ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

First Take/Roberta Flack


 連休も明日で終わりですねぇ。今年の連休は水曜日が休日出勤だったり,伸びっぱなしの髪を切らないといけないけれど木曜日しか散髪屋さんが開いていなかったり,土曜日はプレオの半年点検を入れたりで,自由になる日が金曜日の1日しかなくなってしまったため,パナモリは持ち帰らずに各種用事を済ませながら,比較的ウダウダしながら自宅で過ごしているフルカワでございます。まぁ,こんな連休もいいよねと思いつつも,天気が良いのでパナモリに乗りたいなぁとどうしても思ってしまうフルカワですが,まぁ,単身赴任先に戻ってから乗ればいいさね!と自分に言い聞かせていますです。
 さて,いつもどおりにフルカワの日常ネタですが,この間の日曜日はなぜかUQ-Wimaxから電話が入り,今なら新しいルーターに無料で交換できますということで。まぁ,タダならねということで交換することにしたのですが,果たして新しいルーターを使うかどうかは現物を見てからにしたいと思っていますです。月曜日と火曜日は仕事で相変わらずバタバタだったのですが,火曜日は午前中だけ外回りの予定が午後も外回りが入ってしまい,外回りが終わってオフィスの席に戻ったら,山のように仕事が置いてありましたです。仕方がないので,ヤレヤレと思いながら仕事をしつつ,午後8時を過ぎた段階で午後の外回りに一緒に行った上司が「明日から連休だから飲みに行こう。」というあまりありがたくないお誘いが。目の前にはできれば連休前に片付けておかないといけない仕事があるし,連休前に冷蔵庫の中の食材を片付けておかないといけないのに,どうしようかと思いましたが,誘われて断るという選択肢のないフルカワはあきらめて飲みに行くことにしましたです。どこに行きましょうかねぇと言いつつ歩き,そういえばあそこの焼き鳥屋がなんか別の店になっていましたよねぇというわけで行ったところ,なんと焼き鳥屋が浜焼き屋に変わっていて,個人的には飲みながら焼くのがあまり好きではないフルカワは若干躊躇しましたが,上司がまぁいいんでないというので店に入ったところ,何と立ち飲み席しか空いていないと言うことで,更に躊躇の度合いが上がったのですが,上司がまぁいいんじゃない?というので浜焼き屋に入ったものの,立ち飲みで浜焼きは落ち着かないし,七輪の熱で暑いし,煙たいしということで,上司の方から河岸を変えようという言葉があり,ビール2杯で店を出ましたです。それから別の店に行ったのですが,席がなかったり閉店だったりで結局お開きになってしまいましたです。これでお開きになったということは,家の食材で飲み直してもいいなということで,アパートに戻り,冷蔵庫の中の食材を片付けながらビールを飲ませてもらいましたです。水曜日は休日出勤だったのですが,少し早めに出勤し,前日,片付けられなかった仕事を片付けてから休日勤務に入ったのですが,妙に忙しくて,結局昼ご飯も食べずに夕方まで仕事をさせてもらいましたです。仕事が終わってからアパートに戻り,洗濯をしながら掃除をして,いつもより少し早めに山の中の町を出発し,自宅に戻らせてもらいましたです。木曜日からフルカワ的にはやっと連休になりましたが,伸びきってうざい髪の毛をまず切りに行こうということで,今回はちゃんと予約をしてから散髪屋に行き,久しぶりに髪を切ってサッパリさせてもらいましたです。金曜日は特に用事はなかったので,洗濯をしておかないと着替えがなくなってしまうのと,土曜日は天気が悪いという予報なので,午前中は洗濯をし,午後は時間が余ったので散髪屋のお兄さんに気駅前にオシャレな家電屋ができたということで,一度は行っておこうということで,嫁さんにちょっと行ってくると行ったところ,嫁さんも行ってみるということで,なぜか嫁さんとプチデートになってしまいましたが,オシャレな家電屋については,私も嫁さんも「もう行くことはないよね。」という結論になってしまいましたです。まぁ,「オシャレ」という言葉に縁のない夫婦なので仕方ないかねぇと思っていますです。
 今日は午前中は自宅の掃除をし,午後からはプレオの半年点検を受けに行き,点検が済んでから,2週間後の結婚式に行くための新幹線のチケットとのし袋を買いに行きましたです。山の中の町で結婚式はあるのですが,そのために自宅に帰らないのも何だかなぁですし,礼服を持って行って,持って帰ってクリーニングに出すというのも面倒だなぁというわけで,自宅に帰ってから新幹線で山の中の町まで往復して結婚式に出ることにしましたです。自宅に帰るということにしておけば,終電が午後10時なので,夜もそんなに引っ張られることはないですしね。で,ある程度,この連休中にブログネタを打っておいたので,自宅に戻ってからサクッと仕上げを打たせてもらって,アップさせてもらういましたです。

