ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

水を飲まない女/水を飲まない女


 日本全国盆休みでございますが,フルカワも昨日から(正確には月曜日からですけどね。)夏季休暇ということで,自宅の方へ帰ってきていますです。せっかく長期の休暇ですのでパナモリを持って帰るしかあるまいということで,プレオにパナモリを積んで帰ったのですが,14日の金曜日の夜に帰って,もし母親が墓参りに連れて行けということを言うと,プレオからパナモリを降ろす時間も必要だなぁということで,金曜日はついでに午後から休みを取って,洗濯をしている間にパナモリをプレオに積みましたが,さすがに2回目ですので,すんなりとパナモリをプレオに積むことができましたです。で,昼間の暑い時間にプレオに乗るのかぁ,ヤレヤレ・・・と思っていたのですが,思ったよりも風は涼しく,窓を開けて走っている間は快適に走れましたです。で,金曜日の午後に休暇を取ってから母親に連絡したところ,母親が長男と朝早くから墓参りに行って,ついでに田舎の方の墓へも行ってくるということだったので,金曜日に早く帰らなくても良かったのですが,そこはまぁ,もう休暇の届けも出しましたし,休んじゃえということで。で,お盆ということもあり,多少込んだりしましたが,午後2時過ぎに単身赴任先を出発して,午後6時30分頃には自宅に着いたので,まあまあかなぁと思いつつ,自宅マンションの正面にプレオを着け,パナモリ以外の荷物を降ろし,自宅の部屋の中にマットとスタンドを設置して,パナモリを持って上がり,もう1回降りてプレオを駐車場に入れて,都合3往復ということでヤレヤレという感じもしないではないですが,パナモリに乗れるんだから文句を言ってはいけませんですよね。
 天気予報を見てみると,今日の降水確率は20パーセントなので,午後から走りに行けるかなぁと思っていますが,月曜日は曇り時々雨で午後の降水確率が20パーセントとなっていますので,明日も何とか午後から路面が乾けば走りにいけるのになぁと思っていますです。
 ところで,この間の日曜日も天気が非常に良かったので,もちろん走りに行きましたです。単身赴任先で当初,自動車専用道?と勘違いして走らなかったルートを走ってみましたです。このルートは長めのトンネルもあるので,ダブルアイの光軸調整もできるなぁということで,ルートを選ばせてもらいましたです。実は今回のルートはプレオではよく走る(というか単身赴任先から自宅へのルートなんですよね。)のですが,パナモリでは初めてとはいえ,大体道の感じが分かっているというか,広めの道路が続いていることは分かっているので不安要素は少ないかなぁと思いつつ,自宅アパートを出発したのですが,トンネルはさすがにフルカワも単身赴任先では死にたくないので歩道を走るようにしているのですが,この歩道が酷かった。だって自転車が走ったまますれ違える幅すらないんですもの。まぁ,真夏に自転車で走っているようなバカはフルカワしかいませんでしたので,トンネルの真ん中で暗くなったところで,しっかりダブルアイの光軸調整をさせてもらいましたが,オマケで付いていたパナソニックのライトに比べてやっぱり明るいので,買って正解だなぁと思いましたです。特にトンネルの中は歩道なのに,やたらと路面が荒れているというか,段差が結構あるので,これでタイヤを取られるとこけるな・・・と正直思いましたので,徐行して,ライトで路面状態を確認しながらゆっくりと走らさせてもらいましたです。で,山に囲まれた単身赴任先ですので,当然山を登れば下りがあるのですが,今回は下りが片側2車線であることは良く知っていたので,楽しくダウンヒルさせてもらいましたです。まぁ片側2車線あれば,無理に横を抜いて行く自動車なんていませんものね。で,平地へ降りると今度はバイパスっぽい道になるのですが,さすがにここを自転車で走るのは自殺行為なので,バイパスの横を通っている道を走ったのですが,これまた自動車が少なくて非常に快適に走れましたです。道を間違えつつも往路を50キロ程度走ったところでコンビニがあったので休憩&補給をすることにしたのですが,ここでショックな出来事が。夏になると結構,フルカワは踏んでしまうのですが,またもや噛み捨てのガムを踏んでしまい,フロントフォークとリアのブレーキシューにこびりついているではありませんか,ちくしょう・・・と思いつつも,家に帰ってから取ることにして,心を落ち着けてから復路をスタートさせたのですが,復路で片側1車線なんですが,結構路側帯が広い下りがあるので,楽しいなぁと思いつつ下りを下っていると,ふとミラーを見ると大型トラックが近づいてきているではありませんか。う〜ん,これは路側帯に逃げてやり過ごした方が正解よね!というわけで広めの路側帯に逃げたのですが,ちょうど大型トラックが追い抜こうとしているときが右コーナーだったのですが路面が砂利だらけでこれは下手をしたら死ねるな・・・というか,登りの路側帯に砂利があるのは分かるけど,なんで下りの路側帯に砂利があるんだよ!と思いながら,南無!と思いながらカーブを何とか無事に通過できましたです。あ〜良かった良かった。でも,減速してもタイヤを取られそうだし,今度からこのコーナーは減速してから進入しようと心に誓ったフルカワでした。