ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

VIRTUAL LIVE-1/P-MODEL


 今週も夏休み続行中で,自宅からブログをアップしているフルカワです。といいながら,夏休みは明日で終わりなので,もう社会復帰モードに入らないといけないなぁと思っていますです。で,この間のブログをアップしてからの日々ですが,まず日曜日は墓参りにへ行ったり,上の子供の成人式の後撮りに付き合ったりしていると1日が終わってしまいましたです。しかし,この日はまたもやアマゾンからTen Years Afterのボックスセットの発送遅延メールが届いたので,「これはもう入荷しないな。」と思いましたので,キャンセルして別のアルバムをサクッとカートにインして,ネタを確保させていただきましたです。月曜日はパナモリで走りに行くという選択肢もあったのですが,金曜日に走った後の土曜日,体の水分を出し切ったせいかトイレに行きたいという気持ちがおきなかったので,月曜日にパナモリで走るのはいいけど,水曜日の人間ドックのための採便ができなくては困るということで,月曜日は走りに行かず,レンタル倉庫の荷物を捨てに行きましたです。プレオに下の子供が使っていたタンスを入れた段階で,スチール棚をばらさないと積めない状態になってしまいましたので,クソ暑い中,スチール棚をバラして,何とかプレオに積み込みましたです。で,スチール棚の余った足をプレオに積み込んでいると,立派なゴキブリさんがこんにちはしてきたので,オマエはプレオには積みませんということで,レンタル倉庫内に置き去りにし,プレオを出発させましたです。廃棄場所は結構混んでいましたが,無事,全てを捨てることができましたので,とりあえずこの夏の宿題を1つ終わらせたような気になりましたです。午後から何をしようかなぁと思っていましたが,なんと月曜日から眼科が開いているということなので,定期検査に行き,問題なしということでお墨付きをいただきましたので,来年まで眼科に来ることはないなぁとホッとしましたです。
 火曜日は人間ドック前日なので,パナモリで走るしかない!と思っていたのですが,前日の天気予報は「くもり昼前まで時々晴れ所により昼過ぎから雨で雷を伴う」で午後からの降水確率が40%になっているではありませんか。どうしたもんかなぁと思いながら火曜日に気象庁のサイトを開いてみると,予報は曇りで午後からの降水確率は40%。しかも,前日に嫁さんから「午前中に宅配業者が荷物を配達に来るので,ちゃんと家に居るように」とのお達しがあり,どうにもなりませ〜ん。仕方がないのでレーダーナウキャストとにらめっこしていると,「う〜ん,この雲が抜ければ,パナモリで走りにいけるかもしれない・・・」というわけで,我慢すること午後1時,「この雲さえ抜ければ大丈夫でないの?」という感じにレーダーナウキャストの状態が良くなったので,パナモリで北方面峠コースへ出発しましたです。空を見上げながら往路を走りましたが,特に雨が降ることもなくイイ感じで,いつもの補給&休憩ポイントのコンビニまで到着し,休憩&補給をし,さて復路も天気が持つと良いねと思いながら出発すると,どう見てもあまりよろしくない雲が目の前を覆っており,これは降るなぁと思っていると,復路を走り出して30分で大粒の雨が降り出したので,大きな軒(駐車場かも?)がある家がちょうど道沿いにあったので,そこで雨宿りさせてもらうことにしましたです。降り出して1時間,やはり雨宿りしているところは駐車場だったみたいで,軽トラに乗ったおじいちゃんとおばあちゃんが戻って来たので,サングラスを外して「すいません,雨宿りさせてもらっています。」と言うと,おじいちゃんもおばあちゃんも「いいよ。しっかり雨が上がるまで雨宿りしていきなさい。危なくないように帰りなさい。」とやさしい言葉をかけていただき,あぁ,こんなところで人の優しさに触れられるなんて・・・と思ってしまいましたです。で,何とか1時間ちょっとで雨もやみ,路面の方も落ち着いて来たので,再スタートし,イイ感じで,残り30分程度の河川敷まで戻ってくると,道路どころか土のところも乾いているので,ここら辺は降らなかったんだなぁ,所により雨だから,そんなもんかなぁと思っていると,ここでまた大粒の雨が降り出すではありませんか。