ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

沢田研二A面コレクション Disc3/沢田研二


 子供の進学の関係で今週も自宅に戻っているフルカワでございます。正直,毎週,自宅へ戻るのはしんどいなぁと思いつつ,今週の子供の引っ越し準備とと来週の子供の引っ越しが終われば,とりあえず通常態勢に戻れるからということで,頑張りましょう。正直,自宅に戻ったからといって,あまりできることはないのですが,それでも帰っておかないとね,また後で嫁さんに「あんたは何もしなかった。」とことある事に言われ続けるので,そんな針のムシロ生活は回避しておかないといけませんしね。
 ところで,今週も結構,体力消耗週でしたね。月曜日は休みだったのですが,自宅から単身赴任先へ戻り,自宅で交換した蛍光灯を棄てに行き,晩ご飯を食べ,一杯飲んで,さぁ寝ようと思っていると,隣の部屋がやけに盛り上がっているではありませんか。とはいえ,翌日は平日なので,午前零時には大人しくなるのではないかと思っていたのですが,午前1時・・・まだ盛り上がっている,午前2時・・・まだ盛り上がっている,いや午前3時にはさすがに大人しくなるだろう・・・まだ盛り上がっている,午前4時・・・やっと大人しくなったか。おい!午前6時20分にはこっちは起きて,弁当を作って,仕事に行かないといけないんだよ,と思いつつ,少しでも寝ておこうということで,携帯が起きる時間を告げるまで寝させてもらいましたが,起きてみると寝不足は明らかで腰が重い。とはいえ,仕事を休むわけには行かないので,仕事へ行き,おまけに火曜日は送別会があったので,送別会をこなし,その夜はさすがに隣の部屋が大人しいので,寝させてもらいましたが,水曜日は疲れが取れないまま,仕事へ向かわせていただきましたです。で,水曜日は退社時間ギリギリまで仕事をしていたので,アパートへ戻ったのは午後10時過ぎになったのですが,おい,またもや隣が盛り上がっているではありませんか。今日は寝ないわけにはいかないということで,こちらも対応策として考えたのは,こっちが静かにしているから,隣の音が良く聞こえるわけで,それならばこちらも音を出していれば,少しは隣の話し声が聞こえないだろうということで,その日はパソコンで安らかに眠れる系の音楽を流しっぱなしで寝たので,月曜日ほど隣の話し声に悩まされることなく,眠ることができましたです。木曜日は洗濯をしておかないといけないなぁと思い,少し早めに帰ったのですが,何とアパートの廊下に聞こえるぐらい隣が盛り上がっているではありませんか。まぁ,今日も音楽を流しっぱなしで寝ればよいかと思いながら,晩ご飯を食べ,風呂に入ってから洗濯をしていると,廊下の方が騒がしくなったので,こいつら・・・と思いながらドアののぞき窓から見ていると,なんとこのあまり広くないアパートの1室に5人も入っていたではありませんか。そりゃあ声が響くよなぁ。5人も居れば,多分,壁の近くまで座らないと部屋に入りきらないですからね。どう見ても大学生風だったので,春休みが終わるまではこの状態が続くのかなぁと思ってしまいましたが,この日は普段止まっていない駐車場に止めてあった自動車にみんなで乗り込んで出かけて行きましたので,これは今日は戻ってくることはないだろうということで,安心して寝させてもらいましたです。金曜日は自宅へ戻るので,好きにしてくださいという感じで,洗濯をしながらワイシャツにアイロンをかけて,部屋に掃除機だけかけて,プレオに乗って自宅へ戻らせてもらいましたです。明日はまた単身赴任先へ戻るので,果たして日曜日は無事に寝られるのか?と思ったりもしますが,パソコンで音楽を流しっぱなしにしておけば,話し声もそんなに気にならないので,それで寝るしかないかなぁと思っていますです。正直,来週は月曜日から水曜日まで送別会が入っているので,仕事を片付けながら送別会にも出て,しかも,金曜日は仕事が終わったら子供の引っ越しの関係で関西方面へ行かないといけないので,できるだけ体力を温存しておきたいんですけどね。とはいへ,関西方面ですからさすがにプレオではとても無理なので,新幹線で行くことにしていますので,多少,体力が低下しても何とかなるのではないかとは思っていますけどね。

 日常の愚痴はこの程度にして,今回も沢田研二の“沢田研二A面コレクション”を紹介したいと思います。今回がDisc3が最後のディスクで,1980年から1985年の曲になっています。このディスクでは,沢田研二名義のものもあれば,バンド名義(JULIE&EXOTICS)のものもあります。ちなみにEXIOTICSは“渚のラブレター”から“渡り鳥はぐれ鳥”までバックを務めており,メンバーはベースに吉田建,ギターに柴山和彦と安田尚哉,ドラムに上原裕,キーボードに西平彰と強者揃いのメンバーになっています。
