ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

沢田研二A面コレクション Disc2/沢田研二


 楽しい三連休(本当?)も今日で最終日でございますが,窓の外の天気は絶好調なのに,自宅のパソコンの前でブログネタを打っています。こんなに天気が良いのにパナモリに乗れないのは,非常に残念なのですが,子供の進学準備をおろそかにすると,私が今後帰るところがなくなってしまうので,我慢しないとね。その分,4月になったら,ゴリゴリ走りに行きたいなぁと思っていますです。その前にパナモリを買って1年になるので,買った店に定期メンテナンスに持って行こうかなぁと思っていますです。
 で,ふと気付くと,3月も残り10日となってしまいましたが,さすが,年度末,今週もバタバタでしたね。しかも,先々週の土曜日に休日勤務をして,火曜日に夜勤をして,金曜日は自宅に帰って・・・とやっていると,さすがに体がガタガタで,これはちょっと金曜日の夜ゆっくりしないと体が持たないし,金曜日は仕事を片付けておかないとちょっと仕事が回らないかなぁという感じでしたので,三連休なのでダメ元で嫁さんに「土曜日は単身赴任先の用事を済ませて,土曜日の夕方に帰ることで良いかなぁ。」とメールを送ったところ,嫁さんから「それでも良い。」という回答でしたので,この間の金曜日は仕事をゴリゴリさせてもらって,土曜日の朝は久しぶりに単身赴任先でゆっくり起きて,掃除をして,洗濯をして,1週間分の買い物をして,それから単身赴任先を後にさせてもらいましたです。で,夕方に自宅に着いたと思ったら,嫁さんが「子供のパソコンの関係で,書類を読んで,必要なものを買っておくように。」との指示がいきなり出されたので,「帰ったばかりなのになぁ。」と思いつつも,そんなことを言葉に出せるわけもなく,パソコンの前で書類を読んで,子供に内容を確認させて,パソコン関係の発注をしましたです。上の子供の時もそうでしたが,最近は大学生はパソコンは最初から必要ということで,時代は変わったなぁと思いながら,子供のために買ったパソコンの値段は学生生協オススメ品で17万円。う〜ん,私が単身赴任のために去年買ったパソコンは3万9800円だったので5倍の値段かぁと思いつつも,子供のためだから仕方ないよね。というか,ここで別にこんな高いの買わなくても・・・と言った日には,嫁さんから「あんたがサポートしに行くのなら,それでも良いけどね。」という無理難題を言われかねないので,ここは大人しく従っておこうかと。で,パソコン関係の発注が終わると,明日は衣装ケースを買いに行きたいからプレオを出してほしいとのことでしたので,午前中は時間が中途半端なので,午後からということで約束し,春のお彼岸だし,父親の墓参りに行きたいなぁということで,母親に連絡を取り,午前中は墓参りに行って来ましたです。で,墓参りを済ませて,昼ご飯を食べてから,嫁さんと二人でホムセンまでプレオを走らせ,プラスチックの衣装ケースを2つ買ったのですが,そういえば上の子供のとき,衣装ケースに必要な荷物を積めて,宅配便で送ったのですが,扱い方が悪かったのか少し欠けてしまったことを思い出し,養生テープを買うついでにプチプチの梱包材が500円程度だったので買わせていただきましたです。養生テープとプチプチの梱包材でくるんでおけば,多少雑な扱いをされても衣装ケースが欠けることはないのではないかと思っていますです。ホムセンでの買い物を済ませ,自宅に戻ると,まだ午後3時でしたので,そういえば前回髪を切ってから1か月半でバサバサだなぁということで,髪を切りに行ったところ,客がいっぱいで午後5時からということでしたので,自宅に戻り,ブログネタを一部書いてから,再度,髪を切りに行きましたです。やはり髪を切るとスッキリしますね。ちょうど,暖かくなりましたし,多少短いぐらいがちょうど良いなぁということで,ちょっといい気分になりましたです。
