ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

ルーシーの子どもたち/SOUL FLOWER UNION


 今週は夜勤があったり,前の勤務地まで送別会に出かけたりと,いろいろと個人的に体力勝負の週でしたが,何とか乗り切ることができましたです。火曜日の夜勤は,まぁ何事もなかったものの,ゆっくり眠れるというわけではないので,木曜日に送別会がある関係で,水曜日に晩ご飯当番を買って出たものの,晩ご飯を作り気力もなかったので,以前から子供らから回転寿司を食べに行きたい(回転寿司ならお寿司を食べた上にデザートもあるので。)ということだったので,晩ご飯は回転寿司にして,ちょっとサボらせてもらいましたです。しかし,歳なのか夜勤明けの疲れがあるのか,前は15皿くらいは余裕で食べることができたのですが,今回は12皿でもう勘弁・・・という感じになってしまいましたです。まぁ親子3人で5000円もかからなかったので,これはこれでちょっとした贅沢ということで。で,そこの回転寿司屋と同じ敷地内に業務用スーパーがあるのですが,先週,イオンの乳酸菌飲料を買いに行ったら,乳酸菌飲料だけが売り切れていたので(カルピスなんかは余裕であった。),森永コーラス(今でもあるの?)でも探してみるかなぁというか業務用カルピスとかあったら買ってみてもよいかも?というわけで探してみると,森永コーラスはなかったのですが,ミルトンっていうのがあって,なんと1リットルで398円っていう安さ。しかし,ミルトンって知らないよなぁと思っていると,なんか子供らは知っているということなので,買ってみることにしました。ネットで調べてみると,チューペットの前田産業が作っているのね,ふむふむという感じで,パッケージには「喫茶・レストラン用」と表示され(さすが,業務用スーパー!)と書かれ,コップ約33杯分なので,飲んでみてカルピスと遜色がなければイオンの乳酸菌飲料からミルトンにシフトしようかなぁなんて思っています(というか,なんとなくイオン乳酸菌飲料は品薄みたいですしね。)。

