ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

はだしのゲン全10巻/中沢啓治


 梅雨は開けたはずなのに後はどんよりとした曇り空ですが,日が差さない分,気温はそんなに上がっていない感じで相変わらず扇風機だけで過ごせています。とはいえ,天気予報では最高気温は32度ということで,結構,暑いはずなのですが,昨年の35度前後まで目一杯気温が上がっていたのに比べればまだ耐えられる暑さかな?と思ったりもしますが,慣れというのは恐ろしいなぁとも思ってみたり。
 さて,前回のブログをアップした後のフルカワの日常ですが,日曜日ですが,久しぶりの良い天気の休日ということで,パナモリで走りに行くしかないということで,東方面海岸線コースを走らせてもらいましたです。本当,ずっと雨が降っていたので久しぶりにパナモリで走るので,リハビリがてらに走りには東方面海岸線コースはちょうどいい感じですので,シャカシャカと走らせてもらいましたです。往路は若干向かい風でしたが,久しぶりのパナモリで走るのでムキにならずに,逆に向かい風なら速度は出なくても体温を奪ってくれるから問題なしとポジティブに考えて,ぼちぼち走らせてもらいましたです。東方面海岸線コースだけは,ずっと休憩&補給に利用しているコンビニが利用できているので,クリームパンとリプトンのミルクティの紙パック(あぁ夏仕様)で糖分と水分を補給し,片道でボトルに入れていたVAAMを飲みきってしまったので,水も買って,ボトルに入れてから復路を出発しましたです。往路が少し向かい風なら復路は少し追い風ということで,往路は気持ちよく足を回して走らせてもらいましたです。久しぶりにパナモリで走りましたが,無事,午後半日80キロちょっとを走れたので,これなら峠に行っても大丈夫かなと思いましたです。
 月曜日からですが,実はこの週は上司がお盆の週に夏休みを取りたいということで,一足早く,夏休みを取らせてもらいましたです。とはいえ,無理して毎日パナモリで走ることもないよねということで,月曜日は目の定期検診を受けに行くことにしましたです。過去の人間ドックで緑内障の傾向があるということで,1年に1回(医者からは半年に1回と言われているのですが,視野が狭くなったとように感じることもないので,ついついズルズルと1年に1回になってしまっている。)は検診を受けるようにしているのですが,今年も受けましたが特に進んでないから大丈夫ということで安心しましたです。医者から気になることがありますかと聴かれたので,今はそうでもないけれど,新幹線通勤しているとき,いきなり明るいホームに出ろと飛蚊症の症状が出るのですがと聴いたところ,医者から目の写真を見せられながら,こんな状態ですので,そういう症状が出ても別に珍しいことではないので,あまり気にせずに半年に1回検診に来れば大丈夫と言われたので,次からは半年に1回検診に行くように頑張りたいと思いましたです。で,昼ごはんは久しぶりに松屋で食べたいなということで,繁華街の方まで出て松屋で昼ごはんを食べ(もちろん,期間限定メニューがありましたので,それを美味しくいただきましたです。),その後はたまにはリアル店舗に行くかということで本屋に行ったりして過ごさせてもらいましたです。
 火曜日は天気が良かったので,パナモリで走りにいくことにし,弁当を買って,家で少し早めに食べてから,北方面峠コースを走らせてもらいましたです。久しぶりの北方面峠コースでしたが,なんと往路が少し追い風気味だったこともあり,逆に体力を消耗させてしまいましたです。というのも,平坦路であれば少し追い風気味であれば気持ちよく走れるのですが,峠では少し追い風ぎみだからといって上りの速度が上がるわけではなく,むしろ,向かい風から速度が出ていなくても風で体温が多少は奪われるのですが,追い風だとそんなことはないので,体に熱が溜まりっぱなしで少しバテてしまいましたです。