ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

踊れ!踊らされる前に?/SOUL FLOWER UNION


 ふと気づけば6月も終わりじゃないですか。今年も半分終わってしまったなぁと思いつつ,どうも新幹線通勤があと2年ぐらい延びそうなことになってしまったようなのですが,まぁ,毎晩美味しく酒を飲んで,週末はプレトレに乗れればいいかぁという人間なので,別にいいんですけど。この間の日曜日は夕方に子供のエレクトーンの発表会があったので,「これは朝少し早起きして,プレトレに乗るしかない!」というわけで,午前7時に起きようと思っていたのですが,なんか走りに行けるのがうれしくて(いつものことなんですけどね。),結局は午前6時30分過ぎには目が覚めてしまい,さっさと朝ご飯を食べて,東方面海岸コースを走りに行かせてもらいましたです。出発前に念のため気象庁のサイトを見たのですが,降水確率が午前が20パーセントで午後から40パーセントでしたので,結果オーライでよろしいのではないかと。で,午前7時45分に出発したのですが,さすが日曜日の早朝ですね,人もいなければ,自動車も少ないですし,午後よりはまだ涼しいので非常に快適に走らせてもらいましたです。6月も終わりに近いので,毎日暑い日々が続いていたので,そろそろ出発時に持って出るヴァームだけでは足らないかなぁと思っていたのですが,走り出すと風はまだまだ涼しいので,持って出たヴァームだけで走り切らせてもらいましたです(とは言え,コンビニで休憩したときには,カフェオレの300mlの奴を1本飲みましたけど。)。昼前には帰ると嫁さんに約束していたので,この日もきっちり80キロ走らせてもらい,昼までに家に戻った(というよりも家を出発するのが早かったので午前11時50分には家に戻ったのですが。)ので,さて,シャワーでも浴びて洗濯でもしようかなと思っていると,嫁さんが洗濯機の桶洗浄をしているではありませんか。汗だくで帰ってくるので,洗濯をするのは分かりきっているのに,なんでこんなことをするのかなぁと思いつつ,まぁ,夕方までには桶洗浄は終わるだろうから,洗濯をしてから家を出れるだろうと思っていると,なんといつまで経っても桶洗浄が終わらないではありませんか。仕方がないので,子供のエレクトーンの発表会を見に行き,帰るころにはさすがに終わっているだろうと思いながら家に帰って,さて洗濯をしようかねと思って洗濯機を見ると,なんとまだ桶洗浄をしているではありませんか。結局,桶洗浄が終わったのが午後9時30分で,それから洗濯をする羽目になってしまいましたです。さすがに洗濯が終わる前酒を飲むのを待つのもなんなので,酒を飲んだ後に午後10時30分から洗濯物を干して,そのまま寝させてもらいましたが,私は「洗濯をしてくれ」ではなく,「洗濯をさせてくれ」と言っているだけなので,もう少し優しくしてくださいよ本当に・・・と思ってしまいましたです。

 さて,前回,谷山浩子シリーズに復活したはずだったのですが,SOUL FLOWER UNIONの新しいミニアルバム“踊れ!踊らされる前に”が発売され,家に届いたので,またもや谷山浩子シリーズはお休みしたいと思いますです。マキシシングルといいながら,SOUL FLOWER UNIONなので1曲目から3曲目はスタジオ録音,4曲目から10曲目まではライヴ音源,ラストナンバーは1曲目のインストの合計11曲53分となっていますです。インストを除いても49分はあるので,普通にアルバムと言ってもおかしくはないと思うのですが,そういうこだわりもSOUL FLOWERというか中川敬らしいという感じで。
 1曲目は“踊れ!踊らされる前に”という曲で,タイトルからすると結構ハードなダンスチューンかと思いきや,宇宙フーテン・スイングを彷彿とさせる昭和歌謡ジャスなゴキゲンなナンバーになっていますが,歌詞は中川節が炸裂しています。「祈りと血糊の花輪が積み上げられる」とか「「強いられる起承転結」とか「断末魔のレイシズムが身悶えている」とか,あぁ中川敬だなぁというフレーズがここそこで聴くことができますが,それでもやっぱり「新しい作法でハグしよう世界を。踊れ!踊らされる前に月光に手をかざせ」というサビの歌詞は思いっきりカッコヨイです。
