ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

HABITABLE ZONE/SOUL FLOWER UNION


 先週末は寒波来襲ということで寒いねぇという感じでしたが,今日は寒波って何ですか?みたいな感じで,最高気温も14度ということで,1月にしては暖かい週末になっています。相変わらずドテラを羽織って,ユニクロフリースルームシューズを履いて,しもやけ対策ということで指先を切った手袋はしていますが,オイルヒーターの電源は入れずに部屋の中で過ごせています。
 さて,前回のブログをアップした後のフルカワの日常ですが,日曜日は天気は良かったものの最高気温が5度でおまけにところにより雪という予報でしたので,パナモリで走りに行って雪に降られたら溜まったもんじゃないということで,プレオのエンジンを回しておくことにしましたです。とはいえ,自宅から出ると寒いというよりも痛いという感じで,これで本当に気温は5度なの?とい思いつつ,プレオに乗って,北方面に行くと雪で立ち往生する可能性があるので,西方面に走ることにしましたが,途中で道路の隅っこにある電光掲示板の温度計を見てみると気温は3度ではありませんか。これは寒いというよりも痛いよなぁと思いながらプレオを走らせているとチラチラと雪が降ってきたので,パナモリで走りに行かなくて本当に良かったと思いましたです。西方面に走っても,結構,走れば少し山に中を走ることになるので,大丈夫かなぁと思いながら走りましたが,雪は残っていたものの道路に積もっているようなことはありませんでしたので,ホッとしましたです。2時間程度走ったので。折返してから途中のコンビニで休憩しましたが,山の中だったこともありプレオから降りたら寒いなぁという感じでしたが,プレオの中で補給して汚すのも嫌なので,寒いなぁと思いつつも駐車場で鶏メンチカツサンドと缶コーヒーで一息ついてから,また自宅へ向けてプレオを走らせてもらいましたです。復路でも雪がちらつく中淡々とプレオで走り,何事もなく自宅まで戻らせてもらいましたです。最高気温は5度でも2度下がれば3度ということでパナモリで走るには辛い状況になるので,最高気温も考えて走らないといけないなぁと思いましたです。月曜日は天気予報ではくもりだったのですが,最高気温は7度,午後の降水確率は10%ということなので,これならパナモリで走りに行っても大丈夫だろうということで,冬のフル装備をしてパナモリで東方面海岸線コースを走りに行くことにしましたです。この日は風もそんなに吹いておらず,往路を楽しく走っていると,バックミラーに後ろを走っているロードバイクが写り込んでいるではありませんか。こっちはパナモリに乗ったおっさんなので,さっさと抜いてほしいなぁと思っていたのですが,なかなか抜いてくれないので,そのまま走らせてもらいましたが,横道に入ったのかいつの間にか居なくなったので,また一人で淡々と楽しく走り,さてそろそろUターンしましょうかねということでUターンしてからコンビニで補給&休憩をさせてもらいましたです。前の週はあんだったから今週はクリームねということでクリームパンを買おうと思ったらない・・・しかし,普通のサイズではなく薄皮ミニパンならあったので,薄皮ミニパンのクリームパンで問題なしということで,紙パックのカフェオレと薄皮ミニパンのクリームパンで補給させてもらいましたです。復路も風があまり吹かず,これまたいい感じで走っていたのですが,4人で走っているロードバイクに気持ちよく抜かれてしまいましたです。どうみても結構なお値段のカーボンロードにいかにも走っていますといったウェアにどう見ても若そうなので,パナモリに乗ったおっさんとしてはどうぞどうぞといった感じでしょうか。とはいえ,途中で信号待ちで追いついたのですが,4人で走っていることもあり,走り出しがあまり早くなかったので,しょうがないなぁと思いながら抜かせてもらって前を走っていたのですが,途中で彼らの速度が上がってくると気持ちよく抜かれてしまいましたが,これまたどうぞどうぞということで。あっという間に4人組みのロードバイクが見えなくなってしまったので,これで落ち着いて自分のペースで走れるねということで,後は自分のペースで自宅まで走らせてもらいましたです。最高気温が7度の予報であれば,多少は気温が下がっても冬のフル装備で問題なく走れるということも分かったので,今後は最高気温もパナモリで走りに行くかどうかの判断基準にしようと思いましたです。