で,往路も道を間違えましたが,復路も道を間違えてしまい,これなら往復100キロ走れるなぁと思いながら,最後の上り坂をゼイハア言いながら登っていると,久しぶりに100キロ近く走ったせいか,両ふくらはぎにつったような感じがあり,だましだまし登っていましたが,ふと後ろをみるとGIANTのロードが後ろに付いてきているので,う〜んどうしようかなぁっと思っているうちにトンネルが近くなってきたので,トンネルの中出足がつるとGIANTのロードに迷惑をかけるなぁと思ったので,トンネル手前でいったん停止し,GIANTのロードを先に行かせてから,私もトンネルへと進んで行きましたです,で,トンネルでも失敗してしまうのですが,トンネルの出口が見えたこと,向こう側からママチャリの高校生が走ってきているのが見えたので,減速しつつ,止まれる体勢を取っていたのですが,なぜかママチャリが視線から消えてしまったので,トンネルに入らずに違う道に行ったのかなと思っていると,急にママチャリが現れるではありませんか。要するに,歩道がいったんトンネルの外側に膨らんで,それからトンネルに入るという構造になっていたことから,こちらから見ると視界から消えてしまうということなんですね。で,急ブレーキをかけたものの,疲れもあってかSPDまでは外せず,そのまま車道との境のガードレール側に倒れましたが,なんとか腕をガードレールに当てて支えることができたので,立ちゴケすることはありませんでしたです。ママチャリの高校生は一応すいませんと謝りながら通りすぎていきましたし,自分の予測も甘かったので,どちらも悪かったということで。なので,次にこのトンネルを通るときに向こう側に自転車や歩行者が見えたら,後続の自転車がいなければ早めに止まって安全にやり過ごすことにしようと思ったフルカワでした。2回,ヒヤッとしましたが,この日も無事100キロ走ったというか,久しぶりに100キロ走ったので,非常にスッキリさせてもらいましたです。

 さて,今回紹介するのは,前回も書きましたが,現Free Sex Maniaのスガワラさんから新しいユニットのCD-Rが出るよということでコメントをいただき,早速いぬん堂でカートにインさせてもらったところ,速やかに届きましたので,スガワラさんの新しいユニット,水を飲まない女の“水を飲まない女”を紹介したいと思いますです。紹介文については,さすがにいぬん堂さんのコメントがありますので,全文引用させていただきますです。
 「ザ★スラッヂ〜現アフターザスラッヂ〜フリーセックスマニアののスガワラとBIGPINE名義でソロアルバムをリリース済みのUHとによる新たなノイズドローンアンビエントロックユニット,その名は「水を飲まない女」。シューゲイズギターをスガワラが弾き,シンセとタンブーラをUHが演奏。この音源は2014年6月4日阿佐ヶ谷ハーネスにおけるデビューライブのフルパッケージである。その曲の解体MixVerも2曲目に収録されている。地を這うような幽玄さを持つギターとシンセの音。空気を震わせた鉄弦の音がそこにジャリジャリとミックスされる。映像では、それにテロップでメッセージも加わり、また新たな想像力を掻き立てられます。「正直、サイケが解らない」、その問いに答えるような音と映像だと思っております。」
 う〜ん,相変わらずコメントがうまいなぁ,いぬん堂さんは。でも,勝てるわけはないと思いつつも,フルカワもレビューをさせてもらいますです。
CD-Rの1曲目は“Untitled#1”という曲で,26分13秒という大作になっていますです。エレクトリックギターのフィードバックにディレイ(今時ならサンプラーですか?)をかけまくった轟音系のはずなんですが,ところどころスガワラさんがエレクトリックギターの弦をかき鳴らす音がそのまま録音されているという不思議なミックスになっています。正直,ノイズ系が聴けない人には向かない音ですし,スガワラさんが唄っていないので,いわゆるロックバンド然とした音ではないのですが,スガワラさんの魅力はヴォーカルも含めて,「その時の気分のままに奏でる」ところだと思っていますので,ロックバンドの曲という枠組みを取っ払って,スガワラさんが26分間,その時の気分のままにエレクトリックギターをかき鳴らし,咆吼させている音はノイズというよりもロックンロールを感じてしまいます。というか非常階段のJOJO広重が何かで語っていましたが,「ノイズはその人間の人間性がそのままダイレクトに音に出る音楽だ。」という言葉が,この水を飲まない女でのスガワラさんのギタープレイに現れているように感じましたです。「最初から壊れっぱなし。」っていう言葉は多分,AFTER THE SLUDGEの“工事現場で見つかった死体”で唄っていたと思うのですが,このユニットのこの曲はノイズですから,普通の人が聴けば,まさに「最初から壊れっぱなし」なのですが,それでもところどころで感傷的なフレーズを弾きながらも,それを激しいコードカッティングで自ら断ち切っていく,そのアンビバレンツな演奏がカッコイイなぁというか,この演奏をしているときのスガワラさんの感情がそうだったのだろうかと思ってしまいましたです。1曲26分が長く感じるか短く感じるかは人それぞれだと思いますが,私としてはスピーカーの向こうでエレクトリックギターをかき鳴らしているスガワラさんの緊張感というか剥き出しの感情がザクザクと突き刺さり,圧倒されたまま聴き終わるという感じでしたので,長くは感じませんでしたです。特に終盤の更に壊れていく際の緊張感のある演奏はカッコヨシです。
