ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

にじむ残響,バザールの夢/中川敬


 え〜全国的に三連休の中日ですが,昨日が休日出勤だったフルカワは普通の休日になっていますです。というわけで,昨日は普通に休日出勤でしたし,休日出勤なのに非常にバタバタと忙しかったことからブログのアップなんてできるはずもなく,日曜日の今日,シコシコとブログネタを書かせてもらっていますです。今週も仕事はバタバタで,昨日は休日出勤でしたので,やっと何とか週末を迎えた感じがしていますが,今週は単身赴任先に居る週なので,ゆっくり起きて,掃除をして,洗濯をしてから,午前中はペットボトルのお茶の安い奴の買い置き用を買いに行くついでに,スプレー缶と乾電池を捨てに行きましたです。というのも単身赴任先ではスプレー缶とか乾電池はゴミの収集日がなく,指定されている所に捨てに行かなければいけないものの,いつ捨てに行っても良いというシステムなので,自宅で乾電池のゴミが出たので単身赴任先に持って帰り,ついでにスプレー缶のゴミが出たので,捨てに行ったということで。片道20分位かかるのですが,天気も良いので半袖Tシャツに単身赴任先で買った下駄のようなサンダルを履き,テレテレと歩いて行きましたです。日が照っていると10月とはいえ結構暑い感じもしたので,長袖ジャージとタイツを買いましたが,もう少し半袖ジャージとレーパンでいいかなぁと思いましたです。で,ゴミを捨てて,お茶のペットボトルを買って帰ると,もう12時を過ぎていたのでお昼ごはんを食べ,午後からは食材を買いに大型スーパーへプレオで行きましたです。そうそう,昨日の休日出勤では同僚に「フルカワさんは今日の昼もお弁当ですか?」って言われたのですが,残念ながら昨日の晩ごはんまでは食材があったのですが,弁当用の食材は使いきってしまいましたので,昨日の昼はみんなで仲良く出前を取りましたです。で,食材を買って帰り,9月は天気が良かったのでパナモリでよく走ったよね,最近,シフトが渋いので,そろそろチェーンのオイルがなくなっているかな?と思いましたので,ブログネタを書く前にチェーンをパーツクリーナーで洗い,フクピカで思う存分,パナモリを磨き,ペダルには泣き止めのオイルを塗り,チェーンへオイルを塗り直させてもらいましたです。久しぶりにパナモリの整備をしたのですが,やっぱりピカピカのパナモリは気持ち良いなぁと思いながら,今日,パナモリのフロントディレイラーにシールを剥がしたような後が残っていたので,フクピカで拭きながら綺麗に剥がしたのですが,そのとき初めて気づいたのですが,フロントディレイラーにも105って刻印が入っているのね。やっぱり良いパーツはいい仕事をしているなぁと思いましたです。こういうところに幸せを感じてしまうのは,やっぱり所有者の贔屓目かなぁと思いつつも,自分が幸せならばそれで良しということで。
 というわけで,パナモリのチェーンオイルを塗り直したので,今日はパナモリには乗れませんので,明日のお楽しみという感じなのですが,今のところ明日の天気予報は曇りで午後からの降水確率は20パーセントなのですが,昼前から昼過ぎにかけてところにより雨という,どういうことだよ!っていう感じの天気予報になっているので,朝のうちに雨が降って,午後からの降水確率がもう少し下がらないかなぁと思っているフルカワでございます。

 前回までは途中で岡村ちゃんのシングルを挟みながら,THE JAMを紹介してきましたので,次はThe Style Councilか?と思いましたが,10月7日(ADS405で買ったので,少し速く入手できましたが。)に中川敬の3枚めのソロアルバムがリリースされましたので,今回はその“にじむ残響,バザールの夢”を紹介したいと思いますです。中川敬いわく「大型新人フォーク歌手」ということなので,どういう音になるのか楽しみでしたが,前作“銀河のほとり,路上の花”から3年(というか,もう3年経ったのか・・・)で,新曲5曲+インスト1曲にカバー9曲という盛りだくさんのアルバムになっていますです。
 1曲目の“十字路の詩”という曲は,いかにもアコースティックという感じの爽やかなイントロなんですが,中川敬がシャウトすることなく切々と唄っているのがSOUL FLOWER UNIONと違う感じを受けますが,唄われているテーマはやはり「今,ここで生きる。」ということを意識させてくれる歌詞になっています。特にサビの「残響を聴く,それは詩さ。希望乗せた悲しい詩さ。血潮たぎる,それは詩さ。誰でもない,君の詩さ。」という歌詞にはストンとやられてしまいましたです。
 2曲目の“地下道の底で夢を見てる”という曲は,非常にフォーキー(というか70年代フォーク?の臭いを発していると思いましたです。)なのに,アイリッシュ・トラッドの香りもしてくるという不思議な曲になっています。テーマとしては東京大空襲後の戦後の東京ということですが,サビの「家族の顔も忘れてしまい,紅灯にツバを吐く。拾うか,貰うか,盗むしかない,みなしごの詩がある。」という歌詞には戦後のあの映像が目の前に広がるような気がしましたです。
