非常にイイ感じです。この曲は歌詞の意味が分かればもっとグッと来る曲なんだろうなぁと思いつつ,英語が分からないフルカワには仕方ないかぁと思ってしまいましたです。
 4曲目の“The Flower Song”という曲は,ユッタリ目のリズムで始まりはするのですが,ベースが非常に跳ねたリズムを弾いていて,ゆっくり目のリズムなんですけど,非常に気持ちの良いリズムとなっている曲です。で,この曲はインストなんですが,キーボードが結構,メインのメロディーを弾いているのですが,グイグイ音を前に出すのではなく,あくまでもバンドアレンジの中で聴かせますよという感じのボリュームになっていて,ちょっとイイ感じだねぇと思うと同時に,Newest Modelがアルバムにインストを入れていたのは,The Metersの影響かなぁと思ってしまいましたです。
 5曲目の“Soul Island”という曲は,タイトルどおり南国を感じさせるリズムをパーカッションが作り,キーボードがそれらしいメロディーを弾き,コーラスもレゲエでよく聴くようなメロディーを唄い,うんうん“Soul Island”だねぇと思ってしまいましたです。ちなみにこの曲もコーラスは入るものの基本インストになっています。
 6曲目の“Do the Dirt”という曲は,ベースとギターとキーボードとドラムが同じリズムを刻む中,ヴォーカルがちょっとクールに唄うという,こういうのもアリなんだと思わせてくれるアレンジにやられてしまいましたです。もちろん,演奏の方は同じリズムを繰り返しながら徐々に盛り上がって行くファンクらしい作りになっていますが,ヴォーカルの方は最後までクールに唄いきるところがカッコ良いです。
 7曲目の“Smiling”という曲は,イントロのキーボードのメロディラインが良いねぇと思っていると,ドラムとベースが作るタメの聴いたリズムがカッコイイじゃんと思って聴いていれば,この曲もインストでした。インストということでギターがバリバリソロを弾いていますし,ベースもバリバリとソロを弾いているのですが,これがまたカッコ良くて,聴いていて飽きるようなことはありませんです。
 8曲目の“Lonesome and Unwanted People”という曲は,ゆったりとしたリズムでギターがつま弾かれ,そこにベースとキーボードが入ったと思ったら,ピアノもコード弾きで入って来て,これはまたもやインストか?と思っているとヴォーカルがしっとりとしたメロディーで唄いかけてくるので,またもや,う〜ん,歌詞が伝わればなぁと思ってしまいましたです。中盤以降のコーラス(もちろん男性)も非常にイイ感じで入っているので,静かな曲ながら徐々に盛り上がって行く感じがさすがだねぇと思ってしまいましたです。
 9曲目の“Gettin' Funkier All the Time”という曲は,ベースとドラムで始まり,ユッタリ目のリズムなんですが,タメの効いたベースのラインとワウの効いたギターのカッティングが思いっきり横ノリの気持ちの良いリズムを生み出しています。普通,これくらいユッタリ目のリズムだと体を揺らしにくいのですが,思いっきり体が揺れるリズムになっていますです。キーボード(というかオルガン)もヴォーカルの合間合間に地味に引きまくられていて,これまた気持ち良い音になっています。
 ラストナンバーの“Cabbage Alley”という曲は,速いテンポのピアノのリフで始まり,そこにバンドの音が加わるのですが,これがニューオーリンズだねぇという感じの音になっていて非常にカッコヨシです。ひょっとして,ラストナンバーもインスト?って一瞬思ってしまいましたが,軽快なバンドの音に合わせて軽快なメロディーをヴォーカルが唄ってくれるので,ちょっとホッとしてしまいました。しかし,やはりこの曲は,ピアノのリフで聴かせる曲になっていますので,ヴォーカルもコーラスもそんなに前に出ることはなく,バンドの音の一部になっているのですが,それはそれでカッコヨサだなぁと思ってしまいましたです。
 このアルバムのジャケットなんですが,“Cabbage Alley”というタイトルどおり,路地巨大なキャベツがあるというデザインなんですが,Super Junky Monkeyのインディーズデビューアルバムの“キャベツ”がきっとインスパイアされたんだろうなぁという感じのジャケットになっているので,きっと,デザイナーかメンバーのどちらかがThe Metersが好きだったのかなぁと思ってしまいましたです。

 しかし,夏に買いためたネタ音源もこのThe Metersで終わりなので,次のネタを物色しなければ・・・と思っていると,なんと岡村ちゃんの春ツアーのDVDが11月にリリースされるというではありませんか。もちろん限定盤もあるということなので,えぇ信者ですから,もちろん限定盤の方を予約購入させていただきましたです。とはいえ,ライヴDVD1枚では1回分のネタにしかならないので,またアマゾンでネタを探さないといけないなぁと思っていますです。というのも,最近,いぬん堂さんのサイトが(掲示板やメールニュースも含め)全く更新されていないんですよね。一体どうなってるんだろう?と思いつつ,一顧客のフルカワが何かできるはずもなく,できれば早くいろいろと再開を願うしかできないのですが,本当,困ったときのいぬん堂(特に国内リリース物は)だっただけに,いぬん堂さんのところに動きがないのは非常に辛いものがあります。
 とはいえ,ネタを切らすわけにもいかないので,アマゾンで触手に反応する物を探していくしかないかなぁと思っていますです。まぁ,これは!というものを見つけたり,届いて聴いてみたらメチャカッコ良かったということもありますので,アマゾンで触手に反応する音源を探す作業も楽しいんですけどね。まぁ,The Metersで5回分のネタはあるので,その間に探しておこうと思っていますです。