ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

ゴールデン☆ベストDisc1/SION


 日本全国,寒波襲来で非常に寒いのですが,何とか自宅へ戻り,自宅でブログネタを書いているフルカワでございます。今週もバタバタしたものの,何とか1週間乗り切らせていただきましたです。日曜日は雨でしたが,予定どおりプレオに乗って子供の就職試験成就のお参りに行きましたです。往路はもちろん一般道を走ったのですが,さすが学問の神様の本場。神社近くになると自動車が全く流れなくなってしまいましたです。何とか駐車場までたどり着き,足早にお参りを済ませ,就職成就のお守りを買い,いそいそとまた単身赴任先のアパートへ戻ることにしたのですが,往路で時間を使ってしまったので,帰りは高速を使って時間を短縮するしかないということで,久しぶりに高速で単身赴任先の町までひた走り,何とか午後5時30分には高速のインターを降り,一般道を走りながら途中のローソンで岡村ちゃんのチケット代金を入金してからアパートまで帰らせてもらいましたです。で,月曜日はなんと午後からの降水確率が20パーセントまで下がったので,これは路面さえ乾けばパナモリで走れるなぁと一人でニンマリし,午前中はドラッグストアへ買い物に行きつつ,路面の状況を確認し,何とか走れそうな路面状況でしたので,昼ご飯を食べてから,さて走ろうかねと思っていると,なんと日が差し始めるではありませんか。これは,結構,イイ感じで走れるかな?と思いつつ,片道40キロ弱のコースを選択し,走り始めたのですが,走り始めて30分で何と曇りだし,嫌な空模様になってきましたが,それでも降水確率が20パーセントならさすがに雨は振らないだろうと信じて,走らせてもらいましたが,正直,向かい風が非常にきつかったですね。で,何とか補給&休憩場所の道の駅までたどり着き,持参したカロリーメイトを食べながら紙パックのコーヒーを飲み,タバコを吸ってから復路を走りましたが,往路が向かい風なら復路は追い風に決まっていますので,結構,気持ち良く走らさせてもらいましたです。アパート近くまで戻った時点で75キロ程度でしたので,あと5キロ走っておこうということでアパート付近を周回し,この日は80キロ走らせてもらいましたです。3日も走れましたし,この日も何とか雨に降られることなく走れたので,今年は1月からイイ感じだねぇと思ってしまいましたです。
 火曜日からは仕事でしたが,いきなり出張,しかも2つのブロック支店の合同会議ということで,JRで3時間強の移動時間をかけて出張させてもらいましたです。で,個人的には会議後の懇親会はサボって,とっとと帰りたかったのですが,事前に調べたところ,午後8時までちょうど良い便がない(多分待ち合わせを嫌になるほどすることになるのだと思われます。)ので,懇親会に参加し,結局山の中の町へ帰ると午後11時30分になってしまいましたです。水曜日は正直体が重たかったのですが,まぁ定時退勤日なので何とか1日体を持たせ,木曜日も何とかこなし,金曜日は帰る週だったのですが,何と夕方に会議が入り更に懇親会が入ってしまい,どうしたもんかなぁと思いながらも懇親会をサボるわけにもいかないので,懇親会に参加し,やむなくこの日は単身赴任先に泊まりましたです。で,今日は朝起きて,ご飯を食べ,下の階の人に申し訳ないと思いつつ,午前8時から洗濯をし,午前9時にアパートを出発し,途中で昼ご飯を食べましたが,何とか午後1時には自宅に着きましたです。で,スラックスなどをクリーニングに出しに行き,自宅の掃除を済ませてから,ブログネタをシコシコと打っていますです。しかし,窓の外は雪が降っているので,気象庁のサイトを確認したところ,明日の天気は曇り昼過ぎまで時々雪ということで,あまり雪が積もらず,自宅を出発するまでに雪が振らなくなればいいなぁと思っていますです。まぁ,雪が積もってプレオで帰るのが難しいのであれば,JRで帰るしかないかなぁと思っていますが,JRで帰ると食材の買い物に行くのが面倒なので,できればプレオで帰りたいなぁと思っていますが,果たしてどうなることやら。