 3曲目の“異国に散ったあいつ”という曲は,思いっきり8ビートのジャカジャカしたカッティングと藤井一彦のブルージーブルースハープがメチャかっこ良いアコースティックブルースになっています。歌詞の内容はタイトルのままです。中川敬がいやに生々しく唄っていますが,それが逆にこの唄に凄みを与えているような気がしました。
 4曲目の“にじむ残響の中で”という曲は,いきなり中川敬スキャットで始まり,いきなり肩透かしを受けてしまうのですが,大型新人フォーク歌手なので,これも良いかと。基本的に風景をなぞるような優しい歌詞ですし,ギターもアルペジオで弾かれているのですが,ところどころに入る高木克のラップスティールギターの音が非常に浮遊感を出していて,曲のアクセントになっています。
 5曲目の“ひとつの小さな名前”という曲は,思いっきりフォーキーな感じの曲で,大型新人フォーク歌手中川敬ここにあり!っていう感じでしょうか。ロック系のギタリストのアコースティックソロっていうと,アコースティックギターをガシャガシャかき鳴らしながら唄うという感じがあったりしますが,しっとりとアルペジオでギターを弾きながら,途中でフィドル三線が入るという,SOUL FLOWERらしいアレンジになっています。歌詞は風景を描くようなフリをして,「愛が交差する,やさしい言葉に気づく朝。差し込む光をなぞって,新たな名前をなぞった。」なんていう中川敬らしい言葉を思いっきり突き付けてきます。
 6曲目の“アリラン”という曲は,韓国民謡でソウル・フラワー・モノノケ・サミットでは定番の曲ですが,モノノケのアレンジを踏襲しつつ,比較的サラッと中川敬が唄っています。特にモノノケではいったん終わったと思わせた後のあの盛り上がりがものすごく良いのですが,このアルバムでは本当にあっさりと終わらせていますが,その辺は中川敬のソロというのを意識したのではないかと思ったりします。
 7曲目の“愛の人工衛星(SATELLITE LOVE)”という曲は,ルー・リードのカバーということなんですが,原曲を正直知らないのですが,ルー・リードなので多分原曲はロケンロールなんだろうと思うのですが,思いっきりフォーキーな曲になっています。しかし「ボン,ボン,ボン,サテライト・ラヴ。」なんて唄っている中川敬がやたら可愛かったりするのはご愛嬌というか,ソロ作品らしいなぁと思ってしまいましたです。
 8曲目の“COURT AND SPARK(Instrumental)”という曲は,ジョニ・ミッチェルのカバーをインストで演ってみましたという曲なのですが,ザラッとした感じのアコースティックギターの音が非常に良いなぁと思ってしまいました。この曲でも高木克のラップスティールギターが入っているのですが,これまたいい感じの味を出しているなぁと思ってしまいましたです。
 9曲目の“日食の街”という曲は,中川敬のソロプロジェクトSOUL-CIALIST ESCAPEのカバーなんですが,結構ハードな曲なのでどうするんだろうと思っていると,非常にアコースティックな感じというか,一時期流行ったアンプラグドもののようなアレンジで,ちょっと新鮮に感じてしまいました。SOUL-CIALIST ESCAPEのときは結構力んだ唄い方をしていたように思いますが,さすが大型新人フォーク歌手,あくまでもサラッと唄っているところが素晴らしいです。というか,基本的にはアコースティックギターを重ねて音を作っているのですが,その重ね方が非常に上手いので,さすがだなぁと思ってしまいましたです。
 10曲目の“月夜のハイウェイドライブ”という曲は,仲井戸麗市のカバーなんですが,仲井戸麗市らしい優しい曲だなぁと思いながら聴いていると,中川敬仲井戸麗市のように鼻に抜ける感じで唄い,時にはファルセットまで飛び出すという,非常にサービスカットな曲になっています。
 11曲目の“YOU MAY DREAM”という曲は,シーナ&ロケッツのカバーなんですが,原曲のあのタイトな8ビートのポップな曲を果たしてどう料理するのか?と思いながら聴いてみると,原曲の雰囲気はまるでなく,思いっきり中川敬の曲になっていて笑ってしまいましたです。タイトな8ビートのポップな曲が,しっとりとしたフォーキーなナンバーになっているではありませんか。ここまで来ると流石だよねぇと思ってしまいましたです。
 12曲目の“DAYDREAM BELIEVER”という曲は,忌野清志郎(原曲はモンキーズですね。)というかタイマーズのゼリーのカバーなんですが,これは清志郎の原曲どおり(というか,タイマーズ自体がアコースティック楽器で変幻自在にロケンロールを鳴らすというバンドでしたので,そういう意味ではオリジナルのままカバーしても,アレンジ的に破綻しない。)で,唄い方も清志郎っぽかったりするのは,やっぱりリスペクトの気持ちがこもっているからなんでしょうかね。
