ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

ぼくの村の話全7巻/尾瀬あきら


 うぉ〜暑いぜぃ!今週は自宅からブログネタを書いていますです。今回は土日だけでなく,夏休みを取らせてもらいますということで,金曜日から休暇を取ったので,木曜日から自宅へ戻らせてもらいましたです。で,前回のブログをアップした後のフルカワの日常ですが,日曜日は天気が良かったので,復帰3回目にして山を走るしかあるまいということで,久しぶりに山の中コースを走らさせてもらいましたです。山の中コースですので,コンビニがないことは予め分かっているので,ジャージのポケットにはカロリーメイトを入れ,塩分補給キャンディーも入れ,ボトルにはVAAMのクリアアップル味を投入し,スタートさせてもらいましたです。往路は暑いねぇと想いながら峠を越え,自動車の走っていないルートを山間の道を気持ち良く走らさせてもらいましたが,これだけ暑いと水分がドンドン体から抜けていくので,あっという間にアパートを出るときに持って出たVAAMがなくなってしまいましたです。とはいえ,山の中はそんなに自動販売機があるわけではないので,自動販売機見つけたら速攻で買おうということで,自動販売機目指してエンヤコラという感じで走らさせてもらいましたたが,う〜んコカコーラの自動販売機はあるのだけれど,どうもいろはすとの相性が悪いので,コカコーラ以外の自動販売機を探し,やっと見つけたら反対車線だったのですが,自動車がほとんど走っていない道ですから,前方と後方を確認し,何もきていないことを確認してから,躊躇することなく自動販売機へ一直線ですよ。で,ボトルに水もチャージできましたので,これで安心して走れるということで,折り返し地点のドライブイン目指して走り,予定どおり2時間ちょっとで折り返し地点のドライブインに着きましたので,休憩&補給ということで,カロリーメイトを食べながらカルピスソーダを飲みましたが,やはり体というか口の中が乾いているときにパサパサのカロリーメイトを食べるのはちょっと大変だなぁと思ってしまいましたが,何も入れないで復路が走れるとは思えませんので,頑張ってカロリーメイトを食べ,一息入れてから,復路をスタートさせましたです。復路はいきなり斜度のキツイ坂が続くのですが,若干ヘロヘロになりながらも,何とか登り切り,後は下りと平坦路だなぁということで,無理せず自分のペースで走らさせてもらいましたです。この日は山の中を走ったので,登り以外はそんなに汗をかかなかったとはいえ,夏ですからねぇ,水分補給は欠かさないようにして,最後の峠の下りも楽しく下ったところで,交通量の多い道路に出たところでボトルの水がなくなってしまいましたが,残り30分程度なので,何とかなるだろうと思っていたら甘かったですね。10分走ったところでどうにもこうにもヘロヘロになってしまい,これはイカンということで,コカコーラ以外の自動販売機を探し,何とか見つけたので,ミネラルウォーターを買いましたが,550mlを一気に飲み干してしまったので,体がカラカラだったんだなぁと思ってしまいましたです。水分補給をした後は調子も良く,アパートに無事たどり着きましたです。
 月曜日から水曜日までは淡々年ごとをしながら,食材をきちんと使い切って,木曜日はプレオにパナモリを積んで,自宅へ戻りましたです。で,忘れ物をしないように気をつけていたのですが,日焼けの消炎スプレーを持って帰るのを忘れてしまったので,自宅に帰ってから早速買い,これは自宅用に置いておくことにしましたです。とはいえ,自宅で日に焼けるようなことは5月の連休と夏休みしかありませんが,自宅に1本あっても問題なしということで自分を納得させましたです。嫁さんの話だと,私が休んでいる期間は全く休みではないらしいので,これはタップリ走れるなぁということで,日焼けの消炎スプレーを結構使うかもねと思ってしまいましたです。で,昨日は嫁さんも居ませんので,午前中から走って,久しぶりに120キロライドだというわけで,久しぶりの東方面海岸線コースで島しょ部を走ることにしましたです。