ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

PLACE KICK+1984 /CHANCE OPERATION


 前回,4月になって暖かくなったよ〜んと書いたはずなのに,この間の日曜日に爆弾低気圧が襲来してからというもの,なんか寒いです。で,この間の週末は爆弾低気圧襲来ということで,果たしてプレトレで走りに行けるんだろうか?と思っていたのですが,日曜日の午前中は晴れていたものの,やはり風が強く,う〜ん,どうしたもんかなぁと思っていたのですが,午前11時30分くらいから段々と空模様が悪くなり,雨もポツポツ降ってきたので,これは考える余地もなく,プレトレで走りに行くのはヤメヤメ!というわけで。とはいえ,日曜日の午後に家でウダウダしているのも嫌だったので,雨が降ったり止んだりで,風も強かったのですが,久しぶり電気屋巡りをさせてもらいましたが,物欲を刺激するようなものはなにもなく,まぁ,ずっと徒歩で回ったので,少しはいい運動になったかな?という感じでございましたです。
 で,水曜日に休暇が取れることになったので,子供らも学校が始まりましたし,何のしがらみもなくプレトレで走れるわねというわけで,午前10時からプレトレで走りに行きましたです。今回は西方面海岸コースで目標は8時間で往復120キロということで。しかし,この日は爆弾低気圧の影響が残っているのか,風が冷たかったですね。まぁ風が冷たいのは走っていれば体が温まるのでよいのですが,正直風が強くて心がボキボキに折れてしまいましたです。往路はね,まぁ良かったんですよ。追い風だったり横から吹く風だったので,サクサクと3時間で65キロ走らせてもらいましたけどね,問題はね復路ですよ,復路。普通なら30キロぐらいは軽く出るなだらかな下り坂で,20キロも出ないんですよ,向かい風が強くて。しかも,風が冷たいもんだから,向かい風だと体が思いっきり冷えるんですよね。この日は,上は七分袖ドライメッシュ1枚だけだったので,ちょっと辛いなぁと思いつつ,向かい風に心を折られながらも,帰らないわけにはいかないので,えぇ,黙々とペダルを回させてもらいましたです。途中で自分でも体がヨレヨレだなぁと思いつつも,何とか家までたどり着きましたです。しかし,正解だったのは,この日は6時間ライドということにしていたので,塩分及び糖分補給ということで岩塩飴を2つトップチューブバッグに入れて出発したのですが,まず最初の休憩のときは昼ご飯を食べるので,飴は食べずに置いておいて,2回目の休憩の後に出発時に1粒,そして残り1時間のところで向かい風でヘロヘロになったときにもう1粒食べたのですが,岩塩飴の塩分と糖分がヘロヘロになった体に染み渡っていくのが分かりましたです。そのおかげで最後まで走り切れたのではないかと思いますです。帰りには急にウインカーを出して左折する営業車にもう少しで巻き込まれそうになったのですが,ガッツリとかけながらもジャックナイフにはならないディオーレのブレーキには感謝しましたです。まぁ,ブレーキ自体もそうなんでしょうが,握り込めばガツっと効くようなセッティングではなく,スピードをコントロールしやすいように握り込んでいくほどに徐々に効いていくようなセッティングにしていることも功を奏したのではないかと思っていますけどね。そんなこんなで午後5時前には家にたどり着くことができたので,帰りが思いっきり向かい風だったのに,2回の休憩を入れて7時間で走りきれたので,大変よく頑張りました・・・というのが正直な感想でしょうか。
 とかなんとか書きながら,明日も天気が良ければプレトレで走りたいので,天気が良ければ(ついでに風も弱ければ)いいのになぁと思っていますです。
 
 前回までははCHANCE OPERATIONの“RESOLVE”を2回にわたって紹介してきましたが,今回は“PLACE KICK+1984”を紹介したいと思いますです。このアルバムは1985年12月にテレグラフレコードから発売された“PLACE KICK”全曲に1984年3月のライヴ音源が1曲,1984年に発売されたカセットテープ“OPEN GROUND”から1曲となっています。“PLACE KICK”には乾純がドラマーとして参加していて,これまでのジャジーでフリーキーな雰囲気からロックバンドっぽい音になっています(インナースリーブの写真でコミヤマヨシコのギターがレスポールになっているのも象徴的ではないかと思いますです。)。