 とかなんとかグダグダ書いてしまいましたが,今回はSOUL FLOWER UNION(以下「ソウルフラワー」という。)のニューシングル(と言ってもライヴ音源4曲を加えた限りなくミニアルバムなんですけどね。)“ルーシーの子どもたち”を紹介したいと思いますです。と思ったものの,紹介の前に,今回,ソウルフラワーから河村博司が脱退したので,そのことについて。河村博司は元々,The Upというバンドでギター兼ヴォーカルを演っていたところ,なぜかNewest Modelにベースで参加し,そのままソウルフラワーでもベース,伊丹英子がお休みしてからはギターとして,ソウルフラワーを支えてきましたが,やはり,元々ヴォーカル兼ギターの人なので,中川敬のバックよりも自分の音楽が演りたいということで今回,脱退したということです。これでオリジナルメンバーは中川敬奥野真哉だけになってしまいましたが,まぁ変化していくことがソウルフラワー(そういう意味では,まさしくUNIONというバンド名が全てを表していると思います。)であるならば,出入り自由のバンドであるというのも1つの考え方なんでしょうね。でも,うつみようこが脱退したときと異なり,きちんと説明がされたことは非常に良かったのではないかと思います。
 で,新メンバーの高木克が参加しての初のシングルが,このルーシーの子どもたちになるのですが,1曲目の“ルーシーの子どもたち”は,いきなり「マンボ!」って言いたくなるような,ゴキゲンなラテンナンバーになっています。ブラック・ボトム・ブラス・バンドのホーンも,赤木りえのフルートも非常にいい感じで,正に夏にピッタリのソウルフラワー流のポップになっていますです。というか,以前,ブラスを入れた曲でなんかギクシャク感があったのですが,それがなくなって,ゴキゲンな音になっていますです。
 2曲目の“秋田音頭”は,ジゲンの思いっきりファンキーでゴキゲンなベースと奥野真哉のスペイシーなキーボード,中川敬三線が非常に気持ちよく組み合わさった民謡ファンクで,初のジゲンヴォーカル曲となっています。なんか,エレクトロ・アジール・バップのころのソウルフラワーを思い出してしまいましたが,やはり,こういう感じの曲を演らせると,ソウルフラワーの右に出る者はいないと確信しましたです。
 3曲目の“MISSISSIPPI GODDAM”はニーナ・シモンという人の曲のカバーでライヴ音源なのですが,なんとうつみようこがヴォーカルを取っていますです。こういう英語曲をシャウトさせるとやっぱりうつみようこは日本一ではないかと思ってしまいました。うんうん,うつみようこカッコヨシ。シンプルなR&Bなんですけど,それはそれでヨシでございます。
 4曲目の“乳母車と棺桶”は,Newest Model時代の曲で,イントロのギターの音を聞いただけで懐かしくなってしまいましたです。しかし,20年近く前の曲なんですけど,ちっとも古くさくなっていなくて,ちょっとびっくりしましたです。「おやじは言うだろう。あんたまだまだ青いぜ。ガキは言うだろう。あんた似たようなもんやで」って,昔はガキの立場で聴いていましたが,今は親父の立場で聴かせてもらいました。しかし,「バカでも儲かるみたいさ,歌手歌手」という歌詞は今も色あせることなく輝いていますなぁ。
 5曲目の“こたつ内紛争”も,Newest Modelのナンバーで,これもイントロを聴いただけで,あぁ・・・と思ってしまいますです。っていうか,20年近く前に,すでにこういう曲を書いていたことが素晴らしい,あんまり四の五の言わないので,もう買って聴いてくれ!って感じです。
 6曲目の“不死身のポンコツ車”は,ロロサエ・モナムールに収録されていた曲ですが,やはり奥野真哉のキーボードが気持ちいいです。音頭ロケンロールとしか言いようがない曲なんですけど,歌詞の点も含めて非常にハイな曲でございます。
 7曲目の“パレスチナ(09 FREE GAZA MIX)”は新作のカンテ・ディアスポラからの音源をミックスやり直したということですが,耳障りが良い音になっているかな?という感じです。
 ラストナンバーは“ルーシーの子どもたち(INST)”ですが,インストで聴くと,本当,書く楽器の絡みが気持ちよく決まっているのがよく分かります。特に奥野真哉のリズミカルなアコピがいいですねぇ。やはり奥野真哉のキーボードは日本の宝だなぁなんて勝手に決めてみたりして。
 しかし,どうも秋には2枚目になるライヴアルバムも発売されるようなので,秋もソウルフラワーから目が離せませんなぁ。

 THE GROOVERSつしまみれ,ソウルフラワーと立て続けにCDが発売され,1週間ごとにヘヴィーローテーションをしてきましたが,私的には,やはりTHE GROOVERSが一番ヘヴィーローテーションになっていますかねぇ,というか全く聞き飽きることがないんですよね,あのロケンロールは。
 今日はいろいろと用事があって,天気が良いにもかかわらずあまり自転車に乗れなかったのですが,明日も天気が良いようなので,なんとか時間をやりくりして,2時間ぐらいは乗りたいなぁ・・・なんて思っていたりします。で,話は変わって,木曜日の送別会の話なんですが,私が前の勤務地の連中に,当時の上司(現在は私と同じ勤務地)が退職するので,そっちのメンバーがほとんど集まるのであれば,上司と二人でそっちまで行ってもいいよと行ったところ,本当にほぼ全員のメンバーを揃えてくれたので,行くことになったのですが,本当にいい奴らでしたね。あんまり楽しく飲み過ぎて,何を話したのか頭から飛んでしまいましたです。出張で行くことがあったり,向こうの連中が出張で来たりするので,そのときはまた!ということで別れたのですが,本当,機会があればまた飲みましょうと思えて,言ってもらえる連中がいるっていうことは幸せなんだなぁって実感しましたです。