そんなこんなで峠の上りを終え,平坦又は若干下りの道をひた走り,それまで休憩&補給地点にしていたコンビニが立派な中古車屋になっているのを見てから信号を渡ってUターンし,さて,コンビニで休憩しようかねぇと思いつつ,暑くてバテバテだなぁと思いながら走っていると,どうやらコンビニを通り過ぎてしまったようで,少し愕然としてしまいましたが,次のコンビニまで頑張ろうということで,次のコンビニまでひた走り,無事にコンビニに到着したので,アンパンにリプトンの抹茶ティーラテの組み合わせで補給させてもらいましたです。この時点でボトルのVAAMがなくなっていたので,サントリーのヨーグリーナ&天然水を買ってボトルに入れてから復路を走らせてもらいましたです。復路は峠の下りを楽しんだ後は河川敷を走るのですが,隠れるところのない河川敷で強い日差しを受けていると,あっという間にボトルの中の水がなくなってしまい,追加でもう1本,水を自動販売機で買って,水分を確保した上で,家まで走らせてもらいましたです。
 水曜日は人間ドックを予約していたので,朝から病院へ行き,各種検査を受けましたです。新型コロナウイルス対策で受検人数を少し少なくしていたり,肺機能検査が省略されていたりで,午前11時くらいに終わってしまいましたが,昼ごはんを食べに行くには少し早いので,病院の中で暇つぶしマシンとして持参していたアンドロイドタブレットで漫画を読みながら30分程度時間を潰してから昼ごはんを食べに行くことにしました。これまで近所のホテルにあるバイキング形式のレストランで昼ごはんを食べていたのですが,バイキング形式が新型コロナウイルス対策的によろしくないので,お休みしていることから,その近くの駅の駅ビルで食べることにしたのですが,久しぶりに寿司屋でお寿司を食べたくなったので,新型コロナウイルス対策で回らない回転寿司屋に入り,ビールを飲みながら久しぶりにお寿司を堪能させてもらいましたです。お寿司を美味しく食べていると,隣のお客さんが食べているアラ焚きが非常に美味しそうだったので,300円だし食べちゃえということで,アラ炊きとレモンチューハイを頼み,これまた美味しくいただきましたです。この日は胃カメラの関係で鎮静剤を打っていることもあり,家に戻っても寝ておくしかないので,家に帰る前にスーパーに寄って,つまみと缶の角ハイボールを買って帰り,美味しく飲んでから夕方までぐっすり寝させてもらいましたです。
 木曜日も天気が良かったので,パナモリで走りに行くことにし,スーパーで弁当を買って早めに食べ,西方面海岸線コースへ早めに出発させてもらいましたです。往路は向かい風でしたが,速度が出ないことよりも向かい風で涼しいじゃない!とむしろ向かい風を楽しみながら走り(とはいえ,やはり向かい風なので,それなりに足は削られるんですけどね。),向かい風で涼しいとはいえ,日差しが厳しく暑いことには変わりがないので,結構,ボトルに入れたVAAMを飲んでしまい,休憩&補給地点のコンビニに到着するまでになくなってしまったものの,なんとか休憩&補給地点のコンビニまでたどり着きましたです。さて,火曜日にアンパンだったのでクリームパンで補給しようかねぇと思いながらパンの棚を見てみると,なんと揚げアンパンしかないではありませんか。アンパンならということで,飲み物はリプトンのミルクティーにして,ボトルには何を入れようかと少し考えましたが,サントリーの朝摘みオレンジ&サントリー天然水にさせてもらいましたです。休憩&補給を済ませた後は復路を走りましたが,往路が少し向かい風なら復路は少し追い風ということで,気持ちよく走らせてもらいつつも市街地は結構熱がこもっているなぁと思いながら走っていると,朝摘みオレンジ&サントリー天然水のほんのりとしたオレンジの味が美味しいこともあり,グイグイ飲んでいたところ,あと30分強を残してボトルが空っぽになってしまったので,コカコーラ系の自動販売機以外の自動販売機を探し(いろはすとはどうもお腹の相性が良くなく,お腹を下してしまうため。),無事に水をボトルに入れ,自宅まで走らせてもらいましたです。
