ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

あっ,海だ。/つしまみれ


 今週はちょっとあせってしまいましたです。というのも,この間の日曜日,雨があがったので走るしかない(なぜに走るしかない!という気持ちになるのかは私にもよく分からないのですが,ともかく天気がよければ自転車で走りたいのさ!)というわけで,これまで2度にわたって到達できていなかったところに今度こそ行くぞ!(一度目はママチャリで力尽き,二度目はプレシジョントレッキングで道を間違えた。)というわけで,三度目の正直で無事に到達できたのですが。やはり湿度が高く,汗がダラダラだったようで,若干MUVOに汗がかかったらしく,家に帰って充電しようとするとUSBに繋いでいないのにUSB接続中の表示がディスプレイに表示されたりして,どうなってんの?と思っていたのですが,無事に充電できたので,まぁいいかと思っていたのですが,悲劇は四時筒に現れました。仕事場に着いてMUVOのディスプレイを見るとなんか文字が薄いなぁ,充電していないのに充電表示がなぜか出ているなぁって感じだったのですが,帰りにはほとんど読めない暗い薄くなって,おかしいなぁと電源を入れ直したら,今度は起動しなくなり,うぉ,4年間にわたって愛用してきた上に,16ギガにカスタマイズした愛機がとうとう逝ってしまうのか?次はやっぱりモザイクかなぁと思いつつ,家に帰って接点復活材を吹きつけ,駄目もとで充電してみると,何となく期限がよくなったようで,しっかり充電して,翌日からは何事もなかったかのように使えましたです。なんてタフな奴なんだMUVO。多分,汗の塩分がコネクターの中に付いていたのが,接点復活剤で吹き飛ばされたんでしょうね。それで,まだまだ酷使させていただきますわよと思いつつ,今度から長距離を走り込むときには,雨天時用のカバーを最初から付けてから走ることにしようと少し反省した私でした。