 フルカワの日常ネタはこの程度にして,今回はSIONの“ゴールデン☆ベスト”Disc1を紹介したいと思います。SIONは1985年に“新宿の片隅で“を自主制作で発表後,メジャーデビューし,その後はコンスタントにアルバムをリリースしているシンガーですが,個人的には聴いてみたいと思いつつ,今更アルバムを全部集めるのもなぁと思っていると,ありがたいことに“ゴールデン☆ベスト”シリーズから出ているということでしたので,早速アマゾンでカートにインさせてもらいましたです。
 1曲目の“風向きが変わっちまいそうだ”という曲は,スネアの連打で始まるロックンロールなナンバーでブルースハープの音もカッコ良く,しゃがれた声で吐き捨てるように唄うSIONがカッコ良いです。唄の内容としては地方から東京に出て来て,どうにもならない生活を唄っているのですが,これがまたイイ感じなんですよね。特にサビの「風向きが変わっちまいそうだ。つかまる物のない俺は,飛ばされて行くしかないのか。右も左も分かんねぇこの街で。」という歌詞はいいねぇと思ってしまいましたです。というか,パナモリで走っているとき,向かい風になるとなぜかこの唄を唄っているフルカワだったりします。
 2曲目の“新宿の片隅から”という曲は,スプリングスティーンを意識しているんだろうなぁという感じの音の作りなんですけど,SIONのしゃがれ声のシャウトが強烈すぎて,それはそれ,これはこれという気持ちになってしまいますね。唄の内容としてはタイトルどおり新宿の片隅にたたずんで見ている風景を切り取りつつ,SIONの思いも混ぜ込むという感じで,なかなか深みのある曲になっていますです。
 3曲目の“俺の声”という曲は,ピアノで静かに始まり,そこにバンドの音とSIONのヴォーカルが同時に始まり,SIONが淡々と唄うのですが,唄うたいをしていた人間としては非常に胸に染みる唄になっています。特に「俺は王様だと思ってた。俺の声で誰でも踊ると思ってた。だが,しかし,俺の叫び声はピンボールさ。跳ねてるだけ。」というところは街角で唄うたいをしていたフルカワにとっては非常に分かるなぁという感じですね。私の唄声もビルとビルの間で跳ねているだけでしたのでね。
 4曲目の“ハード・レイン”という曲は,ちょっと軽めのギターで始まったと思ったら,怒濤のロックンロールナンバーに切り替わり,SIONの吐き捨てるような唄声とそれとコール・アンド・レスポンス的に吹かれるサックスもカッコイイのですが,シンプルな8ビートのドラムに跳ねまくっているベースラインが気持ち良いグルーヴを作っている上,途中ではベースソロがあったりして,この曲はとにかくベースがカッコイイです。
 5曲目の“KNOCK ON THE HEART”という曲は,シャープなロックンロールにSIONがシャウトしまくる曲なんですが,これがまたカッコイイです。サビの「KNOCK ON THE HEART欲望はあるさ。KNOCK ON THE HEARTプライドはあるさ。KNOCK ON THE HEART俺は俺のやり方で撃つぜKNOCK ON THE HEART」という歌詞はロックンロールだなぁと思ってしまいましたです。
 6曲目の“クロージング・タイム”という曲は,ここでいきなりジャズっぽいアレンジで,SIONのヴォーカルも少し優しい感じなんですが「久しぶりだろ。バドワイザーをおくれ。」なんてところは,ダメ人間だなぁと思ってしまうのですが,そこがSIONらしさなんだろうなぁと思ってしまいましたです。
 7曲目の“パニック”という曲は,打って変わってロックンロールな曲で,ザックリとしたギターのリフもカッコイイのですが,途中で弾かれるジャズっぽいピアノがロックンロールな曲なのに,非常にマッチしていてカッコイイです。
 8曲目の“サイレン”という曲は,金属的なピアノの音で始まる重ためのロックンロールにこれまたジャズっぽいピアノが絡みつく中,SIONがシャウトしているのですが,これが妙にカッコイイんですよね。戦争で人の命を奪ってきた祖父のことが唄われていて,非常に重たいテーマなのに何事もないかのように唄っているSIONの凄さを感じてしまいましたです。
 9曲目の“Machiko”という曲は,これはもう私にとっては史上最強の遠距離恋愛のラヴソングです。「マチコなんかみっともないくらい,マチコオマエに会いたい。」とか「名前を呼ぶ,何度も呼ぶ。それだけで楽しくなる。話したい。キスしたい。二人で街を歩きたい。」だなんてリアリティがありすぎて,私にとっては非常に素晴らしい曲です。
