ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

今日も死にたがる/ぼくたちのいるところ。


 いや〜本当,冬真っ盛りになってしまったというか,窓の外は横殴りの雪が降っていますです。まぁ12月も中旬に差し掛かってきましたので,一気に寒くなっても仕方ないかなぁというかんじでしょうか。とはいえ,この間の日曜日は晴れることはなかったのですが,雨は降らなかったので,西方面海岸線コースを70キロほどプレトレで走りましたです。服は冬仕様に切り替え,昨年まではヒートファクトのタートルネックの下は七分袖ドライメッシュTシャツを着ていましたが,今年からは長袖ドライメッシュTシャツにしましたです。で,手袋も冬用の手袋をして,インナーグローブとインナーソックスはまだ大丈夫かなぁということで着用せずに走り出したのですが,足はちょっと冷えたかなぁという感じでしたが,手は少しかじかんでしまったですね。とはいえ,手が思いっきりかじかんでシフトができない・・・というほどまではならなかったので,何とか助かりましたけど。しかし,こう寒くなると自転車乗りも減るよなぁという感じで,走っているときにすれ違ったのは2,3台という感じでしたが,まぁ寒くなっても走っているのは,自分も含めてですけど本当に走るのが好きな人なんだろうなぁと思ってしまいましたです。とはいえ日が暮れてから走るのは体が持たないので,往路で40キロ走るのは諦め,冬の定番35キロで休憩&補給をしてから復路も走ったのですが,暗くなる前に家にたどり着くのは無理でしたが,なんとか寒くてどうにもならないという感じになる前には家に着いたので,まぁ良しとしましょうかということで。
 で,寒くなったのにかこつけて,散髪に行っていなかったのですが,そろそろ切っておかないとバサバサだなぁということでブログを書く前に散髪に行ってきましたです。スッキリはしたのですが,正直襟足の髪の毛がなくなったので,少し寒いかなぁという感じがしないでもないのですが,それでも明日は天気が良ければ走りに行きたいなぁと思っていますです。今日は雪が降ったり止んだりの天気ですが,明日の降水確率は午後が20パーセント,最高気温8度なので,寒いものの走りにいけなくはないなぁと思っていますです。しかし,最高気温8度ならインナーグローブとインナーソックスを着用しないと手と足が死んでしまうので,明日はかっちりと冬装備で走りに行きたいと思っていますです。

 今回も引き続きぼくたちのいるところ。を取り上げたいと思いますです。今回紹介するのは,現時点での最新作で2014年9月にリリースされた“今日も死にたがる”です。あいかわらずネガティブなタイトルなんですけど,ネガティブなタイトルとは裏腹なパワフルな楽曲がバンドとしての成長を更に感じさせてくれます。前作から半年でのリリースということで,バンド的には乗りに乗っているという感じなんでしょうかね。本作も全曲作詞は人生ダメ子で作曲は下駄華緒となっています。
 1曲目の“ニートは今日も死にたがる”という曲は,スネアの連打から始まり,躍動感のあるベースが絡み,挑戦的なギターの音がやたらカッコイイです。ギターがコードでガンガン弾かないだけ音に隙間があるのですが,逆にタイトなリズム感が際立っています。人生ダメ子自身はニートではないのですが,多分サビの「死にたいなんて言ってみたけど,死にたくないけど生きたくない。死にたいなんて言ってみたのは,その場限りの僕の感情。」という歌詞はニートに限らず不安定な人間の普遍的な感情だと思いますし,ラストの「自分のことが嫌いだなんて言ってはみたけど大好きです。生きる理由を僕に下さい。誰か必要としてください。」という歌詞は誰も一人では生きていけないというか,どこかで社会と繋がっていたいという非常にシンプルな想いをシンプルに唄っていて,ネガティブな言葉を用いながらも誰にでも通用するポジティブなメッセージをこちら側に突きつけてきています。
