ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

SEX MONGOLOID(Disc 1)/MeTALpiLL


 この間の日曜日も向かい風に泣きながらも,東方面海岸線コースを75キロほどプレトレで走ってきたのですが,が,ここまでは普通だったのですが,翌日の月曜日,仕事から帰って,プレトレは元気にしているかなぁと思いながら,帰りましたよとリアのタイヤを握ってあげると,あれ,ブニってなったよ。ということは空気が抜けている・・・パンクですか?とはいえ,仕事から帰ったらもう暗くなっているので,どうすることもできず,とりあえず今日,午前中に掃除を済ませて,さてどんなもんかな?とリアタイヤをグルッと見てみたのですが,これといって何か刺さっている様子がないので,ひょっとしたら虫ゴムかなぁと思い,バルブを抜いてみると,虫ゴムがちぎれた状態になっていたので,原因は虫ゴムの劣化と判断して,近所の100均へ虫ゴムを買いに行ったのですが,なんと虫ゴムが売ってないではありませんか。う〜ん,どうしたものかと思っていると,虫ゴムはないものの,いわゆるスーパーバルブ(虫ゴムを使わないバルブ)が売っていたので,じゃあ,まぁスーパーバルブに付け替えることにしようかね,ということで,スーパーバルブをリアに取り付け,ついでにフロントもスーパーバルブに交換して,どっこいしょっと空気を入れたところ,リアから空気が漏れる音がするじゃないですか。どこからだろうと思って,音のする場所を探していると,ありました,タイヤの溝の中に銀色の何かが。引っ張ってみると,薄い小さな金属片が刺さっていたので,よくこんなものが刺さっていたよなぁと思いつつ,これまでのような初期不良チューブが原因ではなく,普通のパンクだったので,少しホッとしましたです。さて,パンクということになると,リアルあさひで直してもらおうかなぁということで,どうせリアルあさひに持って行くのなら,チェーン交換とリアディレイラーも交換してもらってしまえということで,デイバッグにアセラのリアディレイラーを入れ,1時間ほどプレトレを押してリアルあさひにたどり着きましたです。店員さんに「リアのパンク修理と,チェーンとディレイラーの交換をお願いします。」と頼んで,待つこと1時間。できしたですよ,シマノのチェーン(オリジナルのチェーンがなんだったのかは恐ろしくて聞きませんでした。)+アセラのリアディレイラーを装着したプレトレが。
 やはり,ターニーはシマノの最下層グレードなので,見た目も安っぽい(実際,安いんですけど。)のですが,アセラは中位グレードなので,やはり質感がいい感じでございます。なんか別の自転車になったとまでは言いませんが,雰囲気がまた少し変わったような気がします。リアルあさひで待っている間,クロスバイクを眺めていたのですが,SCOTTのSUB40のリアディレイラーがアセラなので,ちょっとご機嫌になっていたら,GIANTのEscape RX3が展示してあったので,マジマジと見ていると,ペダルがなんか見たことがあるなぁと思っていると,プレトレに付けているWellgo M-21じゃありませんか。少しニヤリとさせていただきましたというか,うれしかったというか。安いママチャリ系クロスバイクのプレトレですが,部分部分のパーツなら負けていないわよということで(トータルではもちろん負けていますけどね。)。 