 10曲目の“こんな大事な夜に”という曲は,シンプルな8ビートに乗ってSIONが淡々と唄っているのですが,別れの唄なんですよね。シチュエーションが意気なドラマチックな曲になっています。
 11曲目の“夜しか泳げない”という曲は,軽やかなアコースティックギターのカッティングで始まり,そこにスライドギターが絡みつくかなりブルージーな曲なんですが,サビの 「夜しか泳げない魚は影を連れて歩かない。だけど光りだけが光りじゃないことだけは太陽より知っている。」という歌詞や「アルコールとニコチンでもたれた血をシンデレラでとばし。グラスの中にきれいさっぱり消えていく氷に憧れたりする。」なんていう歌詞に心を引かれてしまう私も夜しか泳げない魚なんでしょうかね。
 12曲目の“未練TARATARA”という曲は,チューバがベースラインを刻み,ブラスのみをバックにSIONが唄っているのですが,こういうアレンジもありだよねぇと思ってしまいました。SIONのヴォーカルも初期の思いっきりしゃがれた感じが少し薄まり言葉がキチンと伝わっている唄い方で聴き入ってしまいましたです。
 13曲目の“12号室”という曲は,ピアノだけで始まり,ジャジーな音のバンドの音が入ってくるのですが,個人的にはトーキング・ブルーズだなぁと思ってしまいましたです。というか,この曲は凄いです。サナトリウムを舞台に少年の感情が吐露されるのですが,メチャクチャストレートで言葉の一つ一つがこっちに突き刺さってきます。「そこは動物園だった。みんな変な形をしてた。仲間ですよと紹介された。こんがらがって涙が出てきた。こんな変なやつらの仲間でも友達でもないと。」とか「みんなと違うと言われ,ここに入ってきて,そしてやっとここに慣れたのに,ここも違うらしい。」という歌詞も凄いなぁと思いますが,最後の「彼女は全てを持ってた。白く長いはずの二本の足を除けば。」という歌詞は感動的ですらありますねぇ。
 14曲目の“最初の鳴き声が聞きたい”という曲は,スローなテンポで切々とSIONが唄っているのですが,一つ一つの言葉がこっちに刺さってくる感じで,今の汚れちまった自分を洗い流してしまいたいという曲なんですが,途中で吹かれるブルースハープが妙にフォーキーだったりするのですが,まぁスローな曲なのでこれも味かなぁと思いましたです。
 15曲目の“強くなりてぇ”という曲は,んんん?と思ってしまうようなファンキーな曲なんですが,これがまたSIONのヴォーカルにフィットしていてカッコイイです。シンプルに「強くなりてぇ」と繰り返しサビで唄われるのですが,シンプルが故に「うん,うん,そうだよねと思ってしまいましたです。
 ラストナンバーの“冬の街は (Live)”という曲は,もの凄く透明感のあるキーボードの音やアコースティックギターアルペジオや女声コーラスの絡みが美しすぎて,これにSIONがどう絡むのかと思いながら聴いていると,そのまんまのSIONが,そのまんまに唄っているのですが,だがそれがいい!という感じです。ライヴ録音なんですが観客の歓声とかが入っていないので,ライヴ録音と言われなければ分からない完成度の高さにちょっと驚いてしまいましたです。
 初期のしゃがれ声でパワフルにシャウトするSIONも良いですが,やはり感情をストレートに表現した歌詞が素晴らしいので,その後の唄い方の方が歌詞がストレートに届くのでいいなぁと思ってしまいましたが,次回のDisc2を聴いてから最終的な感想を書きたいと思いますです。

 前回,加川良の新しいアルバムを買ったと書きましたが,その後,届かないのでどうしたのかなぁと思っていたのですが,今日,自宅に戻ってみると,何と自宅に届いているではありませんか。自分としては配達先を単身赴任先にしていたと思うんだけどなぁと思いながら発注メールを確認してみると間違いなく発送先は間違いなく単身赴任先になっていたのですが,そうすると考えられるのは郵便局のカードで送金したのですが,郵便局の口座は住所を自宅にしているので,振込情報に基づいて自宅に送ったのかなぁと思っていますです。正直,またもや郵便事故というか,ポストから抜かれてしまったか?と思ってしたので,自宅とはいえ無事加川良の新しいアルバムが届いたのであればホッと一息でございます。
 また,そのうちブログネタにしますので,ミュージックプレイヤーに転送して,しっかり聴き込んでおきたいと思っていますです。