 2曲目の“ヨユウシャクシャク”という曲は,ギターのリフから始まり,ドラムの叩き出すタイトなリズムと跳ねまくるベースラインとシャウトしまくっている人生ダメ子のヴォーカルがカッコヨイです。珍しく感想では524のギターソロも聴けます(短いけどね。)。歌詞の方も突き抜けた感が出ていて非常にカッコヨイです。冒頭の「頭の悪い大人になろう。子供のままじゃいられないのなら。頭の悪い大人になろう。できないことは誰かに任せよう。」なんて歌詞は素晴らしいと想いましたです。真面目ぶって説教臭いことを言っているけれど,結局「頭の悪い大人」なんですよ,基本的には。そんな立派な人間なんていませんし。だから全て自分でできるなんてあり得ないし,だからこそ「できないことは誰かに任せよう。」でいいと思うんですよね。逆に全部自分でやろうとすると心が病んでしまうわけで。「ヨユウシャクシャク結果でオーライ」で良いのではないかと思っていますです。
 3曲目の“死んだあなたと生きている僕”という曲は,個人的には背中がゾクゾクするくらい名曲だと思っています。ドラムがシンプルにゆったりとしたリズムを刻む中,人生ダメ子がいきなり「死んだ,死んだ,おじいちゃんが死んだ。お国の為じゃなく家族のため。」と唄い出すのですが,そこからグッとバンドの音に引きずり込まれてしまいます。おじいちゃんが死に,おばあちゃんが死に,お父さんが死に,お母さんが死にとまさしく順番に死んだ人達が残した最後の言葉の重みを胸に生きているとうことは,今と未来だけでなく過去と今と未来は恒に繋がっているということで。難しい言葉でこのことを言うのではなく,シンプルで簡単な言葉で突きつけてくる人生ダメ子の言葉に思いっきりやられてしまったのですが,特にラストの「死んだ,死んだ,人たちの愛で。またひとつ新しい愛が生まれる。何が出来るか,何を残せるか。僕らが生きた事を残せばいい。」という歌詞は,これまでの「僕」から「僕ら」への変化があり,個人的な唄から,自分ではない誰かへの唄を意識し始めたのかなぁと思ってしまいましたです。とにかく,この曲は機会があれば聴いてほしいですね。
 4曲目の“僕は狂ってない”という曲は,ベースの弾くベースラインとハードなドラムとギターが思いっきりタイトなのにうねりのある演奏をしています。サビのメロディーラインがジッタリン・ジンの曲のメロディーラインに似てるかなぁ?と思いつつも,まぁコード進行が同じならそういうこともあるでしょうということで。途中で「早くどうにでもしたらええやろ。」から壊れ始め「あんたに本間の優しさわかるか?」から更に壊れまくって,サビに戻るのですが,この辺の曲のダイナミズムの付け方もカッコヨイと思いましたです。歌詞の方も「素敵な人になりたいか?なってどうするの?目の前の君が僕に何をしてくれるとか,期待してないから大丈夫,早くどうにでもしてください。」などと刹那感が弾けまくっていて素晴らしいです。
 5曲目の“さよならバイバイ”という曲は,ギターのアルペジオから始まる静かな曲なんですが,結局他人の中で上手くやっていけない人間のこころをわしづかみにしてしまう曲ですねぇ。素晴らしい。いきなり「君のつまらない話をそうだねとかえす。悪口を聞きながら嫌になることがある。みんあで遊びにいっても心はひとり。「友達」という言葉に蝕まれる日々です。」なんていう素晴らし歌詞が炸裂していますが,本当,繋がっていたいけど,空虚な関係しかないことへの絶望感がこれでもかと詰め込まれていると感じましたです。そしてサビで「さよならバイバイ飛び立とう。悲しみを捨ててしまおう。さよならバイバイこわくない。今日からは自由なんだ。」という歌詞に空虚な関係を断ち切って,一人で生きていく強さを身につけようということなのかと思っていたのですが,ラストの「みんなバイバイ,先にいくね。」という歌詞で,アルバムタイトルどおり死んでしまう唄なんだなぁと思ってしまいました。
