ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

VIRTUAL LIVE-3/P-MODEL


 今週は,自宅からブログをアップしているフルカワです。先週もバタバタでしたが,今週もバタバタしすぎて,あっという間に1週間が終わってしまいましたです。正直,そろそろ落ち着いてくれればと思うのですが,来週はどうなるんだろうねぇと思っていますです。この間の日曜日は結局雨で,図書館へ本を読みに行きましたです。で,単身赴任先の県が「サイクル県になる!」とか言い出して(だったら,もう少し自転車が走りやすい道路にしてほしいと思うんですけどね。正直,単身赴任先では歩道を走っているロードが多いんですよね。まぁ,歩道が広くて,しかも歩いている人が少ない(要は自動車に乗っている人が多い。)ので,歩道を走りたくなるのは分かるのですが,やはり,それはどうよと思うフルカワです。),日曜日の県庁の近くでロードレースをやっているということだったので,図書館に行くついでに見てみたのですが,土砂降りの雨の中,いかにも高そうなカーボンロードが周回コースを走っているのは,ちょっと可哀想な気がしましたです。自転車メーカーのブースで試乗があったり,ステージもあったのですが,この雨じゃあねぇ・・・という感じで少し残念でした。とはいえ,雨が降っていなければ,それなりに楽しめたとは思いますが,そもそも晴れていればパナモリで走りに行くので,見ることもなかったでしょうけど。で,日曜日は夕方まで図書館で本を読み,久しぶりに活字を読んだなぁという充実感に浸りましたです。月曜日は・・・バタバタしていたことしか思い出せません。火曜日はバタバタしているのに歓迎会の予定を入れていたので,早めに仕事を切り上げて歓迎会に参加したのですが,幹事がビールは飲めない,ワインなら飲むという人でしたので,終始ワインを飲みましたが,正直,飲み足りない感があったので,アパートに帰る前に缶チューハイを買って帰り,風呂上がりに缶チューハイを飲み,ついでに焼酎を飲んだら,水曜日の朝はちょっと頭が重かったような気がしましたです。で,そんな水曜日はバタバタしていても定時で帰りなさいという日でしたし,洗濯もしたいので,午後7時までにはアパートに帰り,晩ご飯を食べ,洗濯をさせてもらいましたです。そのおかげで木曜日は退出時間ギリギリまで仕事をさせてもらいましたが,納期が迫っていた仕事が何とかできたので,よしとしましょうかねということで。で,木曜日はなぜかWindows Updateの通知があったので,アップデートをしたのですが,これがどうもアニバーサリーアップデートのようで,インストールに時間はかかるわ,その後のノートン先生のウイルススキャンは終わらないわで,この日は全くノートパソコンが使えない状態でしたです。昨日は1日出張でしたので,またもやデスクワークが進まなかったのですが,自宅に帰る週なので,午後7時には上がらせてもらいましたです。とはいえ,ノートパソコンが使えないので,全く情報がなかったのですが,どうも台風が近づいてきているようで,日曜日に単身赴任先へ戻るときどうしようかと思いながら自宅へ戻ったのですが,自宅へ戻り,パソコンで気象庁の台風情報を確認してみると,いつもどおりの時間に自宅を出発しても特に台風の影響を受けることがなさそうなので,ちょっとホッとしましたです。
 今日はいつものように午前中は自宅の掃除をしてからクリーニング屋に行き,各種用事を済ませたのですが,天気も良くないので,自宅でマッタリしながらブログネタを打っていますです。明日は雨の予報ですが,プレオが汚れているので,雨の中走れば,少しはキレイになるかな?と思っていますです。