 2曲目は“踊れ!踊らされる前に〜STAND AGAINST RACISM DUB MIX〜”という曲で,1曲目のタブミックスを内田直之が行っているのですが,中川敬の歌声はそのまま残しながら,浮遊感のあるバックトラックに仕上げています。特にディレイ処理で音を揺らしまくっているところが個人的には好みでございます。
3曲目は“アンパンマンのマーチ”という曲で,えぇ,この曲は子持ちであれば必ず通る道ですね。鉄板です。中川敬は子供の関係でここ最近聴いたようですが,私が聴いていたのは,もう10年以上前のような気がします。しかし,この曲にチャラン・ポ・ランタンの声が妙に合っているですよねぇ。これが中川敬の声だけであったら,もう少しイヤ〜ンな感じになるかもしれないのですが,チャラン・ポ・ランタンの少し甲高い声で唄われると,中川敬の低めの声と相まって,非常に良い感じに聞こえます。唄の内容については,ご存じの方が多いと思いますので,割愛させていただきます。
 4曲目は“また逢う日まで”という曲で,先日,亡くなった尾崎紀世彦のカバーなんですけど,イントロのあのメロディーラインを聴くだけで懐かしいなぁと思っていると,中川敬の唄が非常にイイ感じにはまっていて,昭和歌謡のフルカバーアルバムをSOUL FLOWER UNION名義で出しても面白いんじゃない?と思ってしまいましたが,昭和歌謡ってパワーがあって面白かったよねとオジサンは遠い目をして思ってしまいましたです。ついでに言うと,サビの「2人でドアを閉めて,2人で名前消して」という歌詞を聴いたとき,連赤ネタの「二人でドアを閉めて,二人で指紋消して」というネタを思い出してしまいましたです。
 5曲目は“ゴーストーリー”はソウルシャリスト・エスケイプのナンバーですが,ソウルシャリスト・エスケイプで初めてこういう中川敬の唄を聴いたとき,非常に違和感を覚えたのですが,今こうやって聴いてみると,中川敬の唄の幅が拡がったこともあって,ゴリゴリのブルースっぽい曲もいいんでないかいと思ってしまいました(だからこそ,中川敬も最初はSOUL FLOWER UNIONではなくソロプロジェクトのソウルシャリスト・エスケイプで出したんだろうと思いますです。
 6曲目は“陽炎の国,鉛のうた”はSOUL FLOWER UNIONの2作目,“ワタツミ・ヤマツミ”からの曲で,実はこの曲は大好きな曲で,この曲の「空天から虹,今日の片側だけ照らしてる。地を這う唄詠み,星の裏側まで届けよう」という歌詞が大好きで,このフレーズの中から子供の名前に人文字もらいましたです。オリジナルより少し遅めのリズムなんですが,曲の途中でどんどんリズムが変化していく展開や,弾けるような女声コーラスは今聴いても非常にカッコヨシですね。
 7曲目は”たこあげてまんねん”も“ワタツミ・ヤマツミ”からの曲で,イントロの奥野真哉のピアノの音が懐かしくも美しいなぁと思っていると,そこのリズム体と中川敬のギターがユッタリと絡みつき,途中から一気にスピードアップするのですが,そこもカッコイイなぁと思っていると,変わることのない中川敬の唄がこれまたカッコヨシでございます。ネタとしてはアメリカ大統領(レーガンだったっけ?)が訪日してゴルフをして体調を崩したっていうネタが絡めてあったりするので,最近のファンには分かりにくいかもしれないのですが,リアルタイムで聴いてきたファンとしてはそういう小ネタも懐かしかったりします。しかし,間奏の奥野真哉のジャジーなキーボードソロはやっぱりこの曲のハイライトだなぁと思ってしまいましたです。
 8曲目は“辺野古節”という曲で,安倍政権になって沖縄の米軍基地問題はどうなるのか?ということなんでしょうね。でも,そんな政治的な思惑は関係なしに聴いても,非常にきれいな曲だと思います。沖縄民謡のようでいて,ポップのようであり,結局は中川敬節としかいいようのない曲になっていますです。