いつものように2時間ちょっと走ったところで,いつものコンビニで補給&休憩し,昼ご飯に弁当を食べ,ペットボトルの麦茶を飲み干し,あと1時間走ってUターンねということで,久しぶりの島しょ部を走りましたが,なんかこのクソ暑いのにロードの皆さんが結構多くて,挨拶しながら走らせてもらいましたです。で,1時間走り,Uターンしましたが,やはり島しょ部は短い距離でアップダウンが多く,しかも橋がある関係で結構傾斜がきつい坂が続くので,コンビニで補給したミネラルウォーターがなくなったので,途中のレストハウスで補給することにしたのですが,レストハウスに着くと,自転車用のラックがロードで一杯になっているではありませんか。なんでかなぁと思いながら自動販売機まで行くと,なんと結構高齢者の方々がおそろいのジャージを着て,テレビの取材を受けているではありませんか。まぁ,その島しょ部も自転車関係で盛り上げようとしているところなので,こういうのもアリだよねぇと思いながらボトルにミネラルウォーターを半分入れ,残りは飲み干してから,次の補給&休憩地点まで走ることにしましたです。暑いなぁと思いつつ,今日はリプトンのミルクティーにクリームパンで補給だ!と一人で盛り上がりながら,休憩地点のコンビニまで走り,コンビニにちゃんとリプトンのミルクティーとクリームパンがあったので,おいしく補給し,残りの復路40キロちょっとを走ることにしましたです。で,残りの40キロでちょっとチェーンがきしむ感じがしたので,そういえば,今日で4回目なので,そろそろチェーンオイルが切れるかな,明日は掃除&整備をしようということで,残りの2時間でちょっとヘロヘロになりつつも,自宅へたどり着きました,無事に120キロちょっと走らせてもらいましたです。
 今日は,午前中はいつものように掃除をし,クリーニング屋へスラックスを出しに行ったら,店が休みだったので,トボトボ自宅へ戻りつつ,そういえば,来週の月曜日にレンタル倉庫の不要物を捨てに行き,レンタル倉庫の契約を解除しないといけないので,先にレンタル倉庫から必要な物を自宅へ入れておこうということで,レンタル倉庫から自宅へ必要な物を運んだのですが,不動産屋もひょっとしなくても休みかもしれない・・・と思い,ネットで調べたところ,なんと不動産屋が来週の水曜日まで休みではありませんか。う〜ん,どうしたもんかなぁと思いましたが,来週の月曜日は取りあえずゴミだけ捨てに行き,火曜日はしっかりパナモリで走って,水曜日に人間ドックを迎え,木曜日はしっかりパナモリで走り,金曜日の午前中にレンタル倉庫を解約し,午後から4時間パナモリで走りに行くことに予定を変更しましたです。市のサイトでは来週の月曜日はゴミ処理場が混雑するようですし,スチール棚をバラして積み込まないといけないので,出発するまでに時間がちょっと掛かりそうなので,午前中で作業が終わらないかもしれないので,まぁそんなもんかなぁと思ってしまいましたです。ブログネタを書く前にパナモリの整備&掃除も済ませたので,明日は墓参りに行くので走れませんが,火曜日からまた走りましょうかね。

 休みを取っている関係で日常ネタが長くなってしまいましたが,今回もマンガネタで,しかもまたもや電子書籍なんですが,尾瀬あきらの“ぼくの村の話全7巻”を紹介したいと思います。尾瀬あきらといえば,“夏子の酒”が圧倒的に有名ですが,“夏子の酒”の連載後,1991年から1993年までモーニングで連載していたのですが,このマンガって結局どうなって終わったっけ?という思っていたので,Google Play Booksで見つけたときについ全巻揃えてしまいましたです。話は三里塚闘争を一応フィクションの形で描いていますが,ほとんどノンフィクションでないの?と思われる描かれ方をしていますです。このマンガが連載していた時点で,三里塚闘争が始まって20年が経過しているのに闘争が継続しているという時代だったのですが,このマンガを読むと,その理由が非常に分かります。前回同様,各巻ごとに書いていこうと思いますです。
