ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

うつみようこGROUP /うつみようこGROUP


 今週は行く当てのない長期バカンスが終わり,社会復帰したのですが,さすがに仕事が溜まっていましたので,この1週間は非常にハードな日々でございました。慣らし期間もなく,フルスロットルで仕事をしたので,ハッキリ言って非常に塚rましたです,はい。とはいえ,お盆が終わってからの社会復帰だったので,あの魔のお盆期間のような新幹線内の混乱もなかったので,通勤自体はまあまあだったかなというのが正直な感想でございましたです。で,この間の土日は雨だったのでプレトレには乗れなかったのですが,なんとか日曜日の午後3時ころには雨が上がったので,リアのチューブを交換し,チェーンのオイルを貼り直し,フクピカでフレームとかを身が着直させてもらいましたです。ついでにこれまで何度も非常時に頑張ってくれたスペアチューブについては,今回,パンクしたチューブにパッチを貼って修理したので,役目を終えてもらうことにしましたです。
 しかし,あの暑かった日々はなんだったんだろうというくらい,社会復帰した途端に少し涼しくなったのには驚きましたですね。あれだけ夜も暑くて,喉が渇いて何度も夜中に水分補給したのが嘘のように朝までしっかり寝させてもらましたです。まぁ,仕事に行っているときにそんなだったら途中で睡眠不足でバテバテになっていたでしょうから,良かったのではないかと思っていますです。気温的には30度まで上がっているので,そんなに涼しいわけではないのですが,毎日が35度とかだったので,30度前後なら十分涼しく感じてしまうので,人間の慣れ(というか適応能力)って凄いなぁと思ってしまいましたです。まぁ,8月も今日で終わりですしね。

 で,アーリー谷山浩子シリーズも残り少なくなってきたのですが,今回はうつみようこGroupのアルバムが届いたので,やはりそちらの紹介をしたいと思いますです。うつみようこGroupは,ヴォーカルとギターはもちろんうつみようこ,ギターはHAIO101の鈴木純也,ベースにハイロウズ調先人,ドラムにくるり森信行というYOKOLOKO BANDとは一味も二味も違った布陣になっているのですが,YOKOLOKO BANDの方は奥野真哉のキーボードが入っていることもあり,ポップな曲もあったりするのですが,Groupの方はゴリゴリのロケンロールという感じの音が中心で,うつみようこの男気というか姉御感を思いっきり感じさせる音になっています。
 1曲目の“ハイヒール”という曲は,シンプルなギターのリフから始まり,シンプルな8ビートでガンガン押してくる曲なんですが,「ハイヒールで決めて,あなたの元へ。ガンガン音たてて,あなたの元へ。」と歌詞だけ読めばなんか可愛らしいんですが,これが音を聴くともう,うつみようこ姉御のパワフルなヴォーカルにノックアウトされてしまいましたです。
 2曲目の“you and me”という曲は,これもまたシンプルな8ビートの曲なんですが,うつみようこらしい歌詞とメロディーラインの可愛らしい曲なんですが,ギターとベースとドラムがグイグイとヴォーカルと共に押してくるので,こっちもグイグイ押されまくってしまいますです。間奏のギターソロもロケンロールでカッコヨイですねぇ。
 3曲目の“虹”という曲は,ギターのフィードバックの音で始まったと思ったら,シンプルなギターのカッティングにドラムが絡みつき,おぉ〜70年ロックぽいなぁと思っていると,ミディアムテンポでギター(多分,うつみようこ)のカッティングを音のメインに据えて,うつみようこが朗々と唄うのですが,シンプルなだけに逆に私的にはメチャカッコヨシです。間奏での各楽器の絡み方もシンプルながらも非常にカッコヨシという感じで,ロケンロールよねぇと思ってしまいましたです。「水なき河に黄金満たし,わたるよ虹を。」という歌詞も無理をしない大人のポジティブでいいなぁと思ってしまいましたです。
 4曲目の“Social Shit!”という曲は,ギターの固めの音のカッティングで始まり,うつみようこのヴォーカルが始まると,終始リフを弾きまくっているのですが,決して早い曲ではないのですが,多分,基本のリズムより早いビート感でギターが弾かれているので,早く感じるのかなぁと思っていると,「SOCIAL SHIT!」のシャウトのところで思いっきりパンクになってしまうところが,やはりイヤでもパンクを通過した世代というか,分かるなぁという音になっていますです。
 5曲目の“touch”という曲は,岩崎良美の曲のカバーではありません(笑)。ドラムのリムショットで始まるので,そういう感じの可愛い曲なのかと思いきや,最初は確かに少し抑えめに始まったのですが,途中から8ビートのロケンロール全開になってしまうところがカッコヨシです。「形がある物は全て壊れていくよ。形のないものは私の中に残り。」という歌詞は深いなぁと思ってしまいましたです。
 6曲目の“This is A”という曲は,シンプルなギターカッティングから始まる,少しスピーディーな8ビートのロケンロールで,唄のほとんどは英語詩なんですが,英語詩をシャウトするうつみようこは最高にカッコイイなぁと思って日本語詩が入るんですけど,そこもいいんですよねぇ。「学び事はいつも電圧一杯。時間があるほど巡り惑う。」なんて歌詞は私的には素晴らしいです。しかし,“This is A”の“A”って何?と思っていたのですが、歌詞では“A student”とあるので,この意味なのかなぁと思っていますです。
 ラストナンバーの“いいかげん”という曲は,ドラムのフィルで始まり,そこにバンドの音が入ってくるという王道なアレンジなんですが,うつみようこが可愛らしいメロディーで唄い始まるとシンプルな8ビートになり,唄と唄の間ではギターがこれでもかっとばかりに弾かれまくっているのですが,そこの落差も良いのですが,サビの最後のうつみようこの「誰だと思っているの。いいかげんにしてください!」というシャウト一発のカッコヨサに本当,やられたまんま曲が終わってしまうという感じでございます。
 しかし,これだけCDが売れない時代だとかなんとか言われている中,こうやってうつみようこがメジャーシーンに出てくることは決してないんだけど,きちんきちんとアルバムを出すことができる時代っていうのは,私的には良い時代なんだろうなぁと思ったりもするんですけどね。きちんと活動して,儲かっていないと思いますけど,こうして音源を出してもらえると,本当,うれしいですし。

 ところでだ,この間の土日が雨でプレトレに乗れなかったことについては最初に書いたとおりですが,私が住んでいる地方都市は台風(というか,台風が温帯低気圧になってしまった)の関係で,今日は終日雨だったのですが,天気予報ではあまり明日も良い天気になりそうにないんですよねぇ。う〜,次の土日は子供の体育祭だの法事だの入っているので,絶対にプレトレで走りに行けないので,なんとか明日は走りにいきたいんだけどなぁ。社会復帰してヨレヨレになった体と心をプレトレでガシガシ走って,リセットしたいところなんですけど,天候ばかりは自分ではどうにもできないですしねぇ。
 まぁ,温帯低気圧がどこかに行ってしまうのを願いながら,とりあえずブログをアップすることにしましょうかね。
 で,こういう事情がありますので,このブログは(読んでいる人はほとんどいないと思いますが)毎週土曜日にアップしていますが,次回は日曜日のアップになるかもしれませんですので,予めご了解下さいでございます。