 さて,今回は6月17日に発売されたつしまみれのメジャーデビューアルバムになる“あっ,海だ。”を紹介させていただきます。つしまみれについては,今までも取り上げていますので,詳しいことは割愛しますし,気になった方はつしまみれのサイトをググって調べてもらえればと思いますです。で,本題に入るのですが,今回のアルバムはつしまみれのサイトでアルバムタイトルと全曲名が発表されたとき,いったいどんなアルバムになるのか若干の不安はあったのですが,えぇ,あいかわらずのつしまみれでしたですよ。創造妊娠からSIX MIX GIRLSまでの流れを総集編にしつつ,まりのお茶目な感じが随所に現れた噛めば噛むほど味のでるスルメのようなアルバムになっていますです。あぁ,まさしく海産物
 1曲目の“岩壁の上の一本指総長”はイントロのギターの音がなんだかナンバーガールみたいで,私的に不安をかき立てられたのですが,ベースのやよいが入ると一転して“海老原眞治”パターンのハードな曲で,これがカッコイイのなんのって。「一本指で弾いてる。1本指で簡単!」だなんて,ギタリストがそれでいいのか?まりと思いつつ,いいんだよつしまみれなんだからって思ってしまっている私だったりします。
 2曲目は先にシングルカットされた“タイムラグ”なんですけど,息を吸う音からいきなり始まる,この2曲連続怒濤のナンバー(うっかりすると,組曲かと思ったりして,ないか?)で多分つしまみれワールドに連れ込まれてしまいましたです。
 で,3曲目の“ブレスユー”は打って変わって,やよいのベースから始まり,そこにまりのギターが絡み,最後にやよいのドラムがなだれ込んでくるというナンバーで,歌が入っていないところはなんとなく60年代ギターインストバンドのようなアレンジなのですが,歌が始まると,まりのザックリとしたギターカッティングと尖ったギターのオブリガードが一筋縄ではいかない音を聞かせてくれていますです。しかし,やよいのドラムの音がきちんと立っていて,ハイハットの音を聞いていると髪を振り乱しながら叩いている様子が目に浮かんだりもしますです。やよいのドラムは好きなので,ここは強調しておこう。
 4曲目の“険悪ショッピング”はみずえのドラムから始まる,80年代ニューウェーヴというか2000年代オルタナ系というか,そういう感じのアレンジになっていますが,なぜに険悪ショッピングなのかといえば,好みが全く違うカップルで買い物に行って,買い物をしながら徐々に険悪な気持ちになってしまったっていう曲なんですけど,買い物はできれば1人でのんびりしたい私としては,最近の若い娘ってこんな感じなのかなぁって思ってしまいましたです。まぁオジサンには分からない気持ちなんですけどね。
 5曲目の“山口”は山口県なのか?,山口さんなのか?と疑問に思いつつ,聴いてみても結局は分からないという曲です。曲は重ためのリズムで淡々とノイジー(なんかすごい表現だなぁ)に演奏しつつ,途中で壊れたように「グッチグッチグッチグッチ・・・・」入ってくるのも意味不明なんですけど,それで山口なのか?と思っていると,テンポアップしてみたり,また淡々と演ってみたりと,まぁいいか,つしまみれだし。
 6曲目の“まつり”はタイトルどおり夏祭りシーズンにつしまみれ風なつまつりっていう感じですね。これで盆踊りを踊るのは無理ですけど,ヘッドバンキングは十二分にできると思いますです。まりのはイートーンヴォイスもカッコイイです。しかし,この曲でのみずえの叩きまくりのドラムと泳ぎまくりのやよいのベースラインが,まりがシンプルなカッティングに徹している分,めちゃかっこいいです。
 7曲目の“マイクスメルくんくん”は,このタイトルは?って思いながら,ポップで可愛い曲なんですよね,曲は。問題は歌詞だよ歌詞。タイトルどおりただライブハウスのマイクが臭いっていうこととひょっとしたら彼氏も臭いかも?っていうことを唄っているだけの唄なんですよね。だいたい,メジャー作品で鼻でクンカクンカしている音を入れたり,笑いながら臭〜い!と叫んでみたりと,メジャーに行っても変わんねぇなぁって思ってしまうと共に安心してしまいましたです。
 8曲目の“ストップ&ゴー!”はつしまみれにはめずらしくストレートなスカナンバーで,なんだ〜こういうストレートな曲もできるんだ〜っと思ってしまいましたです。歌詞もストレートでどちらかというと,ハイパースイートパワー路線でしょうか。
 9曲目の“いそぎんちゃくひともんちゃく”はなんちゅうタイトルなの?と思いつつ,ミディアムテンポの曲が始まると,いそぎんちゃくがひともんちゃくだろうが,まりのあの声で唄われると,どんなくだらない歌詞でもリアリティを帯びてしまうというか,これはこれでありなんでしょう?って思わせてしまうところは既に私がつしまみれにやられてしまっているからかもしれませんです。
 ラストナンバーの“海産物”は一体どんな曲なんだろう?と思っていると,最初のまりのブクブクヴォイスからこれは何なんだと思っていると,つしまみれ得意の変速ビートで始まり,普通に仕事をして働いている人を賞賛する歌詞で,一体どうしたんだつしまみれ?と思っていると,いきなり「みんなが解散していくよ」と解散と海産を引っかけているということが判明しましたです。しかし,解散する気はさらさらないって唄ってくれているのが非常にうれしいですねというか,10年やってメジャーデビューして解散しますじゃぁねぇ。メンバーのブログに80歳まではつしまみれをやりたいと書いてあったので,いろんな障害はあるとは思うけれど,少年ナイフのように息の長いバンドになってほしいなぁって思っています。しかし,彼女らが80歳になるときには私は多分,もう生きていないだろうと思いますので,まぁいいんですけどね。

 しかし,本当に暑くなってきたので,普段着のTシャツだと自転車に乗っていて汗をかくとベタベタして話にならないので,この間ユニクロに行ったとき,ドライメッシュのTシャツ2枚組パック780円を買ったです。やはり,ドライメッシュだと汗をかいてもベタベタくっつかないし,伸縮性があるので,肩まで袖をまくり上げるのも簡単だし,非常にいい買い物をしたと自画自賛しています。家に帰ったら,汗でベタベタしていないTシャツに着替えればいいわけですしね。
 しかし,このTシャツを買ったときの笑い話で,子供がバンダナが欲しいのがあるけれど,2枚組なので1枚はいらないというので,じゃぁ1枚はお父さんが使いから買うかということで値段も見ずに買ったところ,レジでえらい高いなぁと思いつつレシートを見てみるとTシャツ2枚パックとバンダナ2枚が同じ値段でした。100均のバンダナしかこれまで買ったことのない私としてはひぇ〜!と思いつつ,バンダナが高いのか?Tシャツが安いのか?よく分からないので,もう考えないようにしたいと思いますです。
 さて,今日は天気がいいようなので,これから2時間ぐらい走ってきましょうかね。