ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

EXILE ON MAIN BEACH/SOUL FLOWER UNION


 この間の日曜日は,夕方に時間が取れたので,2時間30分ほど海岸沿いの道を45キロ走ったのですが,が,行きも帰りも向かい風で,翌日,久しぶりに長距離乗ったのと向かい風のおかげでちょっと筋肉痛になってしまいましたです。まぁ楽しかったからいいんですけどね。しかし,本当に日が短くなったので,帰りはライトを点けて帰ったのですが,疲れている帰りにダイナモライトの抵抗が加わったことも足に負担をかけたと思うので,日が暮れるまでに帰るようにしないといけないなぁと思いましたです。暗くなってから長距離走るのは危ないしね。
 えぇっと,遅まきながらWindows Vistaになった私のパソコンにもだいぶ慣れてきましたというよりも,以前の環境がだいぶ戻ってきましたです。やはり,ワンセグチューナーが回復したのは大きいなぁ。最初はドライバーが動かないというか,チューナーが認識されないので,チューナー自体がVISTA対応でないのかしら?と思いつつ,メーカーのサイトを調べてみると,新しいドライバーにすれば対応可とのことだったので,いそいそと最新のドライバーをインストールするとあっさり認識してくれましたです。ラッキー。基本的に居間の居住権がないことやテレビのチャンネル権がないことから,どうしてもパソコンでDVDを見たりワンセグでテレビを見たり(特に朝のニュースとか)しているので,パソコンのない生活が考えられないんですよね。
 しかし,Outlook2000がどうにもこうにも使えないので,結局ウインドゥズメールとカレンダーに切り替えたので,相方のジョルのデータが全く生かせなくなってしまいましたです。まぁ仕方ないか,というよりもジョルのカードスロットが途中でカード認識しなくなる症状が治らなくて,不便にしていたのですが,予備機でセッティングしてみると,きちんと動くので,カードスロット周りが壊れちゃったかなぁと思っていたのですが,ちょっと時間ができたので,確か,部品取り用の710はディスプレイが駄目になったので,720のディスプレイと交換すれば動くようになるんじゃない?と思い,いそいそと液晶の換装にチャレンジして,成功したかのようでしたが,液晶が点くことはありませんでした。液晶というよりも基盤の関係なのかなぁ。しかし,そうすると,2台とも基盤が逝かれているということは,どうしようもできないということで,予備機を出すことにしました。元720(現715)の寿命は3年だったかぁと思いつつ,そもそも中古をヤフオクで落としたものだしなぁ,こんなもんかと思いつつ,次の予備機を用意すべきか,そろそろジョルに引導を渡して,最近のそれなりのマシンを使うべきか・・・もう少し悩みたいと思いますが,新しく出した710(これだってヤフオクの中古だしね。)を2年使えば同じマシンを10年に渡って(しかもパソコンと違うから中身の入れ替えができないし。)使っていることになるので,そろそろ機種変更の時期なんだろうな(生産中止になってから,もう幾年月ですし・・・)と思うんですけどね。

