ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

VIRTUAL LIVE-2/P-MODEL


 先週までは夏休みということで自宅からブログをアップしていましたが,今週からは通常営業としうことで単身赴任先のアパートからブログを書いていますです。この間の日曜日は通常より30分早く自宅をプレオで出発したのですが,いったんアパートにパナモリを降ろしてから,再度,大型スーパーまで買い出しに行かないといけないので,ちょっと悩みましたが久しぶりに高速道路で戻らせてもらいましたです。高速道路を利用したので,合計1時間30分早く単身赴任先に戻ることができましたので,パナモリをアパートに入れ,荷物を整理して,コンビニでアマゾンから届いている荷物を受け取ってから,大型スーパーへ買い物に行き,一息ついたらもう午後6時でしたが,1時間程度休憩してから,晩ごはんを食べ,翌日からは久しぶりに仕事ですので,早めに寝させてもらいましたです。で,月曜日はブロック支店のエライさんが視察に来るということで,その対応でバタバタしたり,夜は接待があったりで,溜まったメールを処理することもできず月曜日が終わってしまい,火曜日以降はバタバタと1日が過ぎてしまい,あっという間に1週間が終わってしまいましたです。水曜日は定時帰宅の日ですし,洗濯をしたいので,帰りましたが,それ以外はほぼ連日午後9時頃まで仕事をさせていただきましたです。正直,午後5時になると冷房が切れるので,それ以降は暑さとの戦いになるので,非常に体力を消耗してしまうのですが,何とか週末を迎えることができて良かったなぁと思っています。とはいえ,まだ片付いていない仕事があるので,来週もバタバタだなぁと思っていますが,何とか来週を乗り切りたいなぁと思っていますです。
 今日は朝ゆっくり起きて,いつもどおり掃除をして洗濯を済ませてから,午前中の買い物のついでに壊れたジッポーのライターの発送をして,ペットボトルカバーが汚れてしまって,そろそろ限界だなぁと思ったので,100均で新しいペットボトルカバーを買ってから,お茶とかその他諸々を購入し,昼ごはんを食べてから,プレオで大型スーパーへ買い物に行きましたが,米を買ったり,ビールを買ったりしていると1万円弱になってしまいましたので,結構,買ったなぁと思いましたが,今日米を買っておかないと,来週,自宅から戻るときに買わないといけないかもしれないので,まぁいいかということで。明日は天気が良ければパナモリで走って気分転換をしたいところですが,天気予報では降水確率が70パーセントで,午後が90パーセントなので,どうやっても走りに行くことは無理なので,何をしようかなぁと思っていますが,久しぶりに図書館で本を読むのもいいかなぁと思っていますです。図書館なら冷房も入っていますしね。雨が土砂降りでなければプレオで行っておいた方が良い観光地へ行ってみるのもいいかなぁと思っていますが,どっちにしても明日の天気次第ということで。