 1曲目の“RAZOR BLAZE”という曲は,ギターとベースのリハっぽい音で始まったかと思うと,それがフェイドアウトし,パワフルなドラムに合わせるかのようにコミヤマヨシコのギターもリフっぽいコードカッティングを弾いており,ビートも若干早くなっていることもあるのだと思うのですが,やはり乾純のドラムがロケンロールですよねぇ。それに呼応するかのようにヒゴヒロシのベースも唄もロケンロールしていてカッコヨイです。
 2曲目の“KEEP ON DRIVIN’”という曲は,ヒゴヒロシの早いパッセージのベースラインが踊り出したと思ったら,乾純の小気味よい8ビートとコミヤマヨシコのシンプルなギターカッティングが絡みつくのですが,コミヤマヨシコのペナペナなギターの音とヒゴヒロシの太いベースの音の絡まりが非常に気持ち良いです。一聴するとスカスカした音なんですが,聴き込んでいくと,スカスカな音の方がこの曲はメチャカッコヨイというか,ヒゴヒロシのベースラインが生きているというか,う〜ん,この曲はヒゴヒロシのベースラインのためにある曲だなぁと思ってしまいました。
 3曲目の“DREAM OUTSIDER“という曲は,3拍子のゆっくりと落ちていくリズムをドラムとベースが刻み,その上でギターがシンプルなカッティングを刻み,トランペットはフリーキーに鳴り響くのですが,個人的には3拍子の落ちていくリズムって大好きなので,えぇ,この曲も非常に私好みでございます。というか,ドラマーがしっかりしているので,リズムが気持ち良いというのを本当,感じてしまいましたです。
 4曲目の“BIT”という曲は,コミヤマヨシコの印象的なコードカッティングのギターに,ヒゴヒロシのシンプルなベースと乾純の所々トリッキーなドラムが絡みつく曲になっているのですが,シンプルなリズムに乗って,さらに投げ出すかのようなというか,メロディーを放棄したかのようなヒゴヒロシのヴォーカルもカッコヨイです。でも,やっぱりこの曲のポイントは,これまでループした展開が多かったのに,この曲ではきっちり転調を入れているところでしょうかね。本当,転調するところでガラっと曲の雰囲気が変わるんですよね。
 5曲目の“FEEL ROCKER”という曲は,タイトルからしてロケンロールなんですけど,イントロはゆったりとしたリズムでフリーキーな感じの演奏で始まったと思ったら,CHANCE OPERATIONなのに(失礼!)リズムが跳ねていますです。シンプルながらパワフルなドラムに,弾んだベースライン,ギターはロングトーンを使わず,小気味よいカッティングを聴かせてくれ,コミヤマヨシコのコーラスもなんかロケンロールで格好良く,タイトルどおりCHANCE OPERATIONのロケンロールを感じさせてもらいましたです。
 6曲目の“LONG TERMINAL”という曲は,80年代ニューウェーブを感じさせるリズムとギターのリフが気持ち良い曲なんですけど,歌詞もいいですねぇ。鉄道を利用して通勤なんかをしている人間のことを唄っているんですけど「間に合う,きみのペースで,乗り換えるあいだ」とか「いつもの雑踏を抜けるあいだ」とか「孤独に囲まれるあいだ」とか,非常にJR通勤者としてはウンウンと頷いてしまう歌詞になっていますです。ただ,残念なのは私がウォーキングシューズではなく,歩ける仕様の革靴で通勤しているということでしょうか。
 7曲目の“NICE NICE”という曲は,乾純のドラムから始まり,そこにヒゴヒロシのベースが絡み,続いてコミヤマヨシコのギターが入り込んでくるという,もうロックバンドなアレンジでカッコヨイなぁと思っていると,途中からドラムがシンプルな8ビートになったりして,乾純のロックドラマーとしての資質が思いっきり堪能できますです。もちろんヒゴヒロシのヴォーカルも短いセンテンスでキチっと言葉を投げつける感じでCHANCE OPERATIONのロケンロールになっていますです。しかし,8ビートのリズムを叩かせると,乾純はカッコヨシですなぁと思ってしまいましたです。