 2曲目の“Untitled#1 Ver”という曲は,1曲目のリミックスで1分49秒というえらい短い曲になっています。ザラザラとしたホワイトノイズで始まり,スガワラさんの弾くフィードバックノイズをキレイにまとめた作品になっていますが,ノイズは一期一会的なことをJOJO広重も語っていましたが,確かに作品としてはキレイにまとまっているのですが,あのダダ漏れの緊張感はやっぱりなくて,あっという間に終わってしまいます。多分,相方のUHがリミックスしたのではないかと思いますが,どちらかというとテクノっぽい肌触りの音になっていますです。
 DVD-RにはCD-R1曲目の“Untitled#1”の映像となっているのですが,これが凄いというか,水を飲まない女は音だけでなく映像で出した方が断然カッコ良いと思ってしまいましたです。深いブルーの照明で照らされた薄暗いステージの上で体をゆっくりと揺らしながらエレクトリックギターを時には指で愛撫するかのように弾きながら,もう「ギターを弾くことしか考えていません。」みたいな感じで弾きまくっているスガワラさんが凄くカッコよいです。その後ろで相方のUHがギターアンプのボリューム調整をしていたりするのですが,何となく微笑ましい絵柄になっています。途中からスガワラさんは椅子に座ったり立ったりしながら,感情の赴くままに延々エレクトリックギターを弾きまくり,弦(たぶん1弦)を切ってしまうのですが,そんなことは関係ないぜとばかりにエレクトリックギターを弾き続け,フィードバックノイズの余韻を残しながらペコリと頭を下げて,演奏が終わるのですが,その潔いところもカッコヨシです。
 個人的には,ギターがエピフォンのSGモデルっていうのもなかなかシブイ選択だなぁと思ったりしましたが,バンドでのスガワラさんを見てきた人にとっては,このユニットは賛否両論なのかなぁと思ったり。個人的にはノイズ系も最近は許容範囲となっているフルカワですので,これはこれで楽しめましたが,それでもスガワラさんのヴォーカルが好きなので,やっぱり唄ってほしいなぁと思いつつも,唄の代わりにこれだけエレクトリックギターが唄っているのであれば,それはそれで良いのでは?という思いもあったりして,聴いている方もアンビバレンツな思いになってしまう作品だなぁと思ってしまいましたです。
 「伝説のバンド」とかそういう形容詞に惹かれる人は聴かない方がきっとがっくりしないと思いますし,そうではなく,ヴォーカルも含め,何を演ってもフリーキーで,どこかはみ出してしまうスガワラさんの音楽が好きな人であれば,聴けば聴いたなりに,今のスガワラさんの音の興味はこっちの方向なのねと納得できる音源ではないかと思いましたです。私はもちろん後者ですけどね。

 ところで,本当はこのブログは昨日アップしたかったのですが,Windows10のアップデートに戸惑ってしまって,無駄に時間を費やしてしまい,アップすることができませんでしたです。というのも,単身赴任先のパソコンはWindows8.1が入っていたので,単身赴任先で低スペック+UQ Wimaxという環境でしたが無事にWindows10にできたので,自宅のWIndows7機ならマシンスペックもそこそこあるし,光回線なのでサクッとアップデートできるのでないかいということで,金曜日の夜からアップデートにとりかかったのですが,すでに6回チャレンジしてみたものの,全て途中でアップデートできなくなり,Windows7へ戻されてしまうということで,本当,無駄に時間を使ってしまいましたです。こら,マイクロソフト,こんなに時間を無駄に使わせるんじゃないよ!と思ってしまいましたが,正直,Windows7で全く不便はありませんので,当分はWindows7のままでいいかなぁと思ったりもしています。
 しかし,本当,相性の問題であれば,そもそもOSが相性でインストールできないってどういうことよ?と思ったりもしますが,そこはまぁマイクロソフトですから,そういうこともあるだろうということで。とはいえ,単身赴任先のパソコンをWindows10にしましたが,起動が速くなった以外,そんなにビックリするようなメリットもない(というか,多分,私の使い方がWindows10にしようがしまいが,そんなに影響を受けない使い方なんだろうと思いますです。)ので,無理に今すぐWindows10にしなくてもいいかなぁと思ったりしています(もちろん、セキュリティパッチの配信がなくなるようなことになれば,もちろん,アップデートしないといけないとは思っていますけど。)。
 というわけで,一応,Windows UpDateにすればWindows10へのアップグレードの準備ができましたって表示されますが,当面の間はほったらかしにしておこうかなぁと思っていますが,木曜日が人間ドックなので,人間ドックから帰ってやることが何もなければ,ネットで調べた上で,再度,アップグレードを試してみようかなぁと思っているフルカワでした。