 今回からは唐突ですがRoberta Flackを紹介したいと思います。Roberta Flackアメリカのシンガーでソウルのカテゴリーに入っているものの,そのクールな音はどちらかと言えばジャズ寄りかなぁと思ったりもしていますが,今回はまずは1969年にリリースされたデビューアルバム“First Take”を紹介したいと思いますです。
 1曲目の“Compared to What”という曲は,ジャズっぽくドラムにウッドベース,ピアノという基本的にシンプルな演奏をバックに唄われているのですが,黒人ソウルシンガーにありがちな暑苦しくもパワフルな唄ではなく,バックのクールな演奏に合わせてクールにジャジーに唄われていますが,それがまた結構カッコ良いです。ところどころアクセントのように入るホーンもバリバリ吹かれるのではなく,短く,正にアクセント的に挿入され,普通のソウルミュージックとは一線を画した音になっています。後半のシャウトはパワフルでソウルっぽいのですが,それでも暑苦しさを感じないのは,バックのジャジーな演奏によるところも大きいのではないかと思います。
 2曲目の“Angelitos Negros”という曲は,アコースティックギターウッドベースのみで始まり,民族音楽っぽいメロディーラインをつぶやくように唄い始めるため,一体これはどのカテゴリーに入れれば良いの?と思えるような曲になっています。しかし,デビューアルバムの1枚目の2曲目にこういう曲を持ってくるとは冒険だなぁと思いつつも,今の時代ならミクスチャーだねということになるんでしょうけど,50年近く前だとどういう風に言われていたんでしょうかねぇ。しかし,元合唱部だったフルカワとしては、この曲で所々に聴かれる声楽的な唄い方に凄い心を引かれてしまいましたです。
 3曲目の“Our Ages or Our Hearts”という曲は,これまた静かでスローな曲で,ジャズというよりかなりクラシックな要素が入っているのではないかと思いながら聴き進めていくと,Roberta Flackのヴォーカルはそれなりにポップの範疇に入るようなメロディーラインを唄っているのですが,ポップとクラシックのミクスチャー的な曲に仕上がっています。というか,ここまで3曲,ビート感がグイグイくるような曲はなく,ほぼRoberta Flackの淡々としつつも,スルスルとこっちの心の中に入ってくるようなヴォーカルがメインなんですけど,まぁ,こういう感じも悪くないですよね。
 4曲目の“I Told Jesus”という曲は,静かなピアノにストリングス,それに合わせてつぶやくように唄うRoberta Flackと,これまたしっとりとした曲になっています。リズムとして感じられるのは音数少なめなウッドベースのルート音程度なのですが,それをよりどころにしてしっかりとした唄を聴かせるRoberta Flackは凄いねぇと思ってしまいましたです。
 5曲目の“Hey, That's No Way to Say Goodbye”という曲は,Roberta Flackのヴォーカルから始まり,これまたキレイなメロディーラインを淡々と唄い始めるのですが,この曲ではゆったりながらもドラムがところどころハイハットでリズムを刻んでいて,前に出てくるリズム楽器がほぼないこともあり,非常にしっかりとしたビートを感じさせてくれるのですが,それでも曲の半分も入っていないのですが,よくこういうアレンジを考えられるなぁと思ってしまいましたです。
 6曲目の“The First Time Ever I Saw Your Face”という曲は,ウッドベースとギターとピアノだけで静かに始まり,やはり静かにRoberta Flackの唄が始まるのですが,この曲も盛り上げようという気負いはほぼなく,ギミックなしでRoberta Flackの唄だけで聴かせているという曲になっていますが,ここまで来ると,ある意味潔さを感じてしまいますが,当時,このアルバムはどういう評価を受けたんだろう?と思ってしまいましたです。この曲でも歌唱法はかなり声楽というかクラシックっぽいので,ポップのエリアからはかなり逸脱していると思うんですよね。