 8曲目の“OFF CARE”という曲は,ドラムのカウントから始まり,重たいリズムで始まったと思ったら,細かくフィルが入ってリズムがブレイクするのですが,えぇ,ブレイクが入る曲は大好きですよ。コミヤマヨシコもハードにギターをカッティングしながらスピード感を上げてくれていますし,コーラスもカッコヨイです。う〜ん,ロケンロールだなぁと思ってしまいましたです。
 9曲目の“NOISE ON TOP“という曲は“PLACE KICK”のラストナンバーなんですが,ジャジーなウォーキングベースにフリーキーなトランペットとギターの音,もちろん乾純のドラムもジャジーな感じで,このままどうなるんだろうと思っていると,雑踏の音がフェイドインしてきて,演奏から雑踏の音になるので,どうなることかと思うと,雑踏の音はカットアウトして,また演奏に戻ると,ジャジーなんだけど,ドラムは8ビートを刻んでいるという,正に乾純がCHANCE OPERATIONに加入するとこういう感じの音になりますという感じの音です。シンプルに8ビートでリズムをキープするドラムにループするベースライン,フリーキーなギターにホイっと手渡されるかのように言葉を放り出すヒゴヒロシのヴォーカルにCHANCE OPERATIONのカッコヨサが凝縮されているなぁと思いましたです。
 10曲目の“JUMP SLUMP (live)”という曲は福岡でのライヴ音源なのですが,録音状態が良いのでスタジオっぽさを感じたりするのですが,ループするリズムに絡みつくチープなキーボードの音がいいですねぇ。コードワークなんかはキーボードがかなり担っていると思うのですが,少しゆったりとしたループしたリズムにゆったりと言葉を手渡してくるヒゴヒロシのヴォーカルが非常に気持ち良い曲です。これをライブで聴いたら,きっと横ノリのダンスをさせてもらいますね。そういう感じの曲です。
 ラストナンバーの“RARE PRESENTS”という曲は,1984年9月にカセットテープ(といっても,きちんとボックスに入っていましたけどね。)で発表されたOPEN GROUNDからの曲なんですが,残念ながら未発表扱いにされていますですね。ヒゴヒロシがドラムとベースを担当していることから,リズムは全体的に締まっていて,そこにきっちりリフをキメるサックスとギターと,ロケンロールしていた“PLACE KICK”とは違う,ジャジー(なんだけどロケンロールな)CHANCE OPERATIONの音の完成形ではないのではないかと思いますです。本当,クールなのに,ホットでメチャカッコヨイです。
 本当,このアルバムで残念なのは,「+1984」となっているのに,“OPEN GROUND”の曲が1曲しか収録されていないことでしょうか。“OPEN GROUND”は片面がスタジオ録音,片面がライヴ録音になっているので,ライヴ録音面については,“RESOLVE”でライヴ音源がかなり紹介されているので省略してもよいのですが,スタジオ録音面は全曲入れて欲しかったなぁと思いましたです。本当,スタジ録音面は“PLACE KICK”(乾純加入)以前のCHANCE OPERATIONの完成形と言って良いのではないかと思える,ジャジーでクールな音で,これまたメチャカッコイイんですよね。多分,テレグラフレコードがディストリビューションしていたとはいえ,手作業のようなパッケージングでしたので,流通量は少なかったのではないかと思いますし,ネットで調べてもほぼ壊滅状態なので,持っている人の方が少ないのではないかと思うので,この時期のCHANCE OPERATIONの完成形の音としてはやはり,今回のアルバムに入っていればなぁと思いましたが,まぁその辺はいろいろと大人の事情があったんだろうと,今は一応大人のフルカワは思うのですが,やはり,こういうアルバムが作られることは当分ないと思うので,勿体ないなぁと思ってしまいましたです。