 金曜日は午前中は自宅でウダウダし,昼は久しぶりにすき家で食べたくなったので繁華街へ出て,すき家で牛丼を美味しく食べて,さてどうしたもんかねぇと思いつつ,またもやリアル店舗に行くかということで,レコード屋に行ったりして過ごさせてもらいましたです。
 今日はいつもどおり起きてから,朝ごはんを食べ,洗濯物の量が少ないので洗濯はせずに買い物に行き,昼ごはんを食べてからブログネタを打っていますです。正直,夏休みは昨日で終わってしまいましたが,月曜日が休日なので,明日はプレオで遠出して,月曜日に天気が良ければパナモリで走りに行きたいなぁと思っていますです。

 フルカワの日常ネタはこの程度にして,今回からは漫画ネタで,なぜか今回は中沢啓治の永遠かつ唯一の名作“はだしのゲン”を紹介したいと思います。私ごときが紹介するまでもないと思ったものの,よく考えれば,初めて最後まできちんと読んだような気がしますので,あえて紹介したいと思います。“はだしのゲン”は1973年から1974年まで週刊少年ジャンプで,1975年から1976年まで左派系オピニオン雑誌で,1977年から1980年まで日本共産党機関誌で,1982年から1987年まで日教組機関紙で掲載され,終盤に行けば行くほど思想的に偏った雑誌に掲載されているせいか,内容もかなり偏ったところもあるのですが,それだけで終わらないのが“はだしのゲン”の素晴らしいところです。ちなみにゲンの妹である友子が亡くなるまでのストーリーが週間少年ジャンプでの連載分で,第4巻までとなっていますが,よく考えると,それ以降ってあまりきちんと読んだ記憶がない(私の義務教育の終了が1983年なので,それ以前にコミックスが発売されたものはある程度は学校で読んだと思うのですが,それ以降にコミックスが発売されたものは学校で読めていない可能性が高い。)ですし,自宅には集英社のコンビニ用漫画のJUMP REMIX“はだしのゲン 非国民じゃないぞ編”と“はだしのゲン ピカドン地獄編”はあったのですが,集英社連載分のリミックスで全巻揃っているわけでなく,とはいえ結構本棚を圧迫する厚さだったので困ったなぁと思っていたのですが,思い切って処分してしまったので,この際,最後までまとめて読んでやれということで電子書籍で全10巻を大人買いさせてもらいましたです(まとめ買いをすると割引になったということもありますが。)。
 話は,この漫画の根幹である麦の話から始まり,昭和20年4月,ゲンが小学校2年生のときから始まります。この漫画の素晴らしいところは当時の日常や広島の街並みをそのまま切り取っているところではないかと思います。産業奨励館(今の原爆ドーム)に相生橋を渡る路面電車,軍歌の替え歌を唄うゲン達,呉の空襲,そして運命の8月56日。原爆投下の描写については読んでもらうしかないと思うのですが,よく考えなくても,かなりのグロ描写なのに小学校から中学校(中学校はまぁいいか。)まで置かれていたよなぁと思いつつ,思い出してみれば,小学校の渡り廊下の掲示コーナーに被爆写真(建物だけでなくもちろん人も)が貼られまくっていたので,もともと耐性はできていたのかもしれないですね。
 破壊され尽くした街から江波(現広島市中区江波)の知人のところへ避難し,これでもかというくらい嫌がらせを受けるのですが,江波編は人間の嫌な部分が思いっきり濃縮されており,こんなもの子供に読ませていいんかいな?と今更ながら思ってしまいましたです。
 江波を出てから防空壕で生活するゲン達ですが,ヤクザにだまされたことで隆太が最初の殺人をしてしまい,結果としてヤクザに匿われることになるのですが,すでに闇市が商売を始めるなど,戦後の広島の風俗をうまく切り取っているなぁと思いました。そして防空壕からバラックを建て,ゲン達は学校へ通うようになるのですが,ここで永遠の腐れ縁のクソ森こと雨森君と出会います。作中では述べられていないのですが,その描写から,多分,雨森君の住んでいるところは原爆スラムと思われます。で,妹の友子が2歳で亡くなりそうになったところへ朴さんが登場するのですが,もう胡散臭さ満載でございます。まぁ,闇屋の社長なんでそんなもんですかね。そうこうしていると,学校に隆太達が偶然現れ,ゲンとの再開を喜ぶことになるのですが,原爆投下から2年が経過しているのに,闇市のあるところとそうでないところの復興具合の落差というか,やはり金が動くところは強いんだなぁと思いました。
