ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

Pretenders/Pretenders


 台風の影響で天気の悪い日が多かったのですが,今日は久しぶりの秋晴れという感じで,風もいい感じで涼しいのですが,まだ半袖Tシャツで丁度いいぐらいでしょうか。
 さて,前回のブログをアップした後のフルカワの日常ですが,日曜日は降水確率が40%だったのですが,レーダー・ナウ・キャストで雲の動きを見ていると,はるか西の方で激しく雨雲が発生しているものの,フルカワが住んでいる街へ来るまでに消滅しているという感じでしたので,これは行けるかもしれないということで,パナモリで走りに行くことにしましたです。で,午前中はプレトレに乗って,自転車屋へ予備チューブを買いに行ったのですが,パナモリ用なのでロングバルブを買ったところ,店長さんから「バルブはこの長さで大丈夫ですか?」と聴かれたので,「乗ってきたクロスバイクではなくて,ロードバイクのなので大丈夫です。」と言って,買って帰ったものの,少し不安になってしまったので,買って帰ったチューブのバルブをパナモリのホイールに当てて,問題ないことを確認させてもらいましたです。で,ツール缶に予備チューブを詰めて,パナモリに取り付けて一安心したところで,前回パンクさせたリアタイヤを触ってみると,すっかりCo2が抜けているので,Co2は抜けやすいから,こんなもんだろうと思いつつ,ひょっとして既にパンクしている?と思ったりもしましたが,午後からは走りに行くことにしましたです。もしパンクしていたとしても,予備チューブで帰ることができますからね。というわけで,タイヤの空気圧をきちんとチェックして,北方面峠コースへ走りに行くことにしましたです。大分涼しくはなったものの,降水確率が高いせいかあまりロードは走っていませんでしたが,自分の判断を信じて,走らせてもらいましたです。1時間程度走ったところで,リアタイヤを確認したところ,全く空気が漏れていた感じがなかったので,やはりCo2だったので漏れるのが早いことに新品のチューブが伸びたこともあって空気(というかCo2ですが)がほぼなくなったんだろうと判断し,そこからは安心して走らせてもらいましたです。折り返し地点の元コンビニの駐車場でUターンし,コンビニがあるところまで戻り,ボトルのVAAMも半分程度残っている感じでしたので,アンパンと300ミリリットルのカフェオレで補給して,復路を走らせてもらいましたです。雨が降ることもなく楽しく峠を下らせてもらい,自宅まで15分程度の距離でまだVAAMが残っていたので,飲み干し,雨に降られることなく,無事に走り終えることができましたです。今回はレーダー・ナウ・キャストのデータを信じて正解という感じですかね。
 月曜日からは仕事で淡々と日常が流れていくだけなので省略して,土曜日はいつもどおりゆっくり起き,朝ごはんを食べ,各種用事を済ませた後,昼ごはんを食べ,眠たくなったので少し昼寝をした後,ブログネタを打っています。明日の天気はくもり昼前から時々晴れで最高気温は29度,午後の降水確率は10%なので,午前中はプレオの車検やタイヤ交換の予約をしつつ,午後からはパナモリで走りに行こうと思っています。やっと気持ちよく走れる時期になったものの,気持ちよく走れる時期は短いので,しっかり走っておきたいと思っています。

 フルカワの日常ネタはこの程度にして,今回からはなぜかPretendersが聴きたくなってボックスセットを買ったので,Pretendersを紹介したいと思います。Pretendersはイギリスの音楽誌「ニュー・ミュージカル・エクスプレス」の記者だったボーカルのクリッシー・ハインドを中心に結成され,1979年にデビューした後,メンバーチェンジを繰り返しながら,現在も解散することなく活動しています。今回は1980年リリースの“Pretenders”を紹介したいと思いますが,このアルバムには邦題がつけられていて,“愛しのキッズ”ということなのですが,正直,なんなんだよ,このタイトルは!って感じなのは邦題あるあるでしょうか。