しかも,さっきと異なり,河川敷ですから雨宿りするところなんてなくて,これはもう濡れるしかないと諦め,徐行しながらずぶ濡れになって帰りましたです。正直,嫁さんの荷物がなければ午前中にスタートして午後の早い時間には戻って来れたので,パナモリを濡らすことはなかったのに・・・と思いましたが,そんなことは口が裂けても言えないので,翌日,人間ドックの受診が終わってから,再度パナモリを整備することにしましたです。水曜日は人間ドックへ行き,まぁ年齢なりに経年劣化しているということで,まぁ仕方ないかなということで。人間ドックから帰ってからは,人間ドック後の唯一の楽しみでもある,受検後の昼からビール(前日,節制したご褒美にキリンのラガーのロング缶!)を楽しんで,昼寝をして,夕方から前日にびしょ濡れにしてしまったパナモリの掃除と整備をさせてもらいましたです。あと2日はこっちで走るので,きちんとしておかないとね。
 で,木曜日は天気が良いということで,東方面海岸線コースを走りましたです。しかし,暑いねぇと思いながらテレテレ走りましたが,平地中心とはいえ,昨年の夏に復路で逆光で信号が見えずに危ないことがあったのですが,今年はオーバーグラスをかけているので,逆光で信号を見落とすこともなく,家まで楽しく走りましたです。で,この日は嫁さんが子供とご飯を食べて帰るので,晩ご飯は適当に食べておいてほしいということだったので,この機会を逃さずにやっとビアガーデンへ行くことができましたです。とはいえ,暑さでバテバテになりながら走ったので,家に帰ってシャワーを浴びたらもう午後6時30分を過ぎていたので,これは1時間勝負だなということで,家に帰ってから水分を取らず,そのままビアガーデンへ歩いて行き,ビアガーデンでは一気にビールをグイグイ飲ませてもらいましたです。食べ物はいろいろあったのですが,最初の一皿は唐揚げにポテトフライに焼きそばという,子供らとプールへ泳ぎに行ったときのメニューにし,なんかシミジミしながら飲んで食べましたです。正直,一人でビアガーデンに行って楽しめるのかな?と思っていましたが,団体とは離れた席にしてもらったことと,音楽プレイヤーを持って行っていたので,フルボリュームでロックンロールを聴きながら,一人ビールジョッキを傾けるのは結構良かったです。来年もまた行こうかなぁと思ってしまいました。結局1時間でビールを6杯飲んだので,イイ感じで元が取れたということで家に帰ると,嫁さん達も帰っていて,ビアガーデンに行っていたことをいうと,子供がそれなら一緒に行きたかったなぁと言っていましたが,一人だから良かっただよねぇと心の中で思ってしまいましたです。昨日は夏休み最終日ということで,パナモリで走るしかない!とはいえ,夕方から所により激しく雨という予報でしたので,火曜日のリベンジだということで,北方面峠コースを走ることにし,午前10時に家を出発して,午後3時までには帰るという設定にしましたが,いや〜この日は暑かった。普通に走っていても上から下から熱気が来て,4時間しか走っていないのに,3リットルくらい水分補給してしまいましたです。でも,雨に降られることなく走りきったので,良かったなぁと思っていますです。今回はパナモリで4日走りましたが,100キロオーバーは先週の金曜日だけで,あとは80キロちょっとという感じでしたので,トータルで374キロで,平均93キロでしたが,このクソ暑い中走ったにしてはまぁイイ感じかなぁと自分では思っていますです。
 今日は,いつもの土曜日と同じで,午前中は掃除をして,ついでに換気扇類のフィルターの掃除もして,先週休みだったのでクリーニング屋に行き,家でウダウダしながらブログネタを書いています。