 というわけで,前回に引き続き,今回もP-MODELのVIRTUAL LIVEシリーズで,今回は“VIRTUAL LIVE-2”を紹介したいと思います。このアルバムは1999年10月リリースで,1980年の渋谷ナイロン100%でのライヴを再現したものですが,渋谷ナイロン100%って言っても,もう分からない人の方が多いのかなぁと思いつつ,今回のアルバムは2枚めのアルバムの“LANDSALE”からの曲となっています。
 1曲目の“ダイジョブ”という曲は,観客の歓声と平沢進の「こんばんわ,P-MODELです。」のあいさつで始まり,“IN A MODEL ROOM”の曲よりもポップになりながら,メッセージは更にパンキッシュになっています。シンセは相変わらず鳴らされていますが,リズムボックスの音は廃され,ストレートなパンクにシンセが演奏されているという感じですが,カッコよいです。
 2曲目の“「ラヴ」ストーリー”という曲は,これまたストレートなロックにいかにもテクノらしいシンセが演奏されているのですが,唄の途中で平沢進が笑うのですが,なんとなく有頂天のケラに似ているなぁと思いましたが,ケラはP-MODELのファンなので,ケラが影響を受けたんだなぁと思ってしまいましたです。しかし,タイトルは“「ラブ」ストーリー”ですが,一切ラブソングのエッセンスがないところがP-MODELらしいなぁと思ってしまいましたです。
 3曲目の“ミサイル”という曲は,これはテクノだなぁという音ですが,「ミサイルの夢は父母の夢」というシュールな歌詞を唄っているのですが,この曲のシンセの使い方とか平沢進の唄い方はまさに有頂天だなぁと思ってしまいましたです。まんま影響を受けているなぁと苦笑いしながらも,有頂天がこういう音を演っていたときには既にP-MODELはこういう音から遠く離れた音を演っていたのですから,それはそれで良いのではないかなぁと思ってしまいました。そもそもP-MODELのフォロワーとして出てきたバンドは有頂天ぐらいしか思いつきませんしね。この曲が終わって,次の曲まで平沢進トークが入るのですが,雑誌でも取り上げられた中野サンプラザ事件(P-MODELヒカシューが揉めたとして報じられたもの。)のことを話しているのですが,最後に「楽屋に帰ると,業界人がぼくらを取り囲んで,お前らは偉い先生の顔を潰してくれたと。この業界から消してやるから覚えてろよというようなヤクザの脅しを受けたのですが。この業界から消してやると言われたわけですけど,どうぞ皆さんP-MODELがあと何日この業界にいられるかどうぞ楽しみにしてください。」と締めくくっているのですが,この辺もパンキッシュだなぁと思ってしまいましたです。
 4曲目の“ナ・カ・ヨ・シ”という曲は,「Love You,Love Youボクタチナカヨシ」といきなり唄われるのですが,スカスカな音に乾いた音のシンセが鳴らされる,これもなかなかカッコいい曲になっています。しかし,「Love You,Love You」と唄ってはいますが,全く愛は感じない曲に仕上がっているのは凄いなぁと思ってしまいましたです。
 5曲目の“ドクター・ストップ”という曲は,イントロから変拍子を多用したテクノポップで,ドラムはタムを回しまくっていて,この辺も有頂天が愛用していたアレンジだなぁと思ってしまいましたが,ポップとアバンギャルドのギリギリのところで演っているなぁと思ってしまいましたです。間奏のシンセソロもテクノらしいフレーズが満載でカッコよいです。
 6曲目の“異邦人”という曲は,これまたポップとノイジーのギリギリのところでの演奏で,ピコピコしたキーボードでハードなギターのカッティングが拮抗した音がメチャカッコよいです。平沢進の唄は唄うというよりも語りかけるという感じで,雰囲気たっぷりという感じでこれまたカッコよいです。というか,この曲はリズムはシンプルなのですが,シンセとギターがせめぎあうように弾かれていて,その緊張感がカッコよさを醸し出しています。
 7曲目の“I AM ONLY YOUR MODEL”という曲は,ベースから始まり,ポップな音で「ワタシアンタノミーハー,ミーハ。」と唄われる,これまたP-MODELらしいバンド側と観客側との関係を揶揄するような歌詞が堪らないですねぇ。しかも間奏のシンセソロではキーを替えて“サンシャインシティ”のフレーズが弾かれたりしてちょっと笑ってしまいましたです。
 8曲目の“ワン ウェイ ラヴ”という曲は,ちょっとテンポアップして,非常にパンキッシュな演奏を繰り広げています。こういうタイトルだとなんとなくラヴソングっぽい歌詞なのかなぁと思ってしまいますが,この時期のP-MODELにそんな歌詞は不要ということで,非常にパンキッシュな人間関係を揶揄した歌詞をこちらに投げつけてきます。しかし,シャウトしている声がやけにケラっぽいなぁと思ってしまいましたです。
 9曲目の“リトル ボーイ”という曲は,ギターのカッティングから始まり,テンポアップしたロックンロールに「ランドセルは花火でいっぱい。」という歌詞が唄われるのですが,「リトルボーイ」は広島型原爆の愛称だったことや,「ランドセル」は「Land Sale」と掛けていることからすると,要するにこの歌詞も間接的な表現を用いながら,非常にアイロニティックな歌詞を唄っているんだなぁと思ってしまいましたす。この曲で一応ライヴは終わりということで,アンコールの声が流れる中,ラストナンバーへ繋がっていきます。
 ラストナンバーの“オハヨウ”という曲は,リズムボックスの音で始まり,シンセのみでゆったりとした音が作られ,声にヴォコーダーを掛けることなく,単に無機質に唄うようにしているだけなのですが,これがまた人間性が全く感じられないヴォーカルになっていて,キモカッコよいです。アルバムではドスの聞いた声で「オハヨウ」のコーラスが繰り返されるのですが,このアルバムではコーラスの音を抑えめにしているのですが,それがまたライヴっぽい雰囲気を出しているなぁと思っていましまいたです。しかし,終盤はオハヨウと繰り返し唄っているだけなのですが,無機質に繰り返されるオハヨウがスピーカーの向こうから胸ぐらを掴まれているよな感じになりますです。
 しかし,これだけポップでパンキッシュな音なら,もう少しこの音を続けていれば売れたんじゃないの?と思ったりもしますが,それで良しとしなかったから,理解不能な音世界に突入してしまったんだろうなぁとおもってしまいましたです。その理解不能な音世界については,次回にということで。

 しかし,自宅は本当に暑かったなぁと単身赴任先に戻って思っていますです。そもそも,自宅から単身赴任先へ戻る時も,雨が多少降ったせいもあるかもしれませんが,自宅を出るときには本当,「煮えてるなぁ。」という感じだったのですが,単身赴任先の町へ入ったとたん,「風が涼しいなぁ。」と思ってしまいましたです。しかも,1週間以上,アパートを閉めきっていたので,きっと部屋は煮え煮えの状態になっているんだろうなぁと思いながら,アパートの玄関を開けたのですが,思っていたよりはアパートの中が煮えていなかったので,やっぱり自宅の街よりも単身赴任先の町の方がちょっと涼しいのかなぁと思っていましたです。
 最近は夜になると窓の外では虫の声がいろいろと聞こえてきますし,暑い暑いと思っていましたが,ちょっとずつ秋に向かっているのかなぁと思ったり。よく考えれば,来週はもう8月が終わってしまうので,いつまでも暑さは続かないよねぇとと思っていますが,そうすると秋が過ぎ,冬が来て,とまたあの辛い冬の時期が来てしまうと思うと,ちょっと複雑な気持ちになってしまいますが,まぁ,昨年の冬も何とか乗り越えられましたし,今年の冬も何とか乗り越えられるのではないかと思っていますが,果たしてどうなるんでしょうかね。まぁ,そんなことよりも,暑さが落ち着き,寒くなるまで,どれだけ楽しくパナモリで走れるかなぁと思っていますので,天気さえなんとかなれば,ゴリゴリと走りに行きたいなぁと思っていますです。
 まぁ,とりあえず明日は雨なんですけどね(笑)。