 1曲目の“Precious”という曲は,ドラムとベースとギターがひたすら8ビートで突進してくる感じの音に唄っているというよりも語っている感じのクリッシー・ハインドのヴォーカルがカッコよいです。というか,シンプルな8ビートにザクザクしたギターのカッティングでガンガン押してくるところがカッコよいです。
 2曲目の“The Phone Call”という曲は,これまたギターのカッティングから始まり,それに電話のコール音を絡ませ,バンドの音はシンプルなんですけど,畳み掛けるようにクリッシー・ハインドが唄い,ギターもソロやリフではなくカッティングでグイグイ押してくるので,勢い一発という感じですが,1枚目のアルバムの1曲目なので,これでいいんじゃないの?という感じでしょうか。
 3曲目の“Up The Neck”という曲は,ギターのリフから始まり,そこにバンドの音が乗ってくるのですが,ギターがアルペジオで弾いたり,柔らかい音でカッティングしたりと,3曲目にして少し曲調を変えてアクセントにしているなぁという感じでしょうか。もちろん,クリッシー・ハインドもガシガシ唄う感じではなく,優しくささやくように唄っています。とはいえ,クリッシー・ハインドの声質が割と硬めなので,優しく唄ってもそんなに優しく感じないのは仕方ないということで。
 4曲目の“Tattooed Love Boys”という曲は,前の曲が少しテンポを落としていたので,この曲では少しテンポアップして,ドラムとベースが前のめりなリズムを刻む中をギターは涼やかなリフを弾き,シェイカー系のパーカッションがリズム隊の前のめりなリズムをいい感じで中和しています。しかもこの曲では短いながらもギターソロが弾かれていたりと,4曲目にしてこう来たか!という感じでしょうか。もちろん,クリッシー・ハインドのヴォーカルは相変わらずカッコよいです。
 5曲目の“Space Invader”という曲は,ドラムとベースで重ために始まり,そこにノイジーなギターのカッティングが絡みつき,なかなかクリッシー・ハインドのヴォーカルが入らないので,ひょっとしてインスト?と思いながら聴いていると,インストでした。インストだからと言って,ギターソロがバリバリ弾かれるようなことはなく,基本的にカッティングとリフでグイグイ曲を引っ張っているところがカッコいいなぁと思いました。カッコいいカッティングがあれば,ソロがなくても問題なしですもんねぇ。しかし,演奏が終わった後にゲーム音をそのまま入れているのですが,ゲームからインスパイアされた曲には思えないんだけどなぁと思いつつも,何となく懐かしさを感じてしまいました。
 6曲目の“The Wait”という曲は,ギターのカッティングから始まり,そこにリズム隊が入ってくるのですが,これぞシングルコイルのギターのカッティング!という感じで,シャキシャキした音でザクザクカッティングをしているのですが,これがめちゃカッコいいです。リズム隊がしっかりリズムの土台を作り,その上でギターのカッティングがリズムに色を付けている感じですね。途中でドラムとベースだけをバックにクリッシー・ハインドが唄い,そこにギターのカッティングが絡んでくるところは,思わずロックンロールだねぇと思ってしまいましたです。
 7曲目の“Stop Your Sobbing”という曲は,クリッシー・ハインドがささやくように唄うところから始まる,ミディアムテンポのポップチューンなのですが,3曲目でも書きましたがクリッシー・ハインドの声質が硬めなのでポップチューン合うんだろうかと思いましたが,コーラスを入れて柔らか成分を足して,曲の感じに合うようになっていました。そこはアレンジした人は偉い!ということで。
 8曲目の“Kid”という曲は,ミディアムテンポのロックンロールで,心なしかクリッシー・ハインドの声も優しい感じになっています。ギターもカッティングというよりはソロに近いリフを弾いたり,弾き流したりする感じで,ガシガシ刻むという感じではないので,全体的に優しい音になっています。間奏ではしっかりとギターソロも弾いてくれるのですが,これぞシングルコイルのギターの音!という感じで気持ち良いです。