 そうこうしているとゲンの母親が原爆症により体調が悪くなり,その治療費を捻出するために隆太は賭場荒らしをして,東京へ逃げようと広島駅へ行くのですが,広島駅前がいい感じで寂れているなぁと思ってしまいました。そして隆太は感化院(今の少年院ですね。)に送られ,原爆投下から3年経った昭和23年にゲンは今度は夏江さんと再開します。そして勝子達と一緒に生活するようになり,勝子と夏江で洋裁店を開くための第一歩として旧陸軍の射撃場にあった弾丸を打ってミシンを買うのですが,今度はおじいさんが原爆症で倒れてしまい,おじいさんの原爆に関する本を発行するためにゲンは印刷してくれるところを探しますが,GHQの関係で断られまくります。そうこうしていると,隆太が感化院を脱走してきて,刑務所なら印刷してくれることを教えてくれるのですが,そのためには紙がいるということで,そういうときは闇屋の朴さんということで,ゲン達は朴さんのところへ行くのですが,どうも朴さんは広島駅前の闇市にいることがこのときに明らかになります。というのも,闇市のシーンで「的場東宝では」と映画館の宣伝をしているのですが,的場町は広島駅前付近なので朴さんは広島駅前の闇市の社長ということで。そして朴さんが用意してくれた紙で本を作ったのですが,おじいさんは死んでしまい,おじいさんのために本を配りまくったのですが,そのせいでGHQに捕まることになってしまいますが,拷問を耐えるための訓練をしているところを見られてしまい,頭が狂ったと思われて釈放されてしまうという,ギャグのような展開になってしまいます。
 そして,もう長くないということで病院を退院した母親を京都旅行へ連れていき母親は旅行中に亡くなってしまうのですが,火葬をしたところ骨が残らないという,中沢啓治はだしのゲンを描くことになったストーリーが挿入されます。
 中学校に入ったゲンは学校に通いつつ,隆太は夏江と勝子が作る洋服を街頭で売っていますが,電車通り沿いの光景はだいぶ復興したなぁという感じなっています。平和都市建設法ができ,復興計画の中でゲン達のバラックは強制撤去されることになります。新しい道路のためということなので,100メートル道路のことだなぁと思いつつ,そうするとあの辺りに住んでいたのねと思ってしまいました。そしてバラックが取り壊されるということで,兄弟3人はバラバラに生活することを決め,ゲンは自立することを意識し始めますが,昭和20年8月6日以降,それなりに自立していたと思うんですけどね。バラックを取り壊されたゲンは隆太達と暮らすことにし,そこに夏江も帰って来るのですが,夏江が作った骨壷をゲンがわざと割ってしまい,その中で繁華街が描かれているのですが,「千福」だの「賀茂鶴」だの「カバやキャラメル」だのの看板が描かれていて,もうそういう時代なんだなぁと思ってしまいました。そして夏江も亡くなってしまいます。
 昭和26年になり,相変わらず隆太達は勝子の作った洋服を街頭販売していますが,そのシーンで下村時計店の看板があったので,これは本通りだなぁと思ってしまいましたです。そうこうしているとゲンは看板屋の絵かきとトラブルになり,看板屋で働くことになります。その関係で今はなき映画館の帝劇や,キリンビヤホールが描かれているのですが,時代を感じてしまいましたね。
 昭和28年になり,ゲンは髪を伸ばし,中学校を卒業するのですが,そのときのゲンの話がどうみても自虐史観なのですが,まぁ当時の掲載誌が左系の本ですので,それは仕方ないですかね。中学校を卒業したゲンは初恋の君である光子と出会うのですが,初恋の君は大嫌いな看板屋の軍国主義社長の娘という,いかにも漫画だねぇという展開なのですが,そうこうしているうちに隆太の仲間であるムスビが覚せい剤中毒にされてしまい,洋裁店の開業資金が全て覚せい剤に溶けてしまいます。そして光子もゲンと楽しくデートしたその夜に急死し,ムスビは覚せい剤の売人に殺され,それに腹を立てた隆太が覚せい剤の売人等を殺しまくり,警察へは行かず,勝子と2人で東京へ行くことになり,ゲンは一人ぼっちになってしまいます。そしてゲンも自分の可能性を試すために東京へ旅立つところで「第一部完」となります。