 1巻は,「民主主義とは礼儀のことではないか?20年前・・・ぼくの小さな村で起こった出来事は,26年かけてぼくにそのことを教えてくれた。」というモノローグから始まり,1966年6月から始まり,まだ空港の収容決定がされていない平和な三野里(三里塚ですね。)農家を継ぎたくない長男が,父親とぶつかって家を出て行こうとしたとき,テレビのニュースで空港予定地が三野塚に決まったことが報じられ,市の説明会では満足な説明もないまま,紛糾していきます。中でも印象に残ったのは「国際的な空港が必要なのはよくわかっただよ。だが,わしらまだなんの相談も国から受けてねえ。わしらの御理解も御協力もこれからの話だっぺ。それなのに新聞にはもう決まったように書いてあるのはどうしてだ。」という台詞でした。空港が必要なのは理解できるが,何も聴いちゃいないよと言っているのに,そこは無視され,強制収容まで行ってしまうのだから,怒るなという方が無理だよねぇと。むしろ,空港が必要なことは分かってもらえたのであれば,もう少し時間をかけて話し合いができていれば,あんなことにはならなかったのではないかと。そして反対同盟が結成されるのですが,そんな中で公団が個別に切り崩しに来て,言った台詞がこれまた傲慢で,「とにかく国がですね,あらゆる公共事業をやった場合,いまだかつてやれなかったことはない・・・と思うんですよね。」だなんて,始めから説明する気なんてないじゃないかとしか言いようがない台詞には驚いてしまいましたです。学校も賛成派,反対派,条件派に子供達は分断され,先生は説明することもできず,非常に乾いた感じになっていきます。
 2巻は,反対同盟に老人行動隊ができ,公和党(公明党だわな。)青年部がしゃしゃり出てきたり,社労党(社会党だわな。)が関わってきたり,全自連(全学連だよね。)がやって来て,少年行動隊ができ,婦人行動隊が結成され,反対運動が激化していきます。しかし,非常に納得できる台詞がこの巻で既に出て来ます。「この戦いは根くらべだっぺ。勝つにしろ負けるにしろ,5,6年は続くとおれは思っとる。つまり,おれたちの生活に闘争がはりついてくるだよ。畑仕事や運動会と同じように闘争もやっていくだよ。」ということで,同時代の学生運動が日常から乖離していくのとは逆に,闘争は日常の一部でしかないと言い切ってしまうところに非常に成田闘争の特殊性を感じてしまいましたです。そして,強制測量日になり,公和党が見放されてしまうのですが,公和党は,反対同盟が体を張って測量を阻止しているにもかかわらず「反多同盟の皆さん,警察の挑発にのるのはやめましょう。」だの「座り込みをやめましょう。」と呼びかけるのですが,そんなことが腰の入れ方が違う反対同盟に納得できるわけはないですよね。
 3巻は,全自連を加えた空港分室への反対闘争から始まるのですが,機動隊の容赦ない暴力にも負けず,粉砕したことが反対同盟と全自連との関係をより強固にしていきます。そして主人公の姉が大学受験をしたいといったところで,長男の台詞が非常に良いです。「妹を大学へも行かせられねえなら・・・夢や生活を犠牲にしなきゃならないのなら戦う意味なんてない!土地なんか売った方がいい。」だなんて,どれだけ日常に根を張ってやっているんだという感じですよね。そして,農業を続けていくことのできない,親族から土地を手放すように言われた者達が少しずつ土地を手放していきます。
 4巻は,主人公の姉が大学に合格しながら,三野塚に残ることを決め,三野塚の誇りでもあった御料牧場をつぶされることとなり,老人が信じていた宮内庁にも裏切られ,青年行動隊は御料牧場の閉場式を粉砕し,主人公の兄を含む多数が逮捕され,団結砦が作られるところで終わります。
 5巻は,収容反対闘争から始まり,母親の口汚いののしりに驚く主人公から始まり,モノノケサミットのジャケットにもなった少年行動隊の写真が撮られ,日常と闘争が一体化し,良心的な公団職員が「奪うしかないのか。」とつぶやくところで終わります。