 前回まではGoogle Play Booksで購入したマンガを2週にわたって取り上げてましたが,今回からは音楽ネタに戻ります。なぜかP-MODELの初期作品がまとめて聴きたくなったので,1999年にP-MODEL20周年記念プロジェクトの一環としてP-MODEL初期のライブを再現したVIRTUAL LIVEシリーズをサクッと購入させてもらったので,今回は1999年7月にリリースされた“VIRTUAL LIVE-1”を紹介したいと思います。このバーチャルライブは1979年の六本木S-KEN STUDIOでのライヴを再現したというもので,この六本木S-KEN STUDIOというセレクトがさすがだなぁと思ってしまいましたです。「あぁ東京ロッカーズ」という感じですが,そんなことは関係なく,1枚目のアルバム“IN A MODEL ROOM”からの選曲になっています。ちなみにこのシリーズではP-MODELメンバーは参加せず,全パートを平沢進が担当しているということです。
 1曲目の“ルームランナー”という曲は,リズムボックスの音から始まり,性急なビートでたたみかけるように唄われるのですが,結構,ベースラインが攻撃的でテクノポップというよりもパンクだなぁと思ってしまいましたです。今,聴いてもカッコ良い音だなぁと思ってしまいました。歌詞もルームランナーやパブなんていう言葉は死語にはなっていますが,まぁ,そこを除けばまぁ今でも聴ける感じではないでしょうか。
 2曲目の“サンシャイン・シティー”という曲は,ポップなイントロのキーボードの音がたまらないなぁと思っていると,同じくたたみかけるように唄っているところがパンクだなぁと。しかも,オリジナルでは割とポップなシンセの音が結構ノイズっぽくなっていて,更にパンク感をアップさせています。
 3曲目の“MOMO色トリック”という曲は,アルバムバージョンよりも少しテンポアップして,パンキッシュな感じに仕上がっています。「見た目にとっても珍しいからアートマニアに受けるぜ!」とか,「見た目にとっても可愛らしいからアホのリノでも見に来るぜ!」とか無駄に攻撃的な歌詞が80年代初期よねぇと思ってしまいましたが,間奏のシンセソロがパーカッシブな音で鳴っているのを聴いて,カッチョエエ!と思ってしまいましたです。
 4曲目の“ホワイト・シガレット”という曲は,フロアタムを効かせたドラムと,ピコピコしたキーボードの音と,裏打ちのギターカッティングがニューウェイヴだなぁと思ってしまいましたが,本当,いろいろな音を聴いて,取り入れていたんだなぁと今更ながら驚いてしまいましたです。
 5曲目の“偉大なる頭脳”という曲は,アルバムバージョンよりもノイジーなギターが大きめに弾かれているところも気持ち良いのですが,変拍子をビシビシを決めているところが,さすが元プログレバンドだなぁと思ってしまいましたです。
 6曲目の“KAMEARI POP”という曲は,アルバムバージョンよりもハンドクラップがノイジーになっていて,気持ち良いねぇと思っていると,左右に気持ち良く振られているパーカッシブに弾かれているシンセの音が気持ち良いですね。曲の方はミディアムテンポでまったりと唄われているのですが,ポップというよりもなんなんでしょうかね,ダウナーな感じのする曲なんですけど。まぁ「Hey You. This Song.Is Pop.Kameari Pop!」って唄っているので,ポップなんでしょう。
 7曲目の“美術館で会った人だろ”という曲は,初期P-MODELの名曲ですが,リズムボックスがアルバムバージョンよりも長めに鳴らされ,若干テンポアップした感じでパンキッシュな演奏をキメてくれています。特徴的なギターのリフは控えめな音量にして,あの特徴的なシンセのリフを中心に聴かせてくれています。この唄を聴いていると,視線の定まらない壊れた人がイメージされてしまうのですが,そういう人が「あんたといいことしたいから,窓ガラスを割ってやる!」と唄うのは反則だと思うのですが,そんな風に感じてしまうのは私だけでしょうかね。
 8曲目の“ヘルス・エンジェル”という曲は,変拍子系のリフで始まり,唄が始まるとシンプルな8ビートでガンガン押してくるという,よく分からないけどパンクな曲です。「進化論の生き証人さ,生き物の中で一番キレイさ。乳脂肪分2%のドライミルクでチューンナップされる!」と唄われていますが,そんなヘルスエンジェル達がもう30代後半なんですよね。ある意味怖いかもしれませんね。