 で,パソコン周りの話はこれくらいにして,今回はSOUL FLOWER UNIONの新しいライヴアルバム,EXILE ON MAIN BEACHを紹介したいと思いますです。SOUL FLOWER UNIONについては,ライヴでの演奏の完成度の高さが昔から有名なのですが,実は正式なライヴアルバムとしては10年前に出たHigh Tide&Moonlight Bashに続いての2枚目なんですよね(その分,マキシシングルにこれでもかっ!とばかりにライヴ音源を入れていますけど。)。今回のライヴアルバムでも相変わらず完成度の高い演奏というか,アルバムよりも勢いのある演奏になっていて,個人的にはこっちの音の方が好きなんですけどね。
 で,このアルバムは通常版とライヴインストもののCDが付いた限定版の2種類があるのですが,私は迷うことなく限定版を購入させていただきましたです。
 まず1曲目の“Intro〜レヴェラーズの入場”は,ライヴのオープニングS.Eですので,気分を盛り上げるためのおまけでございます。
 2曲目の“ラヴィエベル?人生は素晴らしい!”は,もうこれでもかっとばかりのたたみかけるような演奏で,まさにライヴの1曲目にふさわしい曲になっています。
 3曲目の“月光ファンファーレ”も静かなピアノのイントロから,怒濤のダンスナンバーに入るんですけど,奥野真哉のピアノがいい味を出していますし,上村美保子のコーラスも気持ちよく決まっていますです。
 続いて4曲目の“ホライズン・マーチ”はちょっとミドルテンポのレゲエナンバーなんですけど,踊れるよねぇ,この曲も。と,ここまでが最初の怒濤のダンスナンバーで,そろそろ一休みという感じかになりました。
 そうすると,5曲目ではその気持ちに応えるかのように“そら(この空はあの空につながっている)”が演奏されます。いいよねぇ,この曲は本当に。聴いていると目の前に画が浮かぶんですよね。激しくシャウトする中川敬もいいんですけど,こういう静かな曲で切々と歌う中川敬もいいなぁなんて思ってしまうので,お互い,40歳を過ぎてしまったからなんでしょうかね。
 一休みしたところで,6曲目はこれもレゲエっぽいリズムが楽しい“松:;葉杖の男”で踊らせてくれますです。ここでも奥野真哉のエレピっぽいキーボードの音がいいですよねぇ。それから,うつみようことは違った上村美保子のストーンとしたコーラスも気持ちいいです。
 7曲目も盛り上げ系のスカナンバーで“うたは自由をめざす!”なのですが,裏打ちのギターカッティングとジゲンの一回りゆっくりしたベースラインとの絡みが非常に気持ちいいです。また,シングルでは池畑アニキがドラムを叩きまくっていましたが,ライヴでは伊藤孝喜が気持ちよく叩きまくっていますです。
 で,ライヴならここらでそろそろ一休みかなぁと思っていると,8曲目に“寝顔を見せて”が入りますです。イントロのアコギのカッティングとアコーディオンの絡みは本当に美しいものを感じてしまいますです。しかし,ここでまで優しい中川敬なんて,昔は考えられなかったよなぁなんて思いつつ,上村美保子のサビのコーラスがあまりにも気持ちいいので,もういいにしたいと思いますです。
 9曲目は,ライヴらしいインプロの後,中川敬の「フリー!パレスチナ!」の一言から“パレスチナ”が重ためのリズムで始まるんですけど,“寝顔を見せて”の後にこんなメッセージ性の高い唄を持ってくるところはSOUL FLOWERらしいというか中川敬らしいというか。
 となれば,当然のように10曲目は“極東戦線異状なし!?”でございまして,否応がなしに盛り上がりますよね,この曲は。こんなにも重たいテーマの唄なのに,思いっきりあっけらかんと,ロケンロールをしてくれていますです。
11曲目は,定番というか,もう名曲の域に達してしまったのではないかという感じがしないでもない“満月の夕”なんですけど,やっぱり,いつ聴いても,いい曲はいいなぁと思わせていただきましたです。
 12曲目もしんみり路線で,これも私の大好きな“荒れ地にて”ですね。本当,NEWEST MODELの頃の(どう聴いても)高圧的な唄だった中川敬がこんなに優しい曲を書くようになるとはなぁと思いつつ,こういうのを聴くと,歳を取るのも悪くないと思ったりもします。
 13曲目は,そろそろエンディングに向けた盛り上がりをということで,ちょっと控えめながらもアイリッシュ+チンドンというとんでもない組み合わせを作り出した名曲“風の市”でございます。アイリッシュ+チンドンなのになぜかエイサーが似合うという,本当にこれぞジャパニーズ・ミックスチャーですな。
 14曲目は,きたぞきたきた,“神頼みより安上がり”でございますよ,これも早いジグのリズムでたたみかけるように演奏されるのですが,決してパンクではなく,中川敬の優しい視線の歌詞がきちんと歌われていますです。宗教が嫌いというか自分自身が宗教(別名「新興宗教自分教」ともいう。)の私としては,この曲は大好きですね。まさに「神頼みより安上がり!」でございます。
 15曲目で,ここにきたか“サヴァイヴァーズ・バンケット”が。でも相変わらず,奥野真哉のキーボードがカッコヨシですよね。「どこかで会う日まで,唄の続きをやろう」って死んだ彼らに語りかける中川敬の宗教観というか死生観を感じましたね。
 16曲目の本編ラストは,もうこれしかないよね,“海行かば 山行かば 踊るかばね”。これをやっちゃったら盛り上がるしかない,踊るしかないというとんでもない曲で,ライヴハウスが盆踊り状態になってしまいますよねぇ。家で聴いていても手と足が勝手に動いてきてしまいますです。
 ラストはライヴの雰囲気を出すためにエンディングS.Eとして“Outro〜愛の総動員”で終わりでございます。
 以下は特典CDなんですけど,ライヴでのインストを集めたものですが,これもなかなかカッコヨシなんですよねぇ。
 1曲目の“シンヤの祝福”ではタイトルどおり,奥野真哉のアコピが前面に出ていて。カッコイイです。
 2曲目の“旅を続けなくちゃ”も奥野真哉のアコピが前面に出ている上に,ポップな感じでよいでございます。
 3曲目の“名馬ワーラウェイ”も奥野真哉のアコピがはね回っています。まさにバンドっていうな音になっていて,メチャカッコイイです。
 4曲目の“アテルイとモレの遊撃戦”はタイトルからは分かりませんが,ジゲンのベースを前面に出したファンキーなナンバーになっています。
 以上,4曲はインストなので,あまり語ることができないのですが,とにかく聴いてみてほしいですね。
 ラストナンバーは,これも名曲だな,“アンチェインのテーマ”ですね。これだけはバンドのライヴではなくう,Soul Flower Acoustic Partizanのメンバーで中川敬奥野真哉リクオの3人で演っているのですが,三線,アコピ,アコーディオンの3つの楽器だけで,ここまで,というか,シンプルだからこそ心に染みるっていうのもあるんだろうなって改めて思ってしまいましたです。

 中川敬が「自分がいる限りSOUL FLOWER UNION」的なことを言っていましたが,確かに中川敬奥野真哉以外はメンバーチェンジをしながら,ここまで続いてきたので(その間,音楽的な振り幅も結構ありますし。),演るほうも聴くほうもジジイになるまで,演ってくれい!と思ってしまいましたです。

 で,話は変わって,昔々,SKINというバンドのSKINLESSというアルバムを取り上げたところ,同年代の方からコメントをいただきましたです。その方はHOT TVで検索していて偶然,このブログを見つけたそうです。なんかそういう書き込みをみると,ネットでスゲエなぁって改めて思うとともに,こんなブログでもちょっとは存在価値があるんだなぁって思ってしまいましたです。
 と書きながら,実は昨日,パソコンのマルチドライブが逝ってしまいまして,結局,私のパソコンはもはやフロッピィディスクドライブしか昔のパーツが残っていない状態になってしまいましたとさ。しかし,フロッピィなんてもう使うことはないのだけれど,なんとなくいつも組んでしまうんですよね。フロッピィディスク自体そろそろ無くなりつつあるので,そろそろ,この3.5インチベイに他の物を入れることを考えようかなぁ・・・と思ってもみたりしていますが,結構,貧乏性なのでどうなることやらですけどね。