 さて,話は変わって,前回,3月24日にアマゾンで買ったQriom防滴MP3プレーヤーが届かないと書きましたが,結局,お届け予定日の最終日である4月12日の朝にメールをチェックしたところ,発送延期メールが入りましたです。いつまで延期なのかなぁと思ってメールを読んでみると,4月21日から5月5日が配達予定日とのこと。前回のスタークラブのCDの件もあるので,ここはサクっとキャンセルさせていただいて,マーケットプレイス店の方で買わせていただくことにしましたです。で,昨日,家に帰ってメールチェックをしていると,もうマーケットプレイス店が発送しましたとのこと。しかも,発送店舗がわりと近県だったので,これは今日には届くのではないかというわけで昨晩,SDカードにこれまで録り溜めた80's Pops737曲コピーさせてもらいましたです。で,今日の午前中,いつものように掃除をしていると,インターフォンが鳴ったので出てみると,黒ネコヤマトさんだったので,ワクワクしながら宅急便を受け取ると,やっと届きましたです,Qriom防滴MP3プレーヤーが。掃除を済ませてから段ボールを開け,電池とSDカードをセットし,音が鳴るところまでは確認させてもらいましたです。これで今晩からはFMラジオで面白くないトークや曲を聴かなくてもすむので,一人ほくそ笑まさせてもらいましたです。使用感とか,音の感じとかは1週間使ってから書かせていただきますです。
 で,またもや話は変わり,通勤のお伴として愛用しているZEN Style M300(以下,面倒なので単にZENと書きます。)の調子がここのところ悪かったのですが,原因が分かりましたです。というのも,今朝,またもや電源が入りにくくなったので,どうしたもんかなぁと思いつつ,弄り倒していたのですが,掃除が終わってからスーパーに買い物に行ったとき,バッテリーがほぼ空の状態になったので,家に帰ってから充電しようと思って,USBケーブルを繋いだところ電源が落ちてしまい,そのまま全く起動しなくなってしまいましたです。なんでかなぁ,困ったなぁと思いながらネットで調べてみると,どうもバッテリーがほぼ空になっていることが原因ではないかということが判明しましたです。パソコン上は認識してくれないので,ひとまずAC-USB電源で繋いで放置しておくこと10分,なんと,勝手に起動したではありませんか。そのまま充電を続けてからパソコンに繋いだところ無事認識してくれたので,ホッとしましたです。クリエイティブメディアのサイトではバッテリーの電圧低下が著しいと電源が入らないということなので,今回の全く起動しなかったことや,これまで週末が近づくと調子が悪くなったことを総合すると,バッテリーがへたって(1年ちょっとしか使っていないのですいが,よく考えなくても毎日,通勤で往復3時間近く使っているのでやむなしか・・・)いることによる電圧降下が早くなったことが不安定になっていた原因ではないかと。というわけで,これからは1週間に1回ではなく3日に1回のペースでバッテリーの充電をすることにしましょうかね。しかし,今日のトラブルから復帰できずに,バッテリーの劣化が原因であることに気がつかなければ,新しいDAPを買っていたかもしれないので,早まらなくて良かったと思っていますです。まぁ,MUVOと違ってバッテリーの交換ができないので,バッテリーの劣化が進めば買い換えはしないといけないんですけどね。でも,少なくとも新幹線通勤をしている間は使いたいなぁと思っていますですしかし,今回,とうとうZENも少しフルカワヒロミ仕様にさせてもらいましたです。というのも,ZENにはストラップ用の穴が開いていないので,純正のシリコンカバーを付けていたのですが,電源を何度も入れたりしているとシリコンカバーの電源ボタン部分が少し破れてきたので,破れた部分は少しカットするか?と思ってカットしたところ,フルカワお得意の「やってみたら取り返しが付かない」状態になってしまいまして,さてどうしたもんかと考えたのですが,元々シリコンカバーは邪魔なので嫌だったのですが,ネックストラップに付けるためにやむなく付けていたのですが,ネックストラップに付けるために必要なパーツだけを直接ZENに貼り付けてしまえばいいんでないかい?というわけでシリコンカバーから必要なパーツを切り取って,シリコン系強力接着剤で直接ZENに貼り付けさせてもらいましたです。おぉ,なんかシリコンカバーがなくなった分だけシンプルでイイ感じになったです。というわけで,今後はフルカワヒロミ仕様になったZENをこまめに充電しながら,もう少し使い倒していきたいなぁと思っていますです。