 さて,日常ネタはこの程度にして,今回もP-MODELの“VIRTUAL LIVE-3”を紹介したいと思いますです。このアルバムは,1999年11月リリースされ,1982年の京大西部講堂バーチャル・ライヴという位置づけで,“POTPOURRI”から6曲(1,3,4,5,8,9),“Perspective”から4曲(2,6,7,10)の選曲になっています。
 1曲目の“ジャングルベッド I”という曲は,いきなり重たいベースラインから始まり,これまでのポップな感じから遠くへ来たなぁという感じがするような感じのインストですが,キーボードとギターのリフがイイ感じで絡み合っているのが素晴らしいなぁと思ってしまいましたです。 
 2曲目の“列車”という曲は,ノイジーな演奏の中,平沢進が「列車は列車,線路を行く!」とシャウトしているのですが,その後ろで何ともいえないエフェクトを掛けられたドラムが叩かれまくっているのですが,このアンバランスな感じがかなりハマってしまいます。ノイジーというとキーボードという感じがありますが,この曲では主にギターがノイジーな演奏を聴かせてくれています。
 3曲目の“ジャングルベッドII”という曲は,ここにきてちょっとポップな感じのイントロで,これは有頂天が雰囲気をリスペクトしているなぁという感じのアレンジになっているのですが,平沢進の唄う言葉も唄い方も思いっきりケラ(というか,ケラがリスペクトしているんだと思いますけど。)だったり。というか,一気にファンが離れてしまった“POTPOURRI”からセレクトするところにケラのP-MODEL愛を感じてしまいますねぇ。
 4曲目の“モノクローム・スクリーン”という曲は,ピロピロした音のキーボードソロから始まったかと思ったら,平沢進がシャウトしまくっているのですが,こういう曲の展開も有頂天で聴いたような気がするので,こういう曲を演奏していれば,まあミーハーなファンは逃げていくなぁと思いました。個人的にはカッコイイと思うんですけどね。一度終わったかのようにブレイクして,また演奏が再開するところなんかもケラはリスペクトしているなぁと思ってしまいましたです。
 5曲目の“青十字”という曲は,ちょっとベンチャーズを思い出させるようなギターのリフで始まり,つぶやくように平沢進が唄うのですが,これがまたケラが思いっきり影響を受けている感じがして,笑ってしまいましたです。えぇ,演奏はもちろんカッコイイのですが,有頂天ファンだったフルカワとしては,こんなところに元ネタが・・・と思ったり。しかし,P-MODELにしては珍しくギターのリフが前に出た曲になっています。
 6曲目の“Perspective II”という曲は,ベースから始まり,フィードバックのようなキーボードが重々しい印象を与える曲で,平沢進も思いっきり重たく唄っているのですが,これまた唄い方がケラっぽいねぇと思ってしまいましたです。間奏でギターが若干ノイジーなソロを聴かせてくれるのですが,テクノポップは終わったなとシミジミ思わせてくれる演奏になっています。
 7曲目の“Perspective”という曲は,キーボードの音よりもギターのリフでグイグイ引っ張っていく曲になっているのですが,やはり重ための曲になっています。しかし,その重たさがカッコイイというか,ロックっぽいねぇと思ってしまいましたです。キーボードもオーケストレーション的な使われ方をしていて,ある意味1枚目や2枚目のような攻撃的な音ではなくなっています。
 8曲目の“ブループリント”という曲は,テンポアップした曲なんですが,パンキッシュではなく,80年代ニューウェーブな感じがするのは,多分,ブレイクを多用しながらグイグイと曲を進めている所ではないかと思いますが,細かく刻まれるハイハットや,激しく連打されるスネアにロックよねぇと思ってしまいましたです。
 9曲目の“ポプリ”という曲は,変拍子をドラムが刻む中,キーボードが不思議な高揚感のあるリフを弾き,平沢進が淡々とシャウトするというこれまた不思議な曲になっています。間奏でギターがノイジーなカッティングでグイグイ切り込んでくるところはカッコイイねぇと思ってしまいましたが,その後の無機質な平沢進のヴォーカルとのギャップが凄いねぁと思ってしまいましたです。構成的にはこれでライヴは終わり,アンコールの拍手が続く形で終わります。
 ラストナンバーの“うわばみ”という曲は,アンコールという形になるのですが,これまたギターリフから始まり,深めのリバーブが掛けられた平沢進の淡々としたヴォーカルと,変拍子のリフを刻むギターのリフとの対比が思いっきり面白いと思ってしまいましたです。モコモコした感じでよく聞こえないドラム(リズムボックスかな?)の音も逆にイイ感じだねぇとも思ったり。曲としては盛り上がるというよりも重く沈み込んでいく,どちらかというとノイジーな曲なんですが,それをラストに持ってくるところがさすが平沢進と思ってしまいましたです。この曲も終わった後にアンコールを求める拍手が続くのですが,そのまま終わってしまいます。
 VIRTUAL LIVEシリーズはこれで終わりなんですが,本当,初期のテクノポップ(個人的にはパンクだと思いますけど。)からあっという間に脱テクノということでニューウェーヴになってしまうところは平沢進の戦略を感じますが,逆に思いっきり振り切ってしまったから,その後も活動が続いたのではないかと思ったりもします。なんにせよ,初期衝動に囚われない音作りができるのはさすがだなぁと思ってしまいましたです。

 で,ふと気がつくと9月になってしまい,朝夕はちょっと涼しい感じで過ごしやすいなぁと思っていると,案の定,単身赴任先のアパートの隣のバカップルも,涼しいもんで,エアコンを切り,窓を開けるようになったおかげで,私の静かな日々が終わってしまいましたです。当面は,隣の部屋のバカップルの笑い声なんかを「うるさいなぁ。」と思いながら生活していかないといけないなぁと思っていますが,変な時間にギシギシアンアンするのは正直勘弁してほしいなぁと思っています。正直,君たち声がでかいんだよと言ってやりたいのですが,面と向かって言うのも何だし,引っ越していくのを待つしかないかなぁと思っています。早く隣のバカップルが引っ越して,単身赴任のおじさんが引っ越してきて,静かな生活が戻ってくればいいなぁと思っています。正直,あんな1Kアパートでよく同棲しているなぁとその点は凄いと思っていますけどね。
 涼しくなったということはパナモリで走りやすくなるなぁと思っていますが,単身赴任先にいる週は休日出勤があったりと,なかなか走りに行けないような感じなので,なんとか時間を捻出してパナモリで走りに行きたいと思っているのですが,果たしてどうなることやら。というか,夏休みとして取得しないといけない休暇があと1日残っているのですが,これも取得しないといけないので,午後半日を何とか2回取って何とか消化して,それでパナモリで走りに行こうかなぁと思っていますです。