 で,今回と次回の2回にわたり,MeTALpiLLのSEX MONGOLOIDを紹介させていただきます。MeTALpiLLは2005年から活動しているバンドなのですが,私自身がこのバンドの存在を知ったのは,ギターのヒデタカがLOUDSに参加していることから,LOUDSのおまけCDに入っているのを聴いて,結構ハードでカッコイイバンドだなぁと思いつつ,すでに自主制作CD-Rは売り切れということだったのですが,今回,新しいアルバムが発売されるといぬん堂のサイトに載っていたので,これは聴いてみるしかないということで,サクッといぬん堂でカートにインさせていただきましたです。MeTALpiLLは,ギターとヴォーカルのヒデタカ,ベースのKEN,ドラムのコイズミの3ピースバンドで,ドラムのコイズミは女性なんですが,ジャケ写を見る限り,なんか可愛い感じの女性なので,はたしてどういう音を聴かせてくれるのか,楽しみになってしましました。
 1曲目の“Call Center (Night Shift)”という曲は,女性が英語で何か言っているのですが,私は日本人なのでよく分かりませんので巣が,その後ろでバンドがハードな演奏を繰り広げるカッコイイ,インストの曲でございます。なんか,これから何かが起こる感のある始まりで,期待を高まらせてもらいました。
 2曲目の“Alligator Marmoset”という曲は,いきなり,ヒデタカのギターがいわゆる「エンヤトット」のリズムを刻んで始まるロケンロールナンバーで,途中できちんと8ビートになるのですが,曲の大半(というかサビの部分以外)は「エンヤトット」のリズムに乗っているのですが,そこから8ビートに変化するときの爆発感(特にドラムのコイズミの)がたまらなくカッコヨシです。この曲は英語詩なので,歌詞については特に言及しません(というか,できません)です。
 3曲目の"羊”という曲は,うって変わってストレートでシンプルなハイスピードなロケンロールナンバーで,コイズミの叩き出すシンプルな8ビートがたまらんです。「俺は羊,アメリカの傷を負う。」なんて歌詞もカッコヨイです。間奏のリフ中心のギターも非常にカッコヨシです。
 4曲目の“I Love you, Baby”という曲は,ノイジーなアコギにのたうち回るようなベースラインで始まり,途中でパンキーな展開になったりと,一筋縄では聴けない曲になっていますです。しかし,ノイジーなアコギってなんなんだ?と思いつつ,本当,そういう表現がピッタリくる音なんですよ。しかし,タイトルとうって変わったこの音はさすがというか。この曲も英語詩なので,歌詞についてのコメントはパスさせていただきます。
 5曲目の“YANKEE GIRL”という曲は,ベースのKENがヴォーカルを取っているのですが,イントロのコイズミのパワフルなドラムソロから始まり,(多分)ツーバスで非常にハードなドラミングを聴かせてくれている,メタルではないけど,メタル系の展開で,歌詞の内容は売春をやっている女の娘のことを客又は彼氏の立場で唄っているのですが,かなり生々しい表現が歌詞に出てきたりもしているのですが,このハードな演奏の流れの中で生々しい歌詞もそれほど生々しくなくなっていますです。それもなんか凄いなぁと思ってしまいましたです。
 6曲目の“DEAL”という曲は,シンプルなベースとドラムのリズムの上にギターが重なり,このまま静かな感じの曲なのかしらと思っていると,やはりロケンロールバンドですよね,徐々に盛り上げつつ,ハードな演奏に切り替わっていきます。そのドラマチックさが良いです。歌詞も「地上では空を見て,地下室では前を見た。この手は何を掴もうとしてた。掴めないものと引き換えに。」なんていう歌詞がなんかたまらなくいいなぁと思ってしまいましたです。
 8曲目の“Call Center (Day Shift)”という曲は,1曲目と同じく,女性が英語で何か言っているのですが,その後ろで更にハードでシンプルなロケンロールをバンドが繰り広げるインストの曲でございます。カッコヨシ。
 9曲目の“Waiting for you”という曲は,ポップな感じの弾けたロケンロールナンバーで,一緒に唄いたいのですが,英語詩なんだもん,一緒に唄うことはできないのですが,踊ることはできるのさ!ということで,通勤のときにこの曲を聴きながら歩くときは,歩くスピードが1.5倍増しのスピードになっていますです。間奏のギターソロもまさに,ロケンロールな感じでカッコヨイです。というか,コイズミの叩く跳ねた感じのドラムの音がカッコヨスギますです。
 10曲目の“Jealous”という曲は,ハードな叩きまくり系のドラムがたまらないなぁと思っていると,ハードなギターが絡みつき,ヒデタカのしゃがれたヴォイスで「そいつは俺より良いものか。見つけてしまったのか。」っていう女に捨てられる系の曲なんですけど,演奏がハードなのであんまりそんなことを感じさせないですね。
 11曲目の“Jack & Jill”という曲は,ドラムのコイズミがヴォーカルを取る,シンプルなミディアムテンポのカワイイ曲になっていますです。コイズミの声もなかなかカワイイし,よろしいんではないでしょうか。少し雰囲気を変えるという感じですかね。英語詩なのであまり語りませんけど,「he is not the only one」と唄っているので,Jillがあんたなんか別に居なくても関係ないわよみたいな唄なのかなぁと思ってしまいました(が,訳しているわけではないので,そこは定かではありません。)。
 12曲目の“Place I wanna go”という曲は,イントロのギターのカッティングがカッコイイと思っていると,ドラムとベースがシンプルかつスピーディーなリズムで飛び込んできて,更にカッコヨサが増幅されてしまい曲です。「腐りかけた未来へようこそ。シェルターの中のモグラ野郎!裏切り者を吊し上げようぜ!みっともない時代を築き上げた,未来は僕らが選んでいた。」と言う歌詞は,みっともない時代を築き上げた先人達を吊し上げ,自分たちが新しい未来を築くという意味に理解させてもらいましたです。
 ラストナンバーの“Bastard“という曲は,スネアの連打で始まり,そのままスピーディーかつハードなロケンロールナンバーで,しかも,短い言葉をはき出すようにシャウトし,ブレイクをキメるときはキメてくれるんですが,私はブレイクをきちんと決めてくれるバンドって大好きなんですよねぇ。本当,然13曲,あっという間に聴き終わらせていただきましたです。
 こういうバンドがきちんと存在していることに感謝したいと思うとともに,こういうバンドに出会わせてくれるきっかけを作ってくれた西村茂樹いぬん堂の社長には本当感謝でございますよ。

 で,リアディレイラーをアセラに交換したことは最初に書いたのですが,帰りに乗って帰った程度の感想ですが,まぁチェーンも交換したことの相乗効果もあるんでしょうけど,まず一番は漕ぎ出しが軽くなったかな?という感じでしょうかね。それから,これまではガシャーンまたはガシャという感じでギアがシフトされていましたが,カシャという感じでギアがスムーズにシフトするようになったのは,非常にびっくりしました。特に最近はチェーンが伸びていたこともあって,ある程度ディレイラーで引っ張ってやらないときちんとシフトできない状態だったので,ペダルは少し重くなるし,当然ギアはガシャーンという感じでシフトするし,ひどいときはギアがシフトしないのでグリップシフトなのをよいことに,少しグリップシフトを大きめに回して目的のギアにシフトするという裏技まで駆使していたので,普通に素直にカシャっとギアがシフトするとストレスがなくていいですねぇ。
 これで天気が良ければ,がっつり走って楽しみたいところなんですが,どうも明日は曇り後雨という非常に残念な天気なので,どうしたもんかなぁと思っていますが,午前中のうちに2時間でも走っておこうかなぁなどと思っていますです。ワイシャツのアイロンは午後にでもかけて,あとはゴロゴロするかなぁ。たまにはプレオのエンジンも動かしておかないといけないしなぁ。プレトレ成分が私の中から枯渇しつつあるので(今日,リアルあさひの帰りに乗ったくらいじゃ物足りないので。),できれば,なんとか都合を付けて走りたいところではありますです。