 9曲目は“パンチドランカーの夢”という曲で,どうしようもなく救いようのない男が主人公の曲なんですけど,この男を非常に優しい視線で見た曲になっています。もちろん,唄う中川敬の声も非常に優しくて,リフレインされる奥野真哉のピアノメロディーも優しい音色で,聴いているこっちまで優しい気持ちになってしまいましたです。
 10曲目は“アクア・ヴィテ”という曲で,レゲエのリズムに乗って,中川敬がこれまた優しい声で唄いかけてくれます。「君は何処にいるんだろう?風と夢と喧噪にまぎれ,笑い泣きながら,孤独の闇の底でいのちの水を浴びる。」というサビの歌詞は中川敬からスピーカーの前の(もしくはヘッドフォンで繋がれた)一人一人に対して唄いかけているんだろうと思いましたです。
 ラストナンバーは“踊れ!踊らされる前に”という曲で,1曲目のヴォーカル抜きヴァージョンなんですが,ヴォーカルが抜けている分,演奏がメチャスイング歌謡していてカッコヨシです。
 正直,昔はSOUL FLOWER UNIONはこれからどこへ行くんだろうって新しいアルバムを聴くたびに思っていましたが,なんかもう最近はどこへだって行ってください,どこへでも付いていきますっていう気持ちになっている自分がいます。というか,パンクだろうが,ブルーズだろうが,昭和歌謡だろうが,レゲエだろうが,ロケンロールだろうが,民謡だろうが全てを取り込んで,それを咀嚼してSOUL FLOWER UNIONのロケンロールにしているんだから,どっちに行ったってかまいませんよと。ただ,願うのは,私と同じく中川敬も40代後半ですので,体には気をつけて,できるだけ長く,中川敬のゴキゲンなロケンロールを聴かせていただきたいということでしょうか。 

 話は変わって,私はアサヒのポチットのトップチューブバッグを愛用しているのですが,塩分&当分補給用の飴をバッグ横のネットに入れているのですが,さすがにネット上部のゴム部分が伸びてしまい,どうしたもんかなぁと思っていたのですが,自分でゴムを付け替えるのは少し冒険すぎるし,100均で売っているゴムは色が白しかないので,黒のトップチューブバッグには使えないし,どうしようかと思っていたのですが,ゴムが伸びきったのであれば,飴を出し入れするだけなので,そんなに大きく開く必要もないので,伸びてしまった分だけ切って,それを縫えばいいんでないかいというわけで,相変わらず大胆に伸びたゴム部分をハサミでジョキジョキ切って,ゴムの端があった部分に縫い付けると,あら不思議,なんとかなったじゃありませんか。というわけで,買い換えることもなく,余分なパーツを買うこともなく,無事にトップチューブバッグがイイ感じになったので,当分はこのトップチューブバッグを使おうと思っていますが,これがダメになったら,私が持っているベルクロ止めの奴でなくて,ファスナー止めの奴が欲しいなぁと思っていますが,果たしていつになったら買い換えることができるのかについては,私次第ということで。
 買い換えと言えば,夏用の靴の裏がさすがに3年履いたのでボロボロになっていたので,そろそろ買い換えないといけないなぁと思いながら,なかなかイイ感じの靴がなかったので,とりあえず今年も履くしかないのかなぁと思っていたのですが,昨日,仕事帰りに少し時間があったので,靴屋を見ていたら,これまで履いていた夏用の靴と同じタイプで色が赤の奴を発見しましたです。しかも旧モデルは靴紐がゴム系だったのが少し残念なところだったのですが,新しいモデルは普通の靴紐になっていたので,これは買うしかない(というか,買っておかないと,こういう季節物の奴って,次は手に入らないかもしれないので。)というわけで,サクっと買わせていただきましたです。今日からトレッキング系のスニーカーは秋になるまでお休みいただいて,夏の間はこの靴を履いて,足下も涼しくしておきたいと思いますです。ちなみにVANSPIRIT 7240というモデルで,値段も安くて(2900円ぐらい)そこそこ人気があるようなので,「見つけた時が買う時」で正解だったなぁと思っています(というか,これまで,まぁ,後で買えばいいかと思っていると,結局買えなかったということがよくあったので,今回はサクっと買わせていただきましたです。)し,個人的には良い買い物をしたと思っていますです。