ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

SOUL-CIALIST PARTY OF THE SOUL-FLOWER UNION: LIVE! 1992.12/MESCALINE DRIVE & NEWEST MODEL


 最近,週末の天気が悪くてウンザリしているフルカワでございます。この間の日曜日はどうにも天気が悪いので,今日行くことにしていたプレオの定期点検を午後に前倒ししてもらって,午後3時には体が空いたのですが,天気が悪いものの雨は降りそうにないので,1時間,ノンビリと走らせてもらいましたです。たまにはこういうのもいいよね,午後5時からはどうせマンションの管理組合の臨時総会なので,あんまり汗をかくわけにもいかないし。プレオの定期点検も済ませておけば,来週はインナーパンツを履いてガッツリ走れるし・・・と思っていたら,台風ですか?どういうことよ?まぁ,台風がそれてくれれば,明日の午後は走れるかなぁなどと,まず無理筋な希望を持ちつつ,まぁ,ダメなら久しぶりにプレオにでも乗りましょうかねなどと思っていますです。
 しかし,プレオの定期点検が終わって,ディーラーの方に「あいかわらず乗っていませんねぇ。」と言われてしまいましたです。まぁ,休みの日はプレトレに乗っているからなぁとはいえ,13年で2万4000キロだもんなぁ。なんか税金を払うために乗っているようなもんだと思いつつ,まぁ軽自動車で維持費が安いし,時には自動車に乗るのも楽しいので,まぁ良いのではないかと。しかし,プレオがダメになったら次は何に乗ろうかなぁというか,プレオがダメになるころには,主流は電気自動車になっているのかなぁと思いつつ,原発騒ぎで電気自動車もどうなることやらという感じなんですけどね。

 というわけで,今回は前回に引き続き,ビデオからDVDにダビングしたもので,MESCALINE DRIVE & NEWEST MODELの”SOUL-CIALIST PARTY OF THE SOUL-FLOWER UNION: LIVE! 1992.12”というビデオを紹介したいと思いますです。このライヴは1992年なので,もう20年近く前の映像なのですが,新宿にあった日清の本社の地下に日清パワーステーションというライブハウスがあって,そこでのライヴ映像なのですが,ビデオを発売したのも日清なんですね。なんか昔は凄かったなぁという感じを今更ながらしますね。
 1曲目は“Dear Mr Fantasy”という曲は, Trafficのカバーなんですけど,うつむき加減に伊丹英子がギターを弾く中,うつみようこリッケンバッカーを抱えて,バリバリ英語詩をシャウトしまくってくれています。本当,ロケンロールなヴォーカリストだよなぁうつみようこはと思わせてくれましたです。ドラムの高木太郎とベースの永野かおりのリズム体もイイ感じのリズムをキープしてくれていますし,コソっと奥野真哉がキーボードでサポートしていたりして。う〜ん,MESCALINE DRIVEっていいバンドだったんだなぁと今更ながら思わせてくれますねぇ。
 2曲目の“I Don't Like“という曲は,これもMESCALINE DRIVEの名曲ですよねぇ。うつみようこのこれでもか!とばかりに英語詩をシャウトしてくれるは,初期のストレートなパンキッシュなナンバーを本当,キレキレのリズムで叩きつけるように演奏してくれる姿に惚れてまうやろ〜!ってな感じですね。
 3曲目の“正体不明の被害者意識”という曲は,MESCALINE DRIVE名義では最後のアルバムになった「イデオロギー・クッキング」に収録されていた曲なんですが,アルバムよりも重たく,叩きつけるようなリズムでライヴらしい演奏を聴かせてくれます。しかし,「正体不明の被害者意識」だなんて絶妙なタイトルの曲だなぁと思ってしまいました。「君はいつでも言い訳がましい,正体不明の被害者意識」だなんて,本当,最近の曲じゃあ聴くことのできない深いフレーズだなぁと思ってしまいましたです。
 4曲目の“ひかりの怪物”という曲は,奥野真哉の激しいエレピで始まり,中川敬のワウを効かせたリズミックなギターが入ったところで,思いっきりファンキーかつパンキーな曲で,客席の客のうねりが,画面の中とはいえ,もの凄い状態になっているのがありありと分かります。正直,私も日清パワーステーションで初期のSOUL FLOWER UNIONのライヴを見たことがありますが,本当,広いフロアーに大音響に身を委ねるのは,本当,気持ち良かったことを思い出しましたです。
 5曲目の“Stregth Of Your Nature“という曲は, The Stail Councilのカバーですが,うつみようこも加わって,大シャウト祭りになっていますです。同じフレーズを延々と繰り返しながら,メンバーでソロを回しながら,ドラムからパーカッションに変わったベンのソロがフィーチャーされつつ,中川敬のソロが徐々に挟み込まれ,うつみようこのシャウトが加わり,終盤のこれでもか!っというまでの盛り上がりはさすがNEWEST MODELという感じです。
 そして,そのままの流れで,私的には非常に大好きな6曲目の“知識を得て,心を開き,自転車に乗れ!<Part.1&2>”という曲に入るのですが,ベースの河村博司が気持ちよいリズムを組み立てる中,中川敬の「Get The Knowledge,Free Your Mind!」というシャウトが入り,うつみようこのコーラスのキレも素晴らしく,間奏の奥野真哉のキーボード・ソロもうつみようこのラップも全てが素晴らしい。まさに「知識を得て,心を開き,自転車に乗る」のさ!そして終盤でThe Last Poetsの“Mean Machine”になり,うつみようこのヴォイスと中川敬のギターの掛け合いになったかと思うと,今度はFunkadelicの“Get Off Your Ass And Jam”になり,多分,このとき客席に居たとしたら,踊り狂っていただろうと思いますです。
 7曲目の“外交不能症”という曲は,NEWEST MODELのパンキッシュな部分をこれでもか!っとばかりに打ち出している曲で,イントロの中川敬のギターからして,すでにカッコヨイ。ステージ上の照明が点くと伊丹英子うつみようこもいるではありませんか。まさにソウルフラワー祭りだなぁと思ってしまいましたです。
 8曲目の“Revenge”という曲は,The Loodsのカバーですが,重たいリズムからうって変わってハードなリズムになったときに西村茂樹が飛び出してきて,「時代がさるぐつわを,未来にさるぐつわをかます。」というたったこれだけのフレーズで突っ走ってくれます。LOUDMACHINE時代の挑発をなびかせた西村茂樹がちょっと新鮮な感じがしますです。どうも西村茂樹のイメージといえば,どちらかといえば短髪なので。でも長髪でもカッコヨイのでいいんですけどね。
 9曲目の“龍宮へようこそ”という曲は,永野かおりの少しひっかかるようなベースラインにつぶやくように唄ううつみようこ,そして伊丹英子もヴォーカルに加わり,中川敬はギターに専念し,奥野真哉がところどころトリッキーなフレーズを決めるなど,聴かせどころ満載の曲になっています。しかし「明日になれば変わるような昨日を待っている。」とか「目の覚めるようなほら絶望があるよ。水は沈黙のほら輪を破った。」とか伊丹英子のライティングセンスに脱帽ですが,伊丹英子が竜宮と揶揄するこの国は,あのころよりも更に状況が悪くなっていることに愕然としたりするのですが。
 ラストナンバーの“Sister Say No!“という曲は,後に“Sister“Guiter”Say No!”として発表された,中川敬がギターを弾きまくったアレンジのパンキッシュなナンバーで,永野かおりのベースもうつみようこのシャウトも高木太郎のドラムも伊丹英子のギターも全てがサビの「NO!NO! NO NO GIRL!」に一点集中している感じで最高ですね。というか,この曲をライスナンバーに持ってくるところがSOUL FLOWERらしいといか,カッコヨイというか。まぁ。この曲も大好きな曲なのでいいんですけどね。
 エンディングの“おもろのきわみ“という曲は,The Velvet Undergroundのカバーですが,これをバックに当日の演奏の様子がダイジェストで流れるのですが,本当,後にSOUL FLOWER UNIONになったのは本当,必然だったんだなぁと思ってしまいましたです。
 しかし,日清パワーステーションもなくなり,SOUL FLOWER UNIONもメインメンバーで残っているのは中川敬奥野真哉だけになり(伊丹英子はスポットで入るけど。),時は流れたなぁという感じですが,あっという間という感じなんですけどねぇ,ここまで。