 このアルバムは「死ぬこと」をメインテーマにしながら,逆に「生きていくこと」を感じさせる曲が多いような気が個人的にはします。最初にも書きましたけど,ネガティブな言葉を使いながらポジティブに展開させつつも,初期のような笑いやウケに逃げない言葉やスタイルは逆にストイックでカッコヨイと思いましたです。というわけで,なんと来年の4月にはいぬん堂からフルアルバムの発売ということで,更なる成長が楽しみですねぇ。しかもこのCD-R発売後,ギターが524氏から不動氏に変わったということで,また音がどう変化するのかも楽しみなところですねぇ。次は,このCD-Rと同時にヴォーカルの人生ダメ子の弾き語りCD-Rも発売されていて,これまた素晴らしいので紹介させていただこうと思いますです。

 話は変わり,私は仕事用と家用のジッポーのオイルライターを愛用しているのですが,仕事用の方が1日しかオイルが持たないという困った事態になりまして,どうしようかなぁと思いつつ,アマゾンで検索してみると,なんとジッポー用の交換用コットンが売っているではありませんか。オイルが持たない原因としてはコットンの劣化だろうなぁと思っていたので,交換してみて,それでもダメだったら(というか,駄目なわけはないと思いますけど。)新しいのを買えばいいかというわけで,交換用コットンとついでにウィック芯(替え芯)も買ってやれ!というわけで,カートにインしておいたのですが,昨日の夜にどちらも届いたので,早速今日の午前中に交換したのですが,オイルの持ちの方は使ってみないと分かりませんが,少なくともウィック芯を替えたこともあり,非常に点火が良くなりましたです。で,交換用コットンがけっこう余ったので,ついでに家用の方も交換してやれ!というわけで,家用の方もコットンを交換し,ついでに真っ黒になっているウィック芯をカットしたのですが,こちらも非常に点火が良くなったので,やはり時々はメンテナンスしないといけないなぁと思ってしまいましたです。コットンの交換にしてもウィック芯の交換にしても,100円ライターを捨てるとき見たいに面倒なことはない(コットンはそのまま燃えるゴミですし,ウィック芯はワイヤーが入っているので不燃ゴミになるだけなので。)ので,またご機嫌が悪くなったらアマゾンで交換用のコットンとかを買えばいいしね。というか,コットンにしてもウィック芯にしても,リアル店舗で見ることはない(オイルやフリント(着火石)はコンビニにもあるんですけどね。)ので,アマゾン様々だなぁと思ってしまいましたです。
 ところで,今日の午前中はいつものように家の掃除をしながら,洗濯をしていたのですが,昔の部下からメールが入ってきたので,何かあったのかな?と思いつつメールを読むと,既に退職した過去の職場の上司が亡くなったということでした。正直,この上司には酷い目に合わされたという感情しかないので,「ふ〜ん,そうなんだ。」という感情しか湧かなかったのですが,昔の部下はその上司に非常に可愛がってもらっていたので,通夜も葬儀も顔を出すということだったので,正直複雑な気持ちではありますが,ここは大人の対応ということで通夜だけ顔を出すことにしましたです。通夜に顔を出すのなら,香典も包まないといけないなというわけでネットで相場を調べたところ,40代は1万円が相場ということで,えぇ!時間を取られる上に金もこんなに出さないといけないのかよ!と思ってしまいましたが,えぇ大人の対応をしようと決めましたので,そこは1万円包むことにしましたです。連絡が入らなければ,間違いなくスルーしていたと思うのですが,聴けばねぇ,しかも元部下が行くのであれば,どこかで薄情な奴だと言われるのもなんなのでねぇ(正直,薄情な人間なのは間違いないのですが。)。複雑な気持ちですが,プレオに乗って礼服を着て,ブログをアップした後,通夜に行ってこようと思っていますです。