 今日は,嫁さんは仕事に行くということで,もう自宅には居ませんし,子供も出かけてくるということでさっき出て行ったので,自宅には私一人でございます。ということで,銀行へ入金しておかないといけないものを入金し,ドラッグストアで洗剤とか買い込み,ついでに自宅の自分の部屋の蛍光灯が1本切れていたので,買ってから付け替えましたです。単身赴任先は明日がペットボトルと段ボールの回収日なので,今日は早めに単身赴任先に戻り(どうせ,自宅には誰もいないので。),蛍光灯を棄てに行き,コンビニでアマゾンの配達物を受け取っておけば,今日の夕方段ボール関係を全部ゴミ出しできるので,今日は早めに自宅を出発して,早めに単身赴任先のアパートに戻ろうかなぁと思っていますです。

 というわけで,フルカワの日常話はこの程度にして,今回も沢田研二の“沢田研二A面コレクション”の紹介をしたいと思いますです。今回はDisc2ということで,1976年リリースから1980年リリースの4年間ということなんですが,正直,ヒット曲がありすぎて,聴いていて楽しくなってしまいましたですね。しかも,音もカッコ良いですし。歌謡曲のフィールドでロケンロールする沢田研二のカッコヨサが全開になっている気がしますです。
 1曲目の“コバルトの季節の中で”という曲は,イントロのツインリードのギターも爽やかに始まり,沢田研二の唄もちょっとフォーキーな感じで,これはこれでありかな?という感じです。個人的には「プロフェッショナルが作るフォークソングのようなもの」路線の続きのような気がしますので,もう少し吹っ切れてもいいかなぁと思ったりもしましたが,ちょっとまったりした感じの曲が1曲目としてはちょうど良いのではないかと。
 2曲目の“さよならをいう気もない”という曲は,イントロのメロウなギターのリフとストリングスの音からして,歌謡曲っぽさ全開なんですが,沢田研二のヴォーカルが入ると,ちょっと締まった感じになるのがいいですねぇ。というか,この曲はベースの弾くフックの効いたベースラインが歌謡曲っぽさを否定しているなぁと思ってしまいましたです。音がシンプルな分だけリズム系の楽器の音が立っているので,気持ち良い感じでベースの音が堪能できます。というか,あのダサダサのホーンが入っていないだけでも随分マシになったのではないかと思ってしまいましたです。
 3曲目の“勝手にしやがれ”という曲は,知らない人はいない(若い人は知らないか・・・・)沢田研二最大のヒット曲でレコード大賞受賞曲ですね。イントロのピアノの連打からしてカッコ良くて,そこからシンプルなバックの音をバックに沢田研二が唄い出すのですが,鳥肌が立つくらいカッコ良いです。この曲もよく聴くとベースのベースラインがメチャカッコイイですし,うっすらと入っているストリングスもイイ感じです。正直,歌詞も曲も,沢田研二のヴォーカルもバックの音も沢田研二のカッコヨサのために整っているという感じで,今聴いてもメチャカッコ良いです。
 4曲目の“MEMORIES”という曲は,この頃の沢田研二といえば連続ヒットという感じがしていたのですが,こういう曲もあったのねという感じなんですが,これが,イントロのスラップをバシバシ効かせたベースラインがカッコ良い曲で,ちょっと歌謡曲的には売れないなぁと思いつつ聴いていると,沢田研二の唄が始まると何と英詩ではありませんか。これでは確かにお茶の間歌謡曲としては相応しくないよねぇと思いつつ,個人的には肩の力の抜けた沢田研二のヴォーカルにバックのちょっとレゲエっぽいリズムにロケンロールを感じてしまいましたですし,間奏のエレピソロなんてもう歌謡曲の域ではないよねぇと思ってしまいましたです。
 5曲目の“憎みきれないろくでなし”という曲は,イントロのジャカジャカしたギターの音からしてカッコ良い。「昨日は昨日でどこかで浮かれて,過ごしたはずだが忘れてしまった。明日は明日で楽しいだろうが,あまりに遠くて予想もできないよ。」だなんて今聴けばなんてロケンロールな歌詞で始まっていて,阿久悠の歌詞のセンスが爆発しているなぁと思ってしまいましたです。で,この曲もベースの弾くベースラインもカッコイイんですよね。間奏のギターソロもロケンロールで弾きまくってくれていますし,これを歌謡曲のフィールドでやってしまうなんてさすが沢田研二!と思ってしまいましたです。