 9曲目の“Private Life”という曲は,ドラムから始まり,なんとなくレゲエっぽい始まりだなぁと思っていると,ベースラインが思いっきりレゲエなのですが,ギターのカッティングはそれほど裏打ちではないという不思議な曲で,少しダークな感じもするのですが,クリッシー・ハインドは唄うというよりも語っているしなぁ。そうか,レゲエ系のニューウェイヴと思えば問題なしというか,そういえばこういう感じの曲も流行ったねぇと少し思い出してしまいました。
 10曲目の“Brass In Pocket”という曲は,軽やかなギターのカッティングで始まるミディアムテンポのロックンロールなのですが,この曲は結構ヒットした曲ですよね。テンポ自体は若干ゆったりめなのですが,独特のドライヴ感がありますし,なによりクリッシー・ハインドがきちんと唄っているのも素晴らしいです。
 11曲目の“Lovers Of Today”という曲は,ギターのアルペジオから始まり,リズム隊もゆったりめながら芯のあるビートを刻み,それにクリッシー・ハインドがゆったりと唄っているのですが,声質はもちろん変わらないのですが,少し柔らかさを感じる唄い方をしているので,こういう唄い方もできるんだねぇ,曲に合ってていいねぇと思いながら聴かせてもらいました。
 ラストナンバーの“Mystery Achievement”という曲は,シンプルな8ビートを刻むドラムから始まり,そこにシンプルなラインを引くベースが入り,更にシングルコイルのギターの音だなぁと思ってしまうカッティングが入り,クリッシー・ハインドのヴォーカルが入れば,Pretendersの出来上がり!という感じの曲になっています。というか,ラストナンバーにこういう曲を持ってくるか?と思いつつ,ギターも結構バリバリ弾かれているし,何よりも叩きつけるようなカッティングが気持ち良いです。ギターソロはもちろんカッティングから始まり,そこに若干ソロが加わるのですが,もうカッティングだけでいいですというくらいカッティングがカッコいいと思ってしまいました。
 このアルバムを聴いて思うのは,シングルコイルのギターで弾かれるシャキシャキのカッティングはやっぱり気持ちいいなぁということですね。元々,ギターカッティングでグイグイ押してくる音は好きなのですが,オーバードライヴさせつつも,シャキシャキ感を失わないギターの音を中心に組み立てている音は,自分たちの売りの音をきちんと分かっているなぁと思ってしまいました。

 さて,パナモリで走るのは楽しいのですが,レーパンの滑り止めに使われているシリコンで太ももが結構かぶれるんですよね。月曜日は普段はかゆみを感じるのに痛みを感じるので自宅に戻ってスラックスを脱いでみると,これでもかという感じで水ぶくれでパンパンになっているではありませんか。この水ぶくれがスラックスで押し付けられれば痛いよなぁということで,とりあえず針で水を抜き,絆創膏を貼っておきましたが,実は今日の時点でも治ってはいないんですよね。安いレーパンを履いているのが原因なのかなぁと思いながらネットで調べてみると,滑り止めにシリコンを使っていれば,肌に合わなければかぶれるということで,仕方ないことが分かったのですが,仕方ないでは済まないので,もう少し調べてみたところ,なんとシリコン部分を折り返して履いているという逆転の発想をしている人がいたのですが,確かに直接肌にシリコンが当たらなければかぶれることはないですよね(ジャージにも滑り止めでシリコンが貼ってありますが,直接肌に当たらないので,それでかぶれることはないので。)。
 というわけで,明日はレーパンの端を少し折り返してシリコンが直接肌に当たらないようにして乗ってみようと思っていますです。少し変かもしれませんが,レーパンの色が黒でシリコンの色も黒なので,そんなに目立たないと思いますし,そもそもおっさんの足をマジマジと見るような人はいないでしょうから,かぶれなければそっちのほうが良いので,とりあえず試してみようと思います。それでかぶれなければ,それでよしですしね。