 火曜日からは仕事でバタバタしている間にあっという間に金曜日も終わってしまいましたです。今日はいつもどおりゆっくり起きてから朝ごはんを食べ,ワイシャツにアイロンをかけ,洗濯をして,買い物に行き,昼ごはんを食べてからブログネタを打っています。買い物に行くとき,ジャンパーをはおらず,パーカーだけで寒くなかったので,本当に今日は寒くないんだなぁと思ってしまいました。明日の天気は予報ではくもり昼過ぎから晴れ,午後の降水確率は10%,最高気温は7度ということで今日よりは寒いのですが,7度であれば問題ありませんので,予報が変わらなければパナモリで走りに行きたいと思っています。

 フルカワの日常ネタはこの程度にして,今回は昨年12月に2年ぶりにリリースされたSOUL FLOER UNIONのアルバム“HABITABLE ZONE”を紹介したいと思います。今回のアルバムも「ダンスは抵抗,誇りの回答!時代を塗りたくるエレクトロ・グラフィティ,生き抜くためのハードコア・マキシマムR&B全10曲!!ニューエスト・モデル結成35周年記念盤」ということで気合が入りまくっています。
 1曲目の“HABITABLE ZONE”はいきなりのタイトルナンバーで,ラジオのチューニングノイズのS.Eから始まり,力強いバンドの音に乗って中川敬が唄い始めるのですが,力強いバンドの音に負けないしっかりした唄でいいねぇと思って聴いていると,ツボを抑えた奥野真哉のキーボードに,高木克の気持ち良いスライド・ギターと,力強いだけでなく,そこはさすが長年のバンドマンという感じです。間奏では中川敬も気持ちよくギターソロを弾きまくってくれていますし,終盤のリクルマイのコーラスもカッコよいですし,最後にフィードバックノイズで終わるところはロックだねぇと思ってしまいました。
 2曲目の“RUN,DYNAMO,RUN!”という曲は,これはもうSOUL FLOWER流のポップソングだねぇと思ってしまいました。力強いバンドの音がグルーヴを作りながら,中川敬が語りかけるように優しく唄って,ホーンセクションっぽいキーボードはポップなメロディーを奏で,奥野真哉のキーボードは,奥野真哉だねぇとしか思えないフレーズを弾いてくれていて文句なしにあ~SOUL FLOWER UNIONだなぁと思ってしまいました。サビで中川敬に寄り添うように支えるコーラスを聴かせてくれているリクルマイもいい感じです。
 3曲目の“川のない橋”という曲は,タイトルからして“月が笑う夜に導師はいない”へのアンサーソングといった感じですが,奥野真哉のキーボードの音色にやられまくりのイントロに,レゲエの跳ねたリズムに乗って弾むように唄う中川敬と,重ための曲だった“月が笑う夜に導師はいない”とは打って変わってポップな感じの曲に仕上がっていますが,ポップだからこそスッと入ってくるんだなぁというのを感じました。
 4曲目の“A STRANGER IN WONDERLAND”という曲は,ギターのコードカッティングから始まり,そこにバンドの音が重なり,印象的なキーボードの音が素敵です。中川敬が言葉を押し込むようなテンポで唄っているのですが,昔のようにパンクなイメージがないのは,やはり唄い方が優しくなったからなのかな?と思ってしまいました。それから途中でオルガンっぽい音でソロが弾かれているのですが,これがまたTHE DOORSっぽくて,いい感じで,奥野真哉,いい仕事をしているなぁと思ってしまいました。
 5曲目の“団地のエコー”という曲は,少し肩の力が抜けたようなリズムに乗って,中川敬も肩の力を抜いたような感じでサラッと唄っています。サビのメロディーなんて優しさが全開なメロディーで,その後に弾かれるキーボードのメロディーも素晴らしく,力が抜けたバンドの音にスライド・ギターの音色が合うねぇとシミジミ思ってしまいました。
 6曲目の“ダンスは抵抗”という曲は,ピアノのリフで始まり,タイトルに負けない,思いっきりダンスチューンな曲になっています。中川敬の唄うメロディーも昇華していくようなメロディーで気持ち良いです。ホーンセクションの代わりに奥野真哉がキーボードで弾きまくってくれているのですが,これがまたいい感じでR&Bしています。というか力強いピアノのリズムがノリを作り,ホーンセクション代わりのキーボードが弾かれまくって,奥野真哉大活躍じゃないですか。