 6曲目の“サムライ”という曲は,印象的なピアノの音で始まり,いきなり沢田研二のヴォーカルが入るのですが,これがゾクゾクするくらいカッコイイんですよね。というか,ノリにノッっている色気でしょうかね。基本的に日本男児のやせ我慢的な感性を歌詞にしているのですが,これが沢田研二の声のキャラクターに合っていてカッコ良いです。今聴いても「片手にピストル,心に花束,唇に火の酒,背中に人生を。」という歌詞にはゾクゾクしますね。この曲の作詞も阿久悠なんですが,なんでこういうキャラクターに合った歌詞が書けるのか?と思いつつ,プロフェッショナルの仕事全開だなぁと思ってしまいましたです。Disc1ではダサダサな仕事をしていたホーンセクションもこの曲ではいい仕事をしていますです。
 7曲目の“ダーリング”という曲は,イントロのホーンのソロからカッコイイ!と思わせてくれる曲で。というか,歌謡曲のホーンのソロでカッコ良いだなんて思ったのはこの曲からですかねぇ。ちょっと沢田研二のヴォーカルのディレイが深すぎるかなぁという感じがしますが,バックの音は本当,カッコイイですよ。ロケンロールよねぇと思わせてくれます。これでヴォーカルのディレイがこんなに深くなくてシャープな感じであれば,バックの音に合っていて良いのになぁと思ってしまいましたが,全体的に勢いを感じる音(特にバンドの音)になっていてカッコ良いです。
 8曲目の“ヤマトより愛をこめて”という曲は,宇宙戦艦ヤマトの映画のエンディングテーマになった曲で,静かにピアノとストリングスから始まり,切々と沢田研二が唄うのですが,これがイイ感じで,しかも,ギターが随所でリフを入れているのですが,これが非常にイイ感じで入っていて,沢田研二のヴォーカルと相まって非常にメロディアスな感じになっています。映画のエンディングの曲になっただけあって,曲も非常にドラマチックな曲で,こういう曲を一気に唄いきってしまう沢田研二の力量を感じてしまいましたです。「今はさらばといわせないでくれ。」という最後の歌詞にはちょっとやられたなぁと今更ながら感じてしまいましたです(確か,映画のタイトルは「さらば宇宙戦艦ヤマト」だったですよね。)。
 9曲目の“LOVE(抱きしめたい)”という曲は,これまたスローでドラマチックなイントロで始まる曲で,沢田研二の唄が始まると同時にピアノだけのシンプルな音になり,ピアノをバックに沢田研二が切々と唄うのですが,これがまたカッコイイんですよ。ストリングスもヴォーカルを邪魔することなくひっそりといい仕事していますし,ベースもルートをロングトーンでシンプルに弾いていて,全ては沢田研二のヴォーカルを生かすためという感じでプロに徹しています。しかし,間奏のストリングスを聴いて,昔はあんなダサくて邪魔だったのに,どうしてこんなにドラマチックに盛り上げるの?というくらいいい仕事しているなぁと思ってしまいましたです。こういう演奏を聴くと,日本の歌謡曲も進歩したなぁとシミジミ思ってしまいましたです。
 10曲目の“カサブランカ・ダンディ”という曲は,打って変わってノリノリな曲ですが,イントロのギターのリフだけでやられたなぁと思ってしまうくらい,タイトなロケンロールに仕上がっていてカッコ良いです。沢田研二のヴォーカルも軽やかに唄っているのですが,ところどころシャウトを決めていて,カッコヨサ全開です。というか,今聴いても全然色褪せることなくカッコ良いところが凄いなぁというのが正直な感想でしょうか。カッコ良すぎて,コメントが書けませんです。
 11曲目の“OH!ギャル”という曲は,はっきり言ってバカっぽすぎて,ロケンロールだなぁと思ってしまう曲です。「ギャル」っていう言葉自体が既に死語ですが,そんな細かいことは気にしないということで,ノリノリでバカっぽい感じがいいねぇと素直に感じれば良いのではないかと。コーラスの入り方もカッコ良いというか,ロケンロールっぽいよねぇと思ってしまいました。Disc1のムード歌謡のようなコーラスはどこに行ってしまったんだ?という感じですが,いろいろな時代のカッコイイエキスを取り込むところが歌謡曲の懐の広さかもしれませんね。