 9曲目の“子供たちどうも”という曲は,ギターのリフに攻撃的なシンセのリフが絡む,これまたパンキッシュな演奏で,バーチャルな観客の「どうも,どうも!」コールがライヴっぽいなぁと思ってしまいました。というか,この曲ではリズムボックスの音は排されて,シンセは弾かれていますが,バンドの音だけで勝負という感じで個人的には好きな曲なんですよね。この曲でライヴとしては終わりの形になっており,アンコールを求める声に応じて,演奏が再開されます。
 ラストナンバーの“アート・ブラインド”という曲は,シンセでバスドラとスネアの音を作り,左右に振って,真ん中はシンセとヴォコーダーをかけたヴォーカルのみというシンプルな音なのですが,「ミライハキレイニ,アート・ブラインド」と唄っているだけのシンプルな歌詞とも相まって,不思議な迫力を出しています。
 オリジナルアルバムの「IN A MODEL ROOM」は持っているのですが,曲順としてはこの方がスピード感があって良いなぁと思ってしまいましたです。しかし,1979年をイメージしてということなので,やっぱりパンキッシュになってしまうのはそういう時代だったからなのかなぁと思いつつも,1979年から20年が経過し,更にこのアルバムがリリースされてから15年以上が経っているのですが,時代がグルッと1周したということもあるとは思うのですが,今聴いても古臭い音ではなく,今も刺激的な音だなぁと思ってしまいましたです。

  というわけで,私の夏休みも何となく終わってしまったという感じがないではないのですが,それでも今年の夏は念願のレンタル倉庫の解約ができたのは非常に良かったのではないかと思っていますです。これまでレンタル倉庫まで片道5分を台車を押しながら季節品を取りに行っていましたが,季節品を出したり,片付けたりするのって,基本的には暑かったり寒かったりするわけで,結構面倒というのがあったんですよね。しかも,嫁さんはレンタル倉庫に行くことはないから,まだ季節品を出さなくても大丈夫かな?と思っていると,自宅に戻らない週に急に暑くなったり,寒くなったりして,嫁さんに文句を言われたり(それなら自分でレンタル倉庫へ出しに行けばいいじゃないかと思っても,そんなことは言えないフルカワでした。),季節品を片付ける前はもちろん掃除をするのですが,掃除をすればある程度乾かさないといけないので,乾かし終わってからレンタル倉庫へダンボール箱を取りに行き,箱にしまってからもう1回レンタル倉庫へ行くのも結構面倒だったのですが,今回,レンタル倉庫を解約し,子供の部屋の空いたスペースに季節物を入れることができたので,レンタル倉庫へ往復することがなくなりますし,急に暑くなったり寒くなったりすれば,嫁さんが自分で季節物を出せば足りるので,単身赴任先で心配する必要もありませんしね。
 何より,これまでレンタル倉庫を解約するために自宅マンションを片付けると嫁さんが言うので,これまでの3年間,毎年,夏休みには自分の荷物を処分しながら,結局はレンタル倉庫を解約することができなかったのですが,やっと(というか,今年はさすがに自分の物で処分できるものはありませんでしたし。)レンタル倉庫の中身を全て捨て,解約できたので3年越しの宿題が片付いた感じがして,自分自身スッキリしたというのが正直なところでしょうかね。
 まぁ,なんにせよ,これからは自宅だけで荷物が完結しているっていうのは,非常に精神衛生上いいねぇと思っているフルカワでございます。あとは荷物を増やさないようにして(とはいえ,ネタ元のCDだけはちょっとずつ増えてはいますが・・・),コンパクトに生活できればなぁと思っていますです。ちらっと横を見ると,パナモリが鎮座しているので,私の居住スペースも非常に狭いのですが,単身赴任がいったん終わるときには,縦置きのスタンドを買って,室内ではパナモリを縦置きにしておけば(もちろん整備するときは通常のスタンドを使いますけど。),もう少し部屋が広く使えるのではないかと思っていますです。実際,この1週間は鞄なんかの余計な荷物もあったので,布団を敷いたら部屋のドアが閉められないような状態でしたですよ。まぁ暑いので,ドアを開けっ放しておけば風通りが良くて,それはそれでいいんですけどね。