 7曲目の“LOCKDOWN BLUES”という曲は,ロックなギターカッティングから始まり,ドラムとベースがいい感じで心地よいリズムを組み立て,そこに奥野真哉がキーボードで色を添え,高木克もスライド・ギター弾きまくりで,中川敬は力強くも優しく唄いかけるというめちゃカッコいい曲に仕上がっています。しかし,タイトルはまさに今を感じさせるタイトルだなぁと思ってしまいました。こういう時代だからこそ,唇に唄をということなんだろうと思っています。
 8曲目の“オオイヌフグリ”という曲は,3連のリズムが気持ち良く,そこにアコーディオンのようなキーボードが気持ち良いメロディーを弾き,中川敬は少し字余りなメロディーで唄うことで,曲のリズム感を強調しているように感じました。サビでは中川敬のヴォーカルをしっかり支えるという感じのリクルマイのコーラスがいい感じだねぇと思ってしまいました。
 9曲目の“魂のありか~ALL POWER TO THE PEOPLE”という曲は,ソウルだねぇと思わせるようなイントロで始まり,唄が始まると少しクールな感じでバンドがリズムを組み立てているのですが,唄が進むに連れ,徐々にバンドの演奏も熱を帯びていき,クールに演奏するところとホットに演奏するところを反復しながら盛り上げてくれ,中川敬もシャウトし始め,「ALL POWER TO THE PEOPLE」と唄っているところは狙っているのかどうかわからないのですが,日本語英語っぽくて少し笑ってしまいました。
 ラストナンバーの“夜を使い果たそう”という曲は,ピアノとアコースティックギターで生っぽく始まったので,どういうアレンジにするのかな?と思っていると,アコースティックギターの音を支えるような少し抑えたバンドの音にグっときました。中川敬のヴォーカルは優しくも力強く唄い上げる感じで素晴らしいです。新型コロナウイルス対策で夜間外出制限となっている今,「夜を使い果たそう。音楽が舞い戻る。」というフレーズが実現するまではまだまだ時間がかかりそうですが,「夜を使い果たそう。音楽が舞い戻る。」まで待っていようと思いましたです。
 アーティスト・ダイレクト・ショップ購入特典ボーナストラックの“ダンスは抵抗(Gospel Renegade Future Bugalu Mix)”という曲は,原曲にパーカッションを加え,低音をメチャ強調したミックスになっているのですが,印象的なピアノのリフを気持ち良いくらいこれでもかと繰り返してくれているので,個人的にはメチャ気持ち良いです。中川敬の唄も「ダンスは抵抗,誇りの回答。ダンスは抵抗,世界の回答」の部分だけ切り取られているのですが,このミックスであれば,そこだけ唄ってくれれば十分ですという感じです。
 前作の“BUTTRFLY AFFECTS”はベースの阿部光一郎とドラムのJah-Rahが参加した初めてのアルバムということで,勢いはありましたが少しこなれていない感じがありましたが,今回の“HABITABLE ZONE”はバンドとしての音がこなれていて,感じとしては“SCREWBALL COMEDY”に近いのかなぁと思ってしまいました。

 ところで,新型コロナウイルスに関係で,チケットは買ったものの岡村靖幸のライヴが変更になったままだったのですが,今回,新たなツアー日程が発表されたところ,なんとフルカワの住んでいる街にはツアーに来ないことになってしまい,払い戻し対象になってしまいましたです。岡村ちゃんのツアーに行きたいのですが,このご時世ですので,遠征してまで参加するのどうか?ということもあり,チケットの払い戻しをして,ツアーには行けませんが,通信販売でツアーグッズを買わせてもらうことにしましょうかね。
 で,話は変わって,この間,パナモリで走っているとき,なぜかやたらとポルシェが走っていたんですよね。そうすると,当然「緑の中を走り抜けてく真っ赤なポルシェ」という唄が口から出てしまうのですが,そうすると,そのうち山口百恵のコンプリートシングルコレクションを買おうかねと思っていたのですが,猛烈に購入意欲が湧いてしまい,走り終わってからアマゾンでカートにインさせてもらいましたです。しかし,山口百恵だけ買うのもなぁと思っていると,こうなりゃどうしようかと迷っていた渡辺香津美高中正義のベスト盤もカートにインしてしまえ!ということで,はい一気に3枚(というかどれも2枚組なので6枚)買ってしまいましたが,まぁ,聴きたいときが買うときだし,そのうち買えばいいかと思っていたら欠品になってしまうこともあるので,まぁいいんでないかいということで。