 1曲目の“酒場でDABADA”という曲は,イントロのツインリードのギターリフがカッコイイ曲です。アレンジ的にはギターのリフが曲のイメージを作っているのですが,チョーキングを多用したリフがいいなぁと思いつつ,酒場と墓場の駄洒落なのか,韻を踏んでいるのかよく分からない歌詞がいいねぇと思っていると,やはり阿久悠作詞でプロのお手並みを拝見させていただきました感がありますねえ。ちょっとコミカルな歌詞なので,沢田研二も軽やかに唄っていますです。
 2曲目の“おまえがパラダイス”という曲は,イントロから定番のロッカ・バラードなギターのカッティングだなぁと思っていると,アレンジャーが伊藤銀次なので納得してしまいました。この段階でもはや歌謡ロックではなく,上質のロケンロールだなぁという音になっています。サビの沢田研二のシャウトもカッコ良いです。ギター中心のアレンジでサラッとした感じの曲なんですが,ところどころ鳴っているエレピの音もグッときますねぇ。
 3曲目の“渚のラブレター”という曲は,並のS.Eから始まり,教会音楽風のキーボードが入ったと思ったらバンドの音に切り替わり,これまた3連のロッカ・バラードな曲に仕上がっています。2曲目と質感が似たアレンジだなぁと思ってクレジットを確認すると,やはりアレンジは伊藤銀次でございました。間奏の弾きまくり感のあるギターソロもカッコイイですし,バンドとしての音もまとまっている感じもあって,さすがEXOTICSという感じですかね。
 4曲目の“ス・ト・リ・ッ・パ・ー”という曲は,スネアの連打で始まり,ネオ・ロカビリーっぽい音になっています。1981年作品ですので,Stray Catsの影響をモロ受けている(もしくはパクっている)アレンジだなぁと思いつつ,この音をお茶の間に向けてやってしまうところに沢田研二のロケンローラー振りを感じてしまいましたです。ちなみにアレンジャーはこの曲も伊藤銀地ということで。
 5曲目の“麗人”という曲は,この頃はやったニューウェイヴ系のスピード感のあるビートにきらびやかなシンセを絡める音なので,クレジットを見てみるとやはりアレンジャーは後藤次利でございました。しかし,こういう曲はリズム体がタイトなリズムを刻むことが前提なので,そういう意味ではドラム上原裕,ベース吉田健なので,タイトなリズムにならないわけがないということで。タイトなリズムでタイトに唄う沢田研二が非常にカッコヨシでございます。しかし,後藤次利はこの当時,よくこういうアレンジをしていたなぁと思ってもみたりして。
 6曲目の“おまえにチェックイン”という曲は,イントロのコーラスからして,この曲は大沢誉志幸だよねぇと思わせてくれる,ドゥアップ系ハッピーなロケンロールになっています。ベースとドラムはシンプルで弾むリズムを叩き出しながら,ギターの跳ねたカッティングがさらに跳ねた感じをアップさせています。思わず横ノリになってしまうアレンジは伊藤銀次ということで,こういう曲だとさすがの仕事ぶりでございます。
 7曲目の“6番目のユ・ウ・ウ・ツ”という曲は,イントロのエフェクトかけまくりの女声コーラスに,逆回転系のエフェクトをかけたギター,唄が始まれば,細かいリズムをハイハットで刻ませながら,ギターはウネウネとリフを弾いている感じがニュー・ウェイヴよのうと思っていると,サビからはやたらとパワーアップするのですが,このアレンジは?と思ってクレジットを見てみると白井良明ということで,納得のアレンジでございます。というか,このアレンジをこなしてしまうEXOTICSも凄いのですが,この音をお茶の間に向けて解き放つ沢田研二のセンスも素晴らしいと思いますです。
 8曲目の“背中まで45分”という曲は,作詞作曲が井上陽水ということで,どうしたものかと思っていると,満を持して吉田健が浮遊感のあるアレンジをしています。このアレンジって,確か当時の井上陽水もこういうアレンジをしていたような気がしますが,この頃の井上陽水の曲と相性が良いアレンジなので問題なしということで。井上陽水よりも声の低い沢田研二井上陽水の曲を唄うのは難しいか?とも思いましたが,少しキーを落として,ゆったりと甘い声でしっかりと井上陽水の曲を唄いこなしているところは,さすがプロ!と思ってしまいましたです。
 9曲目の“晴れのちBLUE BOY”という曲は,これはジャングルビートでないかい!こんな音まで取り入れてくるとは凄いなぁと思っていると,作詞が銀色夏生で作曲は大沢誉志幸という,あの頃のゴールデンコンビで,しかもアレンジは大村雅朗ということで,尖った音ならお任せという感じでしょうか。しかし,こんな尖ったアレンジを淡々と演奏するEXIOTICSも凄いのですが,このアレンジと曲で飄々と唄う沢田研二も凄いですねぇ。というか,この音をお茶の間に放出していたこと自体が凄いんですけどね。
 10曲目の“きめてやる今夜”という曲は,打って変わって,ブルース・アスプリングスティーンっぽいサックスがイントロから鳴り響き,ハードなナンバーになるかと思いきや,甘めのメロディーでクレジットを見てみると井上大輔が作曲ということで納得ですね。シンセドラムの音にも時代を感じつつ,この頃はシンセドラムが流行ったよねぇと思ってしまいましたです。しかし,この曲はサビの最後で沢田研二が「きめてやる」と唄った後ブレイクし,が「今夜」と唄うところの色っぽさだなぁと思ってしまったフルカワでございます。