 12曲目の“ロンリー・ウルフ”という曲は,スローな曲なんですが,ロッカ・バラードですねぇ。シンプルな8ビートを基調にしながら,無駄な音は廃して,シンプルなバンドの音を中心とした音で組み立てているところは,既にこれまでの歌謡曲のフィールドを超えているのではないかと思ってしまったので,誰が編曲をしたのかクレジットを確認してみたら後藤次利でした。なるほどねぇと納得してしまったフルカワでした。
 13曲目の“TOKIO”という曲は,これは時代を超えた名曲だと個人的には思っています。イントロのギターのシャープな音から時代というかニュー・ウェイヴというか,そういう臭いを感じてしまいますが,ギターのカッティングとうねるベースがメインの音を作っています。だからこそ,後にカブキロックスがハードロックバージョンでカバーしても違和感がなかったんだなぁと今更ながらに思ってみたり。この編曲も後藤次利なんですが,シンセの使い方がニュー・ウェイヴを意識しているのかなぁと思いますが,個人的に乾いたギターの音にロケンロールを感じてしまいます。作詞が糸井重里っていうのはオマケでいいあなぁと思いつつ,これも時代よねぇと思ってしまいましたです。
 ラストナンバーの“恋のバッド・チューニング”という曲は,これまた小気味よいロケンロールな曲で,作詞糸井重里,編曲後藤次利と前作同様時代を感じさせる布陣となっています。前作よりもシンセの音が前に出ているところがなんちゃってニュー・ウェイヴって感じですが,シンセの音よりもバンドのしっかりしたドライヴ感がイイ感じで,それに乗っかった沢田研二のノリノリのヴォーカルにロケンロールよねぇと思ってしまいましたです。
 しかし,Disc1はまだまだ古臭さというか歌謡曲よねぇと思ってしまう曲が満載でしたが,Disc2になるとロケンロールな曲が増えて,この変化はなんなんだろうと思ってしまいましたが,ロケンロールが特別なものではなく,お茶の間でも十分聴くに堪えられるような音楽になったっていうことなんでしょうかね。そういう意味では,そこを敏感に嗅ぎ取って,お茶の間にプロフェッショナルなロケンロールを届けることができたっていうのは,結構幸せな時代だったのかもしれないですね。

 3月も終わりに近づくということは,送別会ラッシュということで。今週は明日しか送別会は入っていないのですが,火曜日スタートですし,金曜日はまた自宅へ戻らないといけないので,2日しか晩ご飯を食べないことになりますし,来週は月曜日と火曜日は送別会が入っている上,ひょっとしたら水曜日に職場の野郎会が入るかも・・・ということで,木曜日しかまともに家に帰らないかもしれないという恐ろしい事態になりそうですので,火曜日は場合によっては(仕事の都合もあるかもしれないし。)お断りした方が良いのかなぁと思いつつも,まぁお付き合いも大事よね,私自身は異動もないし,ということで,この際,全部出てやるかぁという感じでございます。正直,これが自宅だと嫁さんから「この忙しい時期に何を考えているのか。」と怒られてしまいそうですが,単身赴任だもんねぇ。自分で何とかすれば,どうにでもなるというのがやっぱりいいよねぇ,自由だなぁと思ってしまいましたです。来週末は単身赴任先から子供の引っ越し先の近畿方面まで行かないといけないので,プレオではなく新幹線で行くしかないので,多少体がヘロヘロでも何とかなるかなぁと思っていますし,ちょうど良い新幹線の時間が午後8時しかないので,仕事が終わってからアパートに戻って洗濯とか済ませてから新幹線に乗っても十分時間の余裕がありますしね(しかも,新幹線のチケットは土曜日に買ったので,窓口で焦る必要もありませんし。)。
 しかし,子供の引っ越しまでもう少しだなぁと思うと,寂しい気持ちもあるのですが,正直嫁さんと二人っきりになることへの不安の方が大きいんですよね。とはいえ,単身赴任先から全く帰らないというようなことをしていると,本当に帰る所がなくなってしまうので,やはり2週間に1回は帰るというペースは維持しておいた方が良いんだろうなぁと思いつつ,4月からどうしようかなぁと不安に感じているフルカワでした。とはいえ,4月は岡村ちゃんのライヴもあるし,それを楽しみに乗りきるしかないか?と思っていますけどね。