 13曲目の“新しい町”という曲は,カンザスシティバンドのカバーなんですが,非常にシンプルな曲に歌詞なんですが,シンプルだからこそ伝わる歌詞というものを実感させてくれる曲になっています。元々は戦火で焼かれた世界の町へのエールとして書かれた曲だったけど,タイミング的に東日本大震災と重なったということなのですが,本当,どちらでも問題なしの歌詞になっています。特に最初の「町ができる,町ができる。新しい町ができる。傷つき息絶えた大地の上に新しい町ができる。」という歌詞がシンプルなメロディーで唄われるとストンと胸に届きましたです。
 14曲目の“バザールの夢(Instrumental)”という曲は,基本的にはアコースティックギター2本のシンプルなアレンジ(随所に高木克のラップスティールギターは入っていますが。)ながら,非常に叙情的なメロディーが奏でられていて,シミジミ良いねぇと思ってしまいましたです。
 ラストナンバーの“団結は力なり(THERE IS POWER IN A UNION)”という曲は,ビリー・ブラッグの曲でNEWEST MODELでも最初の部分だけカバーしていましたが,さすがにこの曲だけはサラッと唄うというよりも,力強い声(多分,マイクを遠目にして,声を張って唄っているのではないかと思いますです。)で固い歌詞を朗々と唄っています。しかし,中川敬が一番唄いたいのは,最後の「自由をめざす歌どもが,権利を永遠に擁護する。聞け万国の労働者,団結こそが力なり。」って言うフレースなのかなぁと思ってしまいましたです。
 しかし,これで中川敬のアコースティックソロアルバムも3枚目になりますが,どのアルバムも少しずつ趣が違っていて,3枚続けて聴いても飽きないというか,こういうアプローチもあるんだなぁという感じで聴けるところが凄いと思いますが,そこはやっぱりプロですし,ミクスチャー系バンドの雄として長年演ってきた経験というものでしょうかねぇ。ただ,どうしても唄っている内容が政治臭かったりするので,そこが嫌な人には嫌なんだろうなぁと思ったりもしましたです。

 前回のブログで長袖ジャージとかをアマゾンで買ったことを書き込みましたが,無事届いたので,ドイターのデイパックは今週から使っていますです。今回はドイターのメートヘンという奴を買ったのですが,普段使いには丁度良いサイズでした。通勤時にはA4ファイルの入るケースと弁当と500ミリリットルのペットボトルのお茶と7インチタブレットを入れているのですが,丁度良い感じですね。出張に行く時には多分,A4ファイルが1つ程度増えると思いますが,その程度なら何とか入るのではないかと思っていますです。で,これまで使っていたプロミスですが,まだ使えるので,捨てるなんてもったいないので,休日に使うことにしましたが,今日は大型スーパーに買い出しに行く時に早速使いましたが,財布と免許証しか入っていないので,デイパックにも結構荷物が入るのでこれはこれで便利ですし,汚れても気にならないので,自宅に帰るときとかは,荷物もメートヘンよりも少し多く入るのでプロミスで帰ろうかなぁと思っています。
 で,長袖ジャージですが,アマゾンのレビューでオレンジはオレンジでも蛍光色とあったので,そんなに蛍光色?と思っていましたが,実際に届いてみると本当に蛍光色でした。まぁ,自動車から視認性を上げるためにオレンジを着ているので,蛍光色で更に目立つのであれば,蛍光色でも問題なしということで。というか,洗濯していたら蛍光色は少し落ち着くのではないかと思っていますけどね。タイツの方は安定のサイトウインポートなので,レーパンがそのまま長くなったような感じですが,長袖ジャージにしてもタイツにしてもまだ着ていないので,着てみてからまた感想を書きたいと思っていますです。
 しかし,10月になったと思ったら,もう次の週末は10月が半分終わってしまうんですよね。いつまで気持ち良く単身赴任先でパナモリで楽しく走れるか分かりませんが,とにかく天気が良ければしっかり走ろうと思っていますし,今年の冬は単身赴任先が山の中ですので,パールイズミのきちんとしたウインターグローブを買いたいなぁと思っていますです。しかし,その前にプレオの車検が11月にあるので,そっちの方も何とかしないといけないなぁと思っていますが,まぁ,日曜日の午後,ディーラーまで持って行って,そのまま新幹線で単身赴任先へ帰れば良いかなぁと思っていますです。で,次に自宅へ帰るときは片道新幹線で帰ることになるので,ちょっと面倒臭いなぁと思ったりもしますが,まぁその辺は仕方ないかなぁと思っていますです。車検が終われば,今年はタイヤをスタッドレスタイヤに替えないと安全に冬が越せないかなぁと思っていますので,夏用タイヤの保管方法も含めてタイヤ屋さんと話をしていかないといけないなぁと思っていますです。これまではあんまりプレオに乗っていませんでしたし,そもそも雪が降ったら乗らないという選択肢がありましたが,単身赴任先は山の中なので,夜中や早朝は走らないとしても,山の中は間違いなく走るので,スタッドレスを履いておいた方が安心だろうなぁと思います。やはり安心と安全は金を出さないと買えませんので,それは仕方ないよねと思っていますです。