 窓の外を見ると,どうしようもないくらい雨雲が空一面を埋め尽くしていますです。これは明日もダメかなぁと思いつつ,先ほど,プレトレに小技を効かせてきましたです。というのも,私が住んでいるマンションの駐輪場は駐輪場所が指定制なんですが,私の右横にGIANTのROCKが止まっているのですが,持ち主が本当,ママチャリ的な使い方をしていて,チェーンもスプロケもサビサビで,オマケにバーエンドのゴム部分が腐食し始めているので,ちょうどROCKのバーエンドがプレトレのトップチューブに当たるのですが,駐輪している自転車が多いときには,トップチューブの上にROCKのバーエンドが乗っているのですが,そうすると腐食し始めているバーエンドのゴムがプレトレのトップチューブにくっついてしまうんですよね。これは苦情を言うわけにもいかないし,どうしたもんかなぁと思っていると,家にマジックテープでバンドを結束するものがあったので,これをROCKのバーエンドが当たるところに巻いておけば良いのでは?ということで先ほどトップチューブに巻いてきたのですが,これが非常に良いです。というのも,ROCKのバーエンドがプレトレのトップチューブの上に乗ろうとしても,マジックテープがくるりと回って,ROCKのバーエンドがトップチューブから落ちてしまうんですね。マジックテープなら塗装が痛むこともないし,走るときにはシートの下の方までずらしておけば気になることもないですし,これは非常に良い。ただ,今使っているマジックテープが細くて青胃ので,太くてもう少しプレトレに合う色の奴を買わないといけないなぁ。そう言えば,いい加減,愛用のユニクロの折りたたみ傘が雨が漏れるなぁと思っていると,傘の骨が当たっているところに穴が開いていることが発見されたので,これはもう交換しないといけないなぁというわけで,ユニクロに行くついでにマジックテープを100均で探してみようかなと思っていますです。どうせ,明日も雨で走れそうにないしね。