 第二部は中沢啓治の構想としてはあったのですが,体調不良で描かれることなく終わってしまったということですが,物語としてはゲンが小学2年生から中学を卒業した後の約8年間の話ですが,戦前と戦後の広島を描きつつ,「反戦反核」というスローガンだけで終わっていないのは,ゲンだったり,隆太だったり,その家族だったりの人間としての生々しい暮らしがこれでもかと描かれているからではないかと思います。そういう意味ではゲンだったり,隆太だったり,その家族だったりの生き方があくまでも漫画の中心であり,よくいわれる「反戦反核」は全体からすればスパイス程度ではないかと思っています。とはいえ,多分,年齢的に戦後の街並みがまだかろじて残っている時代に生まれたので,懐かしさを感じることもあるのだと思うのですが,戦後の街並みを全く知らない世代からすると,もう少し見方が違ったりするのかもしれないと思ってしまいました。そもそも,こんな漫画が,あの週刊少年ジャンプで連載されていた事自体が,今の子供からすれば信じられないだろうと思いますしね(そもそもコミックスも汐文社から出ていて,集英社からはコンビニ本でしかも途中までだもんねぇ。)。

 しかし,夏休みの間,パナモリで走って,サーモスのボトルを使わせてもらいましたが,本当にサーモスのボトルのありがたさを実感させてもらいましたです。当たり前のことですが,やはり保温力が非常に高いですね。パナモリで走りに行くときは,ボトルにVAAMを入れて,氷もギリギリまで入れているのですが,2時間走っても氷が残っているんですよね。これはやはり非常にありがたいです。アイソトニック系はぬるくなるとあまりの不味さに飲めなくなるので,それでも一番ましなVAAMのクリアアップル風味を愛飲していたのですが,2時間きっちり冷たいので,いつでも美味しく水分補給できるのが非常にありがたいですね。しかも,そろそろVAAMが残り少なくなってきたので,買い物帰りにドラッグストアに寄ってVAAMを買おうとしたところ,なんとクリアアップル風味がなくなっており,ぬるくなると非常に不味いグレープフルーツ風味だけになっていたのですが,よく考えなくても,もう冷たいまま飲めるのですからグレープフルーツ風味であっても問題なしということで。
 しかも,氷があるから冷えるのではなく,冷たいものはそのままで保温してくれるので,VAAMを飲みきって水をボトルに入れるときにはボトル内には氷が少し残っていますが,水を入れてしまえば溶けてしまうのですが,基本,そのままの冷たさをキープしてくれるんですよね。昨年まで何が一番辛かったかといえば,ものの30分も走れば,ボトルの中の水はぬるま湯になってしまい,水分は確かに補給できるのですが,冷たいものを体内に入れてクールダウンする感じが全く感じられなかったのですが,今年からはサーモスのボトルなので,飲めば水の冷たさで体の中からクールダウンする感じが思いっきり感じられ,非常にいい感じです。
 あと,日常使いの面では,夜寝るとき,どうしても夜中に喉が乾いて目が冷めてしまうことがあるのですが,これまで自転車のボトルを置いていてもぬるくなるだけだし,サーモスのタンブラーはぬるくならないけれど,枕元に置いておくとひっくり返して水がこぼれる危険があるので置けず,とりあえず寝るしかないという感じでしたが,サーモスのボトルであれば置いておいても冷たいままですし,枕元に置いておいてひっくり返したとしても水がこぼれることはないので,のどが渇いたときに美味しく冷たい水が補給できるので非常に助かっています。まだまだ暑い日が続くと思いますが,枕元にサーモスのボトルがないのはもう考えられないと思っているフルカワです。