 11曲目の“どん底”という曲は,ちょっと演歌っぽいタイトルなんですが,音の方は思いっきりニュー・ウェーブな音で,ベースのフックの効きまくった演奏もカッコ良いですねぇ。この曲もシンセドラムの音がバリバリに鳴り,飛び道具的なシンセの音が随所にちりばめられていて,そういう時代だったよねぇと思いましたが,これを歌謡曲のフィールドでするか?と思ってしまいましたです。
 12曲目の“渡り鳥はぐれ鳥”という曲は,これまた演歌っぽいタイトルなんですが,イントロのギターの音にスピーディなリフの絡み方といい,ブラスロックっぽい音だよねぇと思って作曲者のクレジットを見てみると,案の定,新田“ヨロシク”一郎ではありませんか。どうりでスペクトラムっぽい音の組み立て方をしているなぁと思ってしまいましたです。しかし,かなり細かいリズムをベースが刻み,ドラムのリズムがところどころ裏返ったりするような難しい演奏なのですが,難なくこなしてしまうところはさすがEXOTICSという感じでしょうか。スペクトラムならホーンでやってしまうところをシンセでやっているのですが,それもまた乙な感じで。
 13曲目の“AMAPOLA”という曲は,ストリングスから始まる曲なんですが,Disc1のような困ったなぁと思ってしまうようなストリングスではなく,この曲ならストリングスが必要だと思わせる使い方がしてあって,非常にいいですねぇ。というか歌謡曲の進歩を感じましたです。ストリングスが入っているということで,スローなゴージャスな曲になっていますが,バックの音に負けないゴージャス感のある唄い方を沢田研二がしているのですが,やっぱりプロフェッショナルよねぇと思ってしまいましたです。
 ラストナンバーの“灰とダイヤモンド”という曲は,イントロのフィドルの音がいいねと思って聴いていると,なんかキーボードアレンジが歌謡曲臭い音だなぁと思ってしまいました。このシングルは沢田研二がポリドールから移籍した直後のシングルなんですが,ポリドールのときは沢田研二の個人レーベル的な感じでリリースされていたので,割と自由にできたのではないかと思いますが,さすがに移籍後は,レコード会社の意向もあるので仕方ないかなぁと思ってしまいましたです。とはいえ,リリース順とはいえ,せっかくロケンロールでずっと来て,歌謡曲臭の強い曲で終わるのはちょっと残念な感じがしないでもないですね。
 こうやって聴いてみると,ロケンロールが一般的になりつつあり,洋楽も特別なものではなくなった時代に,それにリンクする形で自分がカッコイイと思う曲をリリースしていたところが沢田研二のロケンロールだったのかなぁと。そして,それがお茶の間に受け入れられたことが沢田研二が売れた理由なのかなぁと。確かにあの頃の沢田研二はテレビの向こう側でキラキラしていたなぁとちょっと思い出してしまいました。

 しかし,今日も天気が良いですねぇ。こんな日にパナモリに乗れないなんて・・・と思ってみたところで仕方がないので,4月以降,隔週でパナモリに乗れる事を励みに,今を乗りきるしかないかなぁと思っていますです。とはいえ,最後にパナモリに乗れたのが確か2月上旬でしたので,1か月半パナモリに乗れていないことになるんですよね。でも,よく考えると,去年の今頃は自分の引っ越しでバタバタしていて,パナモリが届くまで自転車に乗ることもなかった(自宅へ帰ったときにちょっとプレトレに乗ることはありましたが,ウェアがないので,本当に「ちょっとそこまで」程度にしか乗っていなかった。)ので,パナモリが納車された4月末までの1か月ちょっとは自転車に乗れない生活をしていたことを考えると,今年は4月になって暖かくなってからパナモリに乗れることと,去年の4月は単身赴任の立ち上がり時期でいろいろと不安定でしたが,今年は安定の単身赴任生活を送っていることから,来週の子供の引っ越しさえ終われば,後は自由だ!とばかりにまた隔週帰宅に戻って,単身赴任先でノンビリしながら,パナモリにも乗って・・・という生活ができるのではないかと思っていますです。
 あとは,4月の金曜日に岡村ちゃんのライヴがあるので,何とか休みを取って,思いっきり楽しみたいなぁと思っていますです。ということで,明日,単身赴任先に帰るときから,岡村ちゃんの曲をヘビロテして,岡村ちゃんのライヴに向けて,徐々に気持ちを盛り上げていきたいなぁと思っていますです。岡村ちゃんのライヴといえば,お布施代わりにグッズを毎回購入していますが,今回のツアーグッズで現在発表されているのはピーチリングという指輪だけで,正直,フルカワには無縁なものですので,Tシャツとか,ストラップとか発表されないかなぁと思っているフルカワです。特にストラップは財布に付けていると便利ですし,前々回のツアーで買ったストラップがダメになってしまい,今は100均のストラップで誤魔化しているところなので,ぜひ今回のツアーグッズに入るといいなぁと思っていますです。