 6巻は,ほぼ闘争なんですが,少年行動隊の少女が言った「ここにつくるという大きな大きな空港を・・・父ちゃんや母ちゃんの小さな小さな農業が打ち負かすことができたらいいなぁ・・・ほんとにいいなぁ。」という言葉に最初からやられてしまいました。そして,少年行動隊は応えてくれない教師に対して,強制代執行1週間前に直接学校で教師に問いかけるのですが,中立を盾に学校は何もしないということをはっきりと理解したというのはちょっと悲しかったですね。そして強制代執行反対闘争に入ったところで終わります。
 最終巻は,最初から激しい闘争で始まり,青年行動隊の重要人物の自殺,東峰十字路事件での逮捕されて終わるという,なんか尻切れトンボのような終わり方になってしまいますが,ここから先は,セクト主義が蔓延して,あまり農民闘争の話ではないからなぁと思ってしまいましたです。で,後書きがあるのですが,そこに記載されている反対同盟と公団等とのシンポジウムで「もし,1966年にこのような後悔討論の場が設定されていれば,私達はかけがえのない友人を失うこともなかったし,この地域の村々が味わった,いわれのない苦悩を薄らげることができたかもしれないのです。また国家にとっても,警察官の命を失うことなく,十問い国民の税金を,これほどまでに無駄遣いすることはなかったはずです。」という発言があるのですが,結局,この言葉がこのマンガを一貫して貫いているなぁと思いましたです。
 う〜ん,ラストはいまいちな感じがありけれど,共産趣味者としては(多少美化されている部分があるにせよ)理解しつつ,かつフィクションとして楽しく(でもないか)読むことができましたです。というか,それよりももっと凄いのは,これを大手出版社のマンガ雑誌が連載していたということなんですけどね。でも,まぁ,同じ出版社でレッドも連載されていますし,講談社ってこういうのに厳しくないのかなぁと思ってしまいましたです。

 話は変わって,ここのところ,愛用品が壊れたりしているなぁと思っているフルカワでございます。まずは仕事用の腕時計ですが,なんと時計のバンドにサビが浮いているではありませんかぁ〜!さすが安い時計だねと思いつつも,なんでこの時期に?と思いながら,サビが浮いているとワイシャツに付いてしまうなぁということで,今回,自宅へ帰ってから,時計屋へ行き,サクッとバンド交換をしてもらいましたです。フルカワ的には,元々バンドがごつくて重いし,使いづらいなぁと思っていたので,バンドを交換して,ちょっと薄めのバンドになったので,それはそれで良いのではないかと思っていますです。今度はちゃんとステンレスのバンドなので,錆びることはないでしょうし,何よりバンドが軽くなって非常にイイ感じです。で,もう一つは困ったことで,自宅に戻ってから,さて一服してから荷物を片付けようかねと思っていると,愛用のジッポーのヒンジ部分が壊れてしまうではありませんか。確かにヒンジ部分にガタが出ているなぁと思いながら使っていましたが,こんなタイミングで壊れなくても・・・と思ってしまいましたです。単身赴任先には仕事用のスリムなジッポーもあるので,壊れてもそちらを使えば良いのですが,自宅へ帰るのにわざわざそんなものは持って帰らないし,どうしたもんかなぁと思っていたのですが,単身赴任先に戻ってからリペアサービスへ出すことにし,取りあえず自力で何とかしようということで,ヒンジなのでその部分に何かを通しておけば取りあえず問題はないので,家にあるもので何とかできるものは・・・と探してみると,クリップが目に付き,これをヒンジ部分に通して,曲げて固定すればいいんじゃない?ということで,やってみたところ,非常にイイ感じで仮補修できましたです(もちろん仮補修ですから,見た目は二の次ですけど・・・)。とりあえず自宅に居る間はこれで凌いで,単身赴任先に帰ってからリペアサービスに出すことにしましょうかね。で,逆に自宅で壊れてちょうど良かったのは,リペアサービスの申込用紙を印刷しようとネットで探してみたところ,なんと,これまで名古屋だった発送先が大阪になっているではありませんか。うんうん,郵便料金を無駄に使わなくてよかったなぁと思いながら,これ以上は身の回りの物が壊れるのは勘弁してほしいと思っているフルカワでした。