 7曲目の“Tryin' Times”という曲は,ベースのラインもそうですし,ピアノのコード感も,ドラムのリズムの入れ方も全てジャジーな感じで始まり,Roberta Flackのヴォーカルのジャジーな感じでカッコ良いです。こういう分かりやすいアレンジ(というかリズム)だと受けやすいんでしょうけど,分かりやすいとはいえ,踊りやすい曲ではやはりない(軽くスイングさせる感じですかね。)のですが,そのクールさカッコイイです。この曲ではRoberta Flackのヴォーカルも良いのですが,間奏のピアノ・ソロも非常にジャジーでいいねぇと思ってしまいましたです。
 ラストナンバーの“Ballad of the Sad Young Men”という曲は,しっとりとしたピアノで始まり,そこにウッドベースが絡みつき,静かにRoberta Flackが唄い始めるのですが,メロディーラインや節回しがクラシックというよりもポップな感じでやっとこっち側に戻って来てくれましたねという感じがしてしまいました。というか,ラストナンバーでやっとポップな感じが復活って,1枚目のアルバムからどれだけ限定的なファンに向けて音楽を演っているの?って思ったりもしましたが,全編こういう感じなので,それはそれで統一感は取れているかなぁと思いましたです。
 このアルバムは,黄色をベースにピアノを弾いているRoberta Flackが写っているという,ファンキーに取れなくもないデザインになっているので,ファンキーな女性ヴォーカルと思って買った人はかなり裏切られた感があるのではないかと思います。このアルバムの印象としては「夜」ということに尽きるのかなぁと。しかも,酒を飲みながら,一人でしっとりと聴くという感じですね。そういう意味ではダンサブルなんて言葉は微塵も出て来ませんが,夜に酒(別にワインやバーボンでなくても良いので。)を飲みながら落ち着いて聴きたいアルバムだなぁと思いましたです。

 日常ネタでUQ-Wimaxから新しいルーターが送られてくることになったと書きましたが,新しい機種はHUAWEIのSpeed Wi-Fi NEXT W04という機種で,理論上は4x4MIMOを2回線利用することで下り最大440Mbps,上りは64QAM変調方式に対応することによって約30Mbpsになっているということで,ちょっとスピードアップが期待できるかも?と思っていますです。とはいえ,理論的には4x4MIMOを2回線掴むことによって(今使っているルーターは4x4MIMOを1回線掴むシステム。)440Mbbsを実現しているということなので,果たして山の中の町で4x4MIMOを2回線掴むことができるのか?という疑問が残りますし,ルーターを変えるということは無線LANの設定を変更しないといけないので,それもちょっと面倒だなぁと思ったりもしますし,なんか本体サイズも大きくなっているということなので,本当,現物を見てからだなぁと思っていますです。
 しかも,更に面倒なのが,これまでUSBポートはMicroB USBポートだったのですが,新しい機種はTypeCということで全く互換性がなく,しかも付属品はUSB3.0 Type C-A変換ケーブル(試供品)だけで,そもそも充電器が付いていないという困った仕様で,正直,どうしたもんかなぁと思っていますです。今,使っている充電器のOutputがType Aだったと思うので,何とか充電器はこれまでのものが流用できるのではないかと思っているのですが,Type Aでない場合,充電器から買わないといけないため,そこまでして使うのはなんか面倒だねぇ,このまま当面はお蔵入りかぁ?思っているフルカワだったりします。
 とはいえ,基本的には新しいデジタルガジェット大好き人間なフルカワですので,届けば届いたで,イソイソとセッティングをして使ってみるのではないかと思っていますが,更に落とし穴があり,UQ-Wimaxから早々と発送メールが送信されたので,郵便局のサイトで配送状況を確認してみたところ,なんともう配達になっているではありませんか。電話では連休明けの発送になるということだったので,単身赴任先に送ってもらうことにしたのですが,なんでこんなに早いんだよぉと思いつつ,仕方ないので郵便局に電話をし,窓口に受け取りに行くので,再配達はしないようにお願いしましたです。こんなに早く発送されるのであれば自宅に送ってもらっても良かったんですけどね。まぁ,タダでもらうんだから仕方ないかぁと結